2015/10/04

今週の主な材料(10月5日~10月9日)

今週の主な材料(10月5日~10月9日)

先週末の弱い米雇用統計の影響を受けながらの展開が予想される中、今週は米国発で重要な経済指標は極めて少なく、FOMC議事録の結果が待たれるのみ。逆に、各国中銀の金融政策や議事録の公表が多い。

中国だが、今週も7日(水曜)まで中国市場は国慶節で休場となり、8日の中国株の動向が注目され、為替相場の変動が予想される。

中銀の金融政策では、
10/6(火)豪中銀金融政策発表=2.0%の政策金利の据え置きを予想 
10/7(水)日銀金融政策決定会合=金融政策の据え置きが予想され、弱い日銀短観に引き続き月内の追加緩和期待は残る中、黒田日銀総裁の記者会見が注目を浴びている。
10/8(木)BOE金融政策委員会=8(据置)対1(利上)で政策金利0.5%の据え置きと、資産買い入れ枠3750億ポンドの据え置きが予想されており、直ぐに議事録も公表される。9月のFOMCでは金利を据え置き、弱い米雇用統計の後だけに、サプライズは期待できない。
10/8(木)ECB議事要旨公表=9月3日の理事会の内容が公表され、追加緩和についてどのような内容となるか気になるが、最近はECB内で意見相違が見られ、その辺も注目したい。FOMC議事録公表=先週の弱い米雇用統計前の議事録だけに、やや注目度は落ちるが、いつもながら相場変動要因であることは間違いない。

雇用統計では、
10/8(木)豪州の雇用統計、   
10/9(金)カナダの雇用統計 

発言では、以下を注目したい。
10/6(火)ドラギECB総裁発言、ウィリアムズSF連銀総裁、
10/6(火)ウィリアムズSF連銀総裁、
10/7(水)黒田日銀総裁の記者会見  
10/8(木)ウィリアムズSF連銀総裁、ブラード・セントルイス連銀総裁、コチャラコタ・ミネアポリス連銀総裁、
10/9(金)ロックハート・アトランタ連銀総裁、エバンズシカゴ連銀総裁
その他、10/9-11、世銀・IMF総会

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【10/5(月)】 豪州市場休場(レーバーデー)、 中国市場休日(国慶節)
17:00 ユーロ圏総合PMI・確報値
17:30 ユーロ圏センティックス投資家信頼感
17:30 英サービス業PMI
18:00 ユーロ圏小売売上高
22:45 米総合PMI・速報値
23:00 米ISM非製造業景況指数(総合)

【10/6(火)】  中国市場休日(国慶節)
9:30 豪貿易収支
12:30 豪中銀金融政策発表
15:00 独製造業受注
21:30 カナダ国際商品貿易収支
21:30 米貿易収支
23:00 カナダIvey購買部協会指数=予想 前回58.0
2:00 ドラギECB総裁発言

【10/7(水)】     中国市場休日(国慶節)
8:50 日本経常収支=予想 前回1兆8086億円
12時頃 日銀金融政策決定会合 
15:00 独鉱工業生産
16:00 黒田日銀総裁記者会見
17:30 英鉱工業生産・英製造業生産高
21:30 カナダ住宅建設許可
4:00 米費者信用残高
未定 中国外貨準備

【10/8(木)】     
8:50 日本機械受注
8:50 日本国際収支
9:30 豪雇用統計
15:00 独経常収支
20:00 BOE金融政策委員会
20:30 ECB議事要旨公表
21:15 カナダ住宅着工件数
21:30 新築住宅価格指数
21:30 米新規失業保険申請件数
3:00 FOMC議事録公表

【10/9(金)】      
17:30 英貿易収支
21:30 カナダ雇用統計
21:30 米輸入物価指数
23:00 英卸売在庫