2019年12月5日（木）23:00時ごろの動き
英FTSE、独DAXは上昇を維持できず小幅安で、ダウ先物は上昇へ。米10年債利回りは安値圏を脱し1.8％台へ上昇。
ユーロ圏GDPは前年比1.2％と変わらず、ユーロ圏小売売上高は予想外に弱く出るも、EURUSDの下げ幅は限定的。米貿易赤字は－472億ドルと赤字額が小幅減少。
USDCADは、前日のNY市場で急落した流れを継続し、アジア市場の早朝につけた1.3200をトップに大枠1.3178～90の狭いレンジで取引が続き、米国市場の序盤ではカナダ貿易赤字が予想を下回り、レーン・カナダ中銀副総裁が「カナダ経済は引き続き力強い、インフレは引き続き目標水準で推移している」とあり、USDCADの売り圧力が若干強まる。
USDJPYは、108.77をボトムに欧州市場では一時109円まで上昇するも、値幅はわずか23ポイント。米中通商協議をめぐる報道に左右変動する流れに、積極的にポジションを取りにくい。
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19:00 EUR 第3四半期GDP・確定値＝前期比0.2%（予想0.2％ 前回0.2％）、前年比1.2％（予想1.2％ 前回1.2％）→ 予想 前回と変わらず
19:00 EUR 10月 小売売上高＝前月比－0.6％（予想－0.3％ 前回0.1→－0.2％）、前年比1.4％（予想2.2％ 前回3.1→2.7％）→ 下方修正された前回を下回り、予想を大幅に下回り前月比はマイナス圏へ
22:30 USD 週間新規失業保険申請件数-20.3万件（予想 前回21.3万件）
22:30 USD 10月 貿易収支＝－472億ドル（ 予想－478億ドル 前回－525→－511億ドル）
22:30 CAD 10月 貿易収支＝-10.8億カナダドル（予想－13.7億カナダドル 前回－9.8→－12.3億カナダドル）
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レーン・カナダ中銀副総裁
〇カナダ経済は引き続き力強い、インフレは引き続き目標水準で推移している
〇カナダ中銀が米金融当局動向に追随する理由は見当たらない
〇GDP成長は急速に鈍化したが、一時的にとどまるだろう
〇カナダ中銀の現在の金融政策は適切
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