2016/05/20

2016年5月20日(金曜)アジア・欧州市場の動き

2016年5月20日(金曜)アジア・欧州市場の動き

週末の金曜日、FOMC議事録後の変動も弱まり、経済指標の発表や発言も見られず、週末のG7では過大な期待感は少ない。

6月のFOMCで利上げムードは強い中で、日本株は米金利の上昇期待による悪材料にも底堅く推移し、日経平均株価は+89.69(+0.54%)上昇、中国株も強く、欧州株は上昇から始まり強い。WTIは49ドル台へと徐々に50ドル台の大台を目指す動きへ。

USDJPYは調整を繰り返しながらも110円台を維持、予想外に底堅さが感じられる。レンジは相変わらず109.50~110.50円のレンジ中で推移し、円ブル派もベア派もやや疑心暗鬼になっており、新たな材料に反応しやすくなっているように感じられてならない。

GBPUSD、欧州市場の序盤から売りが強く、昨日の上昇スタート地点より値を下げ、不安定なムードが続いている。これからも英国民投票の世論調査の結果で、投機筋が短期的に相場を動かす流れが続きそうである。

EURUSDは、FOMC議事録後の戻り高値となる1.1230を超えられず、1.1180~1.1230の狭いレンジに収まり、強さは感じられず。