2016/06/22

投票まであと一日。結果判明まであと2日。


投票まであと一日。結果判明まであと2日。

明日23日の英国民投票を直前にして、英国民はEUから離脱を支持するのでしょうか? それとも、残留を支持するのでしょうか?

色々な意見が流れ、離脱時のリスク、残留時のリスク、その際のポンド相場の変動予想など、どこを見てもこの手の材料・記事で溢れています。

我々日本にいる日本人がどう考えてもこの答を見出すことはできないでしょう、そのためメディアに頼らざるを得ないのが実情です。(洗脳されないようにしましょう!)

世論調査は相変わらず残留支持・離脱支持が拮抗し、態度を決めかねている人の動向でどちらにでも転ぶ可能性があるということでしょう。

ただ、ブックメーカーのオッズでは残留の掛け金が圧倒的に多く、常識的に考えても、英国民が今後の英国を不安に陥れるリスクを冒すことはないと考えることも自然です。

問題は仮に離脱が決まった場合ですが、ポンド売りになることは間違いないのですが、他のEU加盟国へのEU離脱の伝染はないのでしょうか?

24日日本時間昼ごろ、(もっと早いのかもしれません!)結果がでるまでは、あれこれ考えず、何もせずに様子をみませんか?

何れに転んでも、為替市場を含め金融市場が混乱し、ポンド相場のみならず、全ての通貨ペアで激しい上下変動が繰り返されることでしょう。

結果は我々が活動している日本時間(東京市場)に結果が判明する幸運を生かしたいと思っている人も多いことでしょう! 

丁半博打を好む人にとっては、今年最高のスチュエーションとなること間違いなし!

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金融市場を含め多くの企業や投機筋は、もしものリスクをヘッジせざるを得なかったことでしょう!(過去形)。

そのため、FXオプションはスポット、フォワード市場でヘッジすることでポンドやユーロが下落しました。

より下落するだろうとの思惑に投機筋がさらに積極的に売りを仕掛けるのが常で、先週15~16日のポンド急落は現時点でのセーリングクライマックスでな。

ポンドのオプションボラも高水準を維持していますが、一時よりは低下し落ち着いてきています。

GBPUSDの相場もご存知の通り16日の1.4→1.48近辺へと上昇し、5月から続いている高値圏で推移し、200日移動平均線1.4680に近い水準で取引が続いています。

GBPUSDの水準ですが、23日の英国民投票の結果が判明するまでは、この200日移動平均線1.4680以上では買われすぎに思えるのですが、金月曜日のギャップを空けた1.4350近辺を割り込む売りも売られ過ぎに思えてなりません。

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