2018/11/30

2018年11月30日(金曜)アジア・欧州市場序盤の動き

2018年11月30日(金曜)アジア・欧州市場序盤の動き


G20サミット、米中首脳会談(1日)、日米、日中の首脳会談も予定されている。トランプし曰く「G20deha重要な会談が予定されており、非常に生産性のあるものになるだろう」と。

米中の当局者は数週間に渡り、米中貿易戦争の停戦で協議を重ねてきたいとの報道もある。トランプ氏だけに何がくちから飛び出すか不明ながら、クリスマス休暇入りのこの時期では貿易戦争の休戦条約が締結されてもおかしくない。(個人的にはこの可能性が高いと思っているが)

休戦条約の内容にもよると思うが、とりあえずは関係なく、市場は停戦=円売り(AUD+NZD)の買いと株価の上昇とで反応すると思われる。仮にあったとすれば週末の中での合意だけに3日(月曜)のオセアニア市場で相場がすでに急変しており、東京市場にはいって株価の変化と為替の変化が同時に起こることになる。

逆になければ、円高(限定的と思われるが)と株安に動くことになり、どちらに賭けるか、それこそスペキュレーション。

さて、アジア市場は、日経平均株価が後半から終盤にかけ+88.468(+0.40%)と上昇、中国株も一時の下落から終盤にかけて反発。上海総合は+20.745(+0.81%)の上昇へ。逆に欧州株は弱含みで推移。

為替市場は、全体的に動きが緩慢であることは間違いない。USDJPYは113.34~早朝の113.48の狭いレンジで完全に米中首脳会談待ちの相場。

EURUSDは、欧州市場に入り売り傾向が強まっているが、それでも1.1375~00の狭いレンジ。 他の通貨ペアも推して知るべし。イタリアのメッサジェッロ紙は「コンテ首相とトリア経済・財務相が、EUとの合意を目指し財政赤字のGDPを2.0%に引き下げを検討」とあるが、どうなることやら。



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