2015/10/07

思うこと!

思うこと!

今日の日銀金融政策決定会合で、追加緩和を意識し、市場は期待したポジションを持ち、今日の決定会合の結果を見守っているが、どうして、どうして、USDJPY買いも続かず。

まあ、今日がだめでも、10月30日の決定会合で、追加緩和を実施する可能性があり、極端に落胆することはないが、据え置きなら株価や為替相場への影響は避けられない。

どちらに動くのだろうか?
一般的に考えれば、据え置き=株安=円高なのだが、USDJPYの底値は固く、底値も限定的で、119.50円まで下げれば買いが待ち構えているように思えてならない。

追加緩和を実施=内容によもるが、昨日の値動き120.00円から120.50円近辺の上昇力の鈍さ、120.50円以上の売りの重さを見てしまうと、円クロスの動きがあるとは言え、121.50円を超えてどんどん上昇するとは、とても考えられない。

それと、明日8日は、中国市場は長かった国慶節の休日も終わり、中国株の動きを見守る必要がある。 

一般的に考えれば、米利上げ期待が遠のいてしまった今、EM買い+株高の動きをみると、上昇するとしか考えようがない。ただ、その上昇力が弱いと期待を裏切ることになる。

昨日発表された、IMF世界経済見通しでは、中国は横ばいとまずまずの合格点。ご存じの通りロシアとブラジルは最悪でリセッションまっしぐら、だから、シリアに介入しているのではと勘繰りたくもなる。

EURUSDとGBPUSDの強さが目立つ。
EMマーケットとEURの関連性がよく言われる。チャートでは底堅くなり、上値を期待したくなるが、ファンド勢のEM買い=EUR売り、EM売り=EUR買いの方程式を考えれば、EURUSDの強さも疑いたくなる。

原油価格の上昇に、CADドルも強いが、GBPも影響を受けやすい。増しては、OPECで原油価格の上昇期待が強まっており(実現できるはは不明)、GBPUSDの買い材料となっている。