2015/10/07

10月7日(水曜)欧州・米国市場序盤の動き

10月7日(水曜)欧州・米国市場序盤の動き

引き続き、米早期利上げ観測が弱まり、リスク回避の流れの是正が続く。

欧州株は強く、米株も上昇から取引が始まり、WTIは50ドルには届かないが高値で推移、米金利は上昇へ。為替市場ではドルは全面安。円はEURJPY+CADJPYを除き、円売りの流れが強い。

EURUSDは、EM買い=EUR売りの流れが続き、予想外のマイナスとなった弱い独鉱工業生産や、クロスでのEUR売りが強く、ドル買いの流れに乗れず、1.1220~70のレンジへ。

USDJPYは、株高=円売りの動きも弱く、日銀の金融政策据え置きに、一部で期待した追加緩和がなかったことで、一時株安=円高に動くも、10月28日に日銀が追加緩和するとの期待感は強く、株高=円売りの流れが復活。ただし、120円を中心とした値動きに終始。

GBPUSDは、上昇が続く。英鉱工業生産+製造業生産+原油高=ポンド買いが続き、GBPUSDは1.53の大台へ上昇し、クロスでもポンド買いが目立つ。

米利上げ観測が遠のき、商品価格・原油価格の上昇+米利上げ観測の先送り+ショートカバーは止まらず。AUDUSDは上昇し0.7230台へ、NZDUSDは0.6640台へと上昇。

USDCADは1.2980台へと下落。原油価格の上昇が続き、弱いカナダの住宅建設許可にも、カナダドル買いは止まらず、ドル売りの流れが続く。