2019/06/17

2019年6月17日(月)欧州・米国市場序盤の動き

2019年6月17日(月)欧州・米国市場序盤の動き

NY連銀製造業景気指数は予想外のマイナスとなったが、米債利回りとドル売りも限定的。その中でEURの上昇が目立っているが特にいうことはない。

ダウは小幅安から上昇へと変化、米債利回りは弱いNY連銀製造業景気指数に低下、原油価格は下落傾向が続く。

為替相場は、EURUSDの+0.3%台を筆頭に、全体的に動きは緩慢で通貨ペアにより動きは異なる。EURUSDは1.1200の大台を引き続き維持、USDJPYは108.52~72のレンジで50を上回り円売りの流れが続いている。GBPUSDは1.2570~05のレンジで最近のレンジの底値で推移。AUDUSDは0.6885を高値に先週末のNY市場の安値0.6860台を試す動きへ。

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18:00    EUR 第1四半期 雇用コスト=前期比2.4%(予想 前回2.3%)、前年比2.5%(予想 前回)→ 予想を上回り前年比は2010年の統計開始以来の上昇率

21:30    USD 6月 NY連銀製造業景気指数=-8.6(予想12.0 前回17.8)→ 予想外となる大幅なマイナスへ

23:00    USD 6月 NAHB住宅市場指数=64(予想67 前回66)

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クーレECB専務理事
◎利下げが最善の選択肢と判断すれば、マイナス金利が銀行に及ぼす影響や中銀預金金利の階層化が必要か、検討する必要が出てくる
◎  クーレECB専務理事:ユーロ圏経済はそれほど悪くはない、実際のところサービスと建設はかなり良好

デコス・スペイン中銀総裁
◎ECBはインフレを上昇させるため行動する準備。
◎第2四半期GDPは第1四半期より弱い。

バゲリ・イラン参謀総長
◎オマーン沖で先週起きたタンカー攻撃への関与を否定
◎イランがホルムズ海峡を通過する石油輸出の阻止を決断すれば、徹底的、公然と行うだけの十分な軍事力がある。

2019年6月17日(月)アジア・欧州市場序盤の動き

2019年6月17日(月)アジア・欧州市場序盤の動き

週明け月曜日、新興国通貨が若干弱いだけで特に言うこともなし。

潜在的なテーマは、いつもながらG20サミットで米中首脳改題の有無と貿易摩擦の改善の有無。19日のFOMCで利上げの有無や今後の利上げ示唆の有無。

日経平均株価は下落からスタートし一時80円近く上昇するも終盤には先週末とほぼ同水準の+0.03%で終了。中国株も小幅な上昇にとどまっている。原油価格は上昇から欧州市場に入り水面下へ。米10年債利回りは一時2.11%まで上昇するも為替相場への影響は見られず。

為替相場は、アジア市場では経済指標の発表もなく、いつもながら週末に大きな材料がなければ、週明け月曜のアジア市場は閑散相場。

先週末比ではNZDUSDが0.33%近くの上昇と、目立っているが分母が小さい分、変動率(%)は大きく出ることはいたしかたない。

USDJPYは、取引開始直後の108.46をボトムに一時108.70台まで上昇するも続かず108.50台で推移。テクニカル的には底堅くなっており、上値を試すリスクがやや気になる。

EURUSDは、1.1200~25の狭いレンジで方向感定まらず。引き続き1.1200が大きな壁となっているが、この水準を試さずにおられないムード。

AUDUSDは、早朝の0.6870をボトムに0.6885まで上昇、結局はこれが今日のレンジで動けず。


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2019/06/16

今週の為替相場を考える (6月17~21日)

今週の為替相場を考える (6月17~21日)

今週の主な材料にも記載しているが、今週は重要なイベントが多数控えていることもあり、相場の流れが急に変化することも意識して考える必要がある。

米中貿易摩擦は際限なく続くのか、それともどこかで落としどころを模索するのか? FRBは今週の利下げを見送るが年内2度の利下げとの期待が膨らんでいる。FOMCで利上げ実行の有無とその回数のヒントを得ることができるのか? 米株高と米債利回りの低下傾向が続く中で、米国発ではこの2点が大きなウエートを占めている。

先週の動きを振り返ると、USDJPY別格にEURUSDを除き主要通貨ペアで前々週のドル売りから、前週はドル買いへ変化している。米中貿易戦争の疲弊に中国は多数の景気刺激策を発表するも中国経済は低迷を脱しきれず、市場では人民安相場を選択するリスクも危惧。さらに最近の豪州とNZの経済指標は弱さが目立ち、金利低下見通しにAUDUSD、NZDNZDは弱い。

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さて、今週は来週に迫ったG20サミットで習中国国家主席がトランプ大統領と会談をするのか? 仮にするとすれば何等かの合意を期待したリスク回避の巻き戻しに動く可能性は否定できないが、米中共に勝利したと見間違えるような結果を示すことは至難の業でしょせん一時的な変化に過ぎないのでは。

トランプ大統領によるパウエルFRB議長へ緩和を求め批判する動きは止まず。19日のFOMCでは利下げ予想は少数派で実現性は少なく、7月、9月に各0.25%引き下げるとの予想が目立っている。年内金利据え置きの予想も少数派ながら聞こえてくる。つまり、今後も米経済指標次第であることは間違いない。

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USDJPY 予想レンジ(108.30~109.25)
1月4日のフラッシュクラッシュを除けが安値圏にあり、また、週終値ベースでは108円台割れを失敗し続けており、リスク回避の避難先通貨として方向性は円高ながら108円の壁に阻まれているのが現実。クロスでも円は全面高で1月4日のフラッシクラッシュ時の歪な円高水準を除くと円高水準にあるが、過去3週間は下げ止まっていることも事実。
  これらから、108円割れをボトムとし反発するのか? 最近の円相場の傾向は米金利と連動していることが多く見受けられる。また、最近の円相場は株より金利に連動する動きが目立ていることも特徴で、20サミットを直前に控えた米中間の駆け引きの影響を受けるが、FOMCの金融政策の結果と今後のガイダンスに素直に反応すると考えたい。


EURUSD 予想レンジ(1.1200~1.1350)
トランプ大統領のEUR高けん制発言もありテクニカルにダウントレドのチャネルを上抜けし上昇が期待されながらも、先週は1.1200~1.1350のレンジの下限で終了。振出し近くに逆戻りしたことで上昇トレンドの変化が続くのか、それとも、今までのダウントレンドに逆戻りするのか、今週一中間の動きは興味深い。
ブレグジットリスクのヘッジからEURGBPが上昇傾向を維持しながらも、過去5週は伸び悩み気味で、次期英首相の出方待ちでEURUSDの買い材料の寄与度は暫し低下。イタリアの財政問題は? 忘れられてはいるがEU懐疑派の動きは? などを考えるとレンジ相場の継続を選択したい。


GBPUSD 予想レンジ(1.2500~1.2650)
英国はECBからインフレ高進が心配されもブレグジットの出口は相変わらず不透明で、金利を引き上げることも叶わず。仮にジョンソン氏が次期首相となっても「合意なきEU離脱のリスク」は払しょくできず、予想できる範囲で現行の金利を据え置くこと以外になさそうで、GBPUSDなどは終値ベースでも年初来の安値に並ぶかそれを更新し、弱さが際立っている。もちろん、今週は英党首選が継続中となることを考えれば動きにくいが、テクニカルでは売り傾向は止まず。


AUDUSD 予想レンジ(0.6810~0.6900)
先日の豪雇用統計は弱い気がしなかったが、市場はなぜかAUD売りを選択。なぜなのかと考えると、米中貿易戦争に影響とも重なるが中国経済の低迷で、人民元安の可能性も否定できず。0.6860台で下げ止まることができるのか? 失敗すれば続落リスクは消えず戻り売りを選択。

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今週の主な材料(6月17~23日)今週はイベントが豊富で相場展開の急変に注意。

今週の主な材料(6月17~23日)今週はイベントが豊富で相場展開の急変に注意。

香港では逃亡犯条例の改正に反対し歴史的規模のデモが多発(結局は無期延期へ)。オマーン湾で石油タンカー攻撃に米国はイランを名指しで非難、米・イランの緊張が続く。

米中貿易摩擦で解決の糸口は見いだせず、米国はG20サミットで中国が首脳会談に応じなければ第4弾の制裁を発動すると脅し、トルコではロシア製の地対空ミサイル「S400」の導入の撤回を拒否し米国との対立が気になる中で、トルコ・イスタンブール市長選のやり直し選挙が控えており、TRYにとっては変動の可能性が高いイベントになっている。

また、英国では保守党党首選が中盤に差し掛かりジョンソンしが有力とみられているが彼は10月末の離脱期限では合意があってもなくてもEUから離脱すると発言しているが、党内や議会をまとめることが本当にできるのか?

【重要な直近の結果と予定は多数】
◎6/14日  米国は対中制裁関税に課す第4弾の公聴会の詳細を発表。
◎6/15日 香港政府は逃亡犯条例の改正で期限を定めず延期、中国政府審議延期の決定を「支持する」と発表。
◎6/17~19日 ポルトガル(シントラ)でECBフォーラムが開催されドラギECB総裁をはじめ要人の発言が多数。
◎6/18日 英保守党党首選継続し、2回目の議員投票が行われ、再開と得票数32票以下は落選。6/19日 3回目の投票、6/20 4回目投票と、2名に候補者が絞られるまで繰り返し投票、6/22日ごろ勝ち残った2名で選挙戦を開始。7/22日の週に党員投票の結果を発表し7月中に新首相が誕生。
◎6/17~25日 米通商代表部(USTR)は、6/17~25日まで平日に計7日間開き、企業や業界団体から約320名で開き、反対意見などを聞いた上で発動するかを判断。
◎6/23日 トルコ・イスタンブール市長選のやり直し選挙 
◎6/28~29日 大阪G20サミット。

【重要な経済指標や金融政策も多数」
◎6/19日 カナダ消費者物価指数
◎6/19日 FOMC、パウエルFRB議長記者会見
◎6/20(木)NZ第1四半期GDP
◎6/20(木)日銀金融政策決定会合・黒田日銀総裁記者会見
◎6/20(木)BOE金融政策委員会

詳しくは別表をご覧ください。

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2019/06/15

最近のIMMポジションから見えること(6月15日)

最近のIMMポジションから見えること(6月15日)

集計日が6月11日の最新データでは、直近の7通貨(円、ユーロ、ポンド、スイス、カナダドル、豪ドル、NZドル)のIMMポジションから通貨ショートが減少し、ドル高の流れからやや変化の傾向が見られたが、集計日後の為替市場のドル高傾向を反映しておらず、結果論としてドル高傾向を認めざるを得ない。

7通貨合計のトータルのネットポジションは前週の-341,213→-313,734コントラクトと通貨の売りが減少。前週比ではJPYを除き他の通貨で買いが増加し、特にスイスとカナダドルの買い越し額は大きく従来の円とユーロが中心の流れと異なる方向に動いているのが特徴だったとも言えそう。

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【円】
ロング20,786 ショート65,951 ネット-45,165 前週比-776

全7通貨ペアで、円だけが小幅ながら前週比でショートが拡大(最も、ほぼニュートラルとも言えるが)。米中貿易摩擦のリスクヘッジ通貨、FRBの利下げ期待による米金利の低下にも積極的な円買い増しは見られず。

【ユーロ】
ロング149,661 ショート236,453 ネット-86,792 前週比759

3週連続し前週比でロング増加。イタリア財政問題や他の主要国の政局の混迷懸念にネットショートの拡大傾向が続いていたが、直近ではその動きも収まり数字だけを見てもその変化が認められていたが、集計日後のEURUSDの急落を見ればそれも当てにならず。

【ポンド】
ロング33,761 ショート78,562 ネット-44,801 前週比2,961

4週間ぶりに前週比で小幅ながらショートからロングへと変化したが、トータルポジションのショートは変わらず。保守党の党首選の最中ながら、最有力者のジョンソン氏は「合意の有無にかかわらず10月末で英国はEU離脱を目指す」とあり、集計日後のポンド売りもあり不透明感は変わらず。


【カナダドル】
ロング25,597 ショート58,437 ネット-32,840 前週比8,919

増減幅は比較的少ないカナダドルにしては珍しく前週比で2月5日来となるロングが増加。市場参加者のセンチメントを代表しているように思えてならないが、集計後のCAD売りが強まったこともあり、判断できず。           

【豪ドル】

ロング32,447 ショート95,673 ネット-63,226 前週比65
           
過去2週間続けて前週比でロングが微増するも、ネットポジションを見れば大きな変化に至ってはいない。先週は集計日を含め1週間を通じてさらなる利下げ期待が支配し、AUDUSDの売りが続いていることもあり、今回のデータは当てにならない。

データは別表をご覧ください!

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2019年6月15日(土)昨日14日、海外市場の動き

2019年6月15日(土)昨日14日、海外市場の動き

週末金曜日、来週のFOMC(利上げの有無)と次週のG20サミット(米中首脳会談の実現と通商問題の前進の有無)を意識しながら、為替相場は強い米経済指標を受けドル全面高で終了。

◎香港は「逃亡犯条例」改正案で大規模デモは止まず、中国と香港政府の今後の対応が気になる。
◎ホルムズ海峡で続くタンカー攻撃の波紋が広まり、米国はイランを非難と対立は止まず。
◎中国鉱工業生産は米中貿易戦争の影響に17年ぶりの低い伸び。
◎米小売売上高は大幅に上方修正された前回を上回り強く、鉱工業生産と設備稼働率、企業在庫も強く、ミシガンもまずまず。FRBの早期利下げ期待が不透明に。
◎G20サミットで米中首脳会談の開催は確定できず、制裁関税の発動リスクも危惧。

原油価格は一時53ドル近くまで上昇し52.49近くで推移、米株は下落からスタートし強い米経済指標に一時上昇幅を拡大するも終盤には下落し前日比-0.07%低下。米10年債利回りは取り巻くリスク回避の買い一時2.05%台まで低下から強い米経済指標を受け一時2.1%台へ上昇するも続かず結局は2.08%近くで推移。

為替相場は強い米経済指標にFRBの早期利下げに疑問符が生じ、ドルは主要通貨に対して全面高。変動幅だけを見ると、NZDUSDが1%超の下落をトップに他の主要通貨に対しても終値ベースではドルの強さが際立っている。

USDJPYは、終値ベースでは108.56と最近の小幅な動きで目立たないものの、5月30日以来の円安水準でクローズ。ただし、リスク回避のヘッジ通貨としての地位は有効なのか、他通貨ではNZDJPYが1%近くを最大に他の主要国通貨でも0.3~0.5%台とJPYは全面高。

EURUSDは、アジア市場の小動き、欧州市場に入ると欧州の債券利回りの低下と株安に1.1250台まで下落。米国市場に入り強い米小売売上高に下げ幅を拡大しその後も強い米経済指標が続く中で、何とか1.1200の大台を維持するも、終値ベースでは5月31日以来の安値となる1.1207でクローズ。

GBPUSDも、アジア市場は小動きで、欧州市場に入るとジョンソン氏が圧倒的に有利な保守党党首選を意識しながらも、主体性に乏しく、EURGBPが上昇する中で、EURUSDの下げの影響もあり売り圧力は強く1.2630台まで下落。米国市場に入り強い米経済指標に続落、5月30日の安値を割り込み1.2589と終値ベースでは昨年12月中旬近くの水準でクローズ。

AUDUSDは、アジア市場から豪中銀による利上げ観測は止まず豪州債利回りの低下が続き0.6890台まで下落。その後は中国発の経済指標にも動ぜず、アジア・欧州市場を通じ大枠0.6890~05の狭いレンジでもみ合いとなった。米国市場に入り強い米経済指標やG20サミットに向けた米中首脳会談の開催が不透明で0.6861まで続落。終値ベースでは5月17日の安値0.6866に並ぶ0.6869でクローズ。

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21:30    USD 5月 小売売上高=前月比0.5%(予想0.6% 前回-0.2→0.3%)、除く自動車前月比=0.5%(予想0.4% 前回0.1→0.5%)→ 前月比は予想を下回るも大幅に上方修正された前回を上回り、除く自動車も前月比が大幅に上昇修正され予想と前回を上回る

22:15    USD 5月 鉱工業生産=前月比0.4%(予想0.2% 前回-0.5→-0.4%)、設備稼働率=78.1%(予想78.0% 前回77.9%)→ 予想を上回る

22:30    USD 6月 ミシガン大学消費者信頼感指数・速報値=97.9(予想98.0 前回100)

22:30    USD 4月 企業在庫=前月比0.5%(予想0.4% 前回0.0%)

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ハセット委員長米経済諮問委員会(CEA)委員長
◎今年の米経済成長率は関税措置が消費に影響を及ぼす兆候はまだ出ておらず3%になると予想。

トランプ大統領(米中首脳会談について)
◎通商合意はいずれかの時点で得られるため、G20サミットで習近平中国国家主席が出席してもしなくても構わない、最終的にはディールをする→ 中国は米国の要請にも米中首脳会談の開催を確約せず。。
◎中国は米国の関税措置の影響を緩和するために人民元相場を操作しているとも批判。

トランプ大統領(FRBに対して)
◎パウエル議長を「選んだのは私だ」と述べた上で、「率直に言って、あれほどには利上げをしない別の誰かをFRB議長にしておけば、少なくとも1.5ポイントは高かっただろう」とまたしても批判。

クドローNEC委員長(米中首脳会談について)
◎トランプ米大統領は米中首脳会談への強い意欲を示したものの、会談はまだ正式には準備されていない。中国が招待を拒否すれば重大な結果に直面する恐れがある。

ドラギECB総裁
◎ECBの中銀預金金利マイナスについて、銀行の収益性への影響は今のところは中立

ユーロ圏財務相会合
◎ユーロ圏加盟国が発行した国債の債務再編を容易にする新たなルールについて合意
◎ユーロ圏共通予算の導入は一定の進展があるも、予算規模や財源を巡って合意できず。

周小川前中国人民銀行総裁
◎貿易を巡り米国と対立する中国政府が対抗措置として元安誘導を行う可能性を何度も示唆。

豪中銀の継続的な利下げ期待が強い。
◎先物市場では、7月に0.25%利下げする確率は66%。
◎NAB銀行は、11月に豪中銀は政策金利0.75%と予想→ この要道を受けAUD売りが強まる。

チャブシオール・トルコ外相
◎ロシア製ミサイル防衛システム「S400」購入を巡り米国が制裁を科した場合は「対抗措置」を講じる。

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2019年6月14日(金)欧州・米国市場の動き


2019年6月14日(金)欧州・米国市場の動き

注目の米5月小売売上高は前月比・前年比共に4月分が大幅に上方修正され、除く自動車は予想をも上回り強く、米鉱工業生産も強く、設備稼働率も強く、米債利回りの上昇に一時ドルも続伸。ただ、ミシガン大学消費者信頼感指数は予想外に弱く米債利回りは上昇幅を縮めるとドル買いの勢いも弱まる。

また、注目のG20サミットでの米中首脳会談をめぐり、トランプ大統領は「習近平中国国家主席が出席してもしなくても構わない」とあり不安心理が強まり、またしてもトランプ大統領はパウエルFRB議長を批判。

欧州株は軟調に推移し、米株は下げからスタートし強さは見られず。米債利回りは強い米経済指標に反応し、10年債は一時2.1%台へ、2年債も1.87%台へ急伸するも上昇幅を縮めている。原油価格は上下しながらも前日と大きな変化は見られず。為替市場は米債利回りの上昇に連動しドルは全面高で、円は他通貨に対しては全面高で推移。

AUDUSD+NZDUSDは利下げ期待+米中貿易摩擦の出口が見えず弱く反発力は鈍い。AUDUSDは強い米経済指標に0.6890台を割り込んでからは0.6870台まで下落し反発力は鈍い。

USDJPYは108.16をボトムに強い米経済指標に108.50台まで急伸から108.30~40台で推移と、クロスで円高方向が強まっているが、米債利回りは前日比を上回り底堅くなっていることもあり、積極的な円買いも見られず。

EURUSDは1.1270~90のレンジから欧州市場に入り株安もあり1.2600台まで下落。米国市場に入り強い米経済指標にテクニカルポイントを割り込み1.1230割れまで下落。

中国の小売売上高は強い反面、鉱工業生産は弱く17年ぶりの低い伸び率、都市部固定資産投資も弱い。仏CPI・改定値は予想に届かず速報値から下方修正。

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15:45    FRN 5月 消費者物価指数・改定値=前月比0.1%(予想0.2% 前回0.2%)、前年比0.9%(予想1.0% 前回1.0%)、HICP前月比0.1%(予想 前回0.3%)、HICP前年比1.1%(予想 前回1.5%)

21:30    USD 5月 小売売上高=前月比0.5%(予想0.6% 前回-0.2→0.3%)、除く自動車前月比=0.5%(予想0.4% 前回0.1→0.5%)→ 前月比は予想を下回るも大幅に上方修正された前回を上回り、除く自動車も前月比が大幅に上昇修正され予想と前回を上回る

22:15    USD 5月 鉱工業生産=前月比0.4%(予想0.2% 前回-0.5→-0.4%)、設備稼働率=78.1%(予想78.0% 前回77.9%)→ 予想を上回る

22:30    USD 6月 ミシガン大学消費者信頼感指数・速報値=97.9(予想98.0 前回100)

22:30    USD 4月 企業在庫=前月比0.5%(予想0.4% 前回0.0%)

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トランプ大統領(米中首脳会談について)
◎通商合意はいずれかの時点で得られるため、G20サミットで習近平中国国家主席が出席してもしなくても構わない、最終的にはディールをする→ 中国は米国の要請にも米中首脳会談の開催を確約せず。。
◎中国は米国の関税措置の影響を緩和するために人民元相場を操作しているとも批判。

トランプ大統領(FRBに対して)
◎パウエル議長を「選んだのは私だ」と述べた上で、「率直に言って、あれほどには利上げをしない別の誰かをFRB議長にしておけば、少なくとも1.5ポイントは高かっただろう」とまたしても批判。

クドローNEC委員長(米中首脳会談について)
◎トランプ米大統領は米中首脳会談への強い意欲を示したものの、会談はまだ正式には準備されていない。中国が招待を拒否すれば重大な結果に直面する恐れがある。

ドラギECB総裁
◎ECBの中銀預金金利マイナスについて、銀行の収益性への影響は今のところは中立

周小川前中国人民銀行総裁
◎貿易を巡り米国と対立する中国政府が対抗措置として元安誘導を行う可能性を何度も示唆。

豪中銀の継続的な利下げ期待が強い。
◎先物市場では、7月に0.25%利下げする確率は66%。
◎NAB銀行は、11月に豪中銀は政策金利0.75%と予想→ この要道を受けAUD売りが強まる。

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2019/06/14

2019年6月14日(金)アジア・欧州市場序盤の動き

2019年6月14日(金)アジア・欧州市場序盤の動き

アジア市場はとくに目立った動きもなく、前日の海外市場の材料を継続。

28日~29日のG20サミットで、米国は中国に首脳会談の開催を提案するも中国からは梨の礫、トランプ氏やクドロー氏は応じなければ、追加の制裁関税の発動をちらつかせる強引さ。米中貿易摩擦に改善の変化があるの、それとも逆に加速するのか見極めが必要。

来週のFOMCで利上げはあまり期待していないが、それでも可能性はゼロではなく、7月の利上げを示唆する発言を期待する動きに、米債利回りは下落傾向を抜け出せず。逆に米株は弱いながらも上昇傾向を維持。

日経平均株価は小幅ながら上昇、上海総合は上昇からスタートするも逆に小幅低下、ダウ先物は小幅高で推移。米債利回りは相変わらず低迷し弱く、原油価格は下落から始まり小幅高で推移。

為替相場は、最近の傾向でNZDUSDとAUDUSDの弱さが目立っている。先日の豪雇用統計でも強弱混在の中で、市場の反応はネガティブ材料に売りに反応。今日も、先物市場では、豪中銀は7月に0.25%利下げする確率は66%と高水準を維持、NAB銀行は11月に豪中銀は政策金利0.75%(現在1.25%)を予想。この報道を受けAUDUSDは、アジア市場の高値0.6918をピークに上値は重く一時0.6892まで下落。NZDUSDも0.6573をピークに0.6528まで下落と、引き続き売り圧力が続いている。

USDJPYは、株高と米債利回りの低下とJPYにとっては強弱ミックスした材料で、大枠108.27~40の狭いレンジでいつもながら方向感定まらず。ただし、レンジ的には108台の前半で推移し上値の重さが気になり、下値リスクを意識したくなる。

GBPUSDは、保守党党首選の真最中ながら、10月末のブレグジット期限までに、合意なきEU離脱となるのか、合意した離脱になるのか、それとも他の選択になるのか? よくわからず、ポジションを傾けることもできず。

EURUSDは、1.1300の大台を割り込むも一両日は1.1270近辺をボトムに何とか下げ止まっている。1.1300を復活できれば強気になれるのだが! 今日の米小売売上高、鉱工業生産等、米経済指標を見ながらの展開となりそう。

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13:30    JPY 4月 鉱工業生産・確報値=前月比0.6%(予想0.6% 前回0.6%)、前年比-1.1%(予想-1.1% 前回-1.1%)、

13:30    JPY 4月 設備稼働率=前月比1.6%(予想0.2% 前回-0.4%)

15:00    GER 5月 卸売物価指数=前月比0.3%(予想 前回0.6%)、前年比1.6%(予想 前回2.1%)


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周小川前中国人民銀行総裁
◎貿易を巡り米国と対立する中国政府が対抗措置として元安誘導を行う可能性を何度も示唆。

豪中銀の継続的な利下げ期待が強い。
◎先物市場では、7月に0.25%利下げする確率は66%。
◎NAB銀行は、11月に豪中銀は政策金利0.75%と予想→ この要道を受けAUD売りが強まる。

クドローNEC委員長
◎トランプ米大統領は米中首脳会談への強い意欲を示したものの、会談はまだ正式には準備されていない。中国が招待を拒否すれば重大な結果に直面する恐れがある。

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20190614 前日との比較

20190614 前日との比較

見ての通り、特に意味はないが小幅ながらドル高+円高。それにしても米株と米債利回りは異なる方向性を示し、JPY相場はどちらに依存度がたかいのか? 株価との連動性は薄れ金利が主役に。となると、来週のFOMCが最重要。それと、G20サミット、トランプ氏、習氏、本当に会談するの、そして、解決する気があるのだろうか? 会談する日程が本決まりになるとやや期待したくなる。


2019年6月14日(金)昨日13日、海外市場の動き(午前5時半ごろ)

2019年6月14日(金)昨日13日、海外市場の動き(午前5時半ごろ)

米債利回りは低下し、FRBの利上げ期待が強まる中(7月&9月?)、米ドルは小幅ながら強含みで推移。

安倍首相がイラク訪問中にホルムズ海峡では日本国籍を含むタンカー2隻が攻撃を受け、ポンペオ米国務長官は「イランに責任」があると言い、トランプ大統領は「イランとの取引について考えることは時期尚早」と言う。いったい・・・・・・。

①香港では歴史的大規模なデモが発生するも中国の政策は変わらず、②トルコはロシア製の地対空ミサイル「S400」の導入の撤回を拒否。③英保守党党首選1回目は予想通りジョンソン氏が圧倒的支持を得るもブレグジットを巡る不透明感か変わらず。④CME Fedwatchでは今回の利上げ期待確率29.2%、次回64.5%で利下げ期待が強まり、そして、⑤G20サミットで米中首脳会談を経て米中貿易摩擦は改善にむかうのだろうか? 

原油価格はホルムズ海峡でタンカー2隻が攻撃を受け急騰した流れに一時53.45ドルまで上昇するも53ドル台での売りは強く52.14ドル近辺で推移。ダウはFRBの利下げ期待も強く米債利回りも低下し前日比+0.39%と小幅高。肝心の米債利回りは10年債前日2.12→2.096%で一時2.08%台まで下落。2年債も1.879→1.836%と一時1.89%近くまで下落。

そして、為替相場は、FOMCとG20サミットの2台イベントを前にしてクリアな方向性はなく小幅な変化にとどまるも、全体としてはドル買いの流れで、相変わらずJPYは我が道を行く動きで逆に小幅な円高で、他通貨ではJPYは全面高。

目立ったのは、TRY続落(USDTRY+1.1%近く、TRYJPY-1.1%近く)、米議会がトルコ経済制裁を発動する可能性が高まり、米議会がトルコ経済制裁を発動する可能性が高まる。

USDJPYは、アジア市場は108.54を高値に豪雇用統計の発表と同時にAUDJPYの下落の影響なのか(?)108.50台→108.16まで急落。これをボトムにアジア・欧州市場では原油高や株高に値を戻す。欧米市場に入り米株高+債券利回りは持ち直し一時108.53まで値を戻したことで108.40~53のレンジが続き高値圏で推移。米債利回は反転低下、ホルムズ海峡で日本国籍のタンカーを含め2隻が攻撃された影響がUSDJPY相場にどの程度影響を与えたか不明ながら、終盤にかけては108.25まで円高が進み108.30台で推移中。

EURUSDは、アジア・欧州市場序盤の1.1304を高値に前日の安値1.1283を割り込み1.1269まで下落。戻り高値は1.1280台と限定的で上値は重い。ドイツ政府はノルド・ストリーム2に対するトランプ大統領の発言を事実上拒否。イタリア財務相は財政規律でEUと7月9日までに合意できるとあるも大きな相場変動は見られず。

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18:00    EUR 4月 鉱工業生産=前月比-0.5%(予想-0.5% 前回-0.3→-0.4%)、前年比-0.4%(予想-0.5% 前回-0.6→-0.7%)

21:30    USD 5月 輸入物価指数=前月比-0.3%(予想-0.3 前回0.2%→0.1%)、前年比-1.5%(予想-1.4% 前回-0.2%)→ 前月比、前年比共に予想を下回り大幅なマイナスへ。
21:30    USD 週間新規失業保険申請件数=22.2万件(予想21.5万件 前回21.8→21.9万件)

21:30    CAD 4月 新築住宅価格指数=前月比0.0%(予想0.0% 前回0.0%)、前年比0.1%(予想0.1% 前回0.1%)

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クドロー米国家経済会議(NEC)委員長
◎米中貿易戦争で中国の方が米国よりも大きな痛手を負う
◎FRBは自らの考えで行動する
◎大統領にも金融政策についての意見はある

ギドリー・ホワイトハウス報道官
◎G20サミットで中国の習近平国家主席と会談するが、会談の日程は未定。

トランプ大統領
◎安倍晋三首相によるイラン訪問に感謝しているが、イランとの取引について考えることは時期尚早
◎イランはまだ準備ができていない。米国もまだだ!(ツイッター)

中東・ホルムズ海峡近くのオマーン湾で石油タンカー2隻が被害
◎米第5艦隊は13日、を受けたことを明らかにしたタンカー運営会社の1つは、攻撃を受けた疑いがあると指摘し、原油相場は急伸した。
◎ポンペオ米国務長官は、「オマーン沖で発生した攻撃について、米政府はイランが攻撃の背後にいたと判断している」、「イランに責任」があると言うも、具体的な証拠は示せず。
◎グデレス国連事務総長、日本向けタンカーへの攻撃について、強く非難すると強調。
◎米当局者は、、国家の仕業との見解を示し結論を今日中に出すと発表。

米監視機関の特殊検察官局(OSC)
◎ケリーアン・コンウェイ大統領上級顧問の解任を勧告

ヒース・メキシコ中銀副総裁
◎関税はトランプ大統領からの恒久的な威嚇で、もう1つの重大なリスク要因はUSMCA(米国・メキシコ・カナダ)の批准。米金融当局が利下げするなら、メキシコに一息つく時間を与える。

スイス政府
◎今年の成長予測1.1(3月時点)→1.2%に引き上げた。
◎スイスフラン相場は依然として「高い」と指摘。上昇を抑制するため必要があれば為替市場に介入する用意があると

トリア・イタリア財務相
◎EUと7月9日までに合意できること模索。
◎ユーロ圏の閣僚らにイタリアは財政目標を尊重していること説明するつもり。

独政府報道官
◎ドイツ政府のノルド・ストリーム2に対するスタンスは変更ない。トランプ米大統領の警告には注意を払う。

英保守党党首選、下院議員による第1回投票の結果
◎保守党所属の下院議員313人による投票は、ジョンソン氏114票で圧勝。

中国劉鶴副首相(上海でのフォーラムで)
◎政策ツールは依然豊富で、当局は景気支援を強化し金融システムの潤沢な流動性を維持すべきと。
◎成長下支えに向けて近く追加措置を打ち出す構えを示唆。
◎中国経済は外部からの圧力に直面、中国の長期的な成長トレンドに変化はない、中国経済は大きな構造変化の中にある。中国は金融レバレッジの高い伸びを抑制した、金融リスクを抑制するための的確な対策を必要としている。

潘功勝・中国国家外為管理局(SAFE)局長
◎中国には人民元の基本的安定を維持する能力と自信がある。→ 易綱・人民銀行総裁が元相場に超えてはいけない一線はないと発言、当局が米関税引き上げの影響を相殺するため、どの程度の元安を容認するかという憶測が台頭していた。

中国商務省
◎米中貿易協議について、米国が「最大限の圧力」をかけても中国は屈しないと表明、米国が中国に通商合意を強要すれば、失敗に終わるだろう。

WSJ紙エコノミスト調査
◎中国の4月の経済指標は期待を裏切る内容だったが、5月に入り企業活動が一部回復した可能性がある。

香港立法会(議会)
◎国内の大規模デモを考慮し「逃亡犯条例」改正案の審議を延期へ。
◎「逃亡犯条例」改正案の審議を14日まで中止する。

クガニャゴ南ア中銀総裁
◎弱い経済状況を鑑みると、今後一年程度に渡り利下げの余地があるかもしれない。
◎低下傾向のインフレは低金利を維持することを意味する

チャブシオール・トルコ外相
◎ロシア製の地対空ミサイル「S400」の導入を撤回するつもりはない。米国の要求を受け入れない考えを強調

OPEC月報
◎世界的な原油需要の見通しを下方修正し、通商を巡る国際的な緊張が高まる中、見通しの一段の引き下げもある。協調減産を年内は継続する論拠となる可能性がある。

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2019/06/13

2019年6月13日(木)欧州・米国市場序盤の動き


2019613日(木)欧州・米国市場序盤の動き

香港では歴史的大規模なデモが発生するも中国の政策は変わらず、英保守党党首選が始まるがブレグジットを巡る不透明感か変わらず、安倍首相がイラク訪問中にホルムズ海峡では日本国籍を含むタンカー2隻が攻撃を受ける。そして、G20サミットを前にして米中首脳会談を経て米中貿易摩擦は改善にむかうのだろうか? 

原油価格はタンカー2隻の攻撃報道に急伸し一時53.45ドルへ上昇し52.80台で推移。欧州株は上昇を続け、米株は開始直後に前日比140ドル近く上昇する上昇幅を縮め、米10年債利回りはタンカー2隻の攻撃報道に一時2.1%を割り込むが続かず、2.12.11%台で推移。

為替市場は、GBPUSDを除き、主要通貨でドル買いへと動き、雇用統計をうけたAUD売りにAUDUSDの下げ幅は比較的大きいまま。

米輸入物価指数は、前月比、前年比共に予想を下回り大幅なマイナスとなり、週間新規失業保険申請件数は予想を上回り、FRBの利下げ期待を支持する声は変わらないが、米債利回りは逆に上昇し、ドル買いの要因の一つに。

USDCHFは、スイスは政策金利の据え置きを予想通り決定、新たに中銀背策金利を導入-0.75%に設定。これを受けた評価はUSDCHFの売りで、欧州市場序盤の0.9960を高値に0.9918まで下落。

USDJPYは、アジア市場の108.16をボトムに緩やかに底値を切り上げ、米国市場の序盤には米株高+債券利回りも上昇し一時108.51まで値を戻し、高値近辺で推移。取り巻く市場の環境は複雑で、今しばらく現在のレンジで推移する可能性があるも、いつか、どこかで、相場が動くことを忘れずに肝に銘じたい。

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21:30     USD 5月 輸入物価指数=前月比-0.3%(予想-0.3 前回0.2→0.1%)、前年比-1.5%(予想-1.4% 前回-0.2%) 前月比、前年比共に予想を下回り大幅なマイナスへ。

21:30     USD 週間新規失業保険申請件数=22.2万件(予想21.5万件 前回21.8→21.9万件)

21:30     CAD 4月 新築住宅価格指数=前月比0.0%(予想0.0% 前回0.0%)、前年比0.1%(予想0.1% 前回0.1%)

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ヒース・メキシコ中銀副総裁
◎関税はトランプ大統領からの恒久的な威嚇で、もう1つの重大なリスク要因はUSMCA(米国・メキシコ・カナダ)の批准。米金融当局が利下げするなら、メキシコに一息つく時間を与える。


スイス政府
◎今年の成長予測1.13月時点)→1.2%に引き上げた。
◎スイスフラン相場は依然として「高い」と指摘。上昇を抑制するため必要があれば為替市場に介入する用意があると

トリア・イタリア財務相
EUと7月9日までに合意できること模索。
◎ユーロ圏の閣僚らにイタリアは財政目標を尊重していること説明するつもり

独政府報道官
◎ドイツ政府のノルド・ストリーム2に対するスタンスは変更ない。トランプ米大統領の警告には注意を払う。

英保守党党首選、下院議員による第1回投票の結果
◎保守党所属の下院議員313人による投票は、ジョンソン氏114票で圧勝。


中国劉鶴副首相(上海でのフォーラムで)
◎政策ツールは依然豊富で、当局は景気支援を強化し金融システムの潤沢な流動性を維持すべきと。
◎成長下支えに向けて近く追加措置を打ち出す構えを示唆。
◎中国経済は外部からの圧力に直面、中国の長期的な成長トレンドに変化はない、中国経済は大きな構造変化の中にある。中国は金融レバレッジの高い伸びを抑制した、金融リスクを抑制するための的確な対策を必要としている。

潘功勝・中国国家外為管理局(SAFE)局長
◎中国には人民元の基本的安定を維持する能力と自信がある。→ 易綱・人民銀行総裁が元相場に超えてはいけない一線はないと発言、当局が米関税引き上げの影響を相殺するため、どの程度の元安を容認するかという憶測が台頭していた。

中国商務省
◎米中貿易協議について、米国が「最大限の圧力」をかけても中国は屈しないと表明、米国が中国に通商合意を強要すれば、失敗に終わるだろう。

WSJ紙エコノミスト調査
◎中国の4月の経済指標は期待を裏切る内容だったが、5月に入り企業活動が一部回復した可能性がある。

香港議会
◎国内の大規模デモを考慮し「逃亡犯条例」改正案の審議を延期へ。

◎オマーン湾で石油タンカー2隻が被害
米第5艦隊は13日、を受けたことを明らかにしたタンカー運営会社の1つは、攻撃を受けた疑いがあると指摘し、原油相場は急伸した。

クガニャゴ南ア中銀総裁
◎弱い経済状況を鑑みると、今後一年程度に渡り利下げの余地があるかもしれない。

OPEC月報
◎世界的な原油需要の見通しを下方修正し、通商を巡る国際的な緊張が高まる中、見通しの一段の引き下げもある。協調減産を年内は継続する論拠となる可能性がある。

2019年6月13日(水)アジア・欧州市場序盤の動き

2019年6月13日(水)アジア・欧州市場序盤の動き

豪雇用統計の失業率は予想5.1%を上回り5.2%で前回と変わらず、新規雇用者が4.23万人と予想1.6万人を大幅に上回り、前回分も上方修正される。悪いとは思えないが市場は利下げ環境変わらずと判断でもしているいのだろうか?

前日の海外市場と同じく市場参加者はAUD売りをなぜか選択。為替相場はEURUSDを除きドル高方向へ動くも変動率は小幅。AUDJPYの下落にUSDJPYも下落し円はクロスで全面高。

原油価格はオマーン湾で石油タンカー2隻が被害との報道に急伸、日経平均価格は低下、上海総合は大規模デモを考慮し香港議会は「逃亡犯条例」改正案の審議を延期、香港ハンセンの下げにつられ下落からスタートし下げ幅を縮め小幅高で推移、米10年債利回りは一時2.09%台まで低下するも下げ幅を縮め2.1%台で推移。

USDJPYは、108.45~55の狭いレンジから、豪雇用統計の発表と同時に(AUDJPYが急落=円高)米債利回りの低下もあり、108.50→108.16まで急落。ただ、債券利回りが反発すると108.38まで値を戻すも売り圧力は変わらず。取り巻く香港の問題、英保守党の党首選開始、それとどうなるかわからないG20サミットの米中通商問題と、来週の19日のFOMCの利下げや次回FOMC利下げ期待など、取り巻く環境は円高方向の流れを示唆していることに変わりないが、円ロングのポジションがたまると反発する流れも変わらず。


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10:30    AUD 5月 雇用統計: 失業率=5.2%(予想5.1% 前回5.2%)、新規雇用者数=4.23万人(予想1.6万人 前回2.84→4.31)、正規雇用者数=0.24万人(予想 前回-0.63→-0.03万人)、パートタイム=3.98万人(予想 前回3.47→4.34万)人、 労働参加率66.0%(予想65.8% 前回65.8→65.9%)

13:30    JPY 4月 第三次産業活動指数=前月比0.8%(予想0.4% 前回-0.4→-0.2%)

15:00    GER 5月 消費者物価指数・改定値=前月比0.2%(予想0.2% 前回0.2%)、前年比1.4%(予想1.4% 前回1.4%)、HICP・前月比0.3%(予想0.3% 前回0.3%)、HICP・前年比1.3%(予想1.3% 前回1.3%)

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WSJ紙エコノミスト調査
◎中国の4月の経済指標は期待を裏切る内容だったが、5月に入り企業活動が一部回復した可能性がある。

香港議会
◎国内の大規模デモを考慮し「逃亡犯条例」改正案の審議を延期へ。

ヒース・メキシコ中銀副総裁
◎関税はトランプ大統領からの恒久的な威嚇で、もう1つの重大なリスク要因はUSMCA(米国・メキシコ・カナダ)の批准。米金融当局が利下げするなら、メキシコに一息つく時間を与える。

中国劉鶴副首相(上海でのフォーラムで)
◎政策ツールは依然豊富で、当局は景気支援を強化し金融システムの潤沢な流動性を維持すべきと。
◎成長下支えに向けて近く追加措置を打ち出す構えを示唆。
◎中国経済は外部からの圧力に直面、中国の長期的な成長トレンドに変化はない、中国経済は大きな構造変化の中にある。中国は金融レバレッジの高い伸びを抑制した、金融リスクを抑制するための的確な対策を必要としている。

潘功勝・中国国家外為管理局(SAFE)局長
◎中国には人民元の基本的安定を維持する能力と自信がある。→ 易綱・人民銀行総裁が元相場に超えてはいけない一線はないと発言、当局が米関税引き上げの影響を相殺するため、どの程度の元安を容認するかという憶測が台頭していた。

スイス政府
◎今年の成長予測1.1(3月時点)→1.2%に引き上げた。

◎オマーン湾で石油タンカー2隻が被害
米第5艦隊は13日、を受けたことを明らかにしたタンカー運営会社の1つは、攻撃を受けた疑いがあると指摘し、原油相場は急伸した。

英首相選ぶ与党党首選
◎保守党所属の下院議員313人による投票は英国時間午前10時に開始、午後1時(日本時間同9時)ごろ投票結果が公表される予定。

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20190613 前日との比較

20190613 前日との比較

EURJPYは7日続いた上昇も久々に終了し、久々にJPYの買い戻しに動くも、USDJPYは盤石で動かず。多分、上下いずれかのエネルギーを蓄積しているのだろう! ただ、米債利回りを見るとリスクは↓に見えてしまう。


2019年6月13日(木)昨日12日、海外市場の動き

2019年6月13日(木)昨日12日、海外市場の動き(午前5時半ごろ)

若干弱い米CPIに米利下げ期待も若干膨らむ。引き続きトランプ節は顕在で「米中は通商問題で合意に至る気がする」が、「合意がなければ関税を引き上げる」と発言、どうしても28日~29日のG20サミットが気になる。

対ユーロに対してドル安圧力を加えている中で、ドイツが進めているロシア産原油を欧州に送るパイプライン「ノルドストリーム2」プロジェクトを巡る制裁措置を検討。

米CPIは前年比1.8%(予想1.9% 前回2.0%)、コア前年比2.0%(予想2.1% 前回2.1%)と予想・前回に届かず。結果的に米株は下落、米債利回りは低下、原油価格は下落し、ドルは全面高で、円も他通貨で上昇。

米株は上昇からスタートし一時2万6千ドル割れまで下落し26,004.83-43.68(-0.17%)。米10年債利回りは一時2.1%台まで下落し2.117%、2年債も一時1.87%近くまで下落し1.88%と続落。原油価格は在庫統計を受け一時51ドルを割り込み51.13ドル近辺で推移。

為替市場は、若干弱い米CPIを受けFRBの利下げ期待が若干強まるも、米債利回りの下げも限定的で、ドルは主要国通貨に対して上昇。特にAUDUSDの下げ幅は-0.5%近くと大きく、原油価格の下落にUSDCADも+0.45%近く下落。一方、ドル高の中でUSDJPYは方向感定まらず前日とほぼ同水準で、AUDJPYの-0.49%近くなど他通貨で円高へと動いている。

EURUSDは、トランプ氏からドルは強すぎるとプレッシャーを受け上昇傾向にあったが、欧州市場序盤の1.1344を高値に1.1312まで下落、米CPI直後に1.1341まで上昇するも続かず、基本は1.1300~45のレンジを抜け出せず。ブレグジットを巡り「ジョンソン前外相は合意なきブレグジットを目指さず」に上昇、逆に、英議会は、英EU離脱巡る労働党提出の「合意なき離脱を阻止する内容を含む」を否決し下落。ドイツが進めているロシア産原油を欧州に送るパイプライン「ノルドストリーム2」プロジェクトを巡るトランプ氏の制裁措置を示唆する発言に下落。結局は終盤にかけ1.1283まで下落し安値圏で推移している。

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21:30    USD 5月 消費者物価指数=前月比0.1%(予想0.1% 前回0.3%)、前年比1.8%(予想1.9% 前回2.0%)、コア前月比0.1%(予想0.2% 前回0.1%)、コア前年比2.0%(予想2.1% 前回2.1%)→ 予想通りで前月からは低下へ

23:30    USD 週間原油在庫統計=220.6万バレル(予想-100 前回677.1万バレル)

3:00    USD 5月 月次財政収支=-2078億ドル(予想-2025億ドル 前回-1468億ドル)→ 赤字額が拡大

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トランプ大統領(北朝鮮)
◎米国と北朝鮮は良好な関係で、北朝鮮に対して強く圧力をかけるつもりはない。

トランプ大統領(ノルドストリーム2プロジェクト)
◎ドイツがロシア産原油をバルト海経由のパイプラインで輸送するノルドストリーム2プロジェクトを進めていることについて、制裁措置を検討。

トランプ大統領(米中貿易摩擦)
◎中国とは通商合意に至るだろう、合意がなければ3250億ドル相当の中国製品に追加課税。
◎米中通商合意の期限は設けていない、期限については今後考える。

ロス米商務長官
◎G20サミットの米中首脳会談では、最終合意が予定されているわけではない。
◎トランプ米大統領と習中国国家主席は、通商協議の再開を決断するだろう
◎トランプ米大統領は、中国の構造改革を望んでいる

米政府(香港情勢) 
◎香港の条例改正案に対して重大な懸念を表明。→ 中国外務省は、香港の問題は純粋に中国の内政問題だ、米国側の無責任な発言と理不尽な批判に遺憾を表明するとともに、断固反対。

ブレグジットを巡る英国の動き
◎ジョンソン前外相は合意なきブレグジットを目指していないと否定→ 一時買が強まる。
◎ジョンソン前外相は英国が10月31日に欧州連合から離脱すべき
◎英議会は、英EU離脱巡る労働党提出の「合意なき離脱を阻止する内容を含む」案を賛成298票、反対309票の反対多数で否決した。

サルビーニ伊副首相
◎イタリア政府は、銀行の貸金庫に保管されている現金などに課税する可能性。

ドラギECB総裁
◎世界貿易はここ数年逆風に直面。
◎単一市場と通貨ユーロが統合を促進

クランプカレンバウアー独与党(CDU)党首
◎中国は経済の競争相手であり、敵ではない。

エルドアン・トルコ大統領
◎米国とのF35戦闘機の問題については、6月下旬の首脳会談前に電話会談で解決したい。
◎トルコがすでにロシア製のミサイル防衛システム「S400」を購入しており7月に納入される見込み。

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2019/06/12

2019年6月12日(水)アジア・欧州市場序盤の動き

2019年6月12日(水)アジア・欧州市場序盤の動き

トランプ大統領曰く「中国が差し戻した合意に戻るまで通商合意せず」。また、G20サミットで会談に応じなければ「制裁関税の第4弾を発動」との脅しも! どうなるのか? 今後の注目は午後9時半の米CPI。

アジア・欧州市場の序盤は、株安、債券利回り低下、原油価格下落、為替相場はAUD+NZDは弱いが他は強くドル安傾向へ。

豪ウェストパック消費者信頼感指数は弱く、中国CPIは上昇するもPPIは下落と強弱ミックス。

日経平均株価は一時前日比で上昇するも、中国株は弱く終盤にかけては続落し前日比-0.35%下落。上海総合はボトムから若干反発するも前日比-0.46%と弱い。米債利回りは低下、原油価格も52.20ドル近くまで続落へ。

問題の為替相場は総じて変動に乏しく、その中でリスク回避の動きなのか、JPY+CHFは強く、逆にAUD+NZDは弱く、CAD+EUR+GBPはニュートラル。

EURUSDは、トランプ氏はユーロがドルに対して「下落するよう誘導されているため、米国はひどく不利な立場に置かれている」との前日の影響が続いているのか、1.3220台をボトムに1.1340まで小幅ながら上昇。この脅しをどのように評価しているのか、無視しているのか、今後の海外市場の動きを見守りたい。

AUDUSDは、0.6960台を高値に、G20を前にしていつもながら対中圧力を加え続け米中通商摩擦の行方を気にしながら、ウェストパック消費者信頼感は弱く、中国CPIは強いがPPIは弱く出て、 中国株は弱く、豪株は上昇幅を下げ結局は前日比でマイナスへ。この影響もあったのか0.6943まで続落。

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8:50    JPY 4月 機械受注=前月比5.2%(予想-0.8% 前回3.8%)、前年比2.5%(予想-5.3% 前回-0.7%)→ 予想を上回る

9:30    AUD 6月 ウェストパック消費者信頼感=前月比-0.6%(予想 前回0.6%)、100.7(予想 前回101.3)→ 予想を下回る

10:30    CNY 5月 消費者物価指数=前月比0.0%(予想0.0% 前回0.1%)、前年比2.7%(予想2.7% 前回2.5%)→ 前年比は予想通りだが前回からは上昇し2018年2月以来の高水準

10:30    CNY 5月 生産者物価指数=前年比0.6%(予想0.6% 前回0.9%)→ 予想通りだが前回を大幅に下回る

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サルビーニ伊副首相
◎イタリア政府は、銀行の貸金庫に保管されている現金などに課税する可能性。

米政府は中国本土への容疑者引き渡しを可能にする香港の条例改正案について 
◎香港の条例改正案に対して重大な懸念を表明。→ 中国外務省は、香港の問題は純粋に中国の内政問題だ、米国側の無責任な発言と理不尽な批判に遺憾を表明するとともに、断固反対。

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20190612 前日との比較

20190612 前日との比較

トランプ氏は思い通り金利を下げ、ドルを下げ貿易赤字を削減したいのだろうが、ドルは基本的な強さは変わらず。これもある意味では困ったもの。
目立ったの世界的な株高! 豪州は続伸、MSCIも続伸、上海総合も強い! リスク回避は何処へ?


2019年6月12日(水)昨日11日、海外市場の動き(午後5時半ごろ)

2019年6月12日(水)昨日11日、海外市場の動き(午後5時半ごろ)

米国の対メキシコ関税は見送られたが、米中貿易摩擦は? トランプ氏が固執しているFRBの利下げは? 望んでいるドル安は? 米経営者はトランプ氏の通商政策を危惧! 株+債券+原油価格は終わってみれば大きな変化は見られず。

為替相場は、トランプ大統領のFRBの利下げ圧力は変わらず、クドロー氏も否定しているか肯定しているのかは不明ながらドル安圧力も変わらず。でもトレンドとしてのドル高傾向は変わらず。米卸売物価はほぼ予想通り過去1年で最も弱く出るが動きは鈍く、主体性に乏し中でドルは総じて小幅安。相変わらずNZDは弱く、JPYは不動、ZARは上昇。

米株は上昇からスタートするもほぼ前日と変わらず。米10年債利回りは一時2.176%まで上昇するも2.143%と小幅低下、2年債は逆に1.94%近くへ上昇後も1.93%近くと上昇傾向を維持。原油価格も一時54ドルへ上昇するも、53.36ドルと小幅な上昇にとどまる。

EURUSDは、アジア・欧州市場と1.1300の壁を意識した動きが続き、トランプ大統領の「ユーロやその他の通貨はドルに対して価値が低くなっており、米国が大きな不利益を被っている」との発言にも上昇力は限定的で、大枠1.1300~30のレンジで推移。米国市場に入り欧州市場がクローズする時間に当たり、米債利回りが軟化すると1.1338まで上昇するも1.1320台で推移。

USDJPYは、株高の動きや一時米債利回りの上昇もあり、アジア市場の108.35をボトムに欧州・米国市場の序盤には108.80まで上昇。オプションカット時から流れ変化し、米10年債利回りが低下へ変化すると売り圧力が強まり108.44まで低下し108.50近くで推移。108.30を底固めしているのか、108.80の上値が重いのか不透明。

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USD 5月 卸売物価指数=前月比0.1%(予想0.1% 前回0.2%)、前年比1.8%(予想1.9% 前回2.2%)、コア前月比0.2%(予想0.2% 前回0.1%)、コア前年比2.3%(予想2.3% 前回2.4%)→ ほぼ予想予想通りながら過去1年で最も低い

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クドロー米国家経済会議(NEC)委員長
◎債券市場はFRBがかけ離れていることを物語っている。
◎トランプ大統領はドル安を快く思っているが、ドル安を呼び掛けていない。
◎米中通商合意がなかったとしても、米経済は今年3%の成長を達成する。

トランプ大統領(中国との通商協議)
◎我々は中国と合意した後、中国が合意を差し戻した、彼らがその合意に戻らない限り私は興味がない。
◎中国側が4、5項目の「主要な点」で再び合意しない限り、協議を先に進めない。
◎G20で習近平国家主席と会談を行うことを期待。。

トランプ大統領(FRBの批判)
◎ユーロやその他の通貨はドルに対して価値が低くなっており、米国が大きな不利益を被っている
◎債券ポートフォリオを縮小する政策はばかげている、彼らはまるで分かっていない
◎米国のインフレ率は非常に低い、素晴らしいことだ。

トランプ大統領(メキシコ移民問題・制裁関税)
◎メキシコとの移民合意の大部分は明らかにされていない。

米メキシコ移民問題・制裁関税)
◎45日以内に満足いく結果が得られなかった場合、米国と協議し新しい戦略を議論。
◎メキシコ外相、5日の米国との会談非常に緊張した瞬間だった。
◎合意に至らなかった場合は報復関税も辞さなかった。
◎米国の関税シナリオ、メキシコの犠牲が大きい。
◎農産物の購入に関しては同意していない。

ペンス副大統領
◎FOXニュースインタビューで、米中通商摩擦問題について、中国に対して強硬な態度を続ける。米国は非常に強い立場にある。中国に対する貿易赤字が大きいというだけでなく、問題は中国の運営手法。

ソロモン・ゴールドマンサックスCEO(米中貿易戦争を懸念)
◎トランプ米大統領の貿易戦争はリスク資産に悪影響を及ぼし、関税措置は不確実性をもたらす。

ゴーマン・モルガンスタンレーCEO(米中貿易戦争を懸念)
◎米中は論争の応酬から、何かよりひどいものに移行したのではないかと懸念。
◎軌道を修正することは両国にとり大きな国益となる

トランプ大統領(北朝鮮)
◎北朝鮮の金正恩朝鮮労働党委員長から「極めて心温まる」書簡を受け取った、極めて前向きなことが起こる。

ブロードベントBOE副総裁
◎EU離脱が円滑に進み、経済が予想通りに成長すれば、英国の金利は市場の予想よりもやや速いペースで上昇する必要がある。
◎向こう1年間で英中銀が利上げよりも利下げに動く確率の方が高いとの見方が織り込まれている。
◎英中銀が将来的に必要になると予想する利上げの規模が金融市場で織り込まれていないことについて大きく懸念していない
◎合意なき離脱で明確な経済信頼感の低下があれば緩和へ
◎無秩序な離脱が金融安定に対する最大のリスク

ブリハBOE政策委員
◎世界経済および英経済の下振れリスクが増している。
◎5月四半期インフレ報告公表以降のデータには失望

サンダースBOE政策委員
◎政策見通しのガイダンスは極めて有用
◎四半期ごとの金利見通しは提供せず、誤解を招きやすい

ユンケル欧州委員長(英国の新政権に対して)
◎新たな英首相が誕生しても、メイ首相と合意したEU離脱協定案が変更されることはない
◎脱協定案はメイ氏とユンケル氏の個人間の合意ではなく、EUと英国との合意で、次期首相が誰であれ、離脱協定案を尊重しなければならず、再交渉はない。
◎離脱協定案に盛り込まれたアイルランドとの国境問題に関する安全策(バックストップ)について、失効期限は設定しない。

レーン・フィンランド中銀総裁
◎世界的な貿易戦争が近く終息する可能性は低い、ECBはユーロ圏の信頼感と経済成長を支えるため、あらゆる手段を活用する用意がある。

コンテ・イタリア首相
◎EUの制裁手続き入りを回避することに専念しており、2019年の伊財政赤字をGDP2.1%に抑制すること決定。
◎欧州当局はイタリアの経済政策を批判する前に同国政府に説明の機会を与えるべき。

ユンケル欧州委員長(イタリアについて)
◎イタリアは「不健全な方向に向かっており、EUの過剰財政赤字是正手続き(EDP)が発動されるリスクがある

ギリシャ7月に総選挙を前倒しに
◎パブロプロス大統領は10日、チプラス首相の議会解散の要請を受理。

ノルウェー5月CPIは弱い
◎前月比-0.3%(予想+0.1% 前回0.4%)、予想外のマイナスにEURNOKは9.7686→9.8313まで一時急伸。

フィッチ・レーティングス(一時TRY売りに動く)
◎トルコ第2四半期は前期比でマイナス成長、2019年は+1.1%成長を予想
◎米国によるトルコ経済制裁について、もし発動された場合は通貨リラへの影響は大きい
◎トルコ中銀の外貨準備高についても、為替介入に使用されていた場合は問題となる

豪州株5日続伸
◎S&P/ASX200指数は11年半ぶりの高水準へ。

李克強・中国首相
◎政府が大規模な減税や手数料引き下げを継続して行う

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2019/06/11

2019年6月11日(火)欧州・米国市場の動き

2019年6月11日(火)欧州・米国市場の動き

いつもながらトランプ節は健在、ただし、市場の反応は鈍い。

欧州株は上昇、米株も上方からスタートするも伸び悩む。原油価格は一時54.04%まで上昇するも伸び悩む。米10年債利回りは一時2.17%まで上昇から振出に逆戻り、2年債は1.936%まで続伸中。為替相場は特に言うことはなく通貨間で動きは異なるもう総じて動きは緩慢。USDZARは下落、USDTRYは上昇。

USDJPYは、強い株価や債券利回りの上昇もあり前日高値108.72を超えて108.80まで続伸。米国市場の序盤に108.60台まで弱含むも総じて高値圏で推移。EURUSDは、1.1300~32の狭いレンジで、前日安値1.1290に向け一時1.1300をトライするも買に押され、再びレンジ相場へ。

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17:30    GBP 5月 雇用統計: 失業率=3.1%(予想 前回3.0%)、失業保険申請件数=2.32万人(予想 前回2.47→1.91万人)、ILOベース失業率=3か月比3.8%(予想3.8% 前回3.8%)、除くボーナス平均所得=3か月前年比3.4%(予想3.1% 前回3.3%)、含むボーナス3か月前年比3.1%(予想3.0% 前回3.2→3.3%)

21:30    USD 5月 卸売物価指数=前月比0.1%(予想0.1% 前回0.2%)、前年比1.8%(予想1.9% 前回2.2%)、コア前月比0.2%(予想0.2% 前回0.1%)、コア前年比2.3%(予想2.3% 前回2.4%)

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トランプ大統領
◎ユーロやその他の通貨はドルに対して価値が低くなっており、米国が大きな不利益を被っている
◎l対ドルでのユーロ安は米国にとって不利。
◎ツイッターに「ユーロやその他の通貨はドルに対し価値が低くなっており、米国が大きな不利益を被っている」

ペンス副大統領
◎FOXニュースインタビューで、米中通商摩擦問題について、中国に対して強硬な態度を続ける。米国は非常に強い立場にある。中国に対する貿易赤字が大きいというだけでなく、問題は中国の運営手法。

米メキシコ移民問題・制裁関税
◎45日以内に満足いく結果が得られなかった場合、米国と協議し新しい戦略を議論。
◎メキシコ外相、5日の米国との会談非常に緊張した瞬間だった。
◎合意に至らなかった場合は報復関税も辞さなかった。
◎米国の関税シナリオ、メキシコの犠牲が大きい。
◎農産物の購入に関しては同意していない。
◎メキシコとの移民合意の大部分は明らかにされていない。

ギリシャ7月に総選挙を前倒しに
◎パブロプロス大統領は10日、チプラス首相の議会解散の要請を受理。

豪州株5日続伸
◎S&P/ASX200指数は11年半ぶりの高水準へ。

ノルウェー5月CPIは弱い
◎前月比-0.3%(予想+0.1% 前回0.4%)、予想外のマイナスにEURNOKは9.7686→9.8313まで一時急伸。

ブロードベントBOE副総裁
◎合意なき離脱で明確な経済信頼感の低下があれば緩和へ
◎無秩序な離脱が金融安定に対する最大のリスク
◎市場の想定よりも金利上昇は速くなるだろう。

ブリハBOE政策委員
◎世界経済および英経済の下振れリスクが増している。
◎5月四半期インフレ報告公表以降のデータには失望

サンダースBOE政策委員
◎政策見通しのガイダンスは極めて有用
◎四半期ごとの金利見通しは提供せず、誤解を招きやすい

コンテ・イタリア首相
◎EUの制裁手続き入りを回避することに専念。2019年の伊財政赤字をGDP2.1%に抑制すること決定。

カジミール・スロバキア中銀総裁
◎景気心理は悪化しているがユーロ圏がリセッションもしくはデフレに向かっているとの懸念はない

レーン・フィンランド中銀総裁
◎世界的な貿易戦争が近く終息する可能性は低い
◎ECBはユーロ圏の信頼感と経済成長を支えるため、あらゆる手段を活用する用意がある。
◎利下げ、債券購入の再開、超低金利維持のガイダンス強化などを行う意思がある。

フィッチ・レーティングス
◎米国がトルコ経済制裁を発動させた場合、通貨リラのセンチメントに大きな影響を与えるだろう。
◎トルコ第2四半期は前期比でマイナス成長、2019年は+1.1%成長を予想。
◎トルコ政府の構造改革がしっかりと進展するかには懸念が残る。
◎必要であればQE資産購入の増額もありえる

2019年6月11日(火)アジア・欧州市場序盤の動き

2019年6月11日(火)アジア・欧州市場序盤の動き

上海総合は+2.58%と大幅高、日経平均株価は0.33%と小幅高、欧州市場に入っても株高の流れは変わらず。米債利回りは上下変動しながらも大きな変化は見られず。原油価格は上昇。

為替市場は、相変わらずNZDの弱さが若干気になる以外大きな変化は見られず。EUR+GBP+CADは小幅上昇、

USDJPYは、株高の影響に108.50~60台と前日の弱気なムードで上昇した水準に近づき108.80を超えれば別だが、現時点では決定打は見られず。

EURUSDは、1.1300をボトムに底堅い。プライスアクションでは買い方向が動きは強く、上値を試す動きとなっているが1.1350の壁を上抜けできるかがポイント。ノルウェー5月CPIの前月比-0.3%と予想外のマイナスにEURNOKは9.7686→9.8313まで一時急伸したが、EURUSD相場への影響は見られず。

USDCADは、ドル高の流れでもCAD売りは限定的で底堅く推移。アジア市場の1.3270台を高値に欧州市場に入ると1.3250台まで下落。カナダ中銀の潜在的な強さを指摘し、直近の安値を更新しながらCADの強さが目立つ。

逆に、AUDUSDは、強さが感じられず底値を切り下げている。0.6970を超えてくるとセンチメントが変わると思うのだが上値は重い。S&P/ASX200指数は11年半ぶりの高水準へ!

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7:45    NZD 第1四半期 製造業売上高=前期比2%(予想2% 前回2%)
10:30    AUD 5月 NAB企業景況感指数=1(予想 前回3)、信頼感指数=7(予想 前回0)→ 信頼感指数は予想外に拡大

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ペンス副大統領
◎FOXニュースインタビューで、米中通商摩擦問題について、中国に対して強硬な態度を続ける。米国は非常に強い立場にある。中国に対する貿易赤字が大きいというだけでなく、問題は中国の運営手法。

米メキシコ移民問題・制裁関税
◎45日以内に満足いく結果が得られなかった場合、米国と協議し新しい戦略を議論。
◎メキシコ外相、5日の米国との会談非常に緊張した瞬間だった。
◎合意に至らなかった場合は報復関税も辞さなかった。
◎米国の関税シナリオ、メキシコの犠牲が大きい。
◎農産物の購入に関しては同意していない。

ギリシャ7月に総選挙を前倒しに
◎パブロプロス大統領は10日、チプラス首相の議会解散の要請を受理。

豪州株5日続伸
◎S&P/ASX200指数は11年半ぶりの高水準へ。

ノルウェー5月CPI前月比-0.3%(予想+0.1% 前回0.4%)、予想外のマイナスにEURNOKは9.7686→9.8313まで一時急伸


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20190611 前日との比較

いつもながらトランプ大統領は忙しい。中国、メキシコ、EU、日本と飴と鞭の外交は続く。
米金利引き下げはドル売りなのか?(実施は不明)、それとも、他国はより悪く利下げ継続の可能性大(除くGBP)にドル高なのか? 相変わらず不明。

昨日の変化率をご覧ください
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2019年6月11日(火)昨日10日、海外市場の動き(午前5時半ごろの動き)

2019年6月11日(火)昨日10日、海外市場の動き(午前5時半ごろの動き)

米株は上昇傾向を維持、米債利回り上昇、原油価格は終盤にかけ下落、為替相場はドル高傾向が続き、AUD+NZD、GBPの弱さが目立つ。

米中貿易摩擦はG20サミットの首脳会談まで判断できず。米国とメキシコは不法移民対策で合意、米国は対メキシコへの制裁関税は無期延期となりリスク選好の動きと、トランプ大統領のFRBへのプレッシャーは止まず。弱い米経済指標もありFRBの年内複数回の利下げ期待を意識。なのにドル高の流れは継続。

為替相場は、週末に米国とメキシコは移民問題で合意し、米国は対メキシコへの制裁関税を中止したことで、週明けの月曜日は早朝から、ドルの信頼感回復+リスク回避の巻き戻しが相場をリード。株高+米債利回り上昇+ドル高の流れをアジア・欧州市場と継続へ。米国市場に入り、マンハッタンの高層ビルにヘリコプターが衝突とのアクシデントもあったがテロではなく大事に至ることなく収束、ドル売りの流れも弱まり、結果的にやや反発。その中で、CADは健闘し、逆に輸入が激減した中国貿易収支、大規模な香港デモにCNYは急落、その影響もありAUD+NZDの弱さが目立ち、弱すぎる英鉱工業生産や保守党党首選を控え、GBPも売り圧力は強い。

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USDJPYは、週末に米国は対メキシコへの制裁関税を中止したことでリスク選好のパターンに株価上昇期待が強く、先週末からギャップを明け円安でスタート。日経平均株価は強く、日本の貿易収支は赤字化、GDPは速報から若干上昇するも予想と変わらず、アジア・欧州市場にかけ108.72まで続伸。米国市場に入り大枠108.50~60のレンジで推移から、マンハッタンの高層ビルにヘリコプターが衝突とのアクシデントに一時108.30台まで値を下げ108.50近辺で推移。


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21:15    CAD 5月 住宅着工件数=20.23万件(予想20万件 前回23.55→23.34万件)

21:30    CAD 4月 住宅建設許可件数=前月比14.7%(予想1.8% 前回2.1→2.8%)

23:00    USD 4月 JOLT労働調査=求人件数744.9万件(予想724万件 前回748.8→747.4万件)

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トランプ大統領(中国)
◎中国と米国は合意がないことは、追加緩和を意味する。
◎「もし習・中国国家主席がG20サミットに参加しなければ、中国への追加関税は直ちに発動されるだろう。
◎中国との貿易交渉は順調にいくだろう
◎中国と通商合意に達しなかった場合、中国製品への追加関税を今月、G20首脳会議後に発動する用意があると述べた。
◎中国の金融当局を率いているのは習近平国家主席だ。習主席は何でも思う通りにやれる。
◎中国は通貨安誘導し、金融を緩和することで関税負担の相殺に利用している。
◎人民銀行はFRBFRBと異なり政治的に独立しておらず習主席や政府首脳部の承認を要する。
◎関税はとてつもない競争優位を米経済に与えている

トランプ大統領(FRB)
◎米国の金融当局はわれわれにとってとても有害だ、「破壊的な存在」
◎中国とことなり、米当局は自分の言うことを「聞いてくれない」
◎米当局による利上げは大きな誤り

トランプ大統領(EU)
◎フランス産ワインが事実上、関税なしで米国への輸入が認められているのに対し、米国がフランスに輸出するワインには関税が課されているのは不公平だとして、「何かしら」行動を起こすと約束。

トランプ大統領(メキシコ)
◎もしメキシコが合意事項を破ったら、制裁関税は復活する。
◎メキシコ外相は、米国との不法移民対策を巡る合意について45日後に評価を行う。

英国・ブレグジットを巡る動き
◎英国の経済ファンダメンタルズは非常に強い。
◎ゴーブ環境相について全幅の信頼を置いている。英内閣は10月31日までにEUを離脱すると確信すべき。
◎合意の上で離脱したいが、合意なき離脱も受け入れる
◎保守党の党首選1回目の投票は13日、結果は午後1時以降。

その他
◎NYのマンハッタンの高層ビルの屋上にヘリコプターが衝突→ クオモNY知事はテロではない。
◎関係筋、FCAとルノーは合併案を復活させ、ルノーとアライアンスを組む日産自動車の合意を取り付ける方法を模索。

NY連銀5月の家計調査
◎1年先のインフレ期待2.6→2.5%へと2年ぶりの水準に低下、3年先は2.7→2.6%。
◎失業期待(現水準より高くなるとの予想)35.7→36.7%、(就職への信頼感)59.3→61.5%へ上昇し2013年6月の算出開始以来の高水準。
◎賃金の伸び期待2.36→2.45%へ改善。

サンダースBOE政策委員
◎弱かったGDPは、ブレグジット期日3月29日を前にして在庫による押上げ効果が大きかった反動で想定内。
◎中立金利は2%程度

ECB政策当局者
◎年内に経済成長が鈍化し、ユーロ高が世界貿易戦争の影響を既に受けている欧州に打撃を与えるのであれば、政策金利を一段と引き下げる可能性にオープン。

ゴールドマン・エコノミスト、投資家向けレポート
◎FRBは、年内金利を据え置く可能性が高い
◎4日の講演で、貿易戦争が及ぼす影響をFRBは「緊密に注視」しており「適切に行動する」との発言に関して→ 利下げを意味するものではなく、FRBが貿易摩擦の激化を鈍感ではないと単に述べただけ。

英GDP、4月は大幅減
◎4月の月次GDP-0.4%(予想-0.1% 前回-0.1%)→ 第1四半期は自動車生産が急減し予想外にマイナス幅が拡大。

黒田日銀総裁
◎副作用に配慮しながらも大規模緩和が可能とあり。また、副作用を避けるために様々な対応を組み合わせる。
◎現時点で日本経済は追加対策必要ない


2019/06/10

2019年6月10日(月)欧州・米国市場序盤の動き

2019年6月10日(月)欧州・米国市場序盤の動き


週明け月曜の欧州市場も、先週末の弱すぎる米雇用統計を受けた年内複数の利下げ観測による、米株高と、米債利回りの低下、ドル売りの流れから、米国の対メキシコ制裁関税で条件とされた農業貿易の取り決めを複数のメキシコ当局者は否定。黒田日銀総裁は副作用に配慮しながらも大規模緩和が可能とあり。また、副作用を避けるために様々な対応を組み合わせるとあり、ZARJPY,NZDJPYは売り圧力が続いている。


NY市場の序盤には債券利回りの上昇力が弱まり、結果としてドル買いから売りへと変化するも共に続かず、結局はドル買いが続く。とくにNZDUSDの売りは-7.0$近くの下げで、AUDUSDも弱い。

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トランプ大統領
◎中国と米国は合意がないことは、追加緩和を意味する。
◎「もし習・中国国家主席がG20サミットに参加しなければ、中国への追加関税は直ちに発動されるだろう。
◎中国との貿易交渉は順調にいくだろう
◎もしメキシコが合意事項を破ったら、制裁関税は復活する。
◎中国と通商合意に達しなかった場合、中国製品への追加関税を今月、G20首脳会議後に発動する用意があると述べた。

デギンドスECB副総裁
◎10日、景気が減速する中でもインフレ率を目標に押し上げるためにすべての政策ツールを調整する用意があると述べた。世界的な景気減速がユーロ圏の重石となっている。インフレ期待は停滞している。

ブレグジットを巡る動き
◎英国の経済ファンダメンタルズは非常に強い。
◎ゴーブ環境相について全幅の信頼を置いている。英内閣は10月31日までにEUを離脱すると確信すべき。
◎合意の上で離脱したいが、合意なき離脱も受け入れる

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21:30    CAD 5月 雇用統計: 失業率=5.4%(予想5.7% 前回5.7%)、雇用者数=2.77万人(予想0.55万人 前回10.7→10.65万人)、労働参加率=65.7(予想65.8 前回65.9)、フルタイム2.77万人(予想0.9万人 前回7.3万人)、パートタイム0.0万人(予想0.5万人 前回3.36万人)→ 失業率は予想外に改善、雇用者数も予想を上回る。

21:30    USD 5月 雇用時計:失業率=3.6%(予想3.6% 前回3.6%)、非農業門雇用者数=7.5万人(予想18万人 4月26.3→22.4 万人 3月18.9 →15.3万人)、労働参加率=62.8%(予想 前回62.8%)、時間当たり賃金=(予想 前回27.77ドル、平均時給=前月比0.2%(予想0.3% 前回0.2%)、平均時給=前年比3.1%(予想3.2% 前回3.2%)、平均週間労働時間=34.4時間(予想34.5 前回34.4)、労働参加率=62.8%(予想 前回62.8%)

23:00    USD 4月 卸売在庫=前月比0.8%(予想0.7% 前回0.7%)、卸売売上高=前月比-0.4%(予想0.2% 前回2.3%)

4:00    USD 4月 消費者信用残高=前月比予想130億ドル 前回102.8億ドル

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2019年6月10日(月)アジア・欧州市場序盤の動き

2019年6月10日(月)アジア・欧州市場序盤の動き

週明け月曜日のアジア市場は、先週末の弱すぎる米雇用統計を受けたFRBの複数回の利下げ期待。さらに、懸案の米国の対メキシコ制裁関税では、NY市場が終わった後に無期延期措置をトランプ大統領が発表。

さらに、早朝の日本の貿易収支は赤字、中国の貿易終始は予想外に黒字が拡大するも、輸入は大幅に減少と強さは感じられず。

市場の反応は、日経平均株価、上海総合、欧州株と株高に動き+米債利回りも上昇。そして、為替市場はドル高へと動き、その影響は複雑。

先週末比で変動幅が大きい通貨は、NZDUSDで-0.6%近く、AUDUSDも-0.45%近くの下落で中国の貿易収支の影響も気になる。USDJPYは108.37をボトムに108.60台までと+0.46%上昇し、リスク回避の円高はすでに過ぎ去ったムードも漂っているがいつもながら、現在の水準では確信は持てず。EURUSD、GBPUSD共に小幅低下ながら主体性はなく、これからの欧米市場待ち。

以下は先週末からのニュース

◎7日、トランプ大統領は不法移民対策を巡りメキシコと合意し、メキシコ製品への制裁関税発動を無期限で停止すると表明。メキシコが不法移民対策を強化することで合意し、米・メキシコの「関税戦争」はひとまず回避された。

◎パウエル議長がトランプ米大統領と4月に電話会談していたことが7日、分かった。FRBが公表したパウエル氏の日程表で明らかになった。トランプ氏はこのころ繰り返し利下げを要求していた。

◎人民日報などは、政府が近く「国家技術安全管理リスト」と呼ぶ仕組みを設けると報じた。ハイテク領域などで独自技術の輸出を制限する制度を検討する。

◎G20共同声明、世界経済が抱える下振れリスクに貿易摩擦の激化を挙げたうえで「G20はこれらのリスクに対処し続けるとともに、さらなる行動をとる用意がある」と明記し、各国が協調して対応する重要性を訴えた

◎香港で参加者発表103万人(警察24万人)の1997年変換後の最大規模のデモが発生。民主派団体は9日、中国本土に刑事事件の容疑者を引き渡せるようにする「逃亡犯条例」の改正案に反対する大規模なデモを実施。

◎参院選の日程は「7月4日公示、21日投開票」となる予定だ。

◎トランプ米大統領は9日、メキシコとの貿易に関して追加の措置を発表する可能性があることを示唆した。同大統領は前日のツイートで、メキシコへの関税発動見送りに至った合意の一環として、メキシコが米国産農産物を「大規模」に購入することで合意した。→ 7日夜に発表された関税発動見送りの共同声明には、トランプ氏がツイートで述べた農業貿易の取り決めは盛り込まれておらず、メキシコの当局者3人も付帯合意は一切承知していないと話している。

◎バイトマン独連銀総裁は9日、G20の記者会見で、現在のユーロ圏経済の減速に対応する金融政策の余地が少なくなっている。金融政策の正常化を不必要に先送りすべきではない。最近のドイツ経済統計に浮かれることはできない、景気減速にもかかわらず、刺激策について話し合う必要はない。低金利環境はリスクが付き物だ。

◎WSJ紙8日、5月の米雇用統計では、貿易摩擦が激化する以前から、米経済がすでに冷え込んでいた兆候が改めて確認された。これにより、米連邦準備制度理事会(FRB)は、今月または7月の連邦公開市場委員会(FOMC)で利下げを正当化しやすくなりそうだ。


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8:50    JPY 4月 国際収支:経常収支・季調前=1兆7074億円(予想1兆5155億円 前回2兆8247億円)、季調済=1兆6001億円(予想1兆4402億円、前回1兆2710億円)、貿易収支=-982億円(予想50億円 前回7001億円)→ 貿易収支は予想外のマイナスへ

8:50    JPY 第1四半期GDP・改定値=前期比0.6%(予想0.6% 前回0.5%)、前年比2.2%(予想2.2% 前回2.1%)→ 速報値から若干上昇するも予想と変わらず

10:33    CNY 5月 貿易収支=4165億ドル(予想232.0億ドル 前回138.4億ドル)、輸出前年比=1.1%(予想-3.9% 前回-2.7%)、輸入前年比=予想-8.5%(予想-3.5% 前回-4.0%)、2791.2億元(予想1360億元 前回935.7億元)、輸出前年比=7.7%(予想4.7% 前回3.1%)、輸入前年比-2.5%(予想5.8% 前回10.3%)→ 共に予想外に黒字額が拡大するも、輸入の大幅元による

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黒田日銀総裁
◎日銀には大規模緩和の余地がある。現時点では追加緩和の必要はない、緩和実施の際には副作用を最大限軽減する措置
する。ドル円はドル高基調でその前から上昇しており、今日の高値圏推移。

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2019/06/09

今週の為替相場を考える (6月10~14日)

今週の為替相場を考える (6月10~14日)

【取り巻く環境】
◎米大統領選の共和党大会まで後1年2月強、投票まで後1年5か月弱。市場はトランプ大統領の再選を予想。
◎6月28、29日の大阪G20サミットまで3週間弱。
◎弱い米経済指標とトランプ大統領の圧力もありFRBの利下げ期待が高まり、年内2度の利下げ予想も。
◎米中貿易摩擦は小康状態、G20で米中首脳会談の動きを見守るが、楽観的にもなり切れず。
◎米国のメキシコ不法移民阻止を巡る策関税引き上げはなんとか無期延期に持ち込む。
◎米国・イランの対立は止まらず。
◎ECBは低金利維持期間を半年延長、市場では利下げ期待も広まる。
◎BOEはブレグジットリスクを懸念しながらも、インフレ期待は高まり、インフレを懸念した利上げも選択肢に。穏やかな限定的な引き締めの要請を示唆。
◎ドイツ連銀は2019年成長見通しを1.6→0.6%に大幅に下方修正し、経済は著しい冷え込みに直面と指摘。イタリア中銀も今年の成長見通しを0.6→0.3%に下方修正。
◎IMFは、イタリア税制問題、世界的貿易摩擦、合意なき英国のEU離脱がユーロ圏経済に対する主要リスクと。
◎EUは景気鈍化、リセッションリスクはないが鈍化の可能性は高い。

【金融市場の直近の動き】
◎中国株安を除き、株価反発し上昇へと変化。
◎債券利回りは、主要国でも利下げ期待が強く続落傾向へ。
◎原油価格は続落傾向が続くも、先週は50ドル手前をボトムに何とか下げ止まる。
◎金価格は続伸傾向が続くも、先週は2月の高値水準となる1350ドル近くをトップに上げ止まる。

【為替市場】
◎リスク回避の動きは弱まり、総じてドル買いからドル売りへと変化
◎リスク回避通貨のJPY買いに変化も。USDJPYは108円割れとボトムに円買いも弱まり、108~~112円のレンンジなのか、それとも、年初の安値を試す動きとなるのか? 一方のCHF買の流れは変わらず。
◎EURUSDは1.1300の壁を超え10週ぶりの水準となる1.1350近くまで値を戻す。1.1100~1.1300のレンジ、1.1300~1.1500のレンジへとどちらに進むのか?
◎GBPUSDは大枠1.2700を中心に1.2600~1.2800のレンジを継続中で、ブレグジットを巡る政治的、経済的な不透明感は変わらず。今後の動きを見守るだけ。
◎USDCADは米・メキシコ問題がカナダに波及するリスクは消え、中銀は「景気減速は一時的で下期は回復」することを示唆。これで原油価格が上昇するか否かがカギ。
◎AUDUSDは5月の0.6860台がボトムか? 米中貿易戦争が続く中、これを境に上昇傾向は続き先週は期待通り0.25%の利下げを実施しながらも、織り込み済みで0.7000の大台を一時達成。週終値ベースで0.700を超えることができるかがポイント。

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USDJPY  (予想レンンジ 107.85~108.65)

4月下旬の112円台から続いた円高相場も、先週はブル転換を期待し107円台がボトムだったように底堅く、クロスでもGBPJPYを除き前々週の陰線から陽線へと切り返している。USDJPYはFRBの利下げ期待に「米金利の下げ=円高」、「株高=円安」と、相反する動きに困惑しながらも、「108割れ=ドル買い」、「108.50超=ドル売り」から、溜まった円ロングの切り返しに底堅くなる可能性はあるが、新たな材料が現れない限り、G20での米中首脳会談のリスクを考えると円売りも限定的では。


EURUSD (予想レンジ 1.1250~1.1370 )

あるレポートで長期的なEUR買を推奨するものがあった。欧州経済の悪化と不透明なブレグジットリスクを市場が織り込んだ後は、欧州経済の回復と共に大幅なEUR高を予想していた。長期の相場予想は日々や週単位の相場見通しに有効であることは少ない。むしろポジショントークに利用されることもありあまり考えないことにしている。目先のEUR売り材料に変化も見られないが、現象として、1.1100をボトムに1.1300台まで反発している事実を受け止めると(単に、EURGBPの買いだと思っているが)、1.1100~1.1300のレンジに逆戻りするのか? それと、EURGBPが1.1300~1.1500のレンジへと進むのか? これらを見極める必要があり、今週はテクニカルベースだけで考えてみたい。


GBPUSD (予想レンジ 1.2650~1.2800)

1.2700を中心に多少のオーバーダンはあるも大枠で1.2600~1.2800のレンジを継続中で、主要通貨でドル売りの流れもあり、EURGBPの買いに上昇力は鈍い中、やや上向き圧力となっている。ブレグジットを巡る政治的、経済的な不透明感は変わらず。今後の動きを見守るだけ。


USDCAD (予想レンジ 1.3100~1.3350)

1.3300を割り込み前週比では約2.5%のCAD高で強さが際立っており、ちなみに1月初めの2.67%に次ぐCAD高になっている。米・メキシコ問題がカナダに波及するリスクはひとまず消え、中銀は景気の減速は一時的で下期は回復を示唆。原油価格66ドル台から50ドル台まで続落する中での動きで、これで原油価格が上昇すれば鬼に金棒なのだか!? 

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今週の主な材料(6月10~14日)

今週の主な材料(6月10~14日)

米国は週末に対メキシコへの移民問題をめぐる制裁関税の発動を無期限で停止した。残るは米中貿易摩擦問題で、6月28~29日のG20の場で米中首脳会談を期待することになる。英国では13日に7日で保守党党首を辞任したメイ首相の後釜を決めるべく党首選が始まるが、指導力を発揮できるか疑問が残る。

さて、先週はハイテク大手の反トラスト法違反疑惑を巡り調査の動きや、多数のFRB当局者によるハト派発言、弱い米センチメント指数や雇用統計に米利下げ期待感が高まる。ECBの政策変更の先送りから利下げ期待も膨らみ、豪中銀の利下げ実施、米国の対メキシコ制裁関税問題など、にぎやかな一週間も過ぎた。

今週は15日に米国は正式に対中制裁関税第3弾の引き上げを実施するが、市場へのインパクトが非常に強い横綱級の経済指標や金融政策の発表などの予定は見られず、小結級の指標が多くなっている。

6/10(月)中国貿易収支、日本GDP・改定値、英貿易収支
6/11(火)英雇用統計
6/12(水)中国消費者物価指数、トルコ中銀金融政策発表、米消費者物価指数
6/13(木)豪雇用統計、スイス中銀金融政策発表、米輸入物価指数
6/14(金)中国・小売売上高・鉱工業生産、米小売売上高・鉱工業生産・設備稼働率
6/15(土)米国は中国への制裁関税第3弾の引き上げを実施。

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6/10(月)5月中国貿易収支
予想は、ドルベースで232.0億ドル 前回138.4億ドル、元ベースで1360億元 前回935.7億元と4月の大幅な落ち込みから回復が期待される。ただし、ドルベースの輸出入の予想は、輸出-3.8%と(前回-2.7%)、輸入-3.3%(前回4.0%)から大幅な縮小が見込まれており、相場にとってはネガティブ要因に。

6/10(月)日本 第1四半期GDP・改定値(第2次速報値)
前期比予想0.5% 前回0.5%、前年比予想2.1% 前回2.1%と第一次速報値と変わらず。

6/10(月)4月英貿易収支
予想-129.6億ポンド 前回-136.5億ポンド、総合貿易収支=予想-47億ポンド 前回-54.08億ポンド、貿易収支(対EU以外)=予想-54億ポンド 前回-43.61億ポンド、総合貿易収支=予想-47億ポンド 前回-54.08億ポンド。1月の-146.23億ポンドをピークに減少傾向にあるが、昨年11月から赤字幅が拡大傾向を続けていることに変わりない。

6/11(火)5月英雇用統計
失業率=予想 前回3.0%、失業保険申請件数=予想 前回2.47万人、ILOベース失業率=3か月比予想3.8% 前回3.8%、除くボーナス平均所得=3か月前年比予想3.1% 前回3.3%、含むボーナス3か月前年比予想3.0% 前回3.2%。ILOベースの失業率は3.8%と低水準にあることは間違いないが、平均所得の伸びは低下傾向にあり、今回も前月比で低下が予想されており、ネガティブ材料となっている。

6/12(水)5月中国消費者物価指数
消費者物価指数=前月比予想0.0% 前回0.1%、前年比予想2.7% 前回2.5%。前年比は2月1.5%、3月2.3%、4月2.5%、そして今回の予想はは2.7%と上昇傾向にある。

6/12(水)トルコ中銀金融政策発表
政策金利の1週間物レポレート、24.0%の据え置きを予想。トルコを取り巻く環境は複雑で、米国はロシア製ミサイル導入でF35 のトルコへ参加の排除。5月29日の夜にトランプ大統領と電話で対話、G20サミットで会談することで合意していたがどうなることやら。

6/12(水)5月米消費者物価指数
消費者物価指数=前月比予想0.1% 前回0.3%、前年比予想1.9% 前回2.0%、コア前月比予想0.2% 前回0.1%、コア前年比予想2.1% 前回2.1%。最重要な経済指標が少ない今週、先週の米雇用統計に続き重要な数字となっている。コア前月比を除き、全体的に低下が予想されている。FRBの利下げ期待がさらに拡大するのか? それとも萎むのか? 株式・債券相場はもちろん為替相場にとっても重要。

6/13(木)豪雇用統計
失業率=予想5.1% 前回5.2%、新規雇用者数=予想1.6万人 前回2.84万人、正規雇用者数=予想 前回-6,300人、パートタイム=予想 前回34,700人、 労働参加率予想65.8% 前回65.8%。失業率は4月に上昇し3月の5.0%に逆戻りが予想されている。新規雇用者数の伸び率は低下が予想されている。

6/14(金)5月中国・小売売上高・鉱工業生産
小売売上高=前年比予想8.0% 前回7.2%。鉱工業生産の前年比予想5.4% 前回5.4%。中国の小売売上高は4月に落ち込み5月に反発することが多く、強い数字もそれほどサプライズではない。

6/14(金)5月米小売売上高・鉱工業生産・設備稼働率
小売売上高=前月比予想0.7% 前回-0.2%、除く自動車前月比=予想0.4% 前回0.1%。鉱工業生産=前月比予想0.2% 前回-0.5%、設備稼働率=予想78.0% 前回77.9%。特にコメントはない。

詳しくは別表をご覧ください。
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2019/06/08

最近のIMMポジションから見えること(6月8日)

最近のIMMポジションから見えること(6月8日)

集計日が6月4日の最新データで、直近の7通貨(円、ユーロ、ポンド、スイス、カナダドル、豪ドル、NZドル)のIMMポジションから通貨ショートが微減し、ユーロと円が前週比でネットロングが拡大している。

7通貨合計のトータルのネットポジションは前週の-343,903→-341,213コントラクトと、円とユーロのロングが拡大し、逆にポンドのショートが拡大、他は小幅な変化にとどまっている。全体的な水準は通貨のショートは高水準にとどまり、ユーロ、豪ドル、円、カナダ、ポンド、NZドルの順となっている。

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【円】
ロング27,437 ショート71,826 ネット-44,389 前週比11,188

過去5週で4週は前週比でロングとなり、トータルのショートも4万コントラクト台に減少し、4月末から5月初めにかけて円先安感に積み上がった円ショートポジションの調整が続いている。先週末の米雇用統計を受けてポジション変化の有無が気になる。

【ユーロ】
ロング155,771 ショート243,322 ネット-87,551 前週比12,140 

トータルポジションのショートNO.1の座は変わらないが、10万コントラクト近辺をピークに過去2週間では前週比でロングが拡大しトータルショートも減少している。弱い独経済指標やイタリアの財政赤字、ブレグジットの影響などの各リスクを抱えながらもEURは奮闘中。

【ポンド】
ロング41,998 ショート89,760 ネット-47,762 前週比-15,766 

過去3週連続し前週比でショートが拡大し、ブレグジットを巡る政局と経済の混迷を意識した動きは変わらず、全体的な売りポジションが拡大している。ブレグジット賛成派、反対派が支持を拡大するなかで、どっち付かずの保守党と労働党の低迷がポンドの将来の大きな不安材料。

【カナダドル】
ロング15,330 ショート57,089 ネット-41,759 前週比-2,336

前週比でショートが小幅拡大、トータルのショートポジションは傾向として大きな変化は見られないのが特徴と言えそう。集計後の原油価格は何とか下げ止まり、カナダ雇用統計は強く、積極的な売り圧力も感じられず。

【豪ドル】
ロング36,3041 ショート99,595 ネット-63,291 前週比3,102
           
前週比でロングが小幅拡大、トータルのショートポジションは傾向として大きな変化が見られないのがカナダと同じく特徴と言えそう。中国経済との結びつきが強く米中貿易摩擦の今後の行方次第であることも間違いなく、G20の米中首脳会談が良くも悪くもリスク。

データは別表をご覧ください!
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20190608 前日との比較

20190608 前日との比較

いや~弱い雇用統計など米成長の低迷に、市場とトランプは催促しているが、いつ、本当にFRBは舵をきるのだろうか? 米金利低下は株高へと理に適うが「景気低迷=株高」はども今一つ。結果はいつもながら米株は強いと感じるのが印象。これが市場の経済原理なのか、ただ単に儲かるから株を買うのだろうか? 米利下げ期待に一日を終わってドル売りへ。
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2019年6月8日(土曜)昨日7日、海外市場の動き

2019年6月8日(土曜)昨日7日、海外市場の動き

周知の通り米雇用統計の悪化に、米金利低下、米株は上昇、為替相場は前日比でドルは全面安。ただし、株高に円の上昇幅は限定的で円は他の主要通貨に対して全面安。

株、債券、為替共に、早ければ6月の米利下げ期待や、9月と12月の年内2度の利下げ期待を先読みした動きへ。NY連銀のNowcastは米第2四半期GDP1.0%見通し、

米雇用統計の悪化に米利下げ期待が強まり、ダウ+1.02%、Nasdaq+1.66%、S&P500+1.05%。米10年債利回りは低下し一時2.05%台まで下落後2.083%へ、2年債も一時1.77%台へ低下後1.847%に値を戻す。原油価格はOPEC協調減産の延長期待に54ドル台まで上昇。

為替相場は一言、米雇用統計を受けドル売りへ。非農業部門雇用者数は18万人の予想に対して7.5万人と弱く、4月、3月分も下方修正され、さらに、平均時給の前月比は0.2%と予想0.3%に届かず、前年比も3.1%と予想・前回3.2%から低下。

USDJPYは、欧州市場で株高の流れに一時108.62まで上昇するも、米雇用統計を受け107.88まで急落。これをボトムに米国市場では急落していた債券利回りも徐々に下げ幅を縮め108.26まで値を戻す。他の主要通貨でドル売りが強まる中で円高への動きは鈍く、クロスでは円安傾向が続いている。

USDCADは、強いカナダの雇用統計と、弱い米雇用統計と相反する動きへ。ただし、同時刻の発表で弱い米雇用統計にドルは急落し、CAD買いがどこまで独自に織り込まれたか不明。米・カナダの雇用統計を受け、USDCADは1.3353から米国市場では1.3262まで続落。戻りも限定的で1.3280~90の上値が重くなっており、前日比では-0.72%と主要通貨の中でCADの上昇率は最も高くなっている。

EURUSDは、弱さが目立つ独経済指標やバイトマン独連銀総裁の弱気姿勢もなんのその、弱い米雇用統計がすべて。発表を受け1.1270→1.1325、そして1.1348まで続伸してようやく上げ止まる。前日比では0.5%の上昇へ。

GBPUSDは、メイ英首相保守党党首を辞任。なんだか寂しさが残るが党首への立候補者は週明け10日に確定する。BOEのインフレ期待では5年先インフレ期待が 約10年ぶりの水準に上昇とのこと。弱い米雇用統計を受け1.2705→1.2757、1.2763と上値を試すも、ブレグジットリスクに上昇力も今一つで。前日比では0.35%の上昇率にとどまる。

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トランプ大統領
◎(6日収録)パウエルFRB議長が「利上げをするとは誰も思わなかっただろう?」利上げをしなければ株式相場は今よりも「1万ポイント高かっただろう」

米国は中国への制裁関税第3弾の引き上げを15日に正式に通達。
◎当初予定の1日から2週間留保すると正式に明らかにした。USTRはすでに同様の方針を先月31日に示しており、この日の官報であらためて確認した格好だ。

米商務省の相殺関税巡る提案について(ブルームバーグ)
◎財務省と衝突の異例事態招く恐れ。トランプ米大統領は、自身が仕掛ける貿易戦争の次の戦場に5兆1000億ドル(約553兆円)規模の外国為替市場を巻き込もうとしている。商務省がそのために先に打ち出した提案は、財務省との衝突という異例の事態につながる恐れがある。https://www.bloomberg.co.jp/news/articles/2019-06-07/PSPM0U6S972B01?srnd=cojp-v2

弱い米雇用統計もあり、米利下げ期待が強まる(FRBは今週末から、FOMCを控え金融政策に関する発言を控える「ブラックアウト」期間に入る)
◎コメルツ銀行は、米雇用統計の発表前に米国債利回りは年末までに1.25%に、過去最低更新すると予想。
◎シティ・通貨ストラテジストは、FRBが9月に0.5%、12月に0.25%利下げを予想。課題の多いグローバル環境と国内インフレ率の低迷により、6月にはバランスシート縮小の「早期停止の可能性」、7月には25bpの利下げが実施される「重大なリスク」があるとした。
◎ブラックロックは、今後数か月以内に0.25~0.5%の利下げをする可能性がある。

米メキシコ協議
◎ハセットCEA委員長は、ワシントンで開かれている米国とメキシコとの間の国境警備を巡る話し合いに「多くの進展」があった。
◎ペンス米副大統領の首席補佐官は、協議がうまく進めばトランプ大統領はこの週末中に10日の関税発動を撤回する可能性がある。
◎ホワイトハウス高官は、ペンス副大統領とポンペオ国務長官が5日行った提言に基づき、メキシコが前日示した提案は「心強い内容だった」とした上で「メキシコは問題を認め、解決策を提示している。しかし、なお長い道のりになるだろう」と語った。

米中貿易摩擦
◎習近平中国国家主席は、相違があっても貿易戦争の解決方法を探すべき。
◎トランプ米大統領は私の友人

米国はイラン追加制裁を発動
◎米財務省は7日、イランの石油化学業界を標的とした新たな制裁を発動。

EU景気鈍化
◎ノボトニー・オーストリア中銀総裁は、景気後退リスクはないが、鈍化はしている。
◎イタリア中銀は成長見通しを下方修正。2019年0.6→0.3%、2020年0.9→0.7%、2021年1.0→0.9%。貿易摩擦のほか、イタリア予算を巡る金融市場の反応により、成長予想は高リスクにさらされる。
◎バイトマン独連銀総裁(来日中)は、ECBの利上げ時期半年先送りは適切。欧州景気の先行きには「大きなリスクがある」、金融政策は現行の水準を当面続けるべき。

南アリセッションのリスク
◎ムーディーズの世界マクロ見通しでは、「2019年に南アはリセッションに陥る可能性が高い」と指摘。南アは国内の個人セクターの需要が弱く、家計消費や投資も落ち込み、製造業や鉱業は停電による悪影響が出ている。

ドイツ連銀
◎2019の成長見通しを大幅に下方修正。2019年GDP(前回2018年12月)1.6→0.6%、2020年1.6→1.2%。19年7-12月期(下半期)には輸出が徐々に持ち直し、鉱工業生産を後押しする。
◎2019年のインフレ率は1.4%に据え置き、2020年1.8→1.5%に下方修正し、ECBの目標2%を下回る。
◎「ドイツ経済は現在、著しい冷え込みに直面している」、「輸出の弱い伸びを受けた工業部門の低迷が主因」と分析。

英国東部ピーターバラで行われた下院補選
◎野党・労働党が683票の差で新党ブレグジット党の攻勢をかわし、かろうじて議席を維持。

メイ英首相保守党党首を辞任
◎与党・保守党の党首を辞任する意向を正式に通知した。 メイ氏の党首退任を受け、次期首相就任を目指した党首争いが本格化し、党首への立候補者は週明け10日に確定する。

英国の5年先インフレ期待が 約10年ぶりの水準に上昇
◎BOEの四半期調査でEU離脱後の経済見通しに対する懸念を反映している可能性がある。


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2019年6月7日(金)欧州・米国市場序盤の動き

2019年6月7日(金)欧州・米国市場序盤の動き

弱い米雇用統計にFRBの利下げ観測が強まり、債券利回りは低下し、米株は上昇。為替市場はドル全面安で金利連動型に!

同時刻のカナダ雇用統計は失業率が低下、雇用者数は拡大、ドル売りの中で特に目立たないが潜在的な強さも。

気が早い関係者は6月の米利上げを期待するなど、米10年債は米雇用統計を受け一時2.05%台まで下落、2年債も一時1.77%台まで下落。コメルツ銀行は、雇用統計の発表前にすでに米国債利回りは年末までに1.25%と過去最低更新となることを予想。逆に、利下げ期待に米株は強く、午前零時前ではダウ+1.22%、Nasdaq+1.69%、S&P500 +1.3%となっている。

為替相場は一言、米雇用統計を受けドル売りへ。非農業部門雇用者数は18万人の予想に対して7.5万人と弱く、4月、3月分も下方修正され、さらに、平均時給の前月比は0.2%と予想0.3%に届かず、前年比も3.1%と予想・前回3.2%から低下。

USDJPYは、欧州市場で株高の流れに一時108.62まで上昇するも、米雇用統計を受け107.88まで急落し、108.00近辺で推移。ただし、他の主要通貨と比較すると円高への動きは強くはなく、クロスでは円安傾向が続いている。

USDCADは、強いカナダの雇用統計と、弱い米雇用統計と対比的。ただし、同時刻の発表で弱い米雇用統計にドルは急落し、CAD買いがどこまで独自に織り込まれたか不明。米・カナダの雇用統計を受け、USDCADは1.3353→1.3265まえ急落している。

EURUSDは1.1270→1.1325、そして1.1347まで続伸中。GBPUSDも1.2705→1.2760まで上昇中。

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CAD 5月 雇用統計: 失業率=5.4%(予想5.7% 前回5.7%)、雇用者数=2.77万人(予想0.55万人 前回10.7→10.65万人)、労働参加率=65.7(予想65.8 前回65.9)、フルタイム2.77万人(予想0.9万人 前回7.3万人)、パートタイム0.0万人(予想0.5万人 前回3.36万人)→ 失業率は予想外に改善、雇用者数も予想を上回る。

USD 5月 雇用時計:失業率=3.6%(予想3.6% 前回3.6%)、非農業門雇用者数=7.5万人(予想18万人 4月26.3→20.5万人 3月)、労働参加率=62.8%(予想 前回62.8%)、時間当たり賃金=(予想 前回27.77ドル、平均時給=前月比0.2%(予想0.3% 前回0.2%)、平均時給=前年比3.1%(予想3.2% 前回3.2%)、平均週間労働時間=34.4時間(予想34.5 前回34.4)、労働参加率=62.8%(予想 前回62.8%)

USD 4月 卸売在庫=前月比0.8%(予想0.7% 前回0.7%)、卸売売上高=前月比-0.4%(予想0.2% 前回2.3%)

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トランプ大統領
◎パウエルFRB議長が「利上げをするとは誰も思わなかっただろう?」利上げをしなければ株式相場は今よりも「1万ポイント高かっただろう」

ブルームバーグ米商務省の相殺関税巡る提案、財務省と衝突の異例事態招く恐れ。トランプ米大統領は、自身が仕掛ける貿易戦争の次の戦場に5兆1000億ドル(約553兆円)規模の外国為替市場を巻き込もうとしている。商務省がそのために先に打ち出した提案は、財務省との衝突という異例の事態につながる恐れがある。https://www.bloomberg.co.jp/news/articles/2019-06-07/PSPM0U6S972B01?srnd=cojp-v2

コメルツ銀行は、米国債利回りは年末までに1.25%に、過去最低更新。

ノボトニー・オーストリア中銀総裁は、景気後退リスクはないが、鈍化はしている。

ムーディーズの世界マクロ見通しでは、「2019年に南アはリセッションに陥る可能性が高い」と指摘。南アは国内の個人セクターの需要が弱く、家計消費や投資も落ち込み、製造業や鉱業は停電による悪影響が出ている。

ドイツ連銀
◎2019の成長見通しを大幅に下方修正。2019年GDP(前回2018年12月)1.6→0.6%、2020年1.6→1.2%。19年7-12月期(下半期)には輸出が徐々に持ち直し、鉱工業生産を後押しする。
◎2019年のインフレ率は1.4%に据え置き、2020年1.8→1.5%に下方修正し、ECBの目標2%を下回る。
◎「ドイツ経済は現在、著しい冷え込みに直面している」、「輸出の弱い伸びを受けた工業部門の低迷が主因」と分析。

英国東部ピーターバラで行われた下院補選
◎野党・労働党が683票の差で新党ブレグジット党の攻勢をかわし、かろうじて議席を維持。


米中貿易摩擦
◎週中国国家主席は、相違があっても貿易戦争の解決方法を探すべき。