2015/10/31

2015年10月31日(土曜) 昨日30日 海外市場の動き

2015年10月31日(土曜) 昨日30日 海外市場の動き

週末・月末の為替市場は、米株と米金利は低下し、月末の特殊要因+弱い米経済指標にドルは下落へ。ドル高基調は変わらず。

米シカゴPMIは強かったが、米個人所得・個人消費支出は弱く、米ミシガン大学消費者信頼感指数も弱く、NYダウは17,755.80→17,633.54と低下。

米10年債利回りは2.1725→2.1439%へ低下、ドルインデック(DXY)も97.282→96.953へ低下へ。WTIは46.06→46.44へ上昇。

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USDJPYは、日銀は一部期待を裏切る金融政策の据え置きを決定。2%の物価目標の達成時期を先延ばし、経済・物価見通しを下方修正へ。黒田日銀総裁は「追加緩和せずとも中銀の信認は崩れない」と、追加緩和を期待する発言も見られず。

日銀要因で、120.20円台~121.40円台の大変動を見るも、一日を通じて上下変動幅は大きいが、120.00~30円の買い圧力は強く、121円台の売りは強い流れは変わらず。

目先は上値が重く下値トライが続いているが、共にポジション的に軽く今後も変動幅が大きな相場が続きそうである。

EURUSDは、FOMC後のショートカバーが続き、ドイツに続きユーロ圏のCPIもマイナスを脱却(もっともゼロ%)。弱い米経済指標も加わり、1.1030を超えてからは短期投機筋の買い戻しが強まり、月末のEUR買いが始まると1.1060台まで上昇。買い一巡すると今度は、トレンドフォローの売りへ、結局は1.1000近辺に逆戻り。

AUDUSD、NZDUSD、GBPUSD、USDCADと、ドル売りの流れが続くも、基本は弱い米経済指標とFOMC後のドルロングの調整色が強くい。資源国通貨は商品価格の上昇もあり若干プラス材料となっている。

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CAD 8月 GDP=0.1%(予想0.1% 前回0.3%)、前年比0.9%(予想1.0% 前回0.8→0.7%)→ 予想を下回る。

USD 第3四半期 労働コスト指数=前期比0.6%(予想0.6% 前回0.2%)。

USD 9月 個人所得=前月比0.1%(予想0.2% 前回0.3→0.4%)、個人消費=前月比0.1%(予想0.2% 前回0.4%)、PCEデフレーター=前月比-0.1%(予想-0.1% 前回0.0%)、前年比0.2%(予想0.2% 前回0.3%)、PCEコア・デフレーター=前月比0.1%(予想0.2% 前回0.1%)、前年比1.3%(予想1.4% 前回1.3%)→ 予想を下回りドル売りの材料となるも動きは少ない。

USD 10月 シカゴ購買部協会景気指数=56.2(予想49.0 前回48.7)→ 予想を上回る。

USD 10月 ミシガン大学消費者信頼感指数・確報値=90.0(予想92.5 前回92.1)、景気現況指数=102.3(速報106.7)、消費者期待指数=82.1(速報値82.7)→ 予想を下回る。


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アトランタ連銀GDPNow=第4四半期GDP予測値2.5%。

予算関連法案=米下院に続き上院は30日に連邦債務上限を含む2016年、2017年会計年度の予算案を可決。オバマ米大統領は11月2日にも予算関連法案に署名する見通し。

ジョージ・カンザスシティー連銀総裁=今年の国内景気拡大ペースがより長期のトレンドと一致し、労働市場もかなり急速に回復した。

人民元上昇=中国人民銀行の委託介入との見方もあり、オンショア市場とオフショア市場で急伸→ IMFのSDR採用協議を前に、今後も継続的に続くとみられている。

ラッカー・リッチモンド連銀総裁=労働市場はかなりタイトへ。

11月1日より、米国市場は夏時間から冬時間へ移行

ウィリアムズ・サンフランシスコ連銀総裁=12月のFOMCは利上げがかなりあり得る会合だが、利上げを決定するにはさらにデータが必要で、利上げの時期をまだ決めていない。

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2015/10/30

2015年10月30日(金曜)欧州・米国市場序盤の動き

015年10月30日(金曜)欧州・米国市場序盤の動き ドル買いの流れでも、弱い米経済指標に月末需要のドル売りが強まるが、引き続きドル高基調は変わらず。 前日の米中古住宅販売成約、今日の米ミシガン大学消費者信頼感指数と弱く米株はマイナス圏へと落ち込み、米金利は伸び悩み、ドル売りの流れが続く。 USDJPYは、アジア市場では、一部で期待された日銀の追加緩和もなく、直後は円買いが強まるり120.20円台へ。 しかし、経済・物価見通しを下方修正し、2%の物価目標の到達時期をさら後退させ、補正予算の期待も強く株高に、円売りが加速。さらに、「経済・物価情勢の展望」でも、15年、16年のGDPとCPI見通しを下方修正し、逆に円売りが加速し121.40円台へ。 今度は、121.50円をトップに週末・月末のポジション調整や、実需の売りが厚く、120.20円台へと逆戻り、ドル円らしくない上下変動の激しい展開が続いている。 EURUSDは、欧州市場の1.0960台をボトムに、先日のドイツに次、ユーロ圏のCPIも前年比0.0%とマイナスを脱した上昇、弱い米経済指標も加わり、1.1020 ~30を超えストップの買い+月末のEUR買いに1.1070台へと上昇が続いている。 GBPUSDも、1.5300台をボトムに欧米市場で続伸、弱い米経済指標に1.5390台へ上昇へ。 ※※※※※※※※※※※※※※ 日本の全国CPIは前年比0.0%と前回より低下、コアは前月と変わらず予想よりマイナス幅は減少、コアコアは前月より上昇し予想と変わらず。 黒田日銀総裁=物価2%程度に達するのは2016年度後半ごろ。15年度から16年度にかけて潜在成長率上回る成長続ける。 ドイツに次、ユーロ圏のCPIも前年比0.0%とマイナスを脱した。

2015年10月30日(金曜) 昨日29日 海外市場の動き

2015年10月30日(金曜) 昨日29日 海外市場の動き

弱い米経済指標にドル買いも弱まり、GBPUSDは上昇へ。

FOMC後の金融市場は利上げを織り込む動きが続くが、米雇用は改善傾向が続く中で、米第3四半期GDP速報値は弱く3.9%→1.5%へ予想を下回る落ち込み+米NAR中古住宅仮契約も-2.3%(予想1.0%)と弱い。ドル高基調は続くも、ドル買いは弱まりGBPUSDは上昇へ。

◎FOMC+堅調は米7年債入札に米金利の上昇傾向は止まらず、10年債利回りは2.17%台へ、2年債は0.72%台へ上昇、3か月物ドルLIBORは0.3289→0.3451%へ大幅上昇し、12月の利上げを織り込む。。
◎NYダウは先日の終値を越えられず小幅下落。
◎原油価格(WTI)は45.16~46.79で上下するも、前日とほぼ同じ45.80近辺で推移。

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為替相場は、ドル高基調は続くも、通貨間で動きは異なる。

AUDUSDは続落、GBPUSDは続伸、USDJPYは続伸、USDCADは続落、EURUSD+NZDUSDは上下しながらも小幅な上昇にとどまる。

EURUSDは、1.0900をボトムに独CPIが上昇に転じ、ユーロ圏の景況感指数も強く1.0980まで上昇へ。しかし、米独2年債利回り格差は9年ぶりの高水準で、FRBとECBとの金融政策の違いは強く、ポジション調整や実需の買いは強いが、ユーロのセンチメントは弱い。

GBPUSDは、英小売売上高指数が6カ月ぶりの低水準で上値の重い展開が続いたが、英2年債上昇し、弱い米NAR中古住宅仮契約の発表を契機に1.5320まで続伸へ。クロスでもポンド買いが強まる。

USDJPYは、FOMC後の米利上げ期待は強く、日米金利差拡大によるドル買いは強く、120.60台をボトムに、弱い米経済指標にも続伸。しかし、30日の日銀の追加緩和の有無は気になり、121.50円のビックポイントは試すことなく121.20円近辺を高値に上げ止まる。

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S&P「英国のEU離脱を示す「ブレグジット(BREXIT)=英国がEUを離脱すれば、格付けを最大2段階引き下げる可能性がる。英国で2017年末までに実施される予定のEU離脱の是非を問う国民投票で離脱が多数派を占めれば、英国の格付けを1段階引き下げる。

中国共産党の党中央委員会第5回全体会議(5中全会)=全ての夫婦に対して、2人の子供を持つことを認める。今後5年間で経済成長に占める消費の割合を大幅に高める方針。相対的に速いペースでの経済成長を維持するため、経済政策の的を絞った調整を拡大。国民1人あたりの所得について、2020年までに2010年比で倍増させる。

リーカネン・フィンランド中銀総裁=ユーロ圏景気が改善する中でのインフレ率鈍化は依然として大きなリスク。

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2015/10/29

セミナーのお知らせ

セミナーのお知らせ

11月11日(水曜)、14:00~16:30に、サンワード貿易株式会社主催のセミナーで講師を務めます。今日は、その内容をご紹介します!

1.2015年終盤にもつれ込んだ米利上げ観測に、ドル相場はどのように変化してくるのか? 

2.イベント取引は、極短時間で決着がつく、バイナリ―オプションに似ていますが、意外と効率的な取引!  過去6カ月から1年間の実績を踏まえて、そのやり方をお話しします。

3.金利差は縮小し、キャリートレードのしにくい時期ではありますが、通貨ペアを選択することで、意外にも興味深い取引にです。その方法を説明します。

是非、ご参加ください。


http://www.sunward-t.co.jp/seminar/2015/20151111_ek/index.html


2015年10月29日(木曜)欧州・米国市場序盤の動き

2015年10月29日(木曜)欧州・米国市場序盤の動き

先日の12月利上げ期待が強まったFOMCの余韻を残し、米金利は大幅上昇し+米株弱く、米GDPは弱かった。通貨間で動きが異なるも、、全体的にはドル高基調は変わらず。


NZDUSDは、早朝のNZ中銀は金子を据え置くも、声明で追加利下げの可能性を示唆、直後は0.6620台までNZD売りが強まるも直ぐに買い戻され、欧米市場に入っても0.6650~0.6710のレンジ内で上下。

USDJPYは、アジア・欧州市場では120.60台を底値下げ止まり、米金利の上昇と30日の日銀の利上げの思惑も強く反転し、121.10円台まで一時上昇。しかし、弱い米GDPもあり目先は上げ止まる。

EURUSDは、1.0920をボトムに下げ止まり、強いユーロ圏景況感指数に1.0970台まで買い戻されるが、1.0920台~70台のレンジへ。独消費者物価指数は予想外に強い。

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21:30 USD 第3四半期 GDP・速報値=前期比年率1.5%(予想1.6 % 前回3.9%)、個人消費=前期比予3.2%(想3.3% 前回3.6%)、GDP価格指数(デフレーター)=前期比1.2%(予想1.4% 前回2.1%)、コアPCE価格指数(デフレーター)=前期比1.3%(予想1.4% 前回1.9%)→ 予想を下回りドル売りが一時強まる

21:30 USD 新規失業保険申請件数=26.0万件(予想26.5万件 前回25.9万件)→ 予想より改善へ

22:00 GER 10月 消費者物価指数・速報値=前月比0.0%(予想-0.1% 前回-0.2%)、前年比0.3%(予想0.2% 前回0.0%)、HICP前月比0.0%(予想-0.1% 前回-0.3%)、HIPC前年比0.2%(予想0.0% 前回-0.2%)→ 予想を上回りも直後のEUR買いは限定的。

23:00 USD 9月 中古住宅販売制約=前月比-2.3%(予想1.0% 前回-1.4%)、前年比3.0%(予想 前回6.1%





2015年10月29日(木曜)アジア・欧州市場序盤の動き

2015年10月29日(木曜)アジア・欧州市場序盤の動き

FOMC直後の反応の大きさを考えれば、いかに市場参加者は米利上げに疑問を持っていたかということが解る。逆に、日銀も30日に追加緩和をしなくても、今後の会合で追加緩和の思惑が絶えず円安相場へ引っ張り続ける可能性が高くなっている。もちろん、思惑による円ショートの巻き戻しはいつものことで、基本は押し目買い。

ECBは12月の理事会で追加緩和の可能性を示唆し、CADは弱いCPIと伸びない原油価格にドル高の流れは続き、NZも今日の金融政策委員会で追加緩和が示唆され、AUDも追加緩和の可能性は消えてはいない。

目先は、今日午後9時30分の米第3四半期GDPの速報値で一波乱あることは避けられそうにないが、昨日の各通貨の高値(ドルの安値)を超えて逆戻りすることも難しく、ドル高基調は変わらず。

USDJPY、FOMC後に120.50~60円を超えて→121.25円まで上昇するも、120.60円まで一時値を下げ、120.60~80円のレンジで動けず。円安が加速していることで、無理に日銀が追加緩和をしなくてもいいのでは? との意見もあるが?

EURUSD、FOMC後に1.1080→1.0900まで急落、欧州市場で買い戻しが強く1.0960台まで値を戻す。テクニカルにもEURの底値は見えず、大量移民流入による混乱も無傷とはいえないだろう! ポジション調整と実需のEUR買いが強まったところが、売り場のイメージは変わらず。

GBPUSD、FOMCの発表前から1.5340台を高値に上げ止まり、1.5340→1.5250まで急落、1.5270台を戻り高値に上値の重い展開が続く。

AUDUSD、FOMCで0.7150台→0.7080まで急落、戻り高値も0.7120台へ届かず、上値の重い展開が続く。

NZDUSD、FOMCで0.6720→0.6640台まで急落、早朝にNZ中銀は政策金利2.75%の据え置きを決定、声明では利下げの可能性を示唆ち直後は0.6620まで急落するも直ぐに0.6720直前まで値を戻したが、再び0.6650っ近くまで値を下げている。


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NZ中銀は声明=NZドル高が続くなら追加利下げが求められる。中国や東アジアの成長見通しに懸念が残る。引き続き今後の経済指標次第で、現時点では様子見が適切。


李克強中国首相=今後5年間は最低6.53%の成長が必要。

2015年10月29日(木曜)昨日28日、海外市場の動き


2015年10月29日(木曜)昨日28日、海外市場の動き

世界中の市場参加者が注目した、FOMCは「米経済は緩やかなペースで拡大」とあり、「9月の声明にあった世界経済をめぐるリスクが米経済に与える潜在的な影響」については言及せず。

ハト派が拡大していた12月のFOMCでは、にわかに利上げ期待が高まり、短期金利先物市場は、12月利上げ確率が34%→47%へ上昇。ECB、BOJ、PBOC(中国人民銀行)の緩和策との違いが再びクローズアップ。

12月の米利上げ期待が復活しドルは全面高。米金利+米株は上昇し、原油価格も大幅上昇。

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USDJPYは、200時間MA120.20円近辺をボトムに上昇、200日MAの121.01円近くへと上昇、再び安定水準へ、問題は動きの異なる円クロスの行方!

EURUSDは、1.1100、1.1000を割り込み、1.0900でようやく下げ止まる。FRBとECBの政策の違いがより明確になり、12月のECBの追加QEの可能性がテーマ。今後は1.100~1.1050がトップに、EURの弱気ムードは変わらず。

AUDUSDは、0.7100を割り込み一時0.7080近くまで下落後に、0.7100台へ復活。弱いCPIに追加緩和の可能性も復活し、FRBとRBAの違いは明確になり、0.7120近辺をトップに戻り売り圧力は続く。

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WTIは米利上げ期待の高まりにも関わらず、在庫減や製油所稼働率の上昇に一時46ドル台へ。

米10年債利回りは一時2.1%台へ上昇。

ダウ平均株は、200ドル近く上昇へ。

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FOMC=政策金利0.25%の据え置きを決定、予想通り。FOMCは12月に利上げの可能性をより明確に示唆、ドルは全面高。

FOMC声明=海外の経済、金融動向を引き続き注視するも、9月の声明にあった世界経済をめぐるリスクが米経済に与える潜在的な影響については言及せず。

FOMC声明=労働市場の伸びは鈍化したものの、米経済の雇用創出能力に対する信頼は揺らいでいないと認識。

FOMC声明=米経済は緩やかなペースで拡大、経済活動および労働市場の見通しをめぐるリスクはほぼ均衡。

FOMC声明=低水準のインフレ率が目標の2%に戻るとの「合理的な確信」を持ちたい。

FOMC声明=第3四半期GDPや10月、11月の雇用統計など、2カ月分の指標を精査。

FOMC声明=ECB、BOJ、PBOCの緩和策による影響を見極める。ドル高による米輸出への悪影響やインフレ抑制の影響を勘案。


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アトランタ連銀GDPNow=第3四半期GDP予測値、貿易赤字の縮小に、0.8%→1.1%へ上昇修正。

FOMC!


FOMC!

12月の米利上げ期待が復活しドルは全面高。米金利+米株は上昇し、原油価格も大幅上昇、

ECB、BOJ、PBOCの緩和策との違いが再びクローズアップ。

豪CPIは弱く豪中銀の追加緩和期待が復活、NZ中銀も来年初めの追加緩和の期待感は残り、12月利上げの実施を見極めるまでドル高基調に変化なし。

短期金利先物市場は、12月利上げ確率が34%→47%へ上昇。

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FOMC=政策金利0.25%の据え置きを決定、予想通り。FOMCは12月に利上げの可能性をより明確に示唆、ドルは全面高。

FOMC声明=海外の経済、金融動向を引き続き注視するも、9月の声明にあった世界経済をめぐるリスクが米経済に与える潜在的な影響については言及せず。

FOMC声明=労働市場の伸びは鈍化したものの、米経済の雇用創出能力に対する信頼は揺らいでいないと認識。

FOMC声明=米経済は緩やかなペースで拡大、経済活動および労働市場の見通しをめぐるリスクはほぼ均衡。

FOMC声明=低水準のインフレ率が目標の2%に戻るとの「合理的な確信」を持ちたい。

FOMC声明=第3四半期GDPや10月、11月の雇用統計など、2カ月分の指標を精査。

FOMC声明=ECB、BOJ、PBOCの緩和策による影響を見極める。ドル高による米輸出への悪影響やインフレ抑制の影響を勘案。


2015/10/28

2015年10月28日(水曜)欧州・米国市場序盤の動き

FOMCはイエレンFRB議長の記者会見もなく、ハト派・タカ派の意見が混在、利上げの可能性は低く、声明の結果でどちらへ動くは予想できず。

o欧米市場はEURのショートカバーにEURUSDは上昇、WTIは強くUSDCADは下落、他の主要通貨は、横ばいからドル買いの流れが続く。

EURUSDは、スウェーデン中銀のQE拡大によるEURSEKの売りが強く、EURUSDをサポート。エストニア中銀総裁、ラトビア中銀総裁と、ECBによる年内のQE拡大の必要性を否定し、1.1060を超えてからは、FOMC前のショートカバーが強まり1.1080台へ。

USDJPYは、30日の日銀の金融政策決定会合の追加緩和の有無の思惑が強く残るなか、目先はFOMCの結果を見守る動きに120.30~45円の狭いレンジ動けず。ただし、EURJPY以外の円クロスでは、円高傾向が続く。

AUDUSDは、アジア市場の弱い豪CPIで急落、0.7110台をボトムに下げ止まるも、戻りも鈍く、コモディティ関連通貨はのNZDUSD+GBPUSDは続落し、ドル買いが続く。


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ハンソン・エストニア中銀総裁=12月のECB理事会で追加緩和を決める理由は全くない。

リムシェービッチ・ラトビア中銀総裁=ECBのQE拡大は年内に急ぐ必要はない。

プラートECB専務理事=ツールボックスを再検討する、経済局には、タブーなしに作業を進めるよう指示。

スウェーデン中銀=政策金利を-0.35%で据え置き、QEプログラムの規模を650億クローナ拡大へ。ECBの追加緩和を前に先手を講じる。→ EURSEK急落へ。

トルコ中銀=年内のインフレ予想を上方修正し、バシュチュ・トルコ中銀総裁は、FRBのい利上げ後に、追従利上げの可能性を示唆。四半期インフレ報告で2015年末時点のインフレ率の見通し(中央値)を前回報告の6.9%→7.9%へ引き上げた。

ノルウェー政府系ファンド=7-9月の運用成績は、株式投資のマイナスが響き4年ぶりのマイナスへ。

2015年10月28日(水曜)アジア・欧州市場序盤の動き

2015年10月28日(水曜)アジア・欧州市場序盤の動き

FOMCを控え、米長期金利は伸び悩み、日本株、欧州株は小幅上昇するも、上海総合は-1.72%と弱く盛り上がりに欠ける。

AUDUSDは、朝方に発表された、豪CPIは予想外に弱く、RBAトリム平均値も前期比、前年比と前期と予想を下回り、にわかに追加緩和の思惑が台頭。AUDUSDは0.7110台まで値を下げようやく下げ止まるも、反発力は感じられず。

EURUSDは、引き続き1.10の重要なポイントを確りと維持するも、戻りは1.1050台で限定的、上値の重さが目立ち、下値トライへの不安は消えず。

USDJPYは、前日120.50円を割り込んでからは、逆に上値を重くしているが、120.00円の大台を試す勢いも感じられず。今夜のFOMCと、30日の日銀金融政策決定会合を見守る消極的な値動きが続く。

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ヒラリー・クリントン前国務長官=金融危機が再発したとしても大手銀行は救済しないとの方針。

AUD 第3四半期 消費者物価指数=前期比0.5%(予想0.7% 前回0.7%)、前年比1.5%(予想1.7% 前回1.5%)、RBAトリム平均値=前期比0.3%(予想0.5% 前回0.5%)、前年比2.1%(予想2.4% 2.2%)→ 予想外に弱く直後からAUD売りが強まる

GER 11月 GFK消費者信頼感調査=9.4%(予想9.4% 前回9.6%)→ 予想通りながら、前回から低下し、難民の影響が気になる

SEK スウェーデン中銀 金融政策発表=政策金利-0.35%の据え置きを決定


2015年10月28日(水曜) 昨日27日 海外市場の動き

2015年10月28日(水曜) 昨日27日 海外市場の動き

今日28日のFOMCを前に動きは鈍く、弱い米経済指標が続く米金利は低下するもドル売りは弱い。米中軍事的緊張の高まりも懸念。

目立ったのは、弱い「GBP+AUD+CAD」。

米国は南沙諸島の中国12カイリ内へイージス艦を派遣し、今後の継続を表明。中国はミサイル駆逐艦が警告を与え、緊張感が強まる。

米耐久財受注の前月比は予想よりマイナス幅が改善するも、前月が下方修正し、コア資本財受注は-0.3%と弱い。
米総合PMIは予想を下回り、米CB消費者信頼感指数は予想外に弱いが、以外なほどドル売りは弱い。

GBPUSDは、弱いGDPに欧州市場から売りが先行、1.5350台→1.5300を一時割り込み下落へ。
AUDUSDは、中国経済の鈍化傾向の不安感が続き、0.7250台→0.7200を割り込み続落。
USDCADは、商品価格や原油価格は弱く、1.3160台→1.3260台へ上昇。

USDJPYは、日銀の追加緩和期待もやや弱まり、円ロングの巻き戻しへ。120.50円を割り込み、大枠120.20~45円のレンジで動けず。
EURUSDは、1.1030で下げ止まり、1.1070台→1.1030へ低下し、ECBのQE拡大の思惑に上値も重くレンジで上下。
NZDUSDは、早朝の貿易赤字額が拡大するも底堅い。一時0.6810台へ上昇→0.6770台へ低下。

WTIは、一時42ドル台まで低下、43.20近辺で推移。
NYダウは、前日比-0.26%近辺へ低下。
米10年債利回りは2.03%台を割り込み低下、一時2.01台を割り込み。
ドルインデックは、96.90台へ上昇

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21:30 USD 9月 耐久財受注=前月比-1.2%(予想-1.5% 前回-2.0→-3.0%)、除輸送機器・前月比=-0.4%(前月比予想0.0% 前回0.0→-0.9%)→ 前月比のマイナス幅予想外に縮小するも、前月は大幅に赤字幅が拡大、除く輸送機器・前月比は予想外の2-0.3%で前月分も-0.2→-1.6%と大幅に下方修正。しかし、ドル売りへつながらず。

22:00 USD 8月 S&P/ケースシラー住宅価格指数(総合20)=前年比5.1%(予想5.1% 前回4.96→5.09%)。
22:45 USD 10月 総合PMI・速報値=54.5(予想 前回55.0)、サービス業PMI・速報値=54.4(予想55.1 前回55.1)→ 予想を下回るも、ドル売りは弱い。

23:00 USD 10月 CB消費者信頼感指数=97.6(予想102.4 前回103.0)→ 予想を下回り、労働市場に対する楽観的な見方が後退したほか、向こう数カ月の雇用増を期待する向きも減少。所得増を見込む消費者が減り、反対に所得減を予想する人が増えた。しかし、ドル売りへつながらず。

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米海軍ミサイル駆逐艦「ラッセン」が南シナ海の中国「領海」内へ派遣=中国は米艦船を追尾。米当局者は、中国の艦船が安全な距離を確保しながら追跡したが、トラブルはなかったと説明した。米国防当局者は、警戒活動を頻繁にすると発表。

イエレンFRB議長は11月4日に銀行規制に関する下院金融サービス委員会の公聴会で証言。

レーン・カナダ中銀副総裁=追加緩和の必要はない。


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10月27日(火曜)欧州・米国市場序盤の動き

10月27日(火曜)欧州・米国市場序盤の動き

為替市場は通貨間によって異なる値動きへ。

日本株は-0.9%低下するも、上海総合は底堅く推移。欧州株は弱くEUROSTOXX50は-0.76%と低下。米株も-0.4%近くの水準から取引が始まる。米10年債利回りは2.02%台まで低下。


早朝には、NZ貿易赤字額が予想外に拡大し、直後はNZドル売りが強まるも続かず。

欧州市場に入っては、英GDPは弱くGBPUSDは下落、ドル買いの流れをリード。

米国市場では、米耐久財受注は予想外にマイナス幅は縮小し、前回分が大幅下方修正され、直後はドル売りが強まるも限定的。


USDJPYは、120.50円を割り込み続落へ。

EURUSDは、1.1030~1.1080のレンジ内で上下変動が続く。

GPUSDUは、続落、弱い英GDPを引き金に売りが強まり、1.5300を割り込み続落。

AUDUSDは、0.7260近くを上限に0.7220割れまで続落。

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2015/10/27

2015年10月27日(火曜)昨日26日 海外市場の動き

2015年10月27日(火曜)昨日26日 海外市場の動き

一日を通じ、先週のドル買いの調整と米金利の低下にドル売りが続くも、ドル買いの基調は変わらず。

米国市場でも、弱い米新規住宅販売件数でドル売りへ変化するも、FOMCと日銀の発表を控え、動きは緩慢でドル売りの流れも続かず。

ダウ平均は前日終値を超えられず小幅下落、米10年債利回りは2.05%台へ低下、WTIは44ドルを割り込み続落へ。

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USDJPYは、121.50円のポイントを超えられず、投機筋+実需の売りも強い。浜田内閣官房参与から「日銀は追加緩和を見送る可能性」との発言もあり、前週の円売りポジションの調整が続き、120.80円台まで下落。欧州市場で一時持ち直すも、弱い米新規住宅販売件数に120.60円まで下落、120.50円の買いは厚く、日銀の追加緩和期待は消えず、再び121円台まで値を戻す。

EURUSDは、1.1000の壁で下げ止まるも、12月のECBの追加QEとFOMCの利上げ期待に、戻りも限定的。1.1000以下の買い圧力は強く、1.1050台まで値を戻すも、独IFO業況指数は予想を上回るも4か月ぶりの低下に売り圧力が強く1.1000をトライへ。弱い米新規住宅販売件数に1.1060台まで値を戻すも動きは緩慢。

AUDUSDは、アジア・欧州株の上昇や、米金利の低下と中国の追加緩和期待に0.7260台まで値を戻し、大枠0.7245~65のレンジで停滞。弱い米新規住宅販売件数にも買いは弱く、終盤にかけてやや値を下げる。

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ブルームバーグ社のエコノミスト調査=日銀の追加緩和の予想時期は、36名中16名(44.4%)が10月30日の追加緩和を予想。

中国人民銀行アドバイザー=追加緩和の余地がある。

米連邦債務上限交渉=共和・民主両党の代表とオバマ政権が合意が近い。

浜田内閣官房参与=雇用情勢の改善が続く中で日銀が追加緩和を見送る可能性がある。米利上げ観測で円安基調が維持されている限り、日銀が自ら動く必要はない。法人実効税率を来年度にも現在の32.11%から20%台に引き下げるべき。

シンIfo所長=独経済は驚くほど底堅いことが分かった。大半の企業はVW問題を過度に懸念していない。

独連銀月報=独経済は第3四半期に成長の勢いがやや弱まった。鉱工業生産が高水準から鈍化しているが、消費や雇用は拡大し基調トレンドは比較的力強い。

ブリジストン=米ペップ・ボーイズを約8億3500万ドル(約1010億円)で買収へ。

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2015/10/26

【お知らせ】 サンワード貿易株式会社主催のセミナーで講師を務めます。

【お知らせ】

11月11日(水)14:00~16:30に、
サンワード貿易株式会社主催のセミナーで講師を務めます。
今後の為替相場の見通しはもちろん、金利差を狙う動きも話します。
詳しくは、以下のURLをご覧ください。

http://www.sunward-t.co.jp/seminar/2015/20151111_ek/index.html

2015年10月26日(月曜)欧州・米国市場序盤の動き

2015年10月26日(月曜)欧州・米国市場序盤の動き

週明け欧米の為替市場は、米金利は低下し、ドルロングの調整売りからスタートするも、動きは緩慢で、基調としてドル高の流れは変わらず。

先週は、中国は追加緩和を実施し、ECBは12月にも追加緩和の可能性があり、日銀も追加緩和の可能性を残し、さらに、FRBは12月の利上げ観測がにわかり、ドル高の流れかを受け、週明けの取引が始まった。

先週の強いドル買いから、週明けの為替相場は、米金利は低下し、欧米株価も伸び悩み、ドルロングの売り戻しが強まるも、基調としてのドル買いの流れは変わらず、ドル売りも限定的。

EURUSDは、1.1000をボトムに欧州市場の序盤にかけ、一時1.1050台まで上昇するも、独IFOは予想を予想を上回るも、現況指数は弱く、欧州株がマイナスで推移すると、再び売りへと変化し1.10台へ逆戻り、引き続き上値は重い。

AUDUSDは、0.7200台をボトムに、0.7260台まで買い戻されるも、原油価格は弱くWTIは再び44.20台へ低下し買いも続かず、大枠0.7250~60の狭いレンジで推移。0.7200は引き続き重要なポイント。

USDJPYは、121.50円台を超えられず、取引開始から利食いのドル売りが強まり、株高の流れにも買いは弱く、浜田内閣官房参与の「日銀は追加緩和を見送る可能性」との発言もあり、欧州市場に入ると一時120.70円台まで下落。120.50円の壁を割り込むまでは、ドル買いの流れは変わらず。

2015/10/25

今週の為替相場を考える(10月26日~10月31日)

今週の為替相場を考える(10月26日~10月31日)

先週は予想外にドルの強さが目立っていた。今週はFOMCと日銀金融政策決定会合待ちで動き難い中、ドル高基調の変化は考えにくいが、週後半には月末のポジション調整が意識されやすい。

FRBはインフレと海外経済の弱さを意識し利上げを躊躇してい中で、ドラギECB総裁は、12月の追加緩和の可能性を示唆し、カナダ中銀は成長とインフレ見通しを引き下げた。また、予想外に中国人民銀行は追加緩和を実施したが、資源価格やコモディテー通貨の上昇は限定的となっていた。

先週一週間の値動きを見ても、主要国株の上昇と米金利が上昇する中で、欧州・日本の金利は低下し、主要国通貨でドルは全面高となっている。

今週のイベントからは、利上げの影が極めて薄くなったFOMCが予定されている。ここまでくれば利上げはないことはすでに織り込み済みで、万が一あればサプライズで逆に相場変動が高くなるが、杞憂に終わりそうである。

また、日銀の金融政策だが、政府筋の取り巻きも緩和支持や据え置き支持が混在するなか、何が飛び出すかわからず、結果待ちの姿勢へ。

先週のドル高の流れを変えるには、FOMCの超ハト派発言や、米第3四半期GDP・速報値の予想外の低下が必要となるが、それがなければ、ドル高基調の大きな変化も考えにくいと思われる。

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ドル相場
先週は米国発のドル高というより、カナダ、中国、ユーロ圏発の要因で結果的にドル高になったように思われる。今週はFOMCと米GDPの2大イベントが控えており、米国発の材料による相場変動を期待したい。

先週はドルは全面高となったが、株高の流れにリスクオフによるのか、資源国通貨は比較的健闘しており、やや相場の流れに変化も感じられ、今週の資源国通貨の値動きを注目したい。

基本としては、今週のFOMCで今後の利上げ期待を裏切らない限り、米成長が予想外に鈍化しない限り、ドル買いが続く気配は濃厚である。

ドル売りの目としては、米財務省が指摘している、議会が債務上限の引き上げを承認しなければ、11月3日にも債務が上限に達するとの発言だが、仮に承認が遅れるようであれば、今週末は月末にも当たり、ドルロングのポジション調整の材料に使われる可能性もある。

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EURUSD 予想1.0850~1.1150
先週はユーロ高期待が見事に裏切られた。ユーロ圏の景況感は弱く低インフレに、EURUSDが1.13を割り込み値を下げる中で、22日のECB理事会でドラギECB総裁が12月の追加緩和の可能性を示唆し、ユーロ売りのプレッシャーが続きやすくなっている。

今週はユーロ圏発の材料は少なく、米国発の材料に相場が動きやすくなっている。テクニカルには8月中旬以降の底値を割り込んだことで、先のボトムラインとなる1.1100、1.1300や、MAでは1.1150が天井となる可能性が高く、下値では1.08台まで大きなポイントは見当たらない。

GBPUSD 予想1.5250~1.5450
先週は前週のレンジを抜け出せず、大枠で予想通りの結果となった。今週は英GDPの結果が注目されるも、それ以外では英国発により相場を動かす材料は見当たらず、結果的に、EURUSDの相場とEURGBPの相場から影響を受ける可能性が高い。

過去8週間のレンジを見ても、1.51~1.56台と500ポイントで、大枠では1.5150~1.5450の300ポイントのレンジで推移し、米FOMCの結果の影響を強く受けるが、今週もワイドながらこのレンジを抜け出すことは難しそうである。

AUDUSD 予想0.7130~0.7280
先週は結果的に予想レンジ内で推移したが、上値リスクを意識しワイドになりすぎ評価はできず。先週はドル高の流れに2週連続で陰線引けとなっているが、NZDUSDと共に予想外に底堅い印象を受ける。

今週のメインはFOMCの結果だが、28日の豪消費者物価指数や、29日のNZ中銀の金融政策の影響を受けやすく、EURAUDクロスの影響も強く、新興国のヘッジ通貨のEURとの関連など、AUDUSDと逆相関関係にあるEUR相場の動きも注視したい。

USDJPY 予想120.50~122.25円
先週は予想上限の120円を超え大幅な円安相場へ。中長期や基調としての円安は変わらず、これが根本的な相場感であることに変わりない。先週は118円台突入後から反転を続け、7日間連続で陽線引けとなり、200日移動平均線をも超え、強い円安基調に入っている。

株高=円安の流れは続きそうであはあるが、季節的な要因から12月に入ればさらなる円安が期待できるものの、この時期に121.50円を超えてさらなる円安が加速することができるやや疑問で、122.00~25円のポイントを抜けることができるかを注視。

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今週の主な材料(10月26日~10月30日)

今週の主な材料(10月26日~10月30日)

FOMCは利上げを見送るのか? 米第3四半期GDP・速報値はどこまで低下するのか? 日銀は予想通り追加緩和は見送るのか? 欧州は今週から冬時間へ移行し欧州勢の参入時間もやや遅れることになる。

先週、カナダ中銀は成長とインフレ見通しを下方修正し、ECBは12月の緩和の可能性を示唆、中国は成長支援に追加緩和を実施。世界的な株高の中で、米金利は上昇しドル高の流れとなった。今週も月末の影響をも受けながら、FOMCなどの金融政策の結果で、相場変動は止みそうにない。

今週の経済指標と発言を分類して考えたい。
1.金融政策の発表・要人発言
2.主要国の成長と雇用関連の経済指標
3.米国発の経済指標

【1.金融政策の発表・要人発言】
特にFOMCは予想通り利上げを見送るのか? 12月に利上げを実施する可能性を見極めることができるのか注目したい。日銀は弱い経済成長に追加緩和を実施するのか? 黒田日銀総裁からサプライズの発言はないのか? NZ中銀は予想通り政策金を据え置くのか? 市場ではそろそろNZの緩和も最終局面にあるとの見方が強まっており注目したい。これらは、今週の為替相場の動きを決定する重要なイベントとなっている。

27日 レーン・カナダ中銀副総裁講演
28日 FOMC 金融政策発表、スウェーデン中銀 金融政策発表、コンスタンシオECB副総裁講演
29日 NZ中銀 金融政策発表
30日 日銀 金融政策決定会合・黒田日銀総裁記者会見

【2.主要国の成長と雇用関連の経済指標】
いつもながら、各国の成長と消費者物価の発表は重要。
27日 英第3四半期 GDP・速報値
28日 豪第3四半期 消費者物価指数
30日 日本全国消費者物価指数、カナダGDP

【3.米国発の経済指標】
米第3四半期の速報値は特に重要で、前期より低下が予想されているが、発表を注目したい。
26日 新築(一戸建)住宅販売件数
27日 耐久財受注、S&P/ケースシラー住宅価格指数(総合20)、総合・サービス業PMI・速報値、消費者信頼感指数
28日 MBA住宅ローン申請件数
29日 第3四半期GDP・速報値、中古住宅販売成約
30日 個人所得・個人消費、シカゴ購買部協会景気指数、ミシガン大学消費者信頼感指数

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10/26(月)  英国・欧州市場は夏時間が終了し冬時間へ移行  NZ・ウエリントン市場は レーバーデーで休日
18:00 GER 独IFO業況(総合)指数
23:00 USD 9月 新築(一戸建)住宅販売件数

10/27(火) 
6:45 NZD 貿易収支
18:30 GBP 第3四半期 GDP・速報値
21:30 USD 耐久財受注
22:00 USD S&P/ケースシラー住宅価格指数(総合20)
22:45 USD 総合PMI・サービス業PMI 速報値
23:00 USD 消費者信頼感指数
0:05 CAD レーン・カナダ中銀副総裁講演

10/28(水)    
9:30 AUD 第3四半期 消費者物価指数
16:00 GER GFK消費者信頼感調査
17:30 SEK スウェーデン中銀 金融政策発表
20:00 USD MBA住宅ローン申請件数
23:45 EUR コンスタンシオECB副総裁講演
3:00 USD FOMC金融政策発表

10/29(木)     
5:00 NZD NZ中銀 金融政策発表
8:50 JPY 鉱工業生産・速報値
17:55 GER 1雇用統計
19:00 EUR 10月 景況感指数(経済信頼感・製造業信頼感・サービス業信頼感・業況判断指数・消費者信頼感指数
21:30 USD 第3四半期 GDP・速報値
21:30 USD 新規失業保険申請件数
22:00 GER 消費者物価指数・速報値
23:00 USD 中古住宅販売成約

10/30(金)      
8:30 JPY 雇用統計
8:30 JPY 全国消費者物価指数
8:30 JPY 東京都区部消費者物価指数
昼頃 JPY 日銀金融政策決定会合
15:30 JPY 黒田日銀総裁記者会見
19:00 EUR 雇用統計
19:00 EUR 消費者物価指数
21:30 CAD 8月GDP
21:30 USD 労働コスト指数
21:30 USD 個人所得・個人消費
22:45 USD シカゴ購買部協会景気指数
23:00 USD 1ミシガン大学消費者信頼感指数

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2015年10日25日(日曜) 最新のIMMポジション(10月20日集計分)から 

2015年10日25日(日曜) 最新のIMMポジション(10月20日集計分)から 

IMMのデータは毎週火曜日時点のポジションを集計している。先週21日のカナダ中銀の成長とインフレ見通しの下方修正によるカナダ売りや、ドラギECB総裁の超ハト派発言は数字に表れておらず、集計日の20日時点では通貨ショート=ドルロングが急減していたこともあり、その反動に相場変動が大きかったことが推測できる。


前週10月13日と10月20日の一週間の変化を比較すると、7通貨(円、ユーロ、ポンド、スイスフラン、カナダドル、豪ドル、NZドル)では、ネット・ショートのコントラクト数が-171,249→-119,808へと51,441へと3週間連続の減少していた。

全体でみると、円+ユーロ+カナダはマイナス幅を縮小し、NZドルは増加幅を広げ、ポンド+スイスまでもがショートからロングへと変化し、豪ドルだけがマイナス幅拡大していた。総合的に考えれば、市場のセンチメントは大幅にドル安へ傾いていた時期でもあった。

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円・ポジション
-13,832→-3,639(10,193)、5週連続し円ショートが減少し円先高感が強まっていた。スポットでは20日の終値は119.84円で120円を超えられず、市場の円先高センチメントを反映していた。しかし、その後米金利の上昇+株高+ドル全面高に120円の大台を超え、121.00円をも越え121.50円の先の上限でようやく上げ止まっており、円ショートの減少がドル円の上昇を後押ししてたと思われる。

ユーロ・ポジション
-80,576→-62,566(18,010)、大幅な減少で、2週連続しユーロショートが減少していた。スポットでは20日の終値は1.1345で引き続き底堅い値動きの中、22日のドラギECB総裁の超ハト派発言にユーロは1.13を割り込み崩れ落ち、1.1000の重要なポイントに差し掛かりようやく下げ止まっていた。結果だけを見ると、週前半の市場センチメントが裏目にでた形となった。

ポンド・ポジション
-7,527→7,537(15,064)、4週間ぶりにネットショートからロングへと変化していた。スポット市場では20日の終値は1.5445で強さを維持している通貨の一つでもあった。その後のEURUSDの急落、米金利の上昇、伸び悩む原油価格の中で、EURGBPの売りもあり、下げ幅は限定的となっていた。

スイスフラン・ポジション
-2,352→625(2,977)、5週間ぶりにショートからロングへと変化していた。スポット市場では20日の終値は0.9563で安定していたが、その後のドル高の流れを受け一時0.98まで上昇するなど、ロングポジションへと変化していた影響を受けている。

カナダドル・ポジション
-33,949→-27,112(6,837)、3週間連続でショートポジションは減少していた。スポット市場では20日の終値が1.2977で安定していたが、その後のカナダ中銀のインフレと成長見通しの引き上げや、ドル高の影響を強く受け、一時1.32直前まで上昇するなど、カナダドルの弱さが目立つ。

豪ドル・ポジション
-33,705→-38,412(-4,707)、4週間ぶりにショートへと変化し、他の通貨で買いが増加する中で唯一売り拡大していた。スポット市場では20日の終値は0.7260で安定し、1週間を通じた安値は0.7180台で、ショートが拡大していた影響もあるのか、その後は0.72台を回復しドル高の流れでも影響は限定的、

NZドル・ポジション
+692→3,759(3,067)、2週間連続でロングが拡大し強さが目立っていた。スポット市場では20日の終値が0.6754で、一週間を通じた安値も0.6700と極めて限定的で、終値ではほぼ同水準の0.6744で終了、ポジションの偏りとは別に、ドル高の中では強さが目立った。







2015/10/24

2015年10月24日(土曜)昨日23日 海外市場の動き

2015年10月24日(土曜)昨日23日 海外市場の動き

前日のドラギECB総裁の超ハト派発言に続き、中国は予想外の利下げを実施。

追加緩和が必要なほど中国経済が弱いのではとの不安感なのか?資源国通貨は弱く、世界的な株価の上昇に加え、米金利の大幅上昇=金利差拡大。

さらに、FRBの利上げ期待(?)+12月のECB追加緩和期待(?)に、EURUSDは1.10まで続落し、ドルは全面高へ。

USDJPYも121円の壁を突破、121.50円の重要な壁で上げ止まるも、なかなか達成感は見られず。GBPUSDは1.5300台へ下落、AUDUSDも1.7200台へ下落、久しぶりにドル全面高で越週となった。

昨日の経済指標では、ユーロ圏PMIは予想を上回るも、サービス業の期待指数が弱くEUR買いへと動けず。カナダCPIは弱く直後からCAD売りが強まり、米製造業PMIは予想を上回る。


    Closed     前日比     %change   
n225 18,825.30 +389.430 +2.11%
DJIA 17,646.70 +157.540 +0.90%
STOXX50 3,425.81 +72.700     +2.17%
DAX 10,794.54 +302.570 +2.88%
FTSE 6,444.08 +67.800     +1.06%
HangSeng23,151.94 +306.570 +1.34%
Shanghai 3,412.43 +43.695   +1.30%
MSCIEM 865.56     +7.390     +0.86%

    Closed 前日比 %change 
USDJPY 121.421 +0.767 +0.64%
EURUSD 1.1014 -0.969 -0.87%
USDCHF 0.9782 +0.537 +0.55%
GBPUSD 1.5308 -0.838 -0.54%
AUDUSD 0.7214 +0.064 +0.09%
NZDUSD 0.6745 -0.459 -0.68%
USDCAD 1.3164 +0.743 +0.57%

EURJPY 133.757 -0.328 -0.24%
CHFJPY 124.055 +0.051 +0.04%
GBPJPY 185.902 +0.127 +0.07%
AUDJPY 87.605 +0.616 +0.71%
NZDJPY 81.927 -0.024 -0.03%
CADJPY 92.215 -0.016 -0.02%

GOLD 1,164.10-2.000 -0.17%
WTI 44.73 -0.650 -1.43%
CRB 193.71 -1.897 -0.97%

JP10Y 0.303 -0.005 -1.62%
US10Y 2.087 +0.060 +2.98%
GE10Y 0.512 +0.016 +3.23%
UK10Y 1.861 +0.062 +3.45%
AU10Y 2.611 -0.016 -0.61%
US2y 0.641 +0.041 +6.78%

2015年10月23日(金曜)欧州・米国市場前半の動き

米金利は大幅上昇、欧米株は上昇、ドルは全面高へ。

中国は予想外に金利を引き下げ、直後はAUDUSD+NZDUSDは上昇し、USDCADは下落しドル売りが強まる。

しかし、カナダのCPIは弱くUSDCADは上昇しドル買いへと変化。米金利の大幅上昇に、AUDUSD+NZDUSDは急反転し急落し、EURUSDは1.10台まで続落、GBPUSDは1.5330まで続落、ドルは全面高へ。

※※※※※※※※※※

USDJPYは、欧州市場の序盤にで本田内閣官房参与の「今すぐ追加緩和をする必要はない」との発言に一時120.20台まで円高が進むも下げ止まり、中国の利下げに、円クロスの売りに上昇。リスク選好+株高+ドル全面高の流れに、円クロスでは逆に円買いが強まるも、USDJPYは121.20円台へ続伸。

EURUSDは、製造業・サービス業共に強く総合も強いが、サービス業の1年後の期待指数が10か月ぶりの低水準で、在庫比率は9か月ぶりの低水準で、12月のECB追加緩和の期待が引き続き強い。米金利の上昇にEURUSDの買い期待館は裏切られ、1.1080~00を割り込むと続落し1.1000台で推移。

GBPUSDは、1.5410台を高値に、ドル全面高の流れに売りへと変化、1.5330まで続落。

USDCADは、中国は予想外に金利を引き下げに、リスク選好に1.3100→1.3040まで下落するも、カナダCPIが弱く+米金利の上昇に1.3060→1.3180台へ急進。

AUDUSDは、中国は予想外に金利を引き下げに、リスク選好に0.7260→0.7290まで上昇するも、USDCADの売りや米金利の上昇に0.7290→0.7200まで続落。

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○中国人民銀行は、1年物預金金利を0.25%引き下げ1.5%へ、1年物貸出金利を0.25%引き下げ4.35%へ、預金準備率を0.5%引き下げ17.5%へ変更し、上限を撤廃。
○ECB四半期ごとの専門家調査=ユーロ圏のインフレ率は年内ゼロ%をわずかに岩回り、2年間は2%の目標に届かない見込み。インフレ予想は2015年
0.1%、2016年=1.0%、2017年=1.5%と、前回より0.1~0.3%下方修正。
○日銀の金融システムリポート=金利1%通年で上昇すると、2015年6月時点で大手行2.3兆円、地域銀行2.8兆円、信金2.1兆円の評価損が発生。
○本田内閣官房参与=今すぐ追加緩和をする必要はない。
○日経平均株価は389円高で、8月31日以来の高値水準へ上昇。

◎FRN 10月 総合PMI・速報値=52.3(予想51.9 前回51.9)、製造業PMI・速報値=50.7(予想50.2 前回50.6)、サービス業PMI・速報値=52.3(予想51.8 前回51.9)→ 製造業・サービス業共に強く総合も強い 
◎GER 10月 総合PMI・速報値=54.5(予想53.7 前回54.1)、製造業PMI・速報値=51.6(予想51.8 前回52.3)、サービス業PMI・速報値=55.2(予想53.9 前回54.1)→ サービス業は予想を上回り、総合も強い
◎EUR 10月 総合PMI・速報値=54.0(予想53.5 前回53.6)、製造業PMI・速報値=52.0(予想51.8 前回52.0)、サービス業PMI・速報値=54.2(予想53.5 前回53.7)→ 製造業・サービス業共に強く総合も強いが、市場はサービス業の1年後の期待指数が10か月ぶりの低水準で、在庫比率は9か月ぶりの低水準で、12月のECB追加緩和の期待が引き続き強い。
◎CAD 9月 消費者物価指数=前月比-0.2%(予想-0.1% 前回0.0%)、前年比1.0%(予想1.1% 前回1.3%)、BOCコア前月比0.2%(予想0.3% 前回0.2%)、BOCコア前年比2.1%(予想2.2% 前回2.1%)→ 予想を下回りカナダドル売りが加速へ
◎USD 10月 製造業PMI・速報値=54.0%(予想52.8 前回53.1)→ 予想を上回る

2015/10/23

2015年10月23日(金曜)アジア・欧州市場の動き

2015年10月23日(金曜)アジア・欧州市場の動き

前日のドラギECB総裁の超ハト派発言を受けた、海外市場の株高の流れを受け、日本株+中国株は上昇、リスク資産買いの動きに原油価格も強くWTIは+0.63%上昇。

USDJPYは、121円台を達成できず、投機筋週末の利食いモード。120.97円近辺を高値に、欧州勢の参入時の売りに120.30円台まで下落するも、週末のポジションの巻き戻しが主で、基調としての円売りの流れは変わらず、来週へむけた買い場さがしか!?

EURUSDは、昨日の急落から頭を冷やし、今日一時割り込んでいた1.1100割れを継続できるかを確認。週末の買い戻しを意識しながら、ダウントレンドの流れを狙う、投機的な戻り売り圧力は強い。

GBPUSDは、昨日の強い英小売売上高後の高値1.55台は幻だったのか? 1.5360台まで値を下げるも下げ止まり感が強い。しかし、1.5440台を超えるまでは油断できず! 1.5370を割り込むと続落を警戒。

AUDUSDは、NZDUSDとともに、ECBの超ハト派発言+FOMCの現状維持期待+株高にリスク選好型へ変化し上昇を続けている。全体的に主要国通貨が弱くドル高の流れに、このまま突き進むのか? やや不安。

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○日銀の金融システムリポート=金利1%通年で上昇すると、2015年6月時点で大手行2.3兆円、地域銀行2.8兆円、信金2.1兆円の評価損が発生。
○本田内閣官房参与=今すぐ追加緩和をする必要はない。
○日経平均株価は389円高で、8月31日以来の高値水準へ上昇。

◎16:00 FRN 10月 総合PMI・速報値=52.3(予想51.9 前回51.9)、製造業PMI・速報値=50.7(予想50.2 前回50.6)、サービス業PMI・速報値=52.3(予想51.8 前回51.9)→ 製造業・サービス業共に強く総合も強い 
◎16:30 GER 10月 総合PMI・速報値=54.5(予想53.7 前回54.1)、製造業PMI・速報値=51.6(予想51.8 前回52.3)、サービス業PMI・速報値=55.2(予想53.9 前回54.1)→ サービス業は予想を上回り、総合も強い
◎17:00 EUR 10月 総合PMI・速報値=54.0(予想53.5 前回53.6)、製造業PMI・速報値=52.0(予想51.8 前回52.0)、サービス業PMI・速報値=54.2(予想53.5 前回53.7)→ 製造業・サービス業共に強く総合も強い 

2015年10月23日(金曜)昨日22日、海外指標の動き

2015年10月23日(金曜)昨日22日、海外指標の動き

ドラギECB総裁は追加緩和の可能性を示唆、強い米経済指標も強い → EURは急落し主要通貨でも全面安、欧米市場では株価は上昇し、金利は低下。

EURUSDは1.1300→1.1100台まで急落し、その影響と強い米経済指標に、主要国通貨(GBP+JPY)は弱く、逆に株高+金利低下に、資源国通貨(AUD+CAD+NZD)は健闘。

欧米株は大幅上昇(EUROSTOXX50+2.47%、DJIA約+1.9%)、欧米金利は低下(独10年債利回り0.568→0.496%、米2年債利回り0.6290→0.5925%近辺)。

WTIは45.45近辺で伸び悩み小幅上昇に留まり、EURUSDの急落にドルインデックは大幅上昇、そして、USDJPYは120.70円台まで上昇。

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USDJPYは、上抜けできなかった120円台を突破、NZDJPY+AUDJPY+CADJPYの買いも強く、120.50円のポイントを超え120.70円台まで続伸。

EURUSDは、強い米経済指標+ECBの追加緩和の可能性に1.13の壁を割り込み、1.11まで急落。この水準を割り込むとさらなら下落の可能性が強まる、重要なポイントで下げ止まる。

GBPUSDは、強い米経済指標+EURUSDの急落の影響を受け、EURGBPの売りの下げ幅はやや弱まるも、強い英小売売上高に上昇していた1.55台から1.5370台まで続落。

AUDUSDは、強い米経済指標による売り圧力も、株価の上昇+金利低下に、大枠0.7180台~0.7230台のレンジで上下。クロスではAUD買いの動きが強まる。

NZDUSDは、上昇している数少ない通貨。強い米経済指標による売り圧力も、株価の上昇+金利低下に、NZDは全面高。

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◎英小売売上高は予想外に増加、2013年12月以来の高水準で一時GBP買いが強まる。
◎ECBは政策金利の据え置きを決定、予想通りでドラギECB総裁の記者会見を控えて、動けず。
◎新規失業保険申請件数が改善し、ドル買いが強まる。
◎ドラギECB総裁は記者会見で、ECBはユーロ圏経済を支えるために、中銀預金金利の引き下げを選択肢も含め、新たな刺激策を模索
◎ドラギECB総裁記者会見=新興国の影響を受けユーロ圏のインフレ率と成長率は下方リスクがある。QEは2016年9月まで継続し必要なら延長する。責務にのっとり全ての手段を使う準備がある。物価の回復は予想より緩やかな可能性。→ EUR売りが強まる。
◎ドラギECB総裁記者会見=数人は追加刺激策の実施を支持。預金金利の引き下げを話し合った。
◎ドラギECB総裁記者会見=物価の回復は予想より緩やかな可能性。インフレへの下向きリスクの一つは為替レート。

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◎GBP 9月 小売売上高=前月比1.9%(予想0.4% 前回0.1%)、前年比6.5%(予想4.7% 前回3.5%)、除く自動車・小売売上高=前月比1.7%(予想0.4% 前回0.2→-0.7%)、除く自動車・小売売上高=前年比5.9%(予想4.8% 前回3.7→3.2%)→ 予想を大幅に上回り直後からポンド買いが強まる
◎USD 新規失業保険申請件数=25.9万件(予想26.5万件 前回25.5→25.6万件)、4週間移動平均26.325(前回26.5→26.525万件)、受給総数10月10日=217万人(10月3日220.8→216.4万人、9月26日220.4→220.9万人)→ 予想外に改善しドル買いが強まる
◎CAD 8月 小売売上高=前月比0.1%(予想0.1% 前回0.5→0.6%)、除く自動車前月比=0.2%(予想0.2% 前回0.0%→0.1%)→ 予想通りの結果となるも、新規失業保険申請件数が強くドル買いへ
◎USD 9月 シカゴ連銀全米活動指数=-0.37(予想-0.20 前回-0.41→-0.39)
◎USD 8月 FHFA住宅価格指数=前月比0.3%(予想0.5% 前回0.6→0.5%)
◎EUR 10月 消費者信頼感・速報値=-7.7(予想-7.5 前回-7.1)
◎USD 9月 中古住宅販売件数=前月比間4.7%(予想1.5% 前回-4.8→-5.0%)、555万件(予想535万件 前回531→530万件)
◎USD 9月 景気先行指数・総合指数=前月比-0.2%(予想0.0% 前回0.1%)

2015/10/22

2015年10月22日(木曜)欧州・米国市場序盤の動き

2015年10月22日(木曜)欧州・米国市場序盤の動き

改善が続く米雇用情勢、インフレと成長リスクを指摘したドラギECB総裁に流れはEUR売り。

欧米株は強くUSDJPYは上値の重かった120円台をすんなり超え120.40台へと上昇。円クロスでは、EURJPY+CHFJPYで円買いながら、GBPJPY+AUDJPY+NZDJPY+CADJPYと円売りが続き上昇へ

注目のECB理事会は予想通り変更なし、注目のドラギECB総裁は「ユーロ圏のインフレ率と成長率は下方リスク」を指摘、「数人は追加刺激策の実施を支持」と、今後の指標次第で追加緩和の可能性がくすぶる。

一方、米新規失業保険申請件数は25.9万件(予想26.5万件)と前回に続き強く、ドル買いへと動き、ドラギ総裁発言と時を同じく、EURUSDは重要なポイントの1.1300を割り込み1.15台まで下落、市場全体のドル買いリード。

GBPUSDは、強い英小売売上高に1.55台まで上昇傾向が続いたが、流石に、強い米雇用とハト派のドラギ総裁発言後のEURUSDの売りに、1.5380台まで下落。

AUDUSDは、0.7190~0.7240の50ポイントの範囲内で上下変動するも、方向性出ず。

USDCADは、カナダの小売売上高は予想通りで変化なし。EURUSDの下げの影響も薄く、WTI強い分1.3150台を高値に上値は重く、1.3090台まで小幅下落。

NZDUSDは、独り勝ちで強さが目立つ。0.6750を底値に0.6810台まで上昇。



◎欧米株は上昇し、10年債利回りは2.05%近辺から2.03%を割り込み低下から、2.03%台で推移。

◎EUROSTOXX50は2.6%近く上昇、NYダウは1%近く上昇、WTIは一時46ドル台を回復。


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英小売売上高は予想外に増加、2013年12月以来の高水準で一時GBP買いが強まる。

ECBは政策金利の据え置きを決定、予想通りでドラギECB総裁の記者会見を控えて、動けず。

新規失業保険申請件数が改善し、ドル買いが強まる。

ドラギECB総裁記者会見=新興国の影響を受けユーロ圏のインフレ率と成長率は下方リスクがある。QEは2016年9月まで継続し必要なら延長する。責務にのっとり全ての手段を使う準備がある。物価の回復は予想より緩やかな可能性。→ EUR売りが強まる。

ドラギECB総裁記者会見=数人は追加刺激策の実施を支持。預金金利の引き下げを話し合った。

ドラギECB総裁記者会見=物価の回復は予想より緩やかな可能性。インフレへの下向きリスクの一つは為替レート。

2015年10月22日(木曜)アジア・欧州市場の動き

2015年10月22日(木曜)アジア・欧州市場序盤の動き

ECB理事会とドラギECB総裁の記者会見で動きにくい中、強い英小売売上高にポンドは全面高。USDJP119.50円を狙い、EURUSDは1.13を狙う水準へ。

日本株と中国株は弱いが、欧州株は下落はら始まりプラス圏へとようやく上昇、米10年債利回りは上昇。

為替相場は、USDJPYは、弱い株価の影響もあり、120円台を回復できず、119.80円を割り込むと119.50台まで下落、119.50~80円のレンジに下方スライドするも、上値は重く、119.50円割れを試したくなる水準に位置している。

GBPUSDは、英小売売上高は前回が下方修正されるも、予想外に強い数字とポンド買いへと急変。午後5時30分の発表直前のからポンド買いが強まり、強い数字にGBPUSDは1.55台へ急進、GBPJPYも185.50台へ。

EURUSDは、ECB理事会とドラギECB総裁の記者会見を控えて動けず、1.1320~50の狭いレンジで推移。しかし、EURGBPの売りにEURUSDは1.1300と底値のポイント地点まで下落。戻りの鈍く、下値圧力は変わらず。1.1300を割り込みどこまで下げられるか試して見たくなる水準で推移。


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GBP 9月 小売売上高=前月比1.9%(予想0.4% 前回0.1%)、前年比6.5%(予想4.7% 前回3.5%)、除く自動車・小売売上高=前月比1.7%(予想0.4% 前回0.2→-0.7%)、除く自動車・小売売上高=前年比5.9%(予想4.8% 前回3.7→3.2%)→ 予想を大幅に上回り直後からポンド買いが強まる

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2015年10月22日(木曜) 昨日21日 海外市場の動き

2015年10月22日(木曜) 昨日21日 海外市場の動き

カナダドル売りがリードするドル買いへ、米金利は低下し主要国の変動率は緩慢、円はクロスを含め小幅上昇。

◎米株は弱く、ダウ平均も終盤に17150ドル台へ下落、ヘルスケア関連が弱い
◎米金利は低下、10年債は2.02%台へ低下、2年債は一時0.60台へ低下
◎原油価格は米原油在庫が予想外の増加し下落、WTIは一時45ドルを割り込む
◎金価格は下落、一時1,165ドルを割り込む
◎ドルインデックは終盤にかけて上昇、DXY95台へ
◎コモディティー価格は低下し、CRBIndex(CRY)は195.58と低下
◎VIXは終盤にかけて上昇、16台へ

USDCADは、注目のカナダ中銀は政策金利0.5%で予想通り据え置くも、成長見通しを下方修正し、カナダドル売りが加速、USDCADは米国市場では1.3010台から1.3130台へ上昇、CADJPYも92.10円台から91.10円台へ下落。

GBPUSDは、一時1.5470台へ上昇するも、カーニーBOE総裁の講演後には、サプライズの内容は感じられないが欧州クロージング時間にかけて1.5410台へ下落。

EURUSDは、1.1330台前半で動けず。今日22日のECB理事会とドラギECB総裁の記者会見待ちで、引き続き1.1300のポイントは維持。

USDJPYは、120円台の上値は重く、CADJPYの売りに影響を受け、一時119.80台まで小幅低下するも、引き続き高値圏で安定推移し、同意は乏しい。

AUDUSDは、コモディティー価格は伸び悩み、原油価格の低下+CADJPYの下落に、上値は重く売りプレッシャーは続くも、0.7200の大台を何とかサポート。

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習近平中国国家主席=鉄鋼生産能力7億トン削減を表明。中国製の安価な鉄鋼製品の英国への輸出批判を弱める。

習近平中国国家主席=中国経済のハードランディングはない。

カーニーBOE総裁(EU離脱の議論で発言)=英国のEU離脱へ向けた国民投票の計画が、実体経済へ与えている影響は確認できない。現在、EU離脱の議論に対して金融政策は影響はないが、影響を監視し、必要なら金融政策を調整する。

カナダ中銀=政策金利0.5%の据え置きを決定、GDP見通しを下方修正、景気は原油安のショックかあ立ち直りつつあり、追加利下げは見送った。 2015年第3四半期GDP1.5→2.5%へ上方修正するも、第4四半期2.5→1.5%、2016年2.3→2.0%、2017年2.6→2.5%へと下方修正し、カナダ売りが強まる。

カナダ中銀=石油関連の投資は2016年20%減少、2017年には落ち着く。設備投資弱く今後数年間にわたりGDPを圧迫。

カナダ中銀=インフレ基調は1.5~1.7%の見通しで変わらず。 コアインフレが2.0%に戻る時期は、3四半期早め、2016年第3四半期へ前倒し、総合インフレの目標達成時期は2017年第1四半期。

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2015/10/21

2015年10月21日(水曜)欧州・米国市場序盤の動き

2015年10月21日(水曜)欧州・米国市場序盤の動き

カナダの成長見通し引き下げに、カナダドル売りが強まる。

アジア市場から続いた資源国通貨の下落も、欧州市場に入り株価が上昇すると値を戻すも限定的で、AUDUSD+NZDUSDの売り、USDCADの買いの流れは変わらず。

午後11時のカナダ中銀は政策金利を予想通り据え置くも、成長見通しを引き下げたことで、USDCADは1.3100直前まで上昇しカナダドル売りが強まる。

その影響もあり、AUDUSDは安値を更新、USDJPYは120円台をクリアに上抜けすることはできず、逆にCADJPYクロスで円買いが入ると、ドル売りへと変化。

EURUSDは欧州市場で一時1.1370台へ上昇するも、1.1350台が徐々に重くなり引き続きダウンサイドのリスクが高い。

GBPUSDは欧州市場で公的部門純借入所要額(PSNCR)が予想より赤字幅が減少し、買い戻しが強まる。1.5450台を高値に上げ止まるが、ドル高の流れの中で健闘。


欧州株は一時の下げから上昇へと変化し、米株は上昇から始まる。米10年債利回りは引き続き2.04%台で前日より低下、WTIは45ドル台で、先日よりも弱い。

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カナダ中銀=GDP見通しを下方修正、2015年第3四半期GDP1.5→2.5%へ上方修正するも、第4四半期2.5→1.5%、2016年2.3→2.0%、2017年2.6→2.5%へと下方修正し、カナダ売りが強まる。

カナダ中銀=石油関連の投資は2016年20%減少、2017年には落ち着く。設備投資弱く今後数年間にわたりGDPを圧迫。

カナダ中銀=インフレ基調は1.5~1.7%の見通しで変わらず。

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2015年10月21日(水曜)アジア・欧州市場序盤の動き

2015年10月21日(水曜)アジア・欧州市場序盤の動き

日経平均株価は+1.91%に上昇するも、上海総合は-3.06%と大幅下落。欧州株は強弱混在で、EUROSTOXX50は-0.13%と小幅低下、WTIは45ドル台へ下落、米10年債利回りも2.05%へと低下。

為替相場は資源国通貨が弱く、株安(除く日本)+金利低下+原油安=リスク選好の動きながら、円は中国株が弱く、不思議な値動き。資源国通貨は欧州市場の序盤で売られてはいるが、方向性を期待することは難しそうである。

AUDUSDは0.7200台へと低下するも、この水準は買いが厚くやや反発へ。NZDUSDは0.6690台へと低下から0.6730台へと値を戻す。USDCADは1.3020台へと上昇、原油価格も弱くカナダドル安が目立ったが、欧州市場の序盤で終了、逆に買い戻しが強まる。

USDJPYは、一時120円台を除くも続かず、大枠119.80~120.00円のレンジで底堅く、上値を試す動きは変わらず。

EURUSDは、明日のECB理事会を見るまでは、積極的に取引できにくいのか、1.13台でこう着状態ながら、上値は重そうである。

GBPUSDは、欧州市場に入り、1.5410台まで値を下げるも、公的部門純借入所要額(PSNCR)が予想より赤字幅が減少し、買い戻しが強まる。

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安倍首相=官邸で開いた政府与党連絡会議で、名目GDP600兆円の達成に向け、アベノミクスの旧3本の矢を一層強化する考えを示した。

11月1日のトルコ総選挙=連立政権の可能性、経済改革派の台頭に市場は期待。1年半余りで4度目の選挙という目まぐるしさは、投資家の間に不透明感を広げると同時に、当局者が腰を落ち着けて経済政策に取り組めない原因となっている。

英産業連盟(CBI)20日=英国が欧州連合(EU)を離脱すれば貿易が打撃を受けるとして、EU残留を求める報告書を公表。

高橋洋一、第一次安倍内閣で内閣参事官=7-9月はマイナス成長になる確率の方が高い。黒田総裁は予想インフレ率は大丈夫だと言ってきたが、それも怪しくなってきた。ブレーク・イーブン・インフレ率(BEI)や各種アンケートでみると、あまり上がっていない。政策としては動かないといけない段階に入った。黒田総裁は『皆がやれ、やれ』と言うとやらない。天の邪鬼な人なので予測するのは難しい。

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GBP 9月 公的部門純借入所要額(PSNCR)=178.877億ポンド(予想96 前回→7.17億ポンド)、公的部門純借入額=86.28億ポンド(予想96 前回→107.93 億ポンド)、公的部門純借入額(除金融介入・PSNB)=94億ポンド(予想101億ポンド 前回121→115.71億ポンド)→ 借入額が予想を下回る

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2015年10月21日(水曜)昨日20日、海外市場の動き

2015年10月21日(水曜)昨日20日、海外市場の動き

米金利は上昇し、ドルの買い戻しが目立った。建設許可は弱かったが米住宅着工は強い。

EURUSDは、上昇から下落へ結局はものと水準へと逆戻り。リンデ・スペイン中銀総裁は追加緩和の可能性を示唆するなど、明日22日のECB理事会で追加緩和の期待感は消えず、アジア・欧州市場の上昇幅を縮小し1.1330~50台で推移。引き続き1.1300のポイントを注目。

GFBPUSDは、弱含みで推移。1.55台→1.5430台まで低下するも上昇を維持。今日21日のカーニーBOE総裁の講演では、EU離脱の是非を問う国民投票について、その影響を説明するとのことで注目。

USDCADは、強さを維持。カナダは10年ぶりに政権が交代、予想外に安定多数を占め政権の安定が評価されたのか、USDCADは1.2930台へと低下。しかし、原油価格は弱含みで推移し、今日21日のカナダ中銀の金融政策を前にして、値を戻すも1.3000をポイントに上値も重い。

AUDUSDは、0.7300を超えられず下落へ。豪中銀議事録では「第3四半期の経済成長率が前期比で加速したと予想」にアジア市場では直後上昇するも、0.7300を超えられず、欧州・米国市場では続落、結局は元の水準へ。

USDJPYは、続伸、円の弱さが目立つ。米財務省上半期の外国為替報告書で「円は過小評価」と発表に円高への動きが危惧されるも、米金利の上昇に底堅く、逆に119.90台まで上昇し、高値圏で推移。

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ドルインデックスは前日とほぼ変わらず、DXYは94.90近辺で推移。
原油価格(WTI)は低下、45ドル台で推移。
金価格は上昇、1177ドル近辺で推移。
NYダウは前日とほぼ変わらず、17200ドル台で推移。
欧州株は弱含みで推移、EURUSTOXX50は3255.72。
米10年債利回りは上昇、2.07台で推移。
独10年債利回りも上昇、0.7626%。
米2年債利回りは上昇、0.63%台で推移。

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マカファーティーBOE政策委員=利上げを正当化するのに十分だと私が判断するに至った。インフレ見通しをめぐるリスクについて、委員会内でも認識する向きが存在。

リンデ・スペイン中銀総裁=QEを拡大、修正する可能性がある。ユーロ圏の現在のインフレ率は、ECBの目標の2.0%を不安になるほどに下回っている。世界経済の低迷により経済見通しを取り巻く不透明性は過去数カ月で高まった。

欧州委員会=ユーロ圏統合強化案を21日提出。

カーニーBOE総裁は、21日の講演で、2017年末までに実施予定の欧州連合(EU)離脱の是非を問う国民投票について、中銀の経済運営や銀行セクターの保護能力にどのような影響が及ぶのか明らかにする。

HSBC=中国人民元 がIMFの準備資産である特別引き出し権(SDR)の構成通貨となる上であらゆる条件を満たしており、SDR通貨として採用される方向に向かっている。

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USD 9月 住宅着工件数=前月比6.5%(予想1.5% 前回-3.0→-1.7%)、120.6万件(予想114.2万件 前回112.6→113.2万件)→ 予想を大幅に上回る。

USD 9月 建設許可件数=前月比-5.0%(予想0.0% 前回3.5→2.7%、110.3万件(予想117.0万件 前回117.0→116.1万件)→ 予想を大幅に下回る

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2015/10/20

2015年10月20日(火曜)アジア・欧州市場序盤の動き

2015年10月20日(火曜)アジア・欧州市場序盤の動き

結局はドル売り+円売りへ。

動かぬ為替相場は、豪中銀議事録で「第3四半期の経済成長率が前期比で加速したと予想される」との発表に、AUD買いが強まるも限定的。米財務省の外国為替報告書で、円の過小評価が示唆されるも、119.40円を割り込むこともなく、アジア市場では極めて狭いレンジ取引に終始した。

欧州市場では、USDJPYではドル買いへと動き、変動幅は限定てきながら、EURUSD+GBPUSD+AUDUSD+NZDUSDは上昇しドル売りへ、総選挙で政権交代が実現したUSDCADは下落するなど、ドル売+円売りの流れが目立った。

日経平均株価は小幅上昇、上海総合は1.14%と上昇、WTIは46.50ドルと上昇、米10年債利回りは2.03%台へと上昇。

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アジア市場の為替相場は、主要国通貨は総じて狭いレンジを抜け出せず、USDJPYは119.40~55円のわずか15ポイント幅で推移していた。

欧州勢が参入した午後4時に、USDJPYは119.70台まで上伸、EURUSDは1.1320台を底値に1.1350近くまで上昇、AUDUSDは0.7300を試す勢いが続き、カナダの総選挙で10年ぶりに政権交代が実現、USDCADは1.3040台をトップに、1.2980台まで下落しており、ドル売り+円売りの流れが強まっている。

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豪中銀議事録=第3四半期の経済成長率が前期比で加速したと予想される中で、政策金利を過去最低の水準に据え置くことが適切と判断した。過去の利下げが引き続き家計・消費・住宅建設を支援している。

米財務省上半期の外国為替報告書=中国の人民元について、市場は短期的な人民元圧力を加えているが、人民元高を主導してきたコアな要因は変わらないと指摘。過去一年間の大幅な実質実効レート上昇の結果、人民元はもはや過小評価されていないとの認識を示し、前回4月の報告書の「大幅な過小評価」という表現が取り除かれた。

米財務省上半期の外国為替報告書=円については、「円が経済ファンダメンタルズと整合的な水準よりもやや弱い方向に動いた」としたうえで、他の推計も一定の過小評価を示唆しているとし、円の割安感に言及した。また、財政政策を再調整することで、金融政策への過大な負担や、円安による対外主導の成長への依存を回避できると指摘した。

米財務省上半期の外国為替報告書=原油価格の下落により、年間6000億ドル超が原油輸出国から原油輸入国にシフトしているとし、ドイツや韓国など、経常収支黒字国に対しては、ぜい弱な世界経済成長の押し上げに貢献するよう求めた。

住友生命=外債投資3000億円計画。国内債から外債へと投資の多様化を進める。

カナダ10年ぶりに政権交代へ=ジャスティン・トルドー氏が率いる野党第2党の自由党が過半数議席を獲得し、10年ぶりにハーパー首相率いる保守党からの政権交代が実現。自由党は下院の定数338議席のうち184議席を獲得、保守党は100議席で野党第1党、野党第1党だった新民主党は43議席となった。

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2015年10月20日(火曜)昨日19日、海外市場の動き

2015年10月20日(火曜)昨日19日、海外市場の動き

アジア市場で中国GDPが予想より強くリスク選好の流れも、原油価格と金価格は弱く商品価格の下落にAUD+CADは弱い。ECB理事会を前に追加緩和の可能性が消えずEUR売りも続き、米NAHB住宅市場指数も強くドル買いの流れが続くも、USDJPYだけは119円台前半で動けず。

AUDUSDは、中国GDPが予想を上回り0.7240台から欧州市場で0.73台まで上昇するも、商品価格の低下に続落し、0.7240台と元の水準へ逆戻り。

USDCADはイラン増産検討による原油価格の下落と、カナダ総選挙で政権交代の可能性が残り、売り圧力が続き1.29台→1.3020台へ上昇。選挙結果は日本時間の20日昼頃判明へ。

EURUSDはECB理事会で追加緩和の可能性を払拭できず、商品価格の下落にも売り圧力が続き、1.1350台を回復できず続落へ、引き続き1.1300台を維持するも上値は重い。

GBPUSDは欧州市場で1.5495を高値に1.5500を超えられず。強い米住宅市場指数に伸び悩み、フィキシング後には売りへと変化するも、EURGBPの売りが強く底堅く1.5460台で下げ止まる。

◎原油価格(WTI)は、イランの増産検討に一時46ドルを割り込み下落、
◎米ダウ平均は下落から始まり徐々に値を戻し、17200ドル台で前日とほぼ変わらず、
◎米10年債利回りは上下変動しながらも2.02%台で前日とほぼ変わらず、米2年債利回りは6.0%を割り込み小幅下落へ。
◎為替相場はDXYは94.90台へ上昇しドル高へ、

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ウイリアムズSF連銀総裁=海外から強い逆風が吹きインフレを抑えるものの、米景気には勢いがあり、FRBは近い将来に利上げを始めるべき。今月のFOMCでも利上げは議題に取り上げられる。

ノワイエ仏中銀総裁=ECBのQEはすでに十分に調整されており、一段の調整は必要ない。

原油価格下落=イラン石油省は増産を検討。イランの核開発問題を巡る最終合意が18日に発効し、制裁解除後のイラン原油増産思惑。

カナダ総選挙(19日)=20日昼頃に大勢が判明。世論調査で優位に立つ野党・自由党が、ハーパー首相率いる保守党を破って 約10年ぶりの政権交代を実現するのか注目。

モルガンスタンレー第3四半期決算は、アナリスト予想を下回る。

ブルムバーグ調査=今後の追加緩和予想は81%(前月68%)へ拡大。

2015/10/19

2015年10月19日(月曜)欧州・米国市場序盤の動き

2015年10月19日(月曜)欧州・米国市場序盤の動き

週明けの海外市場も、中国GDP前年比6.9%に、中国経済のハードランディングの可能性は薄れ、一部リスク選好の動きへ。ただ、原油価格は弱く、米株も下落からスタートし、リスク選好の動きも限定的。

欧州市場も、中国GDPのネガティブなサプライズもなく、予想を上回ったことで、リスク選好の動き強まりAUDUSDは上昇、逆に、リスクヘッジ通貨のEURは弱く、EURGBPの売りにGBPUSDの買い一時強まる。

米国市場に入ると、原油価格(WTI)の下げ幅が強まり、USDCADは上昇、AUDUSDも売りへと変化しするも、GBPUSDは1.5500を試す動きが続いている。

欧州株は状弱混在で、EUROSTOXX50は0.15%上昇へ。米株は小幅下落からスタートし、米10年債利回りは2.028%でほぼ変変わらず。WTIは1ドル近く下落へ。

10月19日(月曜)アジア・欧州市場序盤の動き

10月19日(月曜)アジア・欧州市場序盤の動き

週明け月曜日の為替市場は、株価に連動しながら上下変化。 今日のメインイベントの中国第3四半期GDPは前年比6.9%と前回7.0%からは低下するも、予想6.8%を上回り、中国経済への過度の警戒感は弱まる。他には特に材料は見当たらず。

一番反応したのはAUDUSDで、0.7230台→0.7290台へと上昇、欧州市場に入り0.73台を試す勢いへ。

USDJPYは、先週末の米国市場の高値119.60円台を意識しながらも、119.10台から119.60の動きで、先週末のNY市場のレンジを抜け出せずにいる。

EURUSDは先週金曜日の海外指標の流れを継続。アジア市場の動きから判断することは難しいが、1.1370台の上値は重く下値リスクが強いように思われ、1.1300~50の水準を割り込めるか、注目したい。

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その他の中国発の経済指標は強弱混在していた。小売売上高は前年比10.9%と予想を若干上回り、鉱工業生産の前年比は5.7%と予想・前回を下回り、固定資産投資(都市部)年初来前年比6.9%と前回7.0%を下回るも予想6.8%を上回る。

日経平均株価は、今月10日の日銀による追加緩和の期待感が残る中で、先週末の麻生財務相(16日)の話がやや気になっている。
『景気対策としての追加緩和について、たぶん日銀も、今すぐさらに金融緩和というのではない。今、カネは余っているのであって、むしろ需要が足りない』と発言していた。

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2015/10/18

今週の為替相場を考える(10月19日~10月23日)

今週の為替相場を考える(10月19日~10月23日)

弱い米雇用統計に米早期利上げ期待感はさらに遠のき、10月に入ってからの相場は、中国・新興市場国の株価は上昇し、世界的に株価は持ち直している。また、VIX指数は大幅に低下し、金利はやや低下傾向で、ドル安+円安(ドル以外)という、リスク選好の動きが続き、新興国通貨のヘッジ通貨のEURは伸び悩み傾向が続いている。

しかし、先週一週間を通してみると、ファンド決算を控え清算に追い込まれるファンども目立ち、期待の中国経済では、中国輸入高が弱く、CPIの伸びは鈍化するなど期待を裏切られるできごとが目立った。一方、米国でも小売の伸びは鈍く、米地区連銀経済報告書は「賃金の伸び悩みと、ドル高の悪影響を指摘」し、本当にFRBは将来的に利上げができるのか? やや疑心暗鬼に陥りはじめている。

また、先週のヒーロー通貨のNZDも、中銀総裁は追緩和の可能性をあえて示唆し、原油価格(WTI)が50ドル台で伸び悩み、USDCADも1.2950を超えられず伸び悩むなど、それぞれ事情は異なる。

今週の為替相場は、来週10月28日のかすかな利上げ期待が残るFOMCと、10月30日追加緩和の期待が若干残りつつ、日銀金融政策決定会合を気にする必要がある。今週はカナダ中銀とECBの金融政策を前にして、金融政策の据え置きは間違いないと思われる中で、ECBの追加緩和を期待する動きも一部に見られる。結果的にはEUR相場の変動が期待できる反面、通貨間で異なる値動きを考えざるを得ない状況となっている。

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ドル相場
一部には、米国は利上げどころか追加緩和が必要では? との意見も見られるが、結果から言うと、その考えを持つことは時期尚早で、選択肢から除外することにしたい。

今回のドル売りの要因は、米経済、財政、ドル高懸念への警鐘からくるドル売りと言うよりも、10月、12月の米利上げ観測の後退によるポジションの巻き戻しや、ファンドの清算や近づく決算時期を前にしたポジションの解消によるところが多いと考えたい。

結果、積みあがったドルロングの調整が終了すれば、元のドル買いの動きが再開されると思われる。その開始時期の予想は難しく、経験則では12月にはドル高傾向が高まることを意識したい。

また、記者会見が予定されていない10月28日のFOMCを待つ必要があり、それまでは予想外のドル高も期待薄で、今週発表される米経済指標やFRB理事・連銀総裁らの発言で短期的に動くことになりそうである。


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EURUSD 予想1.1250~1.1500
変動率は、年初来-0.26%、4月来+1.54%、前週来-0.08%。変動率だけを考えれば大幅な偏りは少ない。新興国通貨のヘッジ通貨の売りも弱まる傾向にあるが、先週1.1500近くまで上昇した後の1.13台前半まで下落したショックは隠せない。

上昇スタートのポインとなる1.1300~50でなんと下げ止まっているが、ECB理事会で追加緩和を期待する動きは消えず上昇力は鈍い。1.1250近くまで一時的に値を下げるリスクはあるも、金融政策の据え置きを予想し1.1250~1.1500のレンジを予想。


GBPUSD 予想1.5320~1.5500
変動率は、年初来-0.31%、4月来+2.08%、前週来+0.81%。変動率だけを考えれば大幅な偏りは少ない。激しいM&A絡みの相場変動も落ち着き、1.5370を超えてかの上昇の流れを継続。

ただ、1.5500台の上値は重く、この水準をクリアに上抜けできるまでは、上昇スタート地となる1.5370を割り込み1.5330まで値を下げるリスクがあるがあり、1.5320~1.5500のレンジを予想。


AUDUSD 予想0.7110~0.7500(予想レンジはワイド)
変動率は、年初来-0.94%、4月来+3.50%、前週来-0.95%。変動率だけを考えれば短期的に下押し圧力が続く。中国経済の回復期待に反して、最近の経済指標は弱く、中国第3四半期GDPで一つの大きな山場を迎えることになる。

市場は6.8%を予想しているが、仮に弱い数字となれば、0.7200を割り込み0.7110台までの下げを覚悟しなければならない。逆に強く0.7200をボトムに下げ止まると0.7370を超え上昇期待も持てる。今週の予想レンジはワイドで、0.7110~0.7500のレンジを予想。


USDJPY 予想118.50円~120.00円
変動率は、年初来+0.46%、4月来-0.36%、前週来-0.65%。変動率だけを考えれば大幅な偏りは少ない。煮ても焼いても食えないドル円相場!? 10月30日の日銀金融政策委員会で追加緩和の可能性は弱く、9月にずれ込むことになりそうである。長期チャートでは緩やかな上昇傾向は変わらないが、5月末以降は上値を切り下げていることも間違いない。

Dailyチャートでは200日MAが121.00円にあり横ばい状態が続き、この水準を超えられず、底値をやや切り下げ上値は重くなっている。先週118.50円のポイントを割り込み一時118円台まで下落し、円ブル派は撤退を余儀なくされ、119円台半ばまで値を戻し、円ベア派も勝運は少ない。118.50円~120.00円のレンジを予想。



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今週の主な材料(10月19日~10月23日)

今週の主な材料(10月19日~10月23日)

今週・来週と金融政策の発表が多く、波乱要因へ!

来週10月28日のFOMC、10月30日の日銀金融政策決定会合と、ドル相場や円相場へ強い影響を与える材料を控えているが、今週はカナダ中銀とECBの金融政策の発表を注目したい。

今週の経済指標や発言では3つに分類して考えたい。
1.金融政策の発表と中銀総裁・要人発言
2.中国を中心とした主要国の重要な経済指標
3.米国発の経済指標

【1.金融政策の発表と中銀総裁・要人発言】
今週のメイン・イベントは、カナダ中銀金融政策・ボロズカナダ総裁記者会見(21日)と、ECB金融政策・ドラギECB総裁記者会見(22日)で、特にECB理事会では追加緩和が議論されるとの思惑も一部で流れており、白黒の決着がついた後のEUR相場の変動を注目したい。また、豪中銀議事録も相場変動の材料で、カーニーBOE総裁から強気な発言を聞くことができるか注目している。

19日、黒田日銀総裁講演
20日、豪中銀議事録、カーニーBOE総裁発言、ダドリーNY連銀総裁発言
21日、カナダ中銀金融政策、ボロズカナダ総裁記者会見、カーニーBOE総裁発言
22日、エディ豪中銀総裁補佐発言、ECB理事会、ドラギECB総裁記者会見

【2.中国を中心とした主要国の重要な経済指標】
中国と新興国経済に関して市場の関心度外は高く、相場変動が大きいだけに、今週の中国GDPを含めた中国発の経済指標の発表の注目度は高い。

19日、中国第3四半期GDP、中国小売売上高、中国鉱工業生産、中国固定資産投資、
21日、日本貿易統計
22日、英小売売上高、カナダ小売売上高、ユーロ圏消費者信頼感指数
23日、ユーロ圏各国の総合・製造業・サービス業PMI・速報値、カナダ消費者物価指数

【3.米国発の経済指標】
来週28日のFOMCで利上げを実施する可能性はゼロではないが極めて低い。ただ、12月の利上げ開始の有無に関しては50/50から、利上げ開始予想が減少傾向にある中で、相変わらず米国発の経済指標は注目度が高く、特に22日(木曜)は新規失業保険申請件数を含め景況感・住宅関連の指標の発表が多い。

19日、米NAHB住宅市場指数
21日、米MBA住宅ローン申請件数
22日、新規失業保険申請件数、シカゴ連銀全米活動指数、FHFA住宅価格指数、中古住宅販売件数、景気先行指数・総合指数
23日、製造業PMI・速報値

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10/19(月) 
09:30 JPY 黒田日銀総裁発言
11:00 CNY 小売売上高
11:00 CNY 鉱工業生産
11:00 CNY 固定資産投資(都市部
11:00 CNY 第3四半期GDP
23:00 USD NAHB住宅市場指数
01:00 USD ラッカー・リッチモンド連銀総裁発言

10/20(火) 
09:30 AUD 豪中銀議事録公表
15:00 CHF 貿易収支
19:00 GBP カーニーBOE総裁発言
21:30 USD 住宅着工件数
21:30 USD 建設許可件数
22:00 USD ダドリーNY連銀総裁、パウエルFRB理事発言

10/21(水)    
08:50 JPY 貿易統計(通関ベース)
17:30 GBP 公的部門純借入所要額(PSNCR)、公的部門純借入額(除金融介入・PSNB)
20:00 USD MBA住宅ローン申請件数
20:00 TRY トルコ中銀 金融政策発表
23:00 CAD カナダ中銀 金融政策発表
0:15 CAD ボロズ・カナダ中銀総裁金融政策後の発言
02:00 GBP カーニーBOE総裁発言

10/22(木)     
07:45 AUD エディ豪中銀総裁補佐発言
17:00 EUR ECB月報発表
17:30 GBP 小売売上高
20:45 EUR ECB金融政策発表
21:30 EUR ドラギECB総裁記者会見
21:30 USD 新規失業保険申請件数
21:30 CAD 小売売上高
21:30 USD シカゴ連銀全米活動指数
22:00 USD FHFA住宅価格指数
23:00 EUR 消費者信頼感・速報値
23:00 USD 中古住宅販売件数
23:00 USD 景気先行指数・総合指数

10/23(金)      
17:00 EUR 総合PMI・速報値、製造業PMI・速報値、サービス業PMI・速報値
21:30 CAD 消費者物価指数
22:45 USD 1製造業PMI・速報値


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2015年10日18日(日曜) 最新のIMMポジション(10月13日集計分)から 

2015年10日18日(日曜) 最新のIMMポジション(10月13日集計分)から 

IMMのデータは毎週火曜日時点のポジションを集計しており、先週半ば以降の円高、NZDUSDの上昇、USDCAD下落など、ドル売りの動きは反映できていないが、通貨のショートポジションは急激に減少し、傾向としてのドル売りの流れを示している。

前週10月6日と10月13日の一週間の変化を比較すると、7通貨(円、ユーロ、ポンド、スイスフラン、カナダドル、豪ドル、NZドル)では、ネット・ショートのコントラクト数が-191,732→-171,249へと20,483へと2週間連続の減少していた。ドル換算のポジションも約20億ドル減少し189億ドルとなっており、200億ドルを割り込むのは昨年7月以来のことである。

全体でみると、円+ユーロ+スイス+カナダドル+豪ドルのショートは減少し、NZドルはショートからロングへと変化し。逆に、ポンドだけがショートが増加。前週と同じく、米利上げ観測の後退を受けたリスク選好の動きが強まっていた。

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円・ポジション
-17,599→-13,832(3,767)、4週連続し円ショートポジションは減少し、9月後半から円高の動きが続いている。スポット市場では、株価との連動性がやや薄れる中で、集計後の14日以降、USDJPYは一時118.00円台までの円高が進行していたことで、更に円のショートポジションは減少していると思われる。

ユーロ・ポジション
-88,810→-80,576(8,234)、ユーロショートは減少しているが、水準的には8万コントラクト台を割り込めず、他の主要通貨で買いが強まる中で、ユーロの増加割合は比較的鈍い。スポット市場でも、EURUSDは1.1500の壁を越えられず、クロスでのユーロ売りに元の水準に逆戻りしている。

ポンド・ポジション
-4,533→-7,527(-2,994)、唯一ショートが拡大、3週連続でショートポジションが増加している。ただ、スポット市場のGBPUSDは、週半ばから上昇へと変化し、1.55の大台を一時達成、ショートポジションが減少していると思われる。

スイスフラン・ポジション
-3,970→-2,352(1,618)、4週間ぶりにショートが減少しているが、微増で特に目立たず。スポットではUSDCHFは週半ば以降にかけて続落、0.9500一時割り込み強さが目立ち、更にショートポジションが減少していると思われる。

カナダドル・ポジション
-35,010→-33,949(1,061)、2週連続でショートが減少しているが3千コントラクト台のショートが続いている。スポットではUSDCADは週半ば以降にかけてドル売りが強まり、一時1.2850割れまで続落、原油価格も50ドル台を維持できず値を下げているにも関わらず、引き続き強含みで推移している。

豪ドル・ポジション
-40,839→-33,705(7,134)、3週連続でショートが減少し、豪ドルの買い戻しが続いている。スポット市場では上値が重く0.7200まで一時値を下げるも、0.7200をボトムにレンジ相場が続き、その後のポジションでは増減数に大きな変化を期待できない。

NZドル・ポジション
-971(2,091)→692(692)、5月来、久々にショートからロングへと変化し、強さが目立っている。スポット市場では一時0.6900近くまで上昇、強含みで推移し高値圏での取引が続いている。

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2015/10/17

2015年10月17日(土曜)昨日16日、海外市場の動き

2015年10月17日(土曜)昨日16日、海外市場の動き

週末金曜の為替市場は、相変わらず不透明な米金融政策の行方と、ポジション調整も一巡したのか、比較的狭いレンジでの展開となった。

他の市場も総じて小動きで、原油価格(WTI)は47ドル台へと小幅上昇、欧米株は小幅上昇に留まり、米10年債利回りは2.03%近くへと小幅な上昇にとどまっている。

その中で、欧州市場ではトルコ軍がシリアとの国境付近で無人機を撃墜するなど、緊張の高まりにUSDTRYが一時2.91台近くへと上昇するなどトルコリラ安が一時強まった。

ドルは、メスター・クリーブランド連銀総裁の「利上げ開始を遅らせるほどリスクが増える。米国は利上げに対応できる」との発言。やや強い米鉱工業生産・設備稼働率と、予想外に強い米ミシガン大学消費者信頼感指数もあり、比較的堅調に推移していた。

USDJPYは、119円絡みの狭いレンジで終了かと思いきや、午前1時過ぎには119.20~30円超えのストップをつけ119.60円台まで上昇、同じタイミングで
EURJPYも135.70円を超え、GBPJPYも184.50円を超え、一時円売りが強まっていた。

EURUSDは、1.1330台で下げ止まり、1.1300~50の底値を維持。前日のノボトニー・オーストリア中銀総裁の追加緩和の可能性示唆発言の影響が続き、クロスではEUR売りは継続。クーレECB専務理事の「ECBへの過度の期待を危惧」発言に上昇するも、来週のECB理事会で追加緩和期待が残っているのか? 1.13~1.15のレンジ内での取引ながら上値は重い。

GBPUSDは、相変わらず1.55台を達成できず。早期利上げ推進派のフォーブスBOE政策委員が「英金利は割合早い時期に引き上げられる」と強気な発言にも、1.54台での動きに終始し上値はやや重い。

2015/10/16

2015年10月16日(金曜)欧州・米国市場序盤の動き

2015年10月16日(金曜)欧州・米国市場序盤の動き

アジア・欧州市場と堅調な株価も、米国市場では伸び悩み、為替相場は、新興国通貨を含め、全体としては週末のポジション調整色が濃く表れている。

USDJPYは、前日から約1円上昇の水準で安定推移し、下値達成感があるのか、戻りが重いのか、金曜日の調整色の強い相場状況では判断できず。

EURUSDは、前日のノボトニー・オーストリア中銀総裁の追加緩和の可能性示唆発言の影響が続き、クロスではEUR売りは継続。ただし、1.1300~50をレンジをボトムに買いも強く、クーレECB専務理事の「ECBへの過度の期待を危惧」発言に上昇し、1.13~1.15のレンジへ。

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米鉱工業生産=前月比-0.2%(予想-0.3% 前回-0.4→-0.1%)、設備稼働率= 77.5%(予想77.4% 前回77.6→77.8%)→ 共に予想を若干上回る。

米ミシガン大学消費者信頼感・速報値=92.1(予想88.5 前回87.2)→ 予想を上回るも動きは鈍い。

米JOLT労働調査=537.0(予想562.5 前回575.3万件)→ 予想を下回る

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トルコ軍=シリア国境付近で未確認飛行物体を撃破→ USDTRY急進。

クーレECB専務理事=ECBへの過度の期待を危惧している→ EURUSDの買いが弱まる

BOEフォーブス政策委員(早期利上げ推進派)=中国やその他の新興国の景気減速により英利上げが阻まれることはない。英金利は割合早い時期に引き上げられる。

米GEの第3四半期決算、利益が予想上回る。

黒田日銀総裁=輸出・生産面に新興国経済の減速の影響がみられる。企業・家計の両部門において所得から支出への前向きの循環メカニズムが働くもとで、緩やかな回復を続けている。企業部門では積極的な設備投資スタンスが維持されている。

2015年10月16日(金曜)昨日15日 海外市場の動き

2015年10月16日(金曜)昨日15日 海外市場の動き

42ぶりの水準に改善した米非農業部門雇用者数と、若干強い米CPIに、ドル全面高へ。

USDJPYは、欧州市場の序盤にで118.50円を割り込み118.00円台へ下落、強い米経済指標に118.70台へ上昇、再び118.00円の壁を再度試し118.20台まで下落するも、午前1時ごろを底値に、米金利+米株が上昇する中、クロスで円売りもあり、118.90台まで急進(直接的な要因は不明)。

ノボトニー・オーストリア中銀総裁の追加緩和の可能性発言に続落のEURUSDは、何とか1.1350台をキープ。この水準が重要。


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ルー米財務長官は米連邦債務、11月3日までに上限に達する見通し。米国が11月16日の利払い不履行も、債務上限問題でアナリスト警告。

ルー米財務長官=米国は通貨を弱くしないという強いメッセージを示している。強い米経済は自然と強いドルにつながる⇒ ドル高による貿易問題をけん制?

ダドリーNY連銀総裁=労働市場の改善が継続している限り、利上げ前にインフレ率が必ずしも上昇している必要はない。労働市場のリソースに対する圧力は高まっており、こうした圧力と、インフレに対する自分自身の確信との間には関連性がある。

ロイター社、エコノミスト調査(前回9月22日)=12月米利上げ確率60→55%へ低下(58人/79人)。12月末時点のFFレート・中間値は0.375%→0.375%変わらず、2016年第2四半期末0.875%→0.625%へと後退。

フィッチ=ブラジル信用格付けをBBBからBBBマイナスに引き下げた。ジャンク等級の一段階手前の水準で、リセッションや政治不安に、まもなく投資適格級格付けを失う恐れがあると警告。

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ユーロへの不安=①ポーランド(10月25日総選挙で右派政党の政策を不安視)やルーマニアの政局不安(政局不安にIMFが新規融資を承認するか疑問視、ボンタ首相汚職で起訴、来年総選挙)、②中欧ルートで欧州に押し寄せる移民や難民(影響が不透明で、労働コストの上昇)、③独VW の排ガス不正問題の影響(VWの工場はチェコ共和国やスロバキア、ハンガリー、ポーランドのGDPの0.5~2.9%を生み出している。

ノボトニー・オーストリア中銀総裁=ユーロ圏では総合インフレとコアインフレも明らかに目標水準を下回っており、追加の措置が必要。

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2015/10/15

2015年10月15日(木曜)欧州・米国市場序盤の動き

2015年10月15日(木曜)欧州・米国市場序盤の動き

欧米市場ドル安(除くEURUSD)、強い米経済指標に米国市場序盤はドル高へ、しかし限定的。

欧米株は上昇、米10年債利回りは2%台を回復、WTIは46ドルを割り込む。

為替相場は・・・・。

欧州市場ではクロスの円買いが激しく、株高にも関わらず円高が進み、USDJPYは118.50円を割り込み売りが加速し、118円台まで続落。

EURUSDは、1.15台を達成できず、ノボトニー・オーストリア中銀総裁が「ユーロ圏では総合インフレとコアインフレも明らかに目標水準を下回っており、追加の措置が必要」との報道に、EUR全面安でEURUSDは1.1430まで下落。

EURJPYの下落がUSDJPYの売りをサポートし、EUR下落の影響に、新興市場国通貨は全面高へ。


米国市場に入り、米消費者物価指数は前年比、コア前月比と前年比は予想を上回り、さらに、新規失業保険申請件数が42年ぶりの水準に改善、ドル全面高へ。

USDJPYは118.70台へと上昇するも、上昇力は続かず伸び悩み上値は重く、下値リスクが気になる。

EURUSDは一人負けの一日で、1.1360台まで続落。1.1300~50の先のレンジ上限は、今、レンジの下限になれるのか注目!

GBPUSD+NZDUSD+AUDUSDは、欧州市場の上昇から、強い米経済指標に下落へと変化するも、新興国通貨の大幅上昇ひ、再上昇の動きも強い。


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AUD 9月 雇用統計: 失業率=6.2%(予想6.2% 前回6.2%)、雇用者数=-5,100人(予想7,100人 前回17,400→18,100人)、労働参加率=64.9(予想65.0% 前回65.0%)→ 雇用者数が予想外に減少し直後の反応はAUD売りとなるが底堅く推移

USD 9月 消費者物価指数=前月比-0.2%(予想-0.2% 前回-0.1%)、前年比0.0%(予想-0.1% 前回0.2%)、コア前月比0.2%(予想0.1% 前回0.1%)、コア前年比1.9%(予想1.8% 前回1.8%)→ 前月比は予想通り、前年比、コア前月比と前年比は予想を上回る

USD 10月 NY連銀製造業景気指数=-11.36(予想-8.0 前回-14.67)→ 予想外にマイナス幅が拡大へ

USD 新規失業保険申請件数=25.5万件(予想27.0万件 前回26.3→26.2万件)、受注総数=215.8万人(予想219.5万人 前回⇒220.8万人)→ 予想を大幅に下回る、42年ぶりの低水準にドル買いが強まる

USD 10月 フィラデルフィア連銀景況指数=-2.0(予想-3.0 前回-6.0)→ 予想よりマイナス幅は減少

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ノボトニー・オーストリア中銀総裁=ユーロ圏では総合インフレとコアインフレも明らかに目標水準を下回っており、追加の措置が必要

米財務省(14日)=14日Tビル入札を一時中断、発行予定額の35%までとする上限規則を超える応札があった可能性を調査。

ルー米財務長官=ベイナー会員議長への書簡で、11月3日までに債務上限を引き上げる必要がある。

ゴールドマン・サックス第3四半期決算=アナリスト予想を下回る、トレーディング収益が減少

シティグループ第3四半期決算=アナリストの予想を上回る

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欧州市場の動きをみて!


欧州市場の動きをみて!

いまさらながら、コメントすることは憚れるがドル売りの流れに変化なし。

USDJPYは119.20~30円を割り込み続落し、株高の流れにも円売りは極めて弱く、今までのパターンから変化がみられる。

そして、118.50円の壁も割り込み、続落しレンジ相場の下限が割り込んだのではとの思いと、それでも、中期の円安トレンドに変わりないとの思いがミックス。

短期では、どこまで下げるのか? 引き続き円高のリスクが強く残る。


EURUSDは1.1500を直前して、失速! しかし、EUR買いのトレンドに変化は見られず、1.1500の上値は遅かれ早かれトライすると思われる。

AUDUSDの強さは変わらず。0.7300台を確り維持しており底堅さが感じられ、上昇の流れは継続と考えたい。

GBPUSDは、1.5500を前に足踏み状態で、EURUSDの1.1500と同じく調整売りの可能性は消えないが、EURGBPを見ても、GBPの買いに分がある、GBP買い継続。


2015年10月15日(木曜)昨日14日、海外市場の動き

2015年10月15日(木曜)昨日14日、海外市場の動き ドル全面安! 弱い米経済指標に利上げ観測はさらに遠のく。 小売+生産者物価と低調な米経済指標に、米株下落+米金利低下+ドル売りが加速し、ドル高の悪影響を指摘するベージュブックは、ドル売りがさらに進む。 NYダウは-0.92%、米10年債利回り1.983%と2%を割り込み、 USDJPYは118.60円台と118.50円の重要なポイントまで下落、 USDCADは1.2910台と1.2900のポイントまで下落。 EURUSDは1.1480台と1.1500の重要なポイントまで上昇。 GBPUSDは1.5490台と1.5500の重要なポイントまで上昇。 AUDUSDは0.73台へと上昇。 NZDUSDは0.68台へと上昇。 主要各通貨ペアでは重要なポイントを達成・近くまで動いており、今日一日の値動きを注目! 10/15(木)     09:30 豪雇用統計 20:30 ゴールドマン・サックス第3四半期決算 21:30 シティグループ第3四半期決算 21:30 米消費者物価指数 21:30 米NY連銀製造業景気指数 21:30 米新規失業保険申請件数 23:00 米フィラデルフィア連銀景況指数 23:30 ダドリーNY連銀総裁発言 00:00 EIA週間在庫統計 ※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※ 米小売売上高=前月比0.1%(予想0.2% 前回0.2%)、除自動車・前月比-0.3%(予想-0.1% 前回0.1%)。 米生産者物価指数=前月比-0.5%(予想-0.2% 前回0.0%)、前年比-1.1%(予想-0.7% 前回-0.8%)、コア前月比-0.3%(予想-0.1% 前回0.3%)、コア前年比0.8%(予想1.2% 前回0.9%) 地区連銀経済報告(ベージュ・ブック)=労働市場の引き締まりは続くも、賃金は伸びず、ドル高に製造業部門は低調。製造業にとってドル高が最も差し迫った逆風で、次は中国経済の減速。 ※※※※※※※※※※※※※ アトランタ連銀GDPNow=小売売上高が弱く、米第3四半期GDP見通しは1.0%→0.9%へ引き下げた。 ラッカー・リッチモンド連銀総裁=雇用の伸び減速や予想を下回る小売売上高など、一連の指標がさえない内容となっても、自身の米経済見通しはほとんど変わっていない。 人民元の取引量は、ついに3番目に上昇=英ICAP 傘下で電子取引プラットフォームを運営するEBSブローカーテック。 中国は人民元の取引時間を、欧州時間まで延長し、SDR採用を目指す。

2015/10/14

2015年10月14日(水曜)欧州・米国市場序盤の動き


2015年10月14日(水曜)欧州・米国市場序盤の動き

英雇用統計では、弱い平均賃金と失業率の低下にミックス。GBPは売りから逆に買いへと変化。AUD+NZDと共にドル売りの流れをリード。

最近の経済指標は世界的に弱い。中国CPIは予想外に弱く、英失業率は改善するも平均賃金は低く、ユーロ圏鉱工業生産も弱い。そして、米小売売上高+生産者物価指数は弱く、ドル売りの流れが強まる。

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JPYは続伸。弱いアジア+日本株+欧州株に上値は重く、弱い米小売売上高+生産者物価指数に。米利上げ時期の後退+米債利回りの低下に、円高が進むも、119.30円以下の買いに下げ止まる。

AUD+NZD+CADも続伸。早朝のウィーラーNZ中銀総による追加緩和を示唆する発言から、弱含んだAUD+NZDは、弱い中国CPIや、日本・アジア株安にも売りは限定的で、欧米市場では弱い米経済指標を受け続伸。

GBP+EURも続伸。欧米市場では、弱い米経済指標に、米利上げ時期の後退+米債利回りの低下に、結局はドル全面安へと動くも、米企業の決算を受けた米株はマイナス圏からプラス圏へと上昇し、EURUSDは売りへと変化するも、GBPUSDの上昇は止まらず、EURGBPは下落し、GBPの強さが目立つ。

思うこと!



思うこと!

日本株安にも以外にも円高への動きは鈍い。これは日本時間だけの特殊要因なのかは不明ながら、120円台に乗るまでは下値トライが続きそう。

119.00~30円は過去鬼門で、ちょっと期待しすぎかもしれないが、この水準を破れるかは疑問ながら、IFブレークすれば先の安値118.50円が見えてくる。

EURUSDだが、昨日から強さが目立つ。弱い材料にもEUR売りは限定的で、今日も海外市場で上値をトライするのではと思わずにいられない! 

AUDUSDはどこまで下がれば底打ち感がでるのであろうか?0.7200はマジの線とおもっているが!? この水準で止まらなければ0.7120~30まで・・・・。

USDCADは不思議な動き。いっそうWTIが50ドル台へ上昇し続伸すれば、CAD買いできまりなのだが・・・。1.3000、1.3050抜け出した方向へ加速しそうなチャート展開が気になる。

2015年10月14日(水曜)昨日13日、海外市場の動き

2015年10月14日(水曜)昨日13日、海外市場の動き

米国市場は、GBP下落から始まったドル高の流れがようやく収まるも、反発力は限定的。

アジア・欧州は、弱い中国輸入高+弱い英CPI+弱い独ZEWに、弱いアジア・欧州株にドル買いへ。

米国市場はGEの商業融資リースの売却の報道に、米株は何とか持ち直し、米金利の低下にドル買いの流れは収まるも、米株は伸び悩みドル売りも限定的。

ブラード・セントルイス連銀総裁は早期利上げの支持を再表明、一日を通じてドルは資源国通貨に対してドル高の流れが続く。円も資源国通貨で上昇が目立つも、USDJPYの動きは限定的。

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GBPUSDは相場をリード。アジア市場の終盤にかけてGBPは、ABインベブがSABミラー買収で合意し、12.5兆円で巨大ビール会社の誕生との報道に、一時全面高へ。しかし、欧州株が軟調に推移するとロングの売りへと変化し、英CPI前にはすでに急落。弱い英CPIに続落傾向は止まらず。

米GEは300億ドル相当の商業融資リース事業をウェルズに売却へ、この報道を契機に米株が上昇し、ドル売りへと変化するも、ドル売りの流れも限定的。

USDJPYは、アジア・欧州・米国市場の序盤に株安の流れが続き、119.50台まで続落するとも、米GEの商業融資リース事業の売却報道に、米株の反発し、米金利の低下に119.90円近くまで値を戻すも、買い株は伸び悩み120円台を回復できず、再び緩やかなドル売りへ。

AUDUSDは弱さが目立つ。米国市場に入っても続落傾向は止まらず。0.7250近くまで下落。

NZDUSDは米国市場で下げ止まり一時反発するも、終盤にかけて0.6650を割り込みぞ暗くへ。

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2015/10/13

【お知らせ】


【お知らせ】

11月11日(水)14:00~16:30に、
サンワード貿易株式会社主催のセミナーで講師を務めます。
今後の為替相場の見通しはもちろん、金利差を狙う動きも話します。
詳しくは、以下のURLをご覧ください。

http://www.sunward-t.co.jp/seminar/2015/20151111_ek/index.html

2015年10月13日(火曜)欧州・米国市場序盤の動き

2015年10月13日(火曜)欧州・米国市場序盤の動き

ドル高+円高へ。

○日銀は今月の追加緩和の可能性が薄れ、日本株は弱く、
○中国の輸入高は予想外に減少し、中国経済や新興国経済の回復期待が裏切られ、
○英消費者物価指数の前月比は予想外のマイナスで、来年初めの利上げ観測は遠のき、
○独ZEW景況感指数は、VW排ガス不正と新興市場の低迷に、予想外の弱さへ。


アジア・欧州・米国と株価は下落し、米金利は低下へ。

為替市場は、相次ぐ主要国の弱い経済指標に、リスク回避の動きが強まり、USD+JPYは上昇。

ドル高へ、GBPUSDの売りがリードし、ドル買いの流れをリード。
円高へ、円クロスではGBPJPYの売りが円買いをリードし、その影響でUSDJPYの上値は重い。

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米中小企業の業界団体、全米独立業者協会(NFI)=米中小企業楽観度指数96.1(前月95.9)から小幅上昇。直近の数値では線成長率が2.5%になることを示唆。

ブラード・セントルイス連銀総裁=早期利上げの支持を再表明。経済はおおよそ正常に戻り、、失業率は今後数カ月で4%台に低下する見込み。

カマファティBOE政策委員=新興国市場のリスクは英国にとって深刻なものではない。将来的にはQEよりも政策金利が好ましい。生産性の成長率は低い。生産性の成長率は低い。

ブリハBOE新政策委員=9月就任後初めての公式見解で、国内インフレは目標を下回るリスクがより高い。世界経済の成長が予想を下回っていることが、大きなリスク要因。

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不思議な世界、彷徨うドル円相場!

不思議な世界、彷徨うドル円相場!

相変わらず株高=円安、株安=円高の方程式は生きてはいるが、以前ほど明確な動きは見られず。逆に弱い中国輸入額と弱い日本株にせっかく達成した120円台から滑り落ちている。

目先はドル売り円買いで、どこまで値を下げることができるかを試したい。しかし、118.50~121.5円のレンジを一体いつになったら抜け出すことができるのであろうか? 

テクニカルでは円高傾向を示すものが多いが、別に米経済が弱体化しドル売りになるのではなく、日銀の追加気緩和期待の反動の円ショートカバーと、株安以外には見当たらない。

逆に、円クロスで円売りが主役になることで、USDJPYの底値も限定てきでは?

それと、EURUSDはもちろん、GBPUSD、AUDUSD、NZDUSD、そして、USDCADと、米利上げ観測が後退した後のドル売りへの変化は、先週で打ち止めとは思えず。

しばらくは、先週と同じトレンドの継続を期待している。

2015年10月13日(火曜)昨日12日 海外市場の動き

2015年10月13日(火曜)昨日12日 海外市場の動き

日米祭日で、米国は債券市場は休場で値動きは緩慢、原油安にカナダドル安が目立つ。

ダウ平均株価は小幅上昇、原油価格(WTI)は下落、先週来の資源国通貨高の動きに、AUD+NZDの上昇は続くも、薄商いの中で原油価格の下落にCAD売りが目立った。

カナダドル安、AUDUSD+NZDUSDは上昇しドル売りへ、USDCADは上昇しドル買い(CADドル売り)へ。USDJPYは下落し円高、GBPUSDは小幅上昇し、EURUSDは動けず。

先のIMF総会では中国経済への楽観的な見通しが広まり、アジア市場では上海総合は大幅上昇。人民元はIMFのSDR構成通貨を目指す動きに、人民銀行が人民元買い介入しているとの観測が強く、3月19日以来の大幅上昇で、USDCNYは下落。

USDJPYは小動きながら、人民元高や弱い欧州株に円買いの動きが強まり、119.90~00円を割り込んでからは米株もプラス圏を維持、119.90円まで下落。

USDCADはアジア・欧州市場と1.2900をボトムに下げ止まりながらも、小動きとだったが、WTIは50ドル台を維持できず、原油価格の下落に1.2940~50を上抜け1.3000台まで上昇し、ようやく上げ止まる。

2015/10/12

2015年10月12日(月曜)アジア・欧州市場の動き

2015年10月12日(月曜)アジア・欧州市場の動き

東京市場とNY市場が休場の月曜日、AUD+GBP買いの流れが目立つ。

前日のIMF総会では中国経済への楽観的な見通しが広まり、中国人民銀行の事実上QE拡大の報道に上海総合は3.28%と大幅に上昇。

リスクオンの動きへと動くも、フィッシャーFRB副議長は年内の利上げの可能性を指摘、結局は薄商いの中で動きは鈍い。USDJPYは大枠120.00~20円のレンジ、AUDUSDは0.7370台まで続伸し強さが目立つ。


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IMF総会では、中国の当局者が年率6%超の成長は可能性と説明、中国経済への安心感が広まる。

中国人民銀行=信用貸付資産の再担保制度を、試験的に広東省と山東省で試験的に実施してきたが、上海市や天津市、遼寧省、江蘇省、湖北省、四川省など9省市まで拡大すると発表。市場では、中国版量的緩和策(QE)との指摘もあり、今回の規制緩和で最大7兆元(約140兆円)の流動性拡大に繋がる可能性がある。


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バイトマン独連銀総裁=ユーロ圏経済は緩やかな回復局面にあるが、新興国の低迷とともに成長下振れリスクが高まる。

クーレECB専務理事=ユーロ圏には着実な回復の勢いがみられる。リスクは外部から来るというのが我々の判断。量的緩和の拡大や延長について決定するのは時期尚早。

ドラギECB総裁=多数の困難が世界の成長に影響する中でも、ユーロ圏経済には耐久性がある兆候が幾つか見られる。

ドラギECB総裁=ECBには1.1兆ユーロ規模の資産購入プログラムのうち、まだ7000億ユーロ
が残っている。ECB当局者らは現時点ではプログラムを現状のまま進める方針だが、必要ならば拡大する用意があると重ねて発言。


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フィッシャーFRB副議長(11日)=FRBの年内の利上げ実施に値する十分な力強さを備えている可能性があるが、利上げの正確なタイミングを決定する上で当局は国内の雇用の伸び鈍化や国際情勢を注視。

フィッシャーFRB副議長(11日)=見通しでコミットメントではない。利上げ開始時期と、FF金利誘導目標の調整は、今後の経済動向に大きく左右される。

フィッシャーFRB副議長(11日)=2016年半ばの利上げが、インフレ目標の達成につながらる現時点で、世界経済の動向から受ける米経済への影響は、政策決定に大な影響を及ぼさず。

エバンズ・シカゴ連銀総裁=2016年半ばの利上げが、インフレ目標の達成につながらる。

ロックハート・アトランタ連銀総裁=米経済は満足のいく方向に向かい、10月か12月のFOMCの利上げは適切。今後数週間から数カ月、利上げの是非を判断する上で消費動向の強さを見極める必要がある。

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トルク首都アンカラで爆弾事件=97名死亡の自爆テロで、トルコリラは続落。

黒田日銀総裁=現行の量的・質的金融緩和(QQE)を継続、追加緩和には慎重。


2015/10/11

今週の主な材料(10月12日~10月16日)


今週の主な材料(10月12日~10月16日)

FRB内では低失業率が続く中、早期利上げ支持派と反対派の意見相違が見られますが、金融市場では今月10月の利上げの可能性は極端に薄れ、12月の利上げの可能性も弱まり、逆に、来年度の利上げ期待が強まっています。

今週も米国発のFRB関係者の発言に注意する必要があり、雇用関連とインフレ関連の指標や、米企業の第3四半期の決算も注視する必要がありそうです。

また、先週は米早期利上げ観
測が遠のき、上昇を続けている豪ドル、NZドル、カナダドルですが、今週は、豪州+NZ発のインフレ・雇用に関する発表もあり、先週来の強さを継続できるか? そのカギを握る指標も注目しています。

さて、今週は12日(月曜)が日米共に休場で、米国発の重要な経済指標の発表も少ない週になっています。その中で、注目したいのは以下の雇用はインフレに関する指標や、中国発の材料で、FRB関係者の発言や、米企業決算も相場変動の材料となり、注目しています。

【今週の重要な経済指標】
10/13(火)独消費者物価指数、英消費者物価指数、中国貿易収支
10/14(水)中国消費者物価指数、英雇用統計、米小売売上高
10/15(木)豪雇用統計
10/15(木)米消費者物価指数
10/16(金)NZ消費者物価指数

【FRB関係者の発言予定】
10/12(月)ロックハート・アトランタ連銀総裁、エバンズ・シカゴ連銀総裁、ブレナードFRB理事
10/13(火)ブラードセントルイス連銀総裁
10/15(木) メスター・クリーブランド連銀総裁

【米企業決算】
10/15(木)  ゴールドマン・サックス、シティグループ 


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10/12(月)  東京市場休場(体育の日)、トロント市場休場(感謝祭)、NY市場休場(コロンブスデー)
21:10 ロックハート・アトランタ連銀総裁講演
23:30 エバンズ・シカゴ連銀総裁講演
02:00 ボロズカナダ中銀総裁講演
05:30 ブレナードFRB理事講演

10/13(火) 
05:30 ロウ豪中銀副総裁講演
08:50 日銀金融政策決定会合・議事要旨(9月15日)
09:30 豪NAB企業景況感指数
15:00 独消費者物価指数
17:30 英消費者物価指数
17:30 英小売物価指数
17:30 英生産者物価指数
18:00 独ZEW景況感調査
3:00 米月次財政収支
未定 中国貿易収支

10/14(水)    
10:30 中国消費者物価指数
10:30 中国生産者物価指数
15:45 仏消費者物価指数
17:30 英雇用統計
18:00 ユーロ圏鉱工業生産
20:00 米MBA住宅ローン申請件数
21:30 米小売売上高
21:30 米生産者物価指数
23:00 米企業在庫
03:00 米地区連銀経済報告(ベージュブック)

10/15(木)     
09:30 豪雇用統計
13:30 日本鉱工業生産
20:30 ゴールドマン・サックス第3四半期決算
21:30 シティグループ第3四半期決算
21:30 米消費者物価指数
21:30 米NY連銀製造業景気指数
21:30 米新規失業保険申請件数
23:00 米フィラデルフィア連銀景況指数
23:30 ダドリーNY連銀総裁発言
00:00 EIA週間在庫統計

10/16(金)      
06:45 NZ消費者物価指数
09:30 豪中銀金融安定化報告
15:35 黒田日銀総裁挨拶
18:00 ユーロ圏貿易収支
18:00 ユーロ圏消費者物価指数
22:15 米鉱工業生産
23:00 米JOLT労働調査
23:00 米ミシガン大学消費者信頼感
05:00 対米証券投資

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2015/10/10

2015年10日10日(土曜) 最新のIMMポジション(10月6日集計分)から 

2015年10日10日(土曜) 最新のIMMポジション(10月6日集計分)から 

IMMのデータは毎週火曜日時点のポジションを集計しており、先週のFOMC議事録を反映してない。しかし、前週の弱い米雇用統計から始まった、商品価格の上昇+株高、そして、新興国買いに、AUD+NZD+CADは上昇の流れを維持し、トータルでは、通貨ショート・ドルロングの減少傾向を示していた。

9月29日と10月6日の一週間の変化を比較すると、7通貨(円、ユーロ、ポンド、スイスフラン、カナダドル、豪ドル、NZドル)では、ネット・ショートが-208,636→-191,732コントラクトへと16,904減少し、ドル換算ではドルロングが約10億ドル減少したことになる。そして、7通貨のネットポジションが20万台を割り込んだの昨年の9月以来で、大きな変化が感じられる。

全体で見ると、円+カナダドル+豪ドル+NZドルのショートが減少、逆に、ユーロ+ポンド+スイスフランではシートが微増ながら拡大し、エマージングマーケット売り=ユーロ買いの流れは変化し、先週後半のユーロ高へと発展していた。

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円・ポジション
-22,052→-17,599(4,453)、3週連続しショートポジションは減少し、円先高期待が尾を引いている。しかし、集計日翌日の7日、日銀金融政策決定会合で追加緩和が見送られ、逆に120円台を確り維持し、円ショートが拡大している可能性が高い。

ユーロ・ポジション
-87,660→-88,810(+1,150)、2週連続しショートポジションが増加し、8月18日以降では最もショートポジションが積みあがっていた。しかし、米利上げ観測の大幅後退に、週末にはテクニカルポイントを超え上昇し、集計日から様相は一変している。

ポンド・ポジション
-2,047→-4,533(+2,486)、2週連続でショートポジションが増加したが、集計日翌日の7日から、ポンド買いへと上昇を開始し、資源国通貨の上昇もあり、為替市場ではポンドの上昇が目立っていた。

スイスフラン・ポジション
-2,715→-3,970(-1,255)、3週連続でショートポジションが増加したが、量的にはわずか。集計後リスク回避の巻き戻しにスイスフランの売りは続くも、結局はレンジを抜け出せず。

カナダドル・ポジション
-42,235→-35,010(+7,225)、ポジションはロングが拡大。原油価格の上昇や、資源価格の上昇に一週間を通じてカナダドルの強さが目立った。

豪ドル・ポジション
-48,865→-40,839(-8,026)、2週連続でショートポジションが増加するも、為替市場では原油価格の上昇や、資源価格の上昇に一週間を通じて豪ドルの強さが目立った。

NZドル・ポジション
-3,062→-971(2,091)、2週連続で小幅ながらショートが減少し、ネット・ロングへの動きが強まる。集計日翌日の7日からNZ買いが急速に強まり、一週間を通じてNZドルの強さが目立った。






2015年10月10日(土曜)昨日9日、海外市場の動き

2015年10月10日(土曜)昨日9日、海外市場の動き

週末金曜日の海外市場は、米早期利上げ観測が遠のき、商品価格の上昇と株価高にドル売りが続く。FRBの意見相違が目立ち、米輸入物価指数が予想よりマイナス幅が縮小しドル売りも弱まり、結果、AUD+EURの強さ、GBPの弱さが目立つ。

NYダウは小幅上昇へ、米10年債利回りは前日と変わらず、WTIは50ドルを達成するも維持できず。金価格は上昇へ。

EURUSDは、ユーロ圏経済の回復期待と、追加緩和の動きも弱まり、今までのレンジの上限をい抜け1.1350を超え続伸、一時1.1380台へ上昇するも、米輸入物価のマイナス幅が縮小し伸び悩むが1.1350台を維持し強さが目立つ。

AUDUSDは、原油・商品価格の上昇は続き、欧州市場で0.7340台まで上昇するも、米国市場では米輸入物価に伸び悩むが、0.73台を維持し強さを継続。

GBPUSDは、欧州市場の1.5380台を高値に、貿易赤字の拡大を引き金に売りが強まり、1.5300まで続落。クロスでのポンド売りが目立つ。

USDCADは、原油価格は上昇を続けるも、50ドル台で上げどまり、欧州市場の1.2900を安値に、カナダ失業率の上昇+米輸入物価に1.2990まで上昇するも、1.3台を上値にカナダドルの強さを維持。

USDJPYは、リスク選好の動きに円売りが続き、28日の追加緩和の期待は消えず、クロスでも円売りが目立った。アジア市場で120円台を上抜け、欧米市場で120.30台まで上昇するも、動きは緩慢。

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エバンズ・シカゴ連銀総裁=利上げは2016年半ばが適切で、2%のインフレ目標達成に一致。

ダドリー・NY連銀総裁=10月を含め、年内の利上げを想定しているが、これは予測。それまで多くの情報を入手する必要であり、確約ではない。

ダドリー・NY連銀総裁=非農業部門雇用者数の増加数が月間14万~16万で、労働市場は堅調な改善を示し、年間で失業率を0.5%押し下げる。

ロックハート・アトランタ連銀総裁=年内の利上げは適切。10月か12月のFOMCで利上げはありうる。9月の決定は正しかった。利上げの是非を判断で消費動向の強さを見極める必要がある。

ドラギECB総裁=ユーロ圏は回復の兆しがみられる。成長見通しは引き続き下方へのリスク。

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CAD 9月 雇用統計: 失業率=7.1%(予想6.9% 前回7.0%)、雇用ネット変化率=12100人(予想10000人 前回12000人)、労働参加率=65.9%(予想65.8% 前回65.9%)→ 失業率は悪化、雇用は予想よりも拡大、直後からカナダドル売りが強まる。

USD 9月 輸入物価指数=前月比-0.1%(予想-0.5% 前回-1.8%)、前年比-10.7%(予想-11.3% 前回-11.4%)→ 予想と前回よりもマイナス幅が縮小へ。

USD 8月 卸売在庫=前月比0.1%(予想0.0% 前回-0.1-0.3%)、卸売売上高=前月比-1.0%(予想-0.4% 前回-0.3%)→ 卸売売上高は予想外にマインす幅が拡大。在庫は小幅上昇へ。


2015/10/09

2015年10月9日(金曜)欧州・米国市場序盤の動き

2015年10月9日(金曜)欧州・米国市場序盤の動き

週末金曜日、早期利上げ期待が薄らぎ、ドル売りの流れが付くも(除USDJPY)、輸入物価指数は予想外に低下すると、ドル買い戻しへと変化。

米株は一時上昇するも弱含み、米10年債利回りは上下しながら前日とほぼ変わらず、WTIは一時50.91ドルまで上昇するも続かず。ドル高容認の発想に、ドル買い戻しへと変化へ。

EURUSDは1.1350の上限を突破し上昇、GBPUSDは貿易赤字拡大に、1.5310台へと下落。AUDUSD+NZDUSDはリスク回避の巻き戻しは止まらず続伸、USDCADも原油高もあり下落するも、弱いカナダ失業率後にはドル買いへと変化。

週末金曜日、ポジション調整が強まる中で、英貿易収支は予想より赤字額が拡大するも、前回よりは低下。
米輸入物価は前月比-0.1%と予想-0.5%、前月-1.8%から大幅低下、ドル高による物価上昇圧力も弱まる。
カナダの雇用統計は、失業率は悪化し、直後からカナダドル売りが強まる。

◎稲葉リコー経済社会研究所所長=中国経済は北京周辺や東北部の成長率はゼロ%との見方があり、減速が激しくなっている。現地に進出している日系企業は決済不履行が起こらないか等しく心配している。
◎ノルウェー、カタール、サウジアラビア、ロシア=富を取り崩し始めている。
◎ロックハート・アトランタ連銀総裁=今後数週間から数カ月、利上げの是非を判断する上で消費動向の強さを見極める必要がある。10月か12月のFOMCで利上げはありうる。9月の決定は正しかった。年内の利上げは適切。
ドラギECB総裁=ユーロ圏は回復の兆しがみられる。成長見通しは引き続き下方へのリスク。

朝思うこと!

朝思うこと!

目先、BOJ、BOE、ECB、FRBと一巡した。
興味深いギャップに、現在の動きの継続を予想。

エコノミストの多くは年来の米利上げはなくなったと予測するも、FRBの理事・連銀総裁の中には、相変わらず利上げ期待を匂わす発言が多い。

中国・新興国経済の低迷を危惧する発言は、公的機関や中銀関係者に多いが、エコノミストやビジネスマンの中には、今後の上昇を期待し、中国株や中国への投資を示唆する発言も多い。

BOEは、インフレ率は2016年春までは、1%を下回る水準にとどまる見通しと、インフレの下振れリスクを懸念。カーニーBOE総裁は「FRBの決定に左右されない」と相変わらず強気。

ECBは、年末の資金需要を満たすために、QE債権購入ペースの前倒しを発表するも、いつもながら、影響を判断するのは時期尚早と言う。一方、バイト万独連銀総裁は「追加緩和はを拒否」。

FRBは、世界経済の成長減速が米成長に及ぼすリスク拡大と、インフレ下振れリスクを懸念。結局、今後の世界経済+米経済の動きを見守ることにした、安全策を採用。米大統領選も近いし、利上げすることで悪者になりたくないのであろう? 

そして、BOJは、強気な安部総理や黒田日銀総裁発言にも、弱い経済成長に10月28日の追加緩和の可能性は消えず。

さてさてさて、
こんな状況では、ドルや主要通貨でトレンドを作れるのか、疑問! 週末金曜日のポジション調整あ入りやすい日なのだか。。。。。! しかし、結局は現状のトレンドを維持する動きが期待できるのでは!?

USDCAD下落、AUDUSD+NZDUSDの上昇継続を期待したくなる。
EUR強さは感じられないが、1.1100、1.1150、1.1200、新興国高にも関わらず、気がつけばビットアップ、EURUSDの上昇を期待したい。
GBPもしかり! 原油価格も50ドル台を一時達成したことも強気で、GBPUSDの上昇を期待したい。

JPY???興味なし。ただ、周りの状況を考えるとクロスでは円安方向が続きそうである。

2015年10月9日(金曜)昨日8日、海外指標の動き

2015年10月9日(金曜)昨日8日、海外指標の動き

為替市場は今後の利上げ観測の後退を織り込み済みで、発表直後の動きに上下変動するも、人民元高+株高に、AUDUSD+NZDUSDは上昇し、原油価格の上昇にUSDCADは下落。AUDJPY+NZDJPYの上昇も目立った。

主要通貨は上下変動を繰り返すも、資源国通貨とのクロスでは弱く、基本レンジを抜け出せず。

今後は相変わらず、米経済指標と中国経済(含む株+人民元相場)を動向に、短期的に相場変動が続くことは避けられず。

今日は週末金曜日。本来ならばポジション調整の動きが強まる日なのだが、リスク回避の巻き戻しが続く可能性を意識。

原油価格(WTI)は一時50ドル台へ上昇、金価格は上昇から逆に下落へ。NYダウは続伸し17,000ドル台へ。米金利は上下しながらも、米10年債利回りは2.1%台へ続伸するも、2年債の上昇は鈍く、VIXは17台まで続落。

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USDJPYは、日銀の追加緩和はなく円高傾向が続くも、黒田日銀総裁の強気発言は変わらず。アジア市場で一時119.60台まで下落するも、10月28日の追加緩和の観測は残るなか、FOM議事録にも反応は鈍く、欧米市場は大枠119.70~120.00円の動きに終始。

EURUSDは、一日を通じて大枠1.1240~1.1320レンジ。ECB議事録では「ユーロ圏の景気減速の可能性があるが、影響を判断するのは時期尚早」と相変わらず様子見。EMヘッジ通貨にEURは弱く、EURAUD+EURCAD+EURNZDの売りが続く。基本は1.1100~1.1350のレンジを抜け出せず。

JPYクロスは2極化。EURJPY+GBPJPYではレンジに終始し、AUDJPY+NZDJPY+CADJPYでは円安が加速

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弱い米雇用統計前のFOMC議事録は、予想の範囲内。早期利上げ観測は薄れ、コモディティ通貨高の動きが続く。

FOMC議事録は、年内の利上げの可能性は残すも。中国発による世界経済の成長減速が米成長に及ぼすリスク拡大を懸念。今後の情報を見極めるため、利上げを見送った。

しかし、2日の弱い米雇用統計前の決定で、現状はより弱きになっている可能性を市場は意識し、年内の利上げ観測が遠のくとの判断


FOMC議事録(9月17日)=年内の利上げの可能性は残すも。世界経済の成長減速が米成長に及ぼすリスク拡大を懸念し、今後の情報を見極めるため、利上げを見送った。

FOMC議事録(9月17日)=景気見通しが大幅に変更されることはなかった。景気見通しが悪化していないことを裏付ける追加情報を待つのが賢明と判断した。

FOMC議事録(9月17日)=多くは年内の利上げを予想。ドル高による純輸出の影響も懸念。以前より物価の下振れリスクを認める参加者が増加。数人は見通しや物価の下振れリスクを懸念。

FOMC議事録(9月17日)=数人は成長見通しと物価へのリスクが増したと判断。6月時点より失業率の上振れリスク認める参加者が増加。

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カーニーBOE総裁=利上げのタイミングはFRBの影響は受けず。利上げの動きは年末ごろ鮮明になる。世界経済の動向を懸念。中国は英経済にとって重要だが絶対的ではない。

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FOM議事録は。。。。。!

FOM議事録は.....!

弱い米雇用統計前のFOMC議事録は、予想の範囲内。早期利上げ観測は薄れ、コモディティ通貨高の動きが続く。

FOMC議事録は、年内の利上げの可能性は残すも。中国発による世界経済の成長減速が米成長に及ぼすリスク拡大を懸念。今後の情報を見極めるため、利上げを見送った。

しかし、2日の弱い米雇用統計前の決定で、現状はより弱きになっている可能性を市場は意識し、年内の利上げ観測が遠のくとの判断。

為替市場は今後の利上げ観測の後退を織り込み済みで、発表直後の動きに上下変動するも、リスクオンの動きに、AUDUSD+NZDUSDは上昇し、USDCADは下落。

原油価格(WTI)は一時50ドル台へ上昇、金価格は上昇から逆に下落へ。NYダウは続伸し17,000ドル台へ。米金利は上下しながらも、米10年債利回りは2.1%台へ続伸するも、2年債の上昇は鈍く、VIXは17台まで続落。

2015/10/08

2015年10月8日(木)欧州・米国市場序盤の動き

2015年10月8日(木)欧州・米国市場序盤の動き

欧州株は強いが、米株は小幅下落。米10年債利回りは低下から上昇へと変化、WTIは上昇へ。ドルは欧州市場の売りから、米金利の上昇に買いへと変化。午前3時のFOMC議事録を前にして、動きも弱まる。

EURUSDは、独貿易収支の輸出は-5.2%と大幅に低下するもEUR売り見られず。株安にリスク回避のEUR買いが強まり、1.1300の大台を超え、一時1.1310台へと上昇。ECB理事会では「ユーロ圏の景気減速の可能性があるが、影響を判断するのは時期尚早」と相変わらず様子見で売りへと変化し、1.1240まで下落。結局は元の水準へ。

GBPUSDは、欧州市場に入ると1.5370台へ急進、BOE金融政策委員会では「インフレ率は2016年春までは、1%を下回る水準にとどまる見通し」と、ハト派の内容に、ポンド売るへと変化、強い米新規失業保険申請件数に、1.5260まで続落。

USDJPYは、欧州株高とドル買いの流れに一時119.60台まで下落するも、ドル買いの流れに119.90台を回復、結果として大きな動きに至らず。

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独 8月 貿易収支=196億ユーロ(予想189億ユーロ 前回250→224億ユーロ)→ 貿易黒字は予想外に増加へするも、輸出-5.2%、輸入-3.1%と、輸出は2009年来で最大の落ち込み。

CAD 9月 住宅着工件数=前年比23.07万件(予想20.0万件 前回21.69→21.43万件)→ 予想を上回る。

CAD 8月 新築住宅価格指数=前月比0.3%(予想0.1% 前回0.1%)、前年比1.3%(予想 前回1.3%)→ 予想を上回る。

USD 新規失業保険申請件数=26.3万人(予想27.4万件 前回27.7→27.6万件)、失業保険継続受給者数=220.4万人(予想220.5万人 前回219.1→219.5万人)→ 予想より大幅に改善へ

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BOE金融政策委員会=8対1(マカファーティー委員)で政策金利0.50%、資産買い入れ枠3750億ポンドの据え置きを決定、予想り。

BOE声明=コスト圧力が過大評価されている。英労働市場のコスト上昇圧力はごく弱く、インフレ率が目先、2%の目標まで上昇することはない。

BOE声明=インフレ率は2016年春までは、1%を下回る水準にとどまる見通し。

BOE議事要旨=新興市場の鈍化が、先進国の経済に大きな影響を及ぼしていることを示す証拠はほとんどない。一部委員は、先行きはやや弱まっている。

ECB議事録(9月3日)=ユーロ圏の成長とインフレの下振れリスクについて、さらに時間をかけて検討することを選択。

ECB議事録(9月3日)=ドラギECB総裁は、中期的見通しに持続的な影響を与えるかどうかを判断するには、依然として時期尚早。

ECB議事録(9月3日)=チーフエコノミストのプラート理事は、個人消費が引き続きユーロ圏景気回復の主要な原動力。中国など新興国市場の不透明感によりユーロ圏の景気減速の可能性があるが、影響を判断するのは時期尚早。新興市場国経済が直面している問題は世界的な見通しに影を落とし、これが早急に弱まる可能性は低い。

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バイトマン独連銀総裁=さらなる緩和を拒否。

ムーディーズ=中国のソブリン格付けを維持。

OECB=8月の景気先行指標は、主要国の大半が鈍化するもユーロ圏は横ばい。

独主要経済研究所=第3四半期GDP0.4%と予想。2015年2.1%→1.8%へ下方修正。2016年GDPは1.8%と予想。低失業率や賃金の堅調な伸びで民間消費が押し上げられ、輸出の伸び低迷を補う。