2016/06/17

2016年6月17日(金曜)欧州・米国市場序盤の動き

2016年6月17日(金曜)欧州・米国市場序盤の動き

週末の金曜日、日本株・アジア株の上昇、欧州株の上昇に続き、期待された米株はマイナスからスタート。原油価格(WTI)は47ドル台を回復、米金利は上下変動し小幅高。

為替相場は、今週に入り日米金融政策や、英国民投票の事前予想に翻弄され続け、疲れが感じられ、重要な経済指標の発表もなく、動きは鈍い。

USDJPYは、104円台の前半で動きは止まり、EURUSDは1.12台で上下変動するも、徐々にビットアップし、1.1280台まで上昇。GBPUSDは1.4220~1.4310の110ポイント幅で上下変動。AUDUSD+NZDUSDもアジア市場から続くレンジを抜け出せず。

そんな中で、原油価格の上昇に弱いカナダのCPIにもかかわらず、USDCADは1.2850台まで下落し、CADの買い戻しが見られた。

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USD 5月 住宅着工件数=前月比-0.3%(予想-1.9% 前回6.6→4.9%)、116.4万件(予想115万件 前回117.2→116.7万件)、建設許可件数=前月比0.7%(予想1.3% 前回3.6→4.9%)、113.8万件(予想114.5万件 前回111.6→113.0万件)→ 住宅着工件数は予想を上回るも、建設許可件数は予想を下回る

CAD 消費者物価指数=前月比0.4%(予想0.5% 前回0.3%)、前年比1.5%(予想1.6% 前回1.7%)、コア前月比0.3%(予想0.3% 前回0.2%)、コア前年比2.1%(予想2.1% 前回2.2%)→ 予想を下回る

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6月のFOMC金利予測分布図で、ブラード・セントルイス連銀総裁が長期金利予測を示さず。

ブラード・セントルイス連銀総裁=インフレ期待は低すぎ、リスクを生む。

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