2016/05/23

2016年5月23日(月曜)アジア・欧州市場序盤の動き

2016年5月23日(月曜)アジア・欧州市場序盤の動き

週明け月曜日の為替相場は、G7が過ぎ、先週末NY市場の終盤の円買いの流れを継承、欧州市場の序盤はその流れが加速へ。

大幅安でスタートした日経平均株価は、一時300円超の下げとなったが反発し-81.75(-0.49%)で終了。原油価格(WTI)も47ド台後半で弱含みで推移。

USDJPYは、110円の大台を割り込み仲値過ぎには109.60台まで下落。クロスで円全面安となり、一時109.95円まで値をどすも110円の売りは厚く、欧州勢の参入に逆にクロスで円高が加速し、109.50円を割り込む。

大手投機筋の間でも今後の円相場の見通しは、円ブル派とベア派に分かれている。USDJPYの買い意欲は109.20~50円にあり強そうである。ただ、110円台を維持できないこと人でもなれば、円高の動きが強まる可能性は高くなる。

先週のG7へは期待していなかったが、先週金曜の110.60円近辺からの下落と、110円の上値の重さを目の前で見ると、伊勢志摩サミットに向け、極端な円安は考えにくいように思われてならない。

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ゴールドマンサックス=原油価格は2020年まで平均50~60ドル台で推移。

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