2019/12/10

2019年12月10日(火)15時00分ごろの動き

2019年12月10日(火)15時00分ごろの動き

そうでなくてもいつもながら動きは鈍いアジア市場は、11日の「米CPI+FOMC」、12日の「ECB理事会+英総選挙」、15日の「米国の対中第4弾制裁発動」を控え、株・債券・為替相場と積極性に欠ける動きはやむなし。

日経平均株価は小幅安、上海総合は大きな変化は見られず、WTIも然り。為替相場は、実需筋の買いに小幅上昇しているNZDUSD、英総選挙をめぐり保守党勝利の期待感に底堅いGBPUSDを除き、USDJPY、EURUSD、AUDUSD、USDCADと前日比で0.1%以下の変動率にとどまり、鳴りを潜めている状況となっている。

USDJPYは、早朝の108.53をボトムに一時108.66まで上昇するも伸びは限定的で、取り巻くリスクを考えると上値の重さがどうしても気になってしまい、下値リスクを意識。

EURUSDは、早朝の1.1063をボトムに一時1.1071まで上昇。これが全てで、EURGBPの下落の影響とは別に、GBPUSDの方向性に動きがフォロー。ただし、上下共に限定的。

USDCADは、USMCAの動きが気になり期待はCAD買いながら、1.3229~45の狭いレンジを抜け出せず。一度1.33台に乗れば売りやすくなるのだが!

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9:30    AUD 11月 NAB企業信頼感指数=0(予想 前回2)、企業景況感=4(予想 前回3.0→4.0)
9:30    AUD 第3四半期 住宅価格指数=前月比予想2.4%(前回1.5% 前回-0.7%)、前年比-3.7%(予想-4.6% 前回7.4%)

10:30    CNY 11月 消費者物価指数=前月比0.4%(予想0.1% 前回0.9%)、前年比4.5%(予想4.2% 前回3.8%)

10:30    CNY 11月 生産者物価指数=前年比-1.4%(予想-1.5% 前回-1.6%)

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