2020/05/08

2020年5月8日(金)15:15時ごろの動き

2020年5月8日(金)15:15時ごろの動き

終末の金曜日。欧米やオセアニアではロックダウンの緩和や解除の動きが広まり、原油価格も強含みで推移。結果として株価の上昇が目立ち、日経平均株価は2万円の大台を回復。

米国市場では今週のメインイベントの米雇用統計が控えているが、失業者数の大幅な上昇は避けられず、どのように反応するのか興味深い。また、同時刻にはカナダのGDPも発表され、相場が動くことは間違いない。

アジア市場では豪中銀四半期金融報告が発表され、2020年のGDPが-6%とで2021年+6.0%の予想が発表された。モリソン豪首相は7月までに経済活動を完全に再開する計画を発表と、経済の回復期待が強まっている。

どうなるのか気をもんだ、米中ハイレベル電話協議では、ライトハイザー、ムニューシン両氏と劉鶴副首相が参加しているが結果は不明。

日経平均株価は504.32(+2.56%)上昇して引けた。原油価格も24ドル台を維持、上海総合も強く、米10年債利回りは0.64%近くと若干の上昇へ。

USDJPYは、日本株高の流れにも106.50台を回復できず上値の重い展開となっているが、ボトムも106.22と底堅く、目先はギブアップ。

昨日に続き、AUDUSD+NZDUSDは他の主要国を上回る上昇率で、AUDUSDは0.6490台をボトムに0.6548まで上昇している。

EURUSDは、走行の1.0820台をボトムに一時1.0850台まで上昇するも、積極的な動きは見られず。

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8:01    GBP Gfk消費者信頼感・速報値=-33.0(予想-15 前回-34)

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ミシガン州は11日から製造業を再開(7日)新型コロナウイルスの流行で自動車メーカー各社が打ち出した従業員数千万人のレイオフ(一時帰休)措置の解除に向け、大きなハードルが取り除かれた。

中国の劉鶴副首相と米国のライトハイザー通商代表部(USTR)代表およびムニューシン財務長官が8日に電話協議し、両国が今年初めに署名した第1段階の通商合意について話し合った。

国際通貨基金(IMF)は世界経済の見通しについて、最新の予測を発表した3週間前より悪化しているとの見方を示した。また、金融市場には混乱の波がさらに押し寄せる可能性があるとしている。IMFチーフエコノミストは、発展途上国の対外的な資金需要はIMFが以前に予測した2.5兆ドル(約266兆円)を大幅に上回るとの見方を示した。

ロバートソンNZ財務相は、RBNZが政府から直接、国債を購入する必要はない

ロウ総裁は、声明で「このような異例な状況の中、国民の経済的福祉を推進する理事会の任務に沿って、豪中銀は景気回復に向けた架け橋を構築する上で引き続き役割を担う」と語った。

豪中銀四半期金融報告は、GDPは2020年が-6%、2021年+6.0%を見込む。CPIは2020年6月時点で-1.0%、失業率は2020年6月時点で10%と予想。雇用・インフレ環境が進展する前に金利を引き上げることはない

モリソン豪首相は、新規の新型コロナウイルス感染者が1日当たり20人を下回ってきたことを受け、感染の抑制継続を前提に3段階に分けて7月までに経済活動を完全に再開する計画を発表した。次のステップは経済の信頼を再構築すること。3段階の経済活動再開に向けた計画を内閣が承認。85万人の仕事が回復すると見込む。

トルコの銀行監督当局は7日、BNPパリバ、シティバンク、UBSの欧米3行にリラの取引をすることを禁止した。

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