2016/06/23

2016年6月23日(木曜)アジア・欧州市場序盤の動き


2016年6月23日(木曜)アジア・欧州市場序盤の動き

英国民投票は午後3時に開始、市場は過敏に反応し今日もその兆候が見られる一日。明日がさらに為替相場の大変動を予感。

NY市場のクロージング近辺の午前6時、オセアニア市場で、英国民投票の世論調査で残留支持派が拡大したことを材料に、相場の流れは急変。

薄い市場の中で、株高+ドル安+円安(含むクロス)、豪ドル+NZドルも上昇。

ただし、午後3時には円買いが強まり、結局は円はクロスで元の水準に逆戻り。

日経平均は+172.63(+1.07%)上昇、欧州株も強く、原油価格は49ドル台半ば近辺で推移。

==================================

ドル円は、NY終了時の前後で104.40→105近辺まで急進、午後3時の英国民投票開始の時刻に合わせたわけではないだろうが、104.70台→104.00台まで一時急落。見事な上下変動の相場。

GBPJPYなどの円クロスの巻き戻しと思われるも、英国民投票の最中で市場参加者が過敏になっていることは間違いなく、ちょっとした材料で上下変動しやすくなっている。

今日の1円幅で落ち着けばまだいいのだろうか? 明日は上下2円、いや3円近い変動も覚悟せざるを得ない。

ユーロドルは、ドル円と動きを同じくし、午前6時に1.1300近辺→1.1350近くまで上昇、1.1350の壁は厚く上げ止まり、午後3時から続落し、1.1320台で下げ止まる。

ポンドドルの値動きもユーロドルと同じ、早朝に上昇し1.4700→1.4840台、午後3自から1.4800→1.4730まで下落するも、NY終値を上回り底堅い。



==================================