2016/06/30

2016年6月30日(木曜)欧州・米国市場序盤の動き

2016年6月30日(木曜)欧州・米国市場序盤の動き

月末30日、欧米の株価は小幅上昇し、このまま上昇が続けば3日連続の上昇となる。米10年債利回りは小幅に上下しやや軟化。原油価格は48ドル台後半へと弱い。

欧州市場に入り、中国人民銀行が人民元の下落を要因との報道に、AUDUSD+NZDUSDは一時下落から上昇へと変化。ドル売りの流れの中で続伸し、高値圏で推移。

EURUSDは、アジア・欧州株は強く、ユーロ圏CPIの前年比はプラス圏を回復。フランスの世論調査で53%がフランスのEU離脱に反対、野党のルペン党首はフランスのEU離脱の主張を軟化。EURUSDは、1.1150台まで上昇から、1.1070台へと低下。

英国では、本命と見られていた、ジョンソン前ロンドン市長は、英保守党党首選への不出馬表明。本命不在の中で

GBPUSDは、1.3500直前で失速。各材料に上下しながらも1.3400で下げ止まり、100ポイントレンジで推移。英GDP比の経常赤字が拡大、

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中国人民銀=資本流出や貿易相手国からの批判につながらないように、今年対ドルで6.8元程度まで段階的に、人民元下落を容認の意向→ AUDUSD+NZDUSDが一時下落へ

ドムブロフスキス欧州委員会副委員長=英国のEU離脱後の市場の混乱に対処する用意があるが、経済的な影響について想定するのは時期尚早。今後少なくとも3年間はユーロ圏に新たに加盟する国はないだろう。

ジョンソン前ロンドン市長=英保守党党首選への不出馬表明。

IMF=ドイツ銀行は、世界の大手銀行の中でシステミックリスクに影響する度合いが最も大きい可能性。

フランス世論調査=53%がフランスのEU離脱に反対。

2016年6月30日(木曜)アジア・欧州市場序盤の動き

2016年6月30日(木曜)アジア・欧州市場序盤の動き

月末前のポジション調整や、特殊要因による変動も落ち着き、日経平均株価は上昇幅を縮め+9.09(+0.06%)の上昇にとどまり、FTSEは小幅下落からスタートしている。原油価格(WTI)は49ドル台半ばと安定推移。

フランスでは、EU離脱を問う国民投票をやってもよいと思ってる割合が45%近いとの世論調査が意識されている。別に離脱を支持している訳ではないが、市場は材料に飢えているのかなんで材料にされているように思えてならない。

欧州市場に入り、主要国の経済指標が発表されているが、特に大きな反応は見られず。

USDJPYは、103円台は円安に向かう一つの鬼門となり、引き続き売り圧力は強い。一方、日本株の伸び悩みにも102.50円以下の水準が固くなっており、米株市場ではあるが、再度上値を試す可能性もあり、103.30円台が売りの狙い目となっている。

EURUSDは、ベアトレンドは変わらず。ただし、欧州株が伸び悩んでいるにも関わらず、緩やかな上昇を続けている。急騰は考えにくいが200時間MVの1.1180台までの戻りを覚悟する必要もありそう。

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15:00    GER 5月 小売売上高=前月0.9%(比予想0.7% 前回-0.9→-0.3%)、前年比2.6%(予想3.0% 前回2.3→2.7%)→ 前月比は予想外に上昇するも、前年比は予想を下回る

16:00    CHF 6月 KOF先行指数=102.4(予想102.4 前回102.9→101.8)→ 予想通りながら、前回が下方修正へ

16:55    GER 6月 雇用統計: 失業率=6.1%(予想6.1% 前回6.1%)、失業者数推移=-7,000人(予想-5,000人 前回-11,000→-10,000万人)

17:30    GBP 第1四半期 GDP・確定値=前期比0.4%(予想0.4% 前回0.4%)、前年比2.0%(予想2.0% 前回2.0%)

17:30    GBP 第1四半期 経常収支=-325.9億ポンド(予想-271億ポンド 前回-327→-339.6億ポンド)

18:00    EUR 6月 消費者物価指数・速報値=前年比0.1%(予想0.0% 前回-0.1%)、コア前年比0.9%(予想0.8% 前回0.8%)→ 予想を若干上回る

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警戒感を解くはまだ早いのでは!?

警戒感を解くはまだ早いのでは!?

相場が動けじば、「何故に!」と理由を見つけそれを材料にし、結果的に周囲がそれを事実と錯覚し、ポジションを取りその方向に一時的に動くことがある。

逆の方向へと動きだすこともあり、ましてや、テクニカルでもその方向性が肯定でもされたらなお悪い。

正しい理由で相場が動き、その思惑通りに結果が伴えば問題はないが、相場の世界は複雑でそうならないことが多く、市場参加者は何故にそうなるのかさえ追及しない人も多い。

英国のEU離脱による大変動となった24日から早くも明日で1週間を迎える。英株が国民投票の前の水準に戻った、と市場は浮かれ、本当にリスクがなくなったとでお思っているのでしょうか?

そんなことはないでしょう? 日経平均は1/2、欧米株は3/1戻しに過ぎず、嵐が過ぎ去ったと宴を催すのは早すぎるのでは?  

少なくとも、USJPYが目先103円台を定着し106円を超えるような動きと思えるまで。GBPUSDが急落時のギャップを完全に埋める1.3700台まで、GBPJPYが140円台を回復するまで、冷静に考えましょう。

2016年6月30日(木曜)昨日29日 海外市場の動き

2016年6月30日(木曜)昨日29日 海外市場の動き

欧米株は今日も続伸し、原油価格も50ドルへ一時上昇。英国のEU離脱のよる下げの回復が続き、ドル売り+円売りの流れを維持。

英株は3.58%上昇、ユーロストックす50も2.66%上昇、ダウ平均も1.64%上昇、欧米株は今日も続伸。米原油在庫の予想外に増加もあり、原油価格は一時50ドルへと上昇。

英国はひょっとしたら、リスボン条約50条を発動はどうなるのでしょうか? EU首脳会議は英国への非難も多く、会議に参加できないキャメロン英首相は、残念だという声に送られてブリュッセルを去る。

BOEとECBは追加緩和を実施するのでは、との思いも根底にあり、日本でも景気刺激策と追加緩和の期待感は強い。とりあえず、カーニーBOE総裁(6月30日=日本時間7月1日午前零時)を注目。

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USDJPYは、102.50を超えてからは、この水準をボトムに続伸し、クロスでも円売りが目立つが、103円台を試せず。株高+原油高に終盤にかけて102.90台まで上昇。クローズ直前にやや軟化へ。

EURUSDは、欧州株は続伸、1.10台をボトムに上昇するも、1.1130台を超えられず。引き続き、英国のEU離脱による政治的+経済的な不透明感は払しょくできず。

GBPUSDは、英株は続伸、1.3530台をトップに上げ止まる。英国が秩序だった離脱をすることができるのか? 英国内でも政治的な対立が続き、リスクを完全に払しょくはできず。

AUDUSD+NZDUSDは、ドル売りの流れとリスク資産の買い戻しもあり、上昇傾向を維持するも、動きも弱まる。AUDUSDは一時0.7450台へ上昇するも伸び悩み、、0.7500が大きな壁で注目。NZDUSDは0.7100のポイントを超え一時0.7130台まで上昇するも、伸び悩む。

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EU首脳=英国の「秩序ある」離脱を呼び掛ける。英国との今後の関係についての交渉は同国が正式に離脱を通告するまでは始まらない。

メルケル独首相、オランド仏大統領=人の移動の自由を認めないならば単一市場へのアクセスはない。

キャメロン英首相=28日夜、残念だという声に送られてブリュッセルを去る。

フランス、ドイツ、オランダ=2017年に総選挙を控えており、多くの首脳は英国の選択で反EU勢力が勢い付くことを懸念。

7月21日のECB理事会を注目。市場の混乱も落ち着きを取り戻し、株高の流れにECBは追加緩和を急がないとの観測が強まり、EUR買いの要因の一つとなっている。ただし、インフレ見通しが悪化した場合、ECBがさらなる景気刺激策を導入する方針。

英国は労働党、保守党で党首選へ突入する可能性が高まる。

カーニーBOE総裁、6月30日(日本時間7月1日午前零時)に、EU離脱を受けた国内経済の動向について自身の考えを説明。24日に2500億ポンドの資金追加供給に続き、2度目の発言。

アトランタ連銀GDPNow=米個人消費の伸びが上方修正され、米第2四半期GDP予測値2.6→2.7%へ引き上げへ。

中国外務省、トランプ氏が中国を為替操作国との批判へ反論。

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2016/06/29

2016年6月29日(水曜)欧州・米国市場序盤の動き

2016年6月29日(水曜)欧州・米国市場序盤の動き

原油価格(WTI)は48ドル台を維持、欧州株は連日の大幅上昇、米株も上昇からスタート、米10年債利回りは上下するも動きは鈍い。

月末を直前にし、英国のEU離脱によるリスク回避のポジションの巻き戻しが続き、BOEやECBの追加緩和の期待感も見られ、英国やユーロ圏各国の株価は上昇へ。

株高=ドル安+円安のへ。政府・日銀の首脳会議は連日行われ、英国のEU離脱の対策を協議、景気刺激策や円売り介入について話し合いをした模様。USDJPYは、102.80円を直前に上げ止まるも底堅く推移。ただし、113円台では戻り売りが強そうで、下値リスクも変わらず。円クロスでは円は全面安の展開が続いている。

GBPUSDは続伸し、クロスもポンドは全面高。GBPUSDは1.3500の大台をクリアし、1.3530近くへと上昇。EURUSDは1.1050~1.1100のレンジで上下変動が続くも、EURの買い戻しが続く。

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スコットランドの英国からの独立を巡る動きが活発になる。
◎スタージョン・スコットランド行政府首相は、スコットランドは残留する意向。
◎JPモルガンは、住民投票で独立し新たな通貨を導入するのがベストケース。
◎スペイン暫定首相=スコットランドのEU加盟交渉に反対。
◎ユンケル欧州委員長は、われわれは英国のプロセスに干渉するつもりはない、スコットランドはEUに対して訴えかける権利得た。

英国のEU独立の交渉で、EU側は英国の通知が無ければ交渉できず。キャメロン英首相は、EU基本条約(リスボン条約)50条の発動前に、離脱交渉を始めることは可能と言う。

キャメロン英首相=英国がEUから離脱が決まり、自国経済が困難な時期に直面すると予想。

日本の法人税が上げ政権かで発の減収。

柴山首相補佐官=介入をめぐっては国際協調が基本的な姿勢。急速に円高が進み、日本単独の為替介入も選択肢から排除すべきではない。

エコノミスト調査=35人のエコノミストの内71%が英国のリセッションを予想。7月の英国利下げ確率37%、8月は56%を織り込む。

週末をはさみ、日連続で安倍晋三首相、麻生太郎財務相と日銀首脳を含めた会議を開催する。倍首相は29日、日本経済への悪影響を回避するため、あらゆる政策を総動員すると言明。

週明け27日に午前8時から緊急会合、28日も経済財政諮問会議、29日も政府・日銀の会合を開いた。自民党は28日午後、党本部で「英国の欧州連合離脱に関する緊急特別本部」の役員会を開催。

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2016年6月29日 アジア・欧州市場序盤の動き

2016年6月29日 アジア・欧州市場序盤の動き

英国のEU離脱による混乱もようやく落ち着いたのでしょうか? 世界的に株価は上昇しドル売りへと変化するも、ボトムアウトは確認できず!

日経平均株価は+243.69(+1.59%)と三連騰、英国株は1.7%近く上昇するなど、欧州株は昨日に続き大幅上昇。月末を直前に控え、リスク回避の巻き戻しが活発化しています。

英国は今後どうなるのでしょうか? EU離脱の申請も手つかず、メルケル独首相から大きな釘を刺され、今後の英国の立ち位置も不明なままで、積極的にリスクを取ることもままならない状況です。

ひとまず、英国のEU離脱という、暗いトンネルに入りながらも、リスク回避という一方向に傾き過ぎた流れの一時的な巻き戻しと思われます。

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ドル円は、日本株の上昇に円売りが活発化し、101.50~102.50円の上限を超えて一時102.80台まで上昇しました。株価は高止まりする中で、102.30円台まで続落、円ショートのカバーから、今後の不確実性の高い状況を意識した円買いも続いています。

英国のEU離脱のサプライズから続いたリスク回避の円買いも、明日、月末30日を前にして、ポジション調整が続き、テクニカルでも102.10~20円で底堅く再度上昇するシグナルを示し、「株高=円売り」に上値トライの可能性はあります。

しかしながら、考えてみれば、この水準で円売り介入の可能性はなく、積極的に円を売る強い材料も見当たりません。株価の急騰などリスク選好の流れが強まれば別ですが、103円台を超えるような円売りは考えにくく、再び101.50円の先のレンジのボトム水準までの下げは、週末までに十分考えられるのではないでしょうか?

EURUSD、GBPUSDは、底堅く推移し、欧州市場に入り、株高の流れに買い先行となっていますが、ポジション調整の域を脱しきれないと思います。EURUSDは、1.1050~1.1100、GBPUSDは、1.34~1.35を売りに1.33割れまでのリスクは消えず。

AUDUSDは0.7450、NZDUSDは0.7100~10が大きなポイントで、上抜けすることができるのか注目しています。

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これからの注目材料

18:00    EUR 6月 景況感指数(経済信頼感)=予想104.6 前回104.7、企業景況感=予想-3.5 前回-3.6、サービス業景況感=予想 前回11.3

18:00    EUR 6月 消費者信頼感・確報値=予想-7.3 前回-7.3

21:00    GER 6月 消費者物価指数・速報値=前月比予想0.2% 前回0.3%、前年比予想0.4% 前回0.1%、HICP前月比予想0.3% 前回0.4%、HICP前年比予想0.1% 前回0.0%

21:30    USD 5月 個人所得=前月比予想0.3% 前回0.4%、個人消費支出=前月比予想0.3% 前回1.0%、個人消費支出・物価指数(PCEデフレーター)=前月比予想0.2% 前回0.3%、前年比予想 前回1.1%、コアPCE価格指数=前月比予想0.1% 前回0.2%、前年比予想 前回1.6%

23:00    USD 5月 NAR中古住宅販売仮契約=前月比予想-1.0% 前回5.1%、前年比予想 前回4.6%

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今までの結果


JPY 5月 小売売上高=前月比予想0.1%(予想 前回-0.1→0.0%)、前年比-1.9%(予想-1.6% 前回-0.9%)→ 前年比は予想を下回り、3か月連続の減少となった

AUD 5月 HIA新築住宅販売件数=前月比-4.4%(予想 前回-4.7%)

GER 7月 GFK消費者信頼感=10.1(予想9.9 前回9.8)→ 予想「を上回る

GBP ネーションワイド住宅価格=前月比0.2%(予想0.0% 前回0.2%)、前年比5.1%(予想4.8% 前回4.7%)→ 予想を上回る

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トランプ氏=環太平洋経済連携協定(TPP)は米製造業に致命的な打撃をもたらすと、離脱を主張。北米自由貿易協定(NAFTA)は米雇用に大打撃、米労働者にとり今よりもずっと良い条件を引き出すためにメキシコとカナダと即座に再交渉し、結果がなければ脱退する。

原油先物=ノルウェーのスト実施の可能性を懸念。

メルケル独首相=今夜時点で、英国のEU離脱選択から引き返す道は見当たらない。希望的観測に時間を使う余裕はなく、むしろ現実を把握すべき時。

黒田日銀総裁=邦銀の外貨調達に問題は生じていない。日銀が28日にドル資金供給オペを実施したことを会合で報告。

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2016年6月29日(水曜)昨日28日 海外市場の動き

2016年6月29日(水曜)昨日28日 海外市場の動き

EU離脱後のポンド売りも一服し、世界的に株価は大幅上昇へ。

FTSEは+2.64%、独DAXは+1.93%上昇、NYダウも+1.57%上昇と、世界的に株価が上昇。原油価格も48ドル台へ値を戻し、米10年債利回りも1.46%へやや上昇。

為替相場は、米GDPも上方修正+米CB消費者信頼感指数は強く、ドル買い需要が強くFF金利が上昇しドル高傾向が続く。その中で、月末を控え英国のEU離脱後から続いたリスク回避の巻き戻しが一部見られた。

方向性は、英国のEU離脱に伴う、政治的なリスクと経済的なリスクは存在、潜在的なポンドとユーロ安の流れは変わらず。

USDJPYは、政府と日銀の協議から、7月の参議院選を前にして、景気刺激策10兆円との報道を含め、追加緩和策と円高対策を期待する動きが強く、世界的な株高で日経平均先物も15560円台まで上昇。101.50円前後をボトムに、101.50~102.50円の上限を上抜け、クロスでも円売りが強く一時102.80円台まで上昇。

EURUSDは、1.1030~1.1120の間で上下変動が続く。欧州市場の序盤は株高で1.1120近くまで上昇、EUと英国の政治的は対立や、ドラギECB総裁のユーロ圏経済の成長へのリスク発言や、強い米経済指標に1.1030台まで続落。米国市場では逆に、1.1090台まで買い戻される。

GBPUSDは、1.3270~1.3420のレンジで上下変動が続く。英国の株高や月末のポジション調整なのか、クロスでもポンドの買い戻しが強く見られる。英国のEU離脱から続く急減期なポンド安も一服し、過去2日間では、1.3200~1.3500のレンジで収斂し始めている。

AUDUSDとNZDUSDは、英国のEU離脱の影響を受けたリスク回避の影響に、売り圧威力が続くも、AUDUSD=0.7340台、NZDUSD=0.7010台をボトムに、米国市場の終盤に賭けては買い戻しが強まる。

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21:30    USD 第1四半期 GDP・確保値=前期比年1.1%(予想1.0% 前回0.8%)、個人消費支出=前期比年率1.5%(予想2.0% 前回1.9%)、GDP価格指数(デフレーター)=前期比年率0.4%(予想0.6% 前回0.6%)、PCE価格指数=前期比0.2%(予想0.3% 前回0.3%)、コアPCE価格指数=前期比年率2.0%(予想2.1% 前回2.1%)→ 予想を上回る

22:00    USD 4月 S&Pケースシラー総合20=前年比5.4%(予想5.4% 前回5.43→5.5%)

23:00    USD 6月 CB消費者信頼感指数=98.0(予想93.5 前回92.6→92.4)→ 予想を大幅に上回る

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浜田内閣官房参与=日本経済に悪影響を及ぼすのは自明。急激な円高の進行には、投機筋を懲らしめるために単独で為替介入する余地がある。

メルケル独首相=英国が今後のEU離脱交渉で、移動の自由などを許容することなく単一市場へのアクセスするなどの「いいとこ取り」をすることは許されない。

メルケル独首相=英国がリスボン条約50条が発動すれば2年の協議機関が始まり、全会一致の決定でのみ延長できる。

ドラギECB総裁=英国のEU離脱で、3年間のユーロ圏経済成長率が0.3~0.5%弱まるとのエコノミストの見方を肯定。

英北部スコットランド行政府のスタージョン首相=EU残留を目指し、ブリュッセルで欧州議会の指導部と会談へ。

英保守党=次期首相は9月9日までに決定へ。

米フェデラルファンド(FF)金利が、英国のEU離脱によるドル資金の手当てが強まり、金融危機以来の0.41%の高水準へ上昇。

独VW=過去最高となる、150億ドル(約1兆5400億円)強を支払うことで米当局と合意し、排ガス不正問題を決着へ。米国の他の州との和解で6.3億ドルを別途支払う。

ソロス・ファンド=英国がEU離脱で、ドイツ銀の株主資本の約0.51%に相当する規模の空売りポジションを組んだ。

英国最大の野党、労働党=コービン党首に対する不信任動議を可決。

パクラ氏が運用するヘッジファンド、AEキャピタルは=英国民投票の結果は欧州全体でナショナリズム(国粋主義)とポピュリズム(大衆迎合)的な感情を高めることから、「ユーロにはもっとリスクがある」とも話した。

先物市場=米金融当局が今年利上げではなく利下げをする可能性を織り込み始めた。市場が織り込む年内の利下げ確率は現在20%、利上げ確率は8%。

ビル・グロース氏=英国のEU離脱が決まったことを受け、米経済のリセッション入りの確率は最大で50%に上昇する可能性がある。

トランプ大統領共和党候補=財務長官へ中国を為替操作国に指定するよう指示する。
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2016/06/28

2016年6月28日(火曜)アジア・欧州市場序盤の動き

2016年6月28日(火曜)アジア・欧州市場序盤の動き

株価は何とか落ち着きを取り戻し、ドル売りの流れへ。ドル円は102円前後でこう着するも、円クロスでは円売りの動きへ。

日経平均株価は下落から値を戻し、小幅な上昇へ+13.93(+0.09%)。欧州市場に入り欧州株は強く、GBPUSD+EURUSDの買いの流れを継続し、AUDUSD+NZDUSDも買いの流れを継続。USDCADは、原油価格(WTI)は47ドル台を回復し、続落しカナダドル高が続く。

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USDJPYは、朝方の株安時につけた101.55円をボトムに、相変わらず101.50以下は底堅く、逆に、102.50円以上の上値が重い、102円を中心とした値動きとなっている。他の主要通貨では円は弱く、全体的に底堅く推移。終盤にかけては欧州株高の流れに、102円台での取引が続くも、全体的にこう着状態は変わらず。

EURUSDは、1.1000をボトムに下げ止まり、利食いの買いが先行し、欧州株高の大幅上昇流れに、英国のEU離脱によるサプライズの流れは小休止。1.1070台まで値を戻すも、動きは緩慢で、積極的なユーロ買いも見られず。

GBPUSDは、1.3200をボトムに1.3330台まで上昇、欧州市場に入り株高による安心感に1.3340台で推移するも、積極的にポンドをロングにする動きも見られず、ポジション調整や利食いが中心。

AUDUSD+NZDUSDも、買い戻しが中心の流れに、AUDUSDは0.74台へ上昇、NZDUSDも0.7080台へと上昇、円クロスでも上昇の流れへ。

USDCADは、原油価格の上昇もあり、カナダドル買いの流れが続き、1.3080→1.2970台まで続落。強さが目立っている。

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中国人民銀行=英国のEU離脱後も、人民元に対する市場の見通しは安定している。為替政策で投資家への安心感維持に努めた。

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2016年6月28日(火曜)昨日27日 海外市場の動き

2016年6月28日(火曜)昨日27日 海外市場の動き

24日(金曜)の再来。欧米株下落、原油価格下落、米金利は低下、ドル高は変わらず。ドラギECB総裁いわく「英国のEU離脱は悲しい」。

為替相場は、基本的にドル全面高=ポンド全面安で変わらず。

USDJPYは101.40~102.20のレンジで変わらず。EURUSDは1.0970台をボトムになんとか下げ止まるも、GBPUSDは一時1.3151までと1985年以来の安値まで下落。AUDUSD+NZDUSDは続落、USDCADは原油価格の下落に上昇(カナダドル安)。

英国のEU離脱による不透明感は止まず。ダウ平均は-260.51(-1.5%)下落、24日、27日の二日間で870ドル近く下落し、下げ幅は2011年以来で最大となる5年ぶりの大幅安。

原油価格(WTI)は46ドル台半ば(一時45.84)まで続落、2日間で3.5ドル近く低下、米10年債利回りは23日(木曜)1.7458%→1.437%近くまで続落。

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USDJPYは、日本政府と日銀の金融会合を受け、追加緩和観測と円売り介入の期待がやや強まり、リスク回避の流れにUSDJPYの売り圧力は弱まる。一日を通じて101.40~102.50のレンジで推移。クロスでは、GBPJPYはは133.30円台まで一時下落、1995年4月の133.82円以来の安値水準。AUDJPY+NZDJPY+CADJPYも売り圧力が続く。

EURUSDは、欧州株安+債権利回りの低下、英国のEU離脱の手続き上の問題の英国とEUの考え方の総意。多くの問題を抱え1.100の大台を割り込みながらも、1.0970台をボトムになんとか下げ止まる。

GBPUSDは、英国のEU離脱の交渉で意見の対立が続き、リスク回避のポンド売りは止まらず。ポンドは31年ぶりの安値=GFBPUSD一時1.3151までと1985年以来の安値を記録。

AUDUSD+NZDUSDも売り圧力は止まず。AUDUSDは終盤にかけて0.7320台まで続落。NZDUSDは0.6980台まで続落。USDCADは弱い原油価格もあり、カナダドル売りは止まらず一時1.3120台まで上昇。

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S&P=英国のEU離脱を受け、フィッチ、ムーディーズに続き、格付けをAAA→AAに2段階引き下げた。

ドラギECB総裁=ECB年次フォーラムで、英国のEU離脱は、「悲しみというのがわれわれの気持ちを表現するのに最も適した言葉」

ショイブレ独財務相(英国のEU離脱を受け)=EUは従来と同様のやり方を続けることはできない。欧州は従来通りのままでいることはできない。現状を理解していない人々が欧州で増加という事実を受け止める必要がある。

SF連銀公表の論文=米金利の道筋を予想するにあたり、米国債のイールドカーブがすべての関連情報を提供する。

ポンドは31年ぶりの安値=GFBPUSD一時1.3151までと1985年以来の安値を記録。GBPJPYは133.30円台まで一時下落、1995年4月の133.82円以来の安値水準。

独・イタリア・フランス首相=英国がEU離脱を通告するまで、交渉に応じない方針を確認。

キャメロン英首相=国民投票の結果は尊重すべきで、正式な離脱交渉の開始時期は英国が決定すべき。

ダウ平均株は下落=24日、27日の二日間で、下げ幅は2011年以来で最大となる5年ぶりの大幅安。

NY原油大幅続落=2日間で7.5%低下。

ビルロワドガロー・フランス中銀総裁=英国がEUの規則を受け入れるノルウェー型の離脱方法を採らない場合は「決済機関をロンドンに置いておくことはできない」。

国際決済銀行の2013年のデータ=デリバティブ市場全体のうち、金利スワップの売買が384兆ドルと最大を占める。ユーロ建てのこの種のスワップ取引は約7割が英国で行われる。フランスは11%、ドイツは約7%、米国は2%に過ぎず、英国の存在感が際立つ。
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2016/06/27

2016年6月27日(月曜)欧州・米国市場序盤の動き

2016年6月27日(月曜)欧州・米国市場序盤の動き

週明けの海外市場は、EU離脱後の相場変動を思い出させる動きが復活。

日本株は上昇するも、英・独株は2%超の下落、ベルギー株は5.7%近くと大幅下落、ダウ平均も1%近くの下落からスタート。米10年債利回りは、1.48%台へと大幅下落。

為替相場の変動は、先週金曜日の大変動から落ち着きを取り戻していはいるが、ドルと円は全面高で、リスク回避の流れが復活。ユーロ+ポンド+豪ドル+NZドルは、週末・週初のギャップを埋めきれず値を下げている、特にポンドの買い戻しは極めて弱く続落。

今日の注目材料となっていた、ECBフォーラムの討論会では、イエレンFRB議長、カーニーBOE総裁など出席を取りやめ、講演が中止となった。今後の相場を占い材料になると思っていたが、非常事態に備えた臨戦態勢にあるだけに、やむを得ない結果といえそう。

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USDJPYは、高値がアジア市場の102.48と120.50円のポイントを株高の中でも超えられず、

EURUSDは、先週終値1.1083→1.0984まで下落→1.1083が高値→1.0971が安値へと動く。週末・週初のギャップをちょうど埋めた後、欧州株価の大幅下げに続落傾向が続いている。



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キングBOE前総裁=財務省は離脱に伴う経済リスクについて誇張した見方を示したため、困難な状況にある。警告を撤回する必要に迫られる。

ECBフォーラム=カーニーBOE総裁に続き、イエレンFRB議長も出席を見送る。

メルケル独首相=英国のEU離脱で、国際金融市場はEUがもはや統治不能になったと非常に懸念。

イタリア政府=英国のEU離脱で、国内銀行セクターの支援を準備。

日本政府=今秋の経済対策の取りまとめに向けた調整に入る。英国のEU離脱で金融市場の混乱が長引けば、規模を10兆円超とすることも検討。

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2016年6月27日(月曜)アジア・欧州市場の動き

2016年6月27日(月曜)アジア・欧州市場の動き

嵐の週末の金曜日が過ぎ、週明け月曜日は次の嵐を予期していたが、結果は薄曇りで極端な変動はなかったが、ドル買いの流れが続いている。

日経平均株価は、予想外とでもいえる+357.19(+2.33%)へ上昇、欧州株はやや値を下げてスタートしている。原油価格は47.80台と小幅上昇。

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為替相場は、嵐が過ぎ去った確たる兆候も見られず、リスク回避の流れに怯えながら、ドル円の戻り売り圧力は変わらず。

特に102.50円が大きなポイントで、102.50~103.50を超えるまでは、流れの変化は期待薄。

ドル円相場は、先週の流れを引き継ぎぐ円安期待、政府・日銀緊急会合を期待+日本株高の円安期待と、相反する思惑に101.50~102.50円の1円幅で上下変動となった。

英国のEU離脱の影響をもろに受ける、ユーロとポンドは、共に週明けオープン開始直後から売りが強く、予想外にレンジ内の動きとなったが、ボトムアウトの兆候は見られず。

ユーロドルは、先週末の終値近辺となる1.1060~70を高値に、1.0980台をボトムにした値動きとなった。

ポンドドルは、先週末の終値1.3660近辺からギャップを空け、1.3430台からスタート、一時1.3350台まで値を下げたが、再び1.3470台を回復。約100ポイントレンジで推移。

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世論調査サーベイション=スコットランド独立の是非を問う2度目の住民投票=44.7%反対、41.9%賛成。2014年の国民投票では55%対45%で残留。

政府・日銀緊急会合
安倍首相=黒田日銀総裁と話をし主要国の中央銀行の間で緊密に強調することで合意した。日銀に対しては、G7で連携し、流動性を確保するように支持。G7の結束でリスクの芽を摘む。国際協調が必要。

麻生財務相=首相からは市場の安定へいろいろ対応してほしいとの指示を受けた。

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2016/06/26

2016年6月26 日(日曜) 今週の為替相場を考える

2016年6月25日(土曜) 今週の為替相場を考える


【今後の英国はどうなるのでしょうか?】

予想外に英国はEUからの離脱を選択! 51.9%VS48.1で英国はEUから離脱することを決めました。

キャメロン首相は辞任を表明、結果が判明後も離脱と残留の両派で意見の対立が続いています。残留支持が多数のスコットランドでは、EU残留を目指し2度目の英国からの独立を問う国民投票を検討中との報道もあります。

EU統合後、大国の英国が最初の離脱国となり、政治的に、経済的に、今後どのような変化が待ち受けているのでしょうか? 

キャメロン英首相は10月、EU側は早急にと思惑が異なる中で、英国とEUとの間で離脱交渉が進められることになりますが、ポンドやユーロを中心に不確実性が高まり、英国はもとよりEUの信頼が揺らいでゆくことは間違いありません。


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【困難な為替相場予測】

EU加盟国からの初めての離脱、それも大国で世界最大の金融センター・シティを抱える英国という歴史的な大変動に、為替相場の方向性は、リスク回避の流れであることは変わらずと考えます。

今週は、英国のEU離脱による影響がどうなるのか、不透明であることで、ポンドの売りが終了、または、円高が終了したと思えない、心理的な圧力が続いています。

また、為替介入の可能性の有無の判断で期待された、24日の電話によるG7の声明文ですが、「為替市場の動向をこれまで以上に注視し、必要に応じて対応する」とありました。

介入の可能性は残すものの具体性な水準を判断することはできず、麻生財務相は為替介入の可能性は否定しないものの、単独の円売り介入は難しいのではとの疑問も残っています。

英国離脱のサプライズによる、直後の動揺もやや落ち着きを取り戻し、オプションボラも急速に縮小へと変化していることで、先週金曜日のような激震はないことを願っています。

また、今後は離脱による経済的な政治的な予想が経済研究所、各国政府や報道機関で示されることになると思いますが、余震のように上下の相場変動を続け、リスク回避の動きを続けると考えます。

その流れはどこまで、そして、いつまで続くのでしょうか? はっきり言って予想通りに動くかどうかの信頼性は低いと考えたほうがいいでしょう!

その水準を見極めるために、テクニカルに頼ることが必要となりますが、通貨ペアによっては、あまりにも急激な変動に遭遇したため、予測することさえ難しくなっています。

今週の先週金曜日の上下変動を考えながら、今週の為替相場の予想水準を考えたいと思います。

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【注目材料】

今週は、世界経済フォーラム、夏季ダボス会議(中国 26~28日)、ECB フォーラム(ポルトガル 27~29日)と予定されています。

ダボス会議では、各国要人が一同に集う会合で、発言の内容に相場が変動することが多々あり注目しています。

ECB フォーラでは、ムカーニーBOE総裁、イエレンFRB議長、ドラギECB総裁など中銀総裁の発言が予定されており、英国のEU離脱に関しての発言が注目されます。

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【通貨ペア別のレンジ予想】

◎USDJPY 【予想レンジ 98.50~103.50円】 

リスク回避の流れは変わらず、円高への方向性は変わらず、円売り介入の有無がポイント。

日本政府・日銀による、円売り単独介入の実施の有無とその水準が大きなポイントになります。日経平均株価の急落が続くようなら、参議院選と東京都知事選を来月に控え、極端な円高=株高による経済的な悪影響を食い止めたいと思っていることは間違いないことでしょう! 

リスク回避の流れが急速に収まることは考えにくく、円安誘導ともとらえられない単独介入はできないのではと思われています。

間違いないことは、ポンド、ユーロ安による世界的な経済への悪影響を危惧した、協調介入の動きが予想され、その際に、協調の一環で円売りに出動する可能性は高いことで、それがどこでいつなのか? 手さぐりで円買いを試す動きとなることを予想します。

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◎EURUSD 【予想レンジ 1.0850~1.1250】
◎GBPUSD 【予想レンジ 1.3000~1.4000】

英国のEU離脱による不透明感は変わらず、下落リスクも変わらず。

英国のEU離脱は、EU創設以来で初めての出来事だけに、その影響を判断することは難しいものがあります。また、相場変動で、ポンドとユーロを切り離して考えることもできず、同じ材料で同じ方向性を示すことになるでしょう。 

フランスやオランダなどの極右政党からそれぞれの国で国民投票を実施するよう求める声が上がり、英国でも残留派が多数のスコットランドでは、EU残留を目指し2度目の英国からの独立を問う国民投票を検討中との報道もあります。

28日から始まるEU首脳会議で対応策話し合うことになります。離脱調停の10月を望むキャメロン首相に対して、EUは早期の離脱調停を望んでいますが、この思惑の違いも気になります。

いずれにしても、早期の決着は難しく、今後どのようなリスクが発生するか不明な点も多く、リスク回避の流れが続き、EURUSD、GBPUSD共に下値リスク残ることになるでしょう。


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2016/06/25

今週の主な材料(6月27日~7月1日)

今週の主な材料(6月27日~7月1日)


【今週の主な材料】

英国のEU離脱のサプライズ。過去に例のない出来事だけに、今後の市場の反応が最も重要な材料と言えるでしょう!

EU創設時6ヶ国の外相が集まり対応策を事前協議し、28日から始まるEU首脳会議で対応策話し合うことになります。離脱(離婚)調停の10月を望むキャメロン首相に対して、EUは早期の離脱(離婚)調停を望んでいるようです。

今週は、世界経済フォーラム、夏季ダボス会議(中国 26~28日)、ECB フォーラム(ポルトガル 27~29日)と予定されています。ダボス会議では、各国要人が一同に集う会合で、発言の内容に相場が変動することが多々あり注目しています。

ECB フォーラでは、ムカーニーBOE総裁、イエレンFRB議長、ドラギECB総裁など中銀総裁の発言が予定されており、英国のEU離脱に関しての発言が注目されます。

また、7月4日(月曜日)は、米独立記念日に当たり米国市場は休場で、7月1日(金曜日)は、米債券市場は短縮取引となり、3連休を前にしたリスク回避やポジション調整の動きも気になります。

経済指標では、
米国(28日)+英国(30日)+カナダ(30日)のGDPを注目。

日本国内では7月1日のCPIと日銀短観がなと言っても、円相場へ与える影響は多いものがあります。


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≪今週の注目材料≫


6/27(月)
◎ 世界経済フォーラム、夏季ダボス会議(中国 26~28日)、
◎ ECB フォーラム(ポルトガル 27~29日)
  日時は未定ながら、周・中国人民銀行総裁発言+カーニーBOE総裁発言+イエレンFRB議長発言+ドラギECB総裁発言が予定
◎ NZ 貿易収支


6/28(火) 
◎ 世界経済フォーラム、夏季ダボス会議(中国 27~28日)、
◎ ECB フォーラム(ポルトガル 27~29日)
◎ 米第1四半期GDP・確報値


6/29(水)
◎ ECB フォーラム(ポルトガル 27~29日)
◎ 米個人所得+個人消費支出


6/30(木)
◎ 英第1四半期GDP・確定値
◎ カナダ月次GDP


7/1(金)
◎ 7月4日米独立記念日で休場のため、金曜日の米債券市場は短縮取引
◎ 日本全国CPI
◎ 日銀短観


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《詳しくは別途予定表をご覧ください》

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最新のIMMポジション(6月21日集計分)から、【英国のEU離脱前のデータで、利用価値薄れる】

最新のIMMポジション(6月21日集計分)から 

【英国のEU離脱により相場の流れが一変、今回はデータによる利用価値は薄れる】

今回のデータは21日時点で、昨日24日の英国民投票のサプライズな結果を反映しておりません。

英国民投票を直前にしてポンドが急増していますが、離脱・残留が拮抗する中で、リスク回避の流れを織り込む動きと思われています。また、カナダドルのネットロングの急減は原油価格が一時低下したことによる影響と思われます。

結果はご存知の通り予想外の離脱となり、為替市場では予想外の相場変動になりました。英国のEU離脱のサプライズにこれらのデータは今後の為替相場にとって役立つことはないと思いますので、数字の事実のみお知らせします。

7通貨(円、ユーロ、ポンド、スイスフラン、カナダドル、豪ドル、NZドル)の合計ネット・ポジションは、-62,109コントラクトのショートでと前週の-22,486ショートとから増加し、特にポンドのショートの拡大が目立っていました。

来週の材料や相場見通しは別途お送りします。

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◎ 円、55,690→52,296(-3,394)
◎ ユーロ、-56,489→-61,346(-4,857)
◎ ポンド、-36,661→-51,947(-15,286)
◎ カナダ、18,440→2,595(-15,845)
◎ 豪ドル、-6,778→-7,043(-265)

《詳しくは、別途、データ・グラフをご覧ください》

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2016年6月25日(土曜)昨日24日 海外市場の動き

2016年6月25日(土曜)昨日24日 海外市場の動き

英国民はEUから離脱することを決定(残留48.1%、離脱51.9%、3.8ポイント差)、開票前→開票中→開票後と、市場は大混乱が続く。

キャメロン首相は辞意を表明、10月に首相を決め離脱交渉を行うというも、ユンケル欧州委員長は早くすることを望み「英国の離脱は友好的ではないが、そもそも双方の関係が密接だったわけではない」と言う。予想では離脱は2020年との観測も。

市場はG7を期待したが、結果は、「替相場を中心とする市場が混乱している現状は経済に悪影響を与え、緊密な協議をし適切に協力する。」とあり、麻生財務相は「為替について、ノーコメント」。ただし、週明けの株・為替の大変動で協調介入の可能性は残る。

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為替相場では、アジア市場で、GBPUSDは早朝の高値1.5010台→1.3220台へ、EURUSDは1.1420台→1.0910台へ暴落、USDJPY106.80円台→98.80円台までと、歴史的な暴落となった。

円クロスを含め歴史的に見ても激しい変動を伴う最安値を示現し、円クロスでも円高のピークをむかえた。

欧米市場では、逆に値を戻す局面が続き。GBPUSDは1.3980台へ、EURUSDは1.1180近辺へと急伸、USDJPYは103.20円台を値を戻し、AUDUSDやNZDUSDを含め、下落幅の半値近くまで値を戻すも(GBPUSDは1/3近く)、不安定な流れは変わらず。

世界的に株価は急落、EUROSTOXXは-8.62%、ダウ平均は-3.39%下落、独10年債利回りは0.093→-0.047と再びマイナス圏へと下落、米10年債も1.746
→1.560へと下落。原油価格(WTI)は50.11→47.57へと下落。

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G7 英EU離脱で声明=替相場を中心とする市場が混乱している現状は経済に悪影響を与え、緊密な協議をし適切に協力する。流動性供給のための手段を用いる用意がある。英当局が投票結果の影響に対処する万全の態勢にある。

財務相・日銀総裁談話を公表=世界経済や金融、為替市場に与えるリスクに懸念。為替市場の動向をこれまで以上に注視し、必要に応じて対応する。主要中銀間で結んでいる通貨スワップ網を活用する。

麻生財務相=為替についてはコメントしない。

ジョージ・カンザスシティー連銀総裁=6月の利上げ見送り支持は、さえない雇用関連統計や英国民投票をめぐる不透明感が理由。

BOEの年内利下げ観測が高まる。

ユンケル欧州委員長=英国の離脱は友好的ではないが、そもそも双方の関係が密接だったわけではない。EUとの離脱交渉、今すぐ始めたい。離脱交渉では相応の対応で臨む。

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2016/06/24

2016年6月24日(金曜)アジア・欧州市場序盤の動き

2016年6月24日(金曜)アジア・欧州市場序盤の動き

「予期せぬ出来事」とでも言ったらいいのか、ついに英国はEU加盟国の中で初めて離脱する国となることが確定しています。

その影響にドル円は、時点は103円近くまで徐々に値を戻すも、一時98円台まで急落。日経平均株価は、14,952.02(-1286.33 -7.92%)と激しく下落。FTSEは現時点4.92%下落、独DAXも6.72%下落、EUROSTOXX50は8.42%下落、

特に影響が大きいのは、ギリシャで14.08%の下落となっており、次のEU離脱はどこ? の犯人探しになる可能性もあり、英国のEU離脱の波紋は止みそうにありません。

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直前のブックメーカーのオッズや、世論調査の残留支持派の拡大は予測は、いったいなんであったのでしょうか? 政治家や大企業の残留キャンペーンに踊らされていただけなのでしょうか?

今日の為替相場は日本株の変動と連動し、残留は有利=円売り、離脱派有利=円買いと、数字の結果に大幅に上下へ変動し、翻弄されながら、結局はこれで英国はEUから去ることになります。

今後の影響が計り知れず、リスク回避の強い動きに、ドル+円は急騰、逆に、ユーロ+ポンド+豪ドル+NZドルは急落。ドル円は106円台→98.80まで急落。円はクロスで急騰、ポンド円は歴史的まれな、短時間で27円近く一時急落となったのです。

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欧州市場に入り、過熱気味の相場もやや沈静化してはいますが、いつ、再び、再加熱するのか知れたものではありません。英国がEUを離脱したら、G7を開催するとか、中銀が緊密に連絡を取り合うとか言われていましたが、沈静化するどのような効果があるのでしょうか?

いずれにせよ、初めてのケースだけに、それも、世界最大の金融センター・シティを抱え英国だけに、金融市場に与える影響を想像することができません。

ソロス氏が言うように、ポンドは20%下落するのでしょうか? そうなれば、GBPUSDは1.5の20%下落=1.2となるのですが? 

まだまだ、何が飛び出すか不明で、少なくとも、今日金曜日、来週月曜日の為替相場は魑魅魍魎の世界と思ってください。

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2016年6月24日(金曜)昨日23日海外市場の動き

2016年6月24日(金曜)昨日23日海外市場の動き

英国民投票の集計を前に、直前の世論調査で相場が変動、為替相場を含む金融市場の動きは残留派の勝利に傾く。

為替市場は、世論調査+ブックメーカーのオッズで、英国のEU残量期待が拡大。投票が続く中で、急速にリスク回避の巻き戻しが加速。

ドル売り+円売りに傾き、ポンド+ユーロは上昇から下落へと上下変動し、NY市場の終盤に再び上昇へ。豪ドル+NZドルも強く、カナダドルは原油価格の上昇にも強さを維持できず。

欧米株は上昇、ダウ平均は1万8千ドル台(+230.24)へ、原油価格(WTI)は50ドル台へ上昇、米10年債利回りは1.74%へ上昇。

今日の日本時間午後6時で投票は締め切られ、各都市で開票が始まり、結果の発表も慎重を期すとのことで、最終結果が判明するまでに時間がかかる可能性も。

投票締め切り後の6時に、調査会社ユーカブが投票済み者を対象の世論調査を公表との話もあり、この結果で相場が動く可能性は高く注目へ。

米経済指標は、予想外に改善した米新規失業保険申請件数の影響にドル買いも見られるも、新築住宅販売件数+景気先行指数は弱く、これらの結果にも相場の反応は鈍い。

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今日の為替市場は、英国民投票の結果次第となることは間違いなく、残留優勢を織り込みながらも、もしもの可能性に積極的に、GBP買いやJPY円売りをすることもできず、中途半端な水準にとどまっているようにも思われます。

ただ、残留優勢にも関わらず、この水準でとどまっていることもやや不思議で、市場はこの結果を受けて、すべてが正常に戻るかどうかも疑問視しているようようにも思われます。

USDJPYは、106円台へを再び達成、21日MAの107.06円が一つも上値目標値。円高の終了かは不明。

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21:30    USD 新規失業保険申請件数=25.9万件(予想27.0 前回27.7万件)→ 予想より大幅に改善へ、43年ぶりの低水準

22:45    USD 6月 製造業PMI・速報値=51.4(予想50.3 前回50.7)→ 予想を上回る

23:00    USD 5月 新築住宅販売件数=-6.0%(予想-9.5% 前回16.6→12.3%)、55.1万件(予想56.5万件 前回61.9→58.6万件)→ 予想を下回り8年ぶりの高水準から減少、市場では底堅いとの見方も

23:00    USD 5月 景気先行指標総合指数=-0.2%(予想0.1% 前回0.6%)→ 予想を下回る

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FRBストレステストの結果を23~29日に発表、新たな相場変動要因になる可能性に注目。


2016/06/23

2016年6月23日(木曜)欧州・米国市場序盤の動き

2016年6月23日(木曜)欧州・米国市場序盤の動き

投票が続く中で、EU残留の可能性拡大に相場が変動!

早朝のオセアニア市場で、世論調査でEU残留支持の拡大で、相場が動き、欧州市場に入っても、多くの世論調査でEU残留支持が拡大。

ブックメーカーのオッズでもEU残留の確率は86%に上昇、USD+JPYの売りが加速し、GBP+EURの買いが加速し、そして、AUD+NZDも上昇へ。

欧州株は上昇、ダウ平均も140ドル近く上昇して開始。原油価格(WTI)は49ドル台後半で推移。

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USDJPY、世論調査+ブックメーカーのオッズで、英国のEU残量期待が拡大し、投票が続く中で、急速に円売りが加速。

USDJPYは、午後3時過ぎに103.90台まで下落、これをボトムに106円台を示現。世論調査の結果を待たず、結果は未定ながら市場は残留を先取りする動きへ。

EURUSDは、予想を下回るユーロ圏各種PMIもあり、午後5時には1.1310台まで下落。

これをボトムに、世論調査+ブックメーカーのオッズで、英国のEU残量期待が拡大し、一時1.1420台へ上昇。投機筋からロングポジションの巻き戻しに、1.1360台まで下落へ。

GBPUSDは、欧州市場の序盤につけた1.4730をボトムに、世論調査+ブックメーカーのオッズで、英国のEU残量期待が拡大し一時1.4950まで上昇。

結果は判明したわけではなく、強い米新規失業保険申請券すうもあり、短期投機筋の巻き戻しに1.48割れまで下落。振り出し近辺に逆戻り。

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新規失業保険申請件数=25.9万件(予想27.0 前回27.7万件)→ 予想より大幅に改善へ

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英世論調査(調査会社ポピュラス)=残留支持55%、離脱支持45%。

英世論調査(調査会社イプソリモス)=残留支持52%、離脱支持48%。

英世論調査(イブニングスタンダード)=残留支持52%、離脱支持48%。

ブックメーカー(ベットフェア)のオッズで、EU残留の確率86%に上昇。

木内日銀審議委員=マイナス金利導入以降、日銀の業務基盤を揺るがし資本を損なう。2%達成不可能なため市場との対話は困難。

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2016年6月23日(木曜)アジア・欧州市場序盤の動き


2016年6月23日(木曜)アジア・欧州市場序盤の動き

英国民投票は午後3時に開始、市場は過敏に反応し今日もその兆候が見られる一日。明日がさらに為替相場の大変動を予感。

NY市場のクロージング近辺の午前6時、オセアニア市場で、英国民投票の世論調査で残留支持派が拡大したことを材料に、相場の流れは急変。

薄い市場の中で、株高+ドル安+円安(含むクロス)、豪ドル+NZドルも上昇。

ただし、午後3時には円買いが強まり、結局は円はクロスで元の水準に逆戻り。

日経平均は+172.63(+1.07%)上昇、欧州株も強く、原油価格は49ドル台半ば近辺で推移。

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ドル円は、NY終了時の前後で104.40→105近辺まで急進、午後3時の英国民投票開始の時刻に合わせたわけではないだろうが、104.70台→104.00台まで一時急落。見事な上下変動の相場。

GBPJPYなどの円クロスの巻き戻しと思われるも、英国民投票の最中で市場参加者が過敏になっていることは間違いなく、ちょっとした材料で上下変動しやすくなっている。

今日の1円幅で落ち着けばまだいいのだろうか? 明日は上下2円、いや3円近い変動も覚悟せざるを得ない。

ユーロドルは、ドル円と動きを同じくし、午前6時に1.1300近辺→1.1350近くまで上昇、1.1350の壁は厚く上げ止まり、午後3時から続落し、1.1320台で下げ止まる。

ポンドドルの値動きもユーロドルと同じ、早朝に上昇し1.4700→1.4840台、午後3自から1.4800→1.4730まで下落するも、NY終値を上回り底堅い。



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2016年6月23日(木曜)昨日22日 海外市場の動き

2016年6月23日(木曜)昨日22日 海外市場の動き

為替相場は、基本は英国民投票待ち。英世論調査とブックメーカーのオッズに、後付でポンド相場が変動。市場参加者の本心は残留期待では?

本番は今日23日、結果は明日24日昼頃。調査会社ユーカブが投票締め切り後に投票者への世論調査を発表へ。公表結果を待たず午前6時から変動に注意!

ダウ平均は-48.90(-0.27%)と小幅下落、原油価格(WTI)は50ドル台を維持できず、在庫統計を受け一時49ドル割れまで下落、米10年債利回りは1.68%台まで低下。

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英国民投票の世論調査は、残留・離脱支持の拮抗が続くも、ブックメーカーのオッズは残留支持が大半で、やや楽観的なムードが広まる。

しかし、オピニウムの世論調査は離脱支持が1ポイントリードへと変化し、GBPUSDは1.4640→1.4780→1.4640と上下変動。

米経済指標は強弱混在(FHFA住宅価格指数は予想を下回り低下、中古住宅販売件数は予想を上回り2007年来の高水準)。

ユーロ圏消費者信頼感指数は-7.3%と悪化。カナダ小売売上高は予想外に強い

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為替市場は、多くの通貨で連動性を維持。英国民投票の世論調査で残留支持が拡大=(GBP+EUR)上昇、(USD+JPY)下落。離脱支持はその逆。原油価格とGBP+EUR相場に連動し、AUD+NZD+CADも変動へ。

USDJPYは、104.50円中心にして上下変動が続く。EU離脱懸念が弱まり、GBP高=JPY安に、一時104.80円近くまで上昇するも、105円台を前にして実需筋の売り圧力は強く上げ止まる。

オピニウムの世論調査で離脱派有利との報道もあり、GBP売り=JPY買いへと変化し、104.30台まで低下。結果、GBPJPYは152.85→154.56→152.87と上下変動するも、153.60円台で落ち着く。

EURUSDは、GBPUSDとの連動性は高く、一時1.1330台まで上昇するも、弱いユーロ圏の消費者信頼感指数とGBPUSDの下げに、1.1270近くへと低下、1.1300近辺で落ち着く。

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IMF米国に関する年次報告書=経済は全般的に良好ながら、多くの国民が貧困状態。

IMF米国に関する年次報告書=米GDP予想は、2016年2.2%、17年2.5%、インフレ率予想は2.0%に向け穏やかに上昇へ。

IMF米国に関する年次報告書=ドル相場は10~20%過大評価。原因は為替操作の結果ではなく、世界的な不確実性がドルへの資金流入を加速させているため。

IMF米国に関する年次報告書=将来の成長リスクは、外需低迷、高齢化に伴う労働参加率の低下、貧困問題の深刻。

米エネルギー省エネルギー情報局(EIA)の週間石油統計=原油在庫は5週連続で減少する、91.7万バレル減少となるも、減少幅は予想170万バレルを下回り→ 原油価格下落へ。

ブックメーカーのオッズは、EU離脱確率は25%(前週40%)へと低下。

英世論調査(オピニウム)=離脱支持45%が、残留支持44%を1%リード。

調査会社ユーカブ=英国民投票の締め切り後(日本時間24日午前6時)、投票済み者を対象の世論調査を公表へ、マスコミ各社は出口調査は行わなず、注目へ。

イエレンFRB議長(下院議会証言)=いくつかの指標はインフレ期待が低下。コアインフレはいくらか上昇。インフレ動向は予想に一致。経済が正当化されれば、FRBは追加利上げを検討。

イエレンFRB議長(下院議会証言)=各国の金融政策のかい離がドルに影響する可能性。賃金の伸びがわずかに加速し始めた。世界経済の弱さ、ドル高が経済を抑制。

イエレンFRB議長(下院議会証言)=最近の雇用市場の弱さは一時的で、雇用の伸びが加速すると予想。

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2016/06/22

2016年6月22日(水曜)欧州・米国市場序盤の動き

2016年6月22日(水曜)欧州・米国市場序盤の動き

キャメロン英首相いわく「非常に際どい。誰にも結果は分からない」。でも、プライス・アクションはEU残留の期待感が広まる流れへ。

イエレン議長(下院)の議会証言は、とりあえず無視。明日の英国民投票を直前に控えて不安心理が強まる中で、欧州・英国株は強く、GBP+EURは強く、「ひょっとしたら、残留?」の期待も広まり、GBP+EURを中心としたポジション調整の流れが続く。

USD+JPYは弱く、GBP+EURの買い戻しが続き、AUD+NZDも上昇を維持、CADは強いカナダ小売売上高の買いにもCAD買い→売りへと変化。

原油価格(WTI)は50ドル台を維持し、米10年債利回りは1.7%台を維持。ダウ平均は小幅上昇からスタート。

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米住宅価格指数は弱く、中古住宅販売件数は予想を上回るも、相場への影響は鈍く、イエレンFRB議長の下院で議会証言の警戒感も見られず。

USDJPYは、相変わらず104.50円上下20~30pipsのレンジで推移しているが、円クロスでは円安傾向が続き、リスク回避=円買いの流れは見られずず。

EURUSDは、英国民投票で残留派がやや優勢もあり、欧州株も強く、債券買いも落ち着き、EUR買いの流れに、EURUSDは一時1.1340近くへと上昇。

GBPUSDも、EURUSDと変わらず、相場の上昇(ドル売り)をリードし、一時1.4770台へと上昇。GBP1M=1.5600ストライクのオプションが大量にであったこともあり、市場のセンチメントは

AUDUSDは、NZDUSDと共に、強さが目立ち、高所恐怖症もあるが、上値の達成感は見られず。

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21:30    CAD 4月 小売売上高=前月比0.9%(予想0.9% 前回-1.0→-0.8%)、除く自動車前月比=1.3%(予想0.6% 前回-0.3→-0.1%)→ 除く自動車は予想を大幅に上回る

22:00    USD 4月 FHFA 住宅価格指数=前月比0.2%(予想0.6% 前回0.7→0.8%)→ 予想を下回り昨年8月来の低水準

23:00    USD 5月 中古住宅販売件数=前月比1.8%(予想1.1% 前回1.7%)、553万件(予想555万件 前回545万件)→ 予想を上回る

23:00    EUR 6月 消費者信頼感指数・速報値=-7.3(予想-7.0 前回-7.0)→ 予想外にマイナス幅が拡大へ

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英国が離脱を選択したら、直後にG7は共同声明を発表する予定。


2016年6月22日 アジア・欧州市場序盤の動き

2016年6月22日 アジア・欧州市場序盤の動き

イエレン議長の議会証言は英国民投票の行方を意識してなのか、若干ながら弱気ムードに傾くも、動きは鈍い。

一夜明けた、アジア市場は主要な経済指標の発表もなく、方向性がみられるような積極的な動きも見られず。

日経平均株価は-103.39(-0.64%)と連騰後の調整に下落。欧州株は英国民投票で残留支持派がやや優勢+ECBのさらなる緩和余地の可能性に強く、原油価格(WTI)は底堅く50ドル台を維持し元気。

為替相場では、原油価格の上昇の影響を受け、AUD+NZD+CADは上昇するも、EUR+GBP+JPYの動きは鈍い。

USDJPYは、103円台の売りが失敗、105円台でロスカット誘発と、短期ショートポジションも減少気味で、104.50円前後で安定する兆しが強まっている。あまり手を出したくない通貨と水準になっている。

EURUSDは、GBPUSDと同じく、明日の英国民投票の結果を見るまでは、弱気ムードは変わらず、EURGBPも動けずロングにできにくい。

GBPUSDは、アンタッチャブル!

AUDUSDは、予想外に底堅い。ニュートラルからややブル

投票まであと一日。結果判明まであと2日。


投票まであと一日。結果判明まであと2日。

明日23日の英国民投票を直前にして、英国民はEUから離脱を支持するのでしょうか? それとも、残留を支持するのでしょうか?

色々な意見が流れ、離脱時のリスク、残留時のリスク、その際のポンド相場の変動予想など、どこを見てもこの手の材料・記事で溢れています。

我々日本にいる日本人がどう考えてもこの答を見出すことはできないでしょう、そのためメディアに頼らざるを得ないのが実情です。(洗脳されないようにしましょう!)

世論調査は相変わらず残留支持・離脱支持が拮抗し、態度を決めかねている人の動向でどちらにでも転ぶ可能性があるということでしょう。

ただ、ブックメーカーのオッズでは残留の掛け金が圧倒的に多く、常識的に考えても、英国民が今後の英国を不安に陥れるリスクを冒すことはないと考えることも自然です。

問題は仮に離脱が決まった場合ですが、ポンド売りになることは間違いないのですが、他のEU加盟国へのEU離脱の伝染はないのでしょうか?

24日日本時間昼ごろ、(もっと早いのかもしれません!)結果がでるまでは、あれこれ考えず、何もせずに様子をみませんか?

何れに転んでも、為替市場を含め金融市場が混乱し、ポンド相場のみならず、全ての通貨ペアで激しい上下変動が繰り返されることでしょう。

結果は我々が活動している日本時間(東京市場)に結果が判明する幸運を生かしたいと思っている人も多いことでしょう! 

丁半博打を好む人にとっては、今年最高のスチュエーションとなること間違いなし!

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金融市場を含め多くの企業や投機筋は、もしものリスクをヘッジせざるを得なかったことでしょう!(過去形)。

そのため、FXオプションはスポット、フォワード市場でヘッジすることでポンドやユーロが下落しました。

より下落するだろうとの思惑に投機筋がさらに積極的に売りを仕掛けるのが常で、先週15~16日のポンド急落は現時点でのセーリングクライマックスでな。

ポンドのオプションボラも高水準を維持していますが、一時よりは低下し落ち着いてきています。

GBPUSDの相場もご存知の通り16日の1.4→1.48近辺へと上昇し、5月から続いている高値圏で推移し、200日移動平均線1.4680に近い水準で取引が続いています。

GBPUSDの水準ですが、23日の英国民投票の結果が判明するまでは、この200日移動平均線1.4680以上では買われすぎに思えるのですが、金月曜日のギャップを空けた1.4350近辺を割り込む売りも売られ過ぎに思えてなりません。

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2016年6月22日(水曜)昨日21日 海外市場の動き

2016年6月22日(水曜)昨日21日 海外市場の動き

イエレン議長の議会証言も影が薄く、全ては明日23日の英国民投票の結果次第! 欧米市場の流れはドル全面高。

イエレンFRB議長は、雇用の伸び悩みが一時的なのか? 英国の国民投票の影響を見極めると、慎重姿勢を示す。

議会証言後の為替相場の変動は鈍く、ポンド売りが続く。ドル買いの流れの決定はハト派のドラギ発言+離脱・残留差接近の英国民投票の世論調査で決まった。

ダウ平均は+24.86(+0.14%)と小幅上昇、原油価格(WTI)は48ドル台から値を戻し50.20ドルへ上昇、米10年債利回りは1.7%台へと上昇。

市場参加が予想していた通り、明日23日の英国民投票の結果によるインパクトの重大性を考えれば、イエレン議長の発言もやや、影が薄くなったことは避けられず。

証言の内容も、英国民投票を直前に歯切れがわるい。楽観視する理由を挙げ、緩やかな金利の上昇との見通しを据え置くも、先行き不透明感とリスク要因を重点的に説明。

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USDJPYは、アジア市場の株安+円高時の103.50円台をボトムに、クロスでの円買いも弱まり、105.05円まで一時続伸し円安へ。今日はドル高=円高にはならず。

EURUSDは、欧州市場に入り、英国民投票の結果で離脱・残留支持の差が縮小し、ドラギECB総裁は「一層の刺激策の計画を準備中」と発言し、EUR売りの流れが加速し1.1240台へと下落。戻りも1.1260台で、イエレン議長の議会証言でも動きは鈍い。

GBPUSDは、欧州序盤の1.4780台を高値に、英国民投票の世論調査で離脱・残留支持の差が縮小し再びGBP売りの流れへ。イエレン議長の議会証言でも反応は鈍く、1.4620台まで続落。

AUDUSDは、欧州序盤の0.7510台を高値に、GBP+EURの下落に伴い、原油価格の低下に0.7450台まで続落。イエレン議長の議会証言ででも反応は鈍く、原油価格の巻き戻しにも戻り高値は0.7470台と限定的ながら、動きな鈍い。

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イエレンFRB議長(上院半期に一度の議会証言)=経済見通しはかなりの不確定要素が残る。個人消費と投資が圧迫される可能性がある。生産性の低い伸びが続き、賃金の上昇や所得の創出を抑制するかもしれない。

イエレンFRB議長(上院半期に一度の議会証言)=金融政策当局は米経済が改善の明確な兆しをいつ見せるかではなく、見せるかどうかを注意して見守る。

ドラギECB総裁=一層の刺激策の計画を準備中。初からユーロ圏経済の回復は勢いを得ている。ECBは目標達成に向けてあらゆる措置を講じる。

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2016/06/21

2016年6月21日(火曜)欧州市場の動き

2016年6月21日(火曜)欧州市場の動き

欧州市場は、イエレンFRB議長の議会証言を前に、英国民投票の最新の世論調査は離脱・残留の支持が拮抗、ドラギECB総裁は「一層の刺激策の計画を準備中」と発言、EUR+GBPは全面安。

原油・商品価格は弱く、AUD+NZD+CADも続落し、ドルは全面高。ダウ平均は小幅上昇してスタート。米金利は弱い。

JPYはクロスで全面高、USDJPYは104.80円超の上値は重く、104.50円を中心に動けず。

その中で、イエレンFRB議長の議会証言をむかえたが、新たな材料の提示はなく、11時20分現在では、次回の利上げへのタイミングやヒントもなく過ぎている。

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英国民投票の世論調査(サーベーション)=20日実施では先週末比、残留支持45→45%、離脱支持42→44%と拮抗。

独憲法裁判所=ECBのOMT(無制限債権買い入れ策)は合憲と判断。

ドラギECB総裁=一層の刺激策の計画を準備中。初からユーロ圏経済の回復は勢いを得ている。ECBは目標達成に向けてあらゆる措置を講じる。

ドラギECB総裁=英国民投票に関して必要な準備は全て完了。

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2016年6月21日(火曜)アジア・欧州市場序盤の動き

2016年6月21日(火曜)アジア・欧州市場序盤の動き

午後11時から始まるイエレンFRB議長の議会証言は、英国民投票を前にして過度に意識していないが、最近はFRB内部でも意見相違があり多少は気になり、発言内容で短期的に相場が上下しそうである。。

ソロス氏の呪縛(英EU離脱でGBP20%下落)も跳ね返し、USD+JPYは弱く、逆にEUR+GBPは底堅く推移。原油・商品価格も強く、AUD+NZD+CADも強い。

もちろん、23日にふたを開けてみなければわからないが市場は予想外に落ち着きを取り戻しており、USDJPYもボトム103.50台から1円近く上昇している。

このまま23日まで続いてほしいものだが、それを期待することは無理であることは百も承知。

日経平均株価は+203.81(+1.28%)の上昇、原油価格(WTI)は49.95と50ドルの大台まであと一歩まで上昇。

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USDJPYだが、昨日IMFのF日本経済に関する報告書では「USDJPYは中期的なファンダメンタルズと概ね一致」という。104円近辺がファンダメンタルズと一致しており、円売り介入をするなよ!と、警告しているようにも思えてならない。

麻生財務相は「為替介入は安易にやるつもりはない」というが、現時点での話。英国民投票を前に、結果による相場変動の可能性を意識した発言に思えてならない。

さて、USDJPYは昨日105円台を失敗、いや失敗どころが逆に円高が加速し103円台ミドルまで急落。今日は、株高の要因があったとはいえ、104.60円近くまで値を戻す、USDJPYの相場感を狂わす上下変動に、手を出しにくくなっている。

それに、午後11時にはイエレン議長の議会証言があり、「短期的・瞬間に」または、「発言の文言」で、相場が上下することは避けられず、103.50~80で買いを考えるか、104.80~105.20で売りを考えるか、状況を見ながら決めたい。

昨日のGBPJPYの急変=GBPUSD急変を見るにつけ、今日も誰かが同じようなことそしないとも限らず、GBPの押し目買いは強そう。GBPUSDはオプションボラやリスクリバーサルもやや落ち着き、世論調査で離脱支持が急拡大しなければ、GBP買いが続く可能性も意識したい。

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ソロス氏(英紙ガーディアンに寄稿)=英国のEU離脱で、ポンドは最低15%、場合によっては20%急落しGBPUSDは1.15を割り込む可能性があり、破壊的な減価になりかねない。

ソロス氏(英紙ガーディアンに寄稿)=英国は経常収支の赤字が92年や2008年よりも大きく外国資本への依存がかつてなく高まっており、英国がEU離脱交渉を行う先行き不透明な2年間は特に資本フローの逆流が予想。

米資産家ウィルバー・ロス氏=英国のEU離脱は、英ポンドをはじめ英国や欧州、米国の市場にとって惨事となり、「世界史上で最も費用のかかる離婚手続き」になるだろう。

モハメド・エラリアン氏(ブルムバーグ・コラミスト)=英国のEU離脱の可能性は、政治が経済混乱を加速させ得ることを示す一例。

日銀金融政策委員会議事録(4月28日)=2016年度の消費者物価見通しが下方修正は、原油価格の下落が原因ではなく、経済成長率や賃金上昇率の下振れにある点が問題視さ政策対応の必要性を議論。

日銀金融政策委員会議事録(4月28日)=現行政策の効果の浸透度合いを見極めていくことが適当との認識で一致し、追加緩和は見送られたが、今後の金融政策運営をめぐって思惑を呼びそうだ

日銀金融政策委員会議事録(4月28日)=複数の委員が、マイナス金利は市場機能や金融仲介機能を損ね、国債市場の安定性を損ねる、と指摘した。 1人の委員は、量的質的金融緩和の効果は限界的に逓減し、すでに副作用が効果を上回っている。

麻生財務相=足元の為替動向は英国のEU離脱を一定程度織り込んでいる。為替が急激に変動した場合は、G7などの合意に沿って対応する。
為替の急激な変化は望ましくない。為替の安定が極めて重要、為替介入は安易にやるつもりはない。

豪中銀議事録(6月7日)=金利据え置きは、持続可能な経済成長と整合的だと判断。議論は第1四半期GDPが予想より堅調だったことから始まり、第2四半期は一段と穏やかになると見込まれるが、年間の成長は潜在的な見通しを上回りそう。

豪中銀議事録(6月7日)=低金利と豪ドル安が国内経済を下支えしており、失業率は1─3月期までの1年間で6.25%から5.75%に低下。

2016年6月21日(火曜)昨日20日、海外市場の動き、【予想外に円高へ】

2016年6月21日(火曜)昨日20日、海外市場の動き、【予想外に円高へ】

週明けの為替相場は、英国のEU離脱(BREXIT)の世論調査(18日=3社)で残留派がやや拡大。

その影響にリスク回避の巻き戻しが強まり、債券利回りは上昇+原油価格は上昇+世界的に株価は上昇。

為替相場はGBP買いがリードし原油高もあり、AUD+NZD+CADも続伸、逆にEURは続落。そして、予想外にJPYはクロスを含め円高が復活(除くGBP)、USDJPYは103円台へと下落し円高へと変化。

GBPJPYの激しい売り(?=未確認)にGBPUSDも一時急落するなど、変動は大きなるも、JPY+GBPは共に上昇傾向が続く。

原油価格(WTI)は上昇し49.78ドルと50ドル台を狙う位置へ。アジア・欧州株は大幅上昇し、ダウ平均は開始直後の高値から伸び悩も+129.71(+0.73%)上昇。米10年債利回りは1.68%と前日からは上昇を維持。

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USDJPYは、104.50円を中心に狭いレンジで取引が続いていたが、ロンドンフィキシングを境に円高傾向が強まる。午前2時にはGBPJPYが急落し、USDJPYが下落=GBPUSDも下落と、GBPJPYの売りの影響ではと考えられる(未確認)。市場は23日の英国民投票を前にして、離脱・残留の両方のリスクを考えて複雑な動きをしている可能性も。

EURUSDは、アジア市場の高値1.1380、欧州市場の高値1.1350台と上値は重く、EURGBPに連動しながら一時1.1300台まで続落。GBPJPYの急落時には、EURGBPの連動性が薄らぐ中で、1.1300の大台を何とか維持するも、上値は重い。

GBPUSDは、1.4700台が大きな壁になり上げ止まる。GBPJPYの売りなのかは不明ながら、GBPJPYの急落時に一時1.46割れまで下落。すぐに買い戻しが強まり1.4700近辺を維持し底堅く推移。23日の国民投票を直前にし、ポンド相場の変動が高まる可能性が強い。

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カシュカリ・ミネアポリス連銀総裁=ブレグジット(BREXIT)は穏やかで直接的に影響するも影響は穏やか。米インフレは段階的に2%に回帰する。FRBの年内利上げについての見通しを言うのは非生産的。

ゴールドマンサックス=ブレグジット(BREXIT)は依然として拮抗し不透明で、米国債のショートは時期尚早。

PIMCOレポート=米商業用不動産の価格は、1年間で最大5%下落する可能性。

IMF日本経済に関する報告書=アベノミクスは持続的な高成長や物価上昇率を確保できず、2%の物価目標や財政健全化目標、成長率など政策当局の掲げた目標は現政策では期限までの達成が困難。

IMF日本経済に関する報告書=消費税引は段階的に15%まで引き上げるべき。労働市場改革と所得政策の重要性を強調し、そのために財政・金融政策のさらなる強化も必要。

IMF日本経済に関する報告書=USDJPYは円高が進み、中期的なファンダメンタルズと概ね整合的な水準となった。


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2016/06/20

2016年6月20日(月曜) 欧州・米国市場序盤の動き

2016年6月20日(月曜) 欧州・米国市場序盤の動き

週明けから急変した流れは、欧州+米国市場に入っても変わらず。

週明けから急変した流れは、欧州+米国市場に入っても変わらず。
英国民投票への過度の警戒感も弱まり、世界的に株価は大幅上昇し、原油高+米金利も上昇。

為替市場は、ドル安+円安へと動き。ポンド高+豪ドル高+NZドル高+カナダドル高。ユーロはクロスでユーロ売りが拡大し伸び悩む。

GBPJPYは、16日の安値145.40→153.50=約800ポイント(8円)の上昇。GBPUSDは、16日の安値1.4015→1.4670へと650ポイント近く上昇。

過去はGBP相場を見ると、上昇は長続きせず、期待を裏切ることが多かったが。今回は2~3営業での急激な変化に、もしかしたら相場付きが変わったのでは? との一抹の不安感は感じる。

日経平均株価の2.34%の上昇を上回る、独DAX=+3.48%、英FTSE=+3.26%、EUROSTOXX50=+3.45%、米株も+1.4%と大幅に上昇して始まる。

原油価格は一時49ドル台後半へと上昇、米10年債利回りは1.67%へ上昇。

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ブックメーカー(ベットフェア)=国民投票で残留の確率が60
~67%(17日)→78%へ急伸。

黒田日銀総裁(講演)=量的・質的金融緩和(QQE)は2年程度での物価2%は達成できなかったが、今後も早期に目標を実現するとのコミットメントを変える必要はない。

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2016年6月20日(月曜)アジア・欧州市場序盤の動き

2016年6月20日(月曜)アジア・欧州市場序盤の動き

週明けオセアニア市場は、リスク回避の巻き戻しに相場が急変。

ジョー・コックス下院議員殺害後の初の世論調査(サーべーション)は、45%が残留支持、42%離脱支持と、残留支持は拡大。

23日直前の支持率変化に、金融市場は急変。為替市場も極端なリスク回避行動は弱まる可能性を意識しながらも、全ては下駄をはくまではわからず。

為替市場はリスク回避の巻き戻しに、ドル売り+円売り、ポンド買い+ユーロ買い、AUD買い+NZD買いへ。

日経平均株価は一時16,000円の大台を回復し+365.64高(+2.34%)。原油価格(WTI)は49ドル台を回復し、リスク資産の巻き戻しが続く。

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USDJPYは、104.20近辺をボトムに、104.50以下の買い戻しが意識され、やや押し目買い圧力が強まると思われるが、105.00~50を超え上昇を続けるような変化は望めず。その中間104.40~80のレンジを継続か?

EURUSDは、1.1380台まで上昇するも、1.1400の大台を直前にし欧米市場の反応待ちで売り圧力も強い。1.1300~1.1400のレンジから大きく抜け出せるような気もしないが、今日の欧州市場のGBPUSDの動き次第。EURGBPの影響を受け、買い・売りが交錯し動きにくい。

GBPUSDは、どう転ぶのだろうか? まさか、週末の世論調査の結果だけで、相場の流れが決まるとは思えない。しかし、先週末までの超悲観的なムードは緩和されていることは事実で、その反動がどこまでポンド相場に影響するのか? 

AUDUSD+NZDUSDは、リスク選好パターンに有利で、原油価格も上昇し、下げ幅は限定的と思われるも、大きなポジションは取りにくい。

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スペイン再選挙(26日)の世論調査=緊縮財政に反対する新興政党のポデモス率いる左派連合が躍進し、社会労働党と組めば過半数を獲得する可能性。

2016年6月20日(月曜) 週明けオセアニア市場の動きは、リスク回避の巻き戻しが活発。

2016年6月20日(月曜) 週明けオセアニア市場の動きは、リスク回避の巻き戻しが活発。

ジョー・コックス下院議員殺害後の初の世論調査(サーべーション)は、45%が残留支持、42%離脱支持と、今までと逆転し残留支持はが拡大。

週明けの為替相場は、GBP+EUR買いが急進。EURUSDは1.1330台、GBPUSDは1.4470~80台へ。そして、USDJPYは104.70円台へと上昇。

2016/06/19

2016年6月19日(日曜) 今週の為替相場を考える

2016年6月19日(日曜) 今週の為替相場を考える

今週、相場の焦点・争点は、6月23日のEU離脱を問う国民党投票! 大勢は24日、日本時間昼ごろには判明。

23日の英国民投票で、英国がEUに残留し続けるのか、それとも離脱となるのか、その結果により為替相場の方向性は180度変化すると思われ、今週は通貨ごとのの予想は控えます。

もし、英国がEU離脱を決めたらどうなるのだろう? 逆に残留となったらどうなるのだろう? 極端に言えば、今週はこのことだけを市場参加者は考えていることでしょう。

離脱=ポンド売り、残留=ポンド買いに動くことは間違いありません。問題はどの程度の変動となるかで、その際の円相場はどのように変動するのでしょうか? EU離脱が決まり、その結果を受け、金融市場が混乱に陥り円高が加速した場合に、円売り介入が容認されるのでしょうか?

事前の発表でも、世界各国の中銀や政府担当者は、お互いに緊密に連絡をとり、強調行動をとることを示唆しています。

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【EU離脱決定のケース】→ USDJPY100円割れがポイントで、強調行動による円売り介入の可能性も。

ポンド売り+金融市場が混乱に陥り、ポンド安+ユーロ安が加速し、豪ドル+NZドルも続落を免れず、ドルと円は独歩高となります。しかし、円クロスでの円上昇に、ドル円は100円を割り込む動きとなることが予想されます。

その際には、強調行動の一環で円売り介入の可能性が高まり、7月の日銀の金融政策決定会合では何らかの緩和策を講じる必要性も強かることでしょう。

【EU残留決定のケース】→ USDJPYは108.50を目指し、加速すると110.90円が目標に。
ポンド+EUR買いながら、ポンド円の上昇+リスク回避行動の激しい巻き戻しで、豪ドル+NZドルに対しても円は売られ、ドルと円の全面安になる可能性が高くなります。円はクロスでも円売りが強まり、ドル円は上昇し108.00~50が一つの目安となることでしょう。

円安の流れがどこまで加速するかが焦点になりますが、日銀の追加緩和=株高が進むと、予想外に円売りが110.90近辺まで進む可能性も否定できません。

次のテーマは日本の参議院選挙と追加緩和策、米国の利上げのタイミングとその度合い、米大統領選と、今回の英国民投票が終わっても、相場変動の次なるリスクを抱えています。

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先週末のGBPUSDのFXオプション・ボラティリティーは、1週間=49%、1か月=24.5%と激しく、英国民投票による為替相場の変動を意識しており、リスクリバーサルでも、1週間=-8.8%と市場はポンド売り方向に強く傾き、英国のEU離脱のリスクを回避する行動が高まっています。

これ以外でも最近の市場参加者の相場感やIMMのポジションなどを見ても、ポンドショートであることは間違いなく、結果によるポジション調整などの反動はポンド買いへのインパクトが強まる可能性が高くなっています。

その英国民投票ですが、投票は日本時間午後3時~24日午前6時に終了。マスコミは現時点で、出口調査の計画はしておらず、日本時間24日午前6時から開票が始まり、10時半に大半の選挙区が集計を発表する予定です。

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今週の主な材料(6月20日~6月24日) 23日の英国民投票が全て!

今週の主な材料(6月20日~6月24日) 23日の英国民投票が全て!

相場へのインパクトは、英国民投票が99%、イエレン議長議会証言が1%?!

今週の最重要イベントは、23日の「EU離脱を問う英国民投票」で、この結果が相場を動かすといっても過言ではありません。

事前の世論調査では離脱支持派と残留派が拮抗する中で、やや離脱支持が上回る結果となっており、当然それに向けたリスクヘッジが積極的に推し進められており、ポンドのボラティリティーは先週末時点で1W=49%と激しいものがあります。

次に重要な予定は、21日(上院)、22日(下院)のイエレンFRB議長の半期に一度の議会証言です。通常ならば期待値が高く、相場変動も望めるのですが、翌23日の英国民投票の直前の開催だけに、7月29日の次回FOMCの行動を読み取ることも難しく相場を動かすことはできないでしょう!

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≪今週の注目材料≫

6/20(月)
→ 黒田日銀総裁発言ですが、先週の金融政策決定会合後の会見以外になにも期待できそうにありません。

6/21(火) 
→ 豪中銀議事録公開(6月7日分)で、政策金利1.75%を据え置き、一部追加緩和の期待があったのか、発表後にAUDが上昇していましたが、今回はどうなるのでしょうか? AUD相場の変動要因です。

→ ドラギECB総裁欧州議会で発言ですが、英国民投票を直前にしサプライズは期待できそうにありません。

→ イエレンFRB議長上院で 半期に一度の議会証言(英国民投票前で、影響度は極端に低下)

6/22(水)
→ イエレンFRB議長下院で 半期に一度の議会証言(英国民投票前で、影響度は極端に低下)

6/23(木)
→ 英国 EU離脱を問う国民投票(投票開始は、日本時間午後3時~24日午前6時に終了)余談ですが、投票用紙には「英国は欧州連合のメンバーにとどまるべきですか、それとも欧州連合を離脱するべきですか」という形式です。

マスコミは現時点で、出口調査の計画はしていません。日本時間24日午前6時から開票が始まり、10時半に大半の選挙区が集計を発表する予定です。

6/23(金)
→ 耐久財受注、英国民投票の影響で相場変動が続いていることが予想され、経済指標による変動は期待できず。

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《詳しくは別途予定表をご覧ください》



最新のIMMポジション(6月14日集計分)から

最新のIMMポジション(6月14日集計分)から

14日の時点では、ポンドのショートがなぜか急減し、FOMCを直前にして、ドルの先安観が加速!

7通貨(円、ユーロ、ポンド、スイスフラン、カナダドル、豪ドル、NZドル)の合計ネット・ポジションは、-22,486コントラクトと前週の-85,938ショートとから急減、ポンドのショートの縮小が目立っていました。

14日時点でのIMMのポジションは、前週7日のドル先高センチメントが一変し、15日のFOMCの結果を踏まえてのポジション調整だったと思われます。

一方、ポンドのショートの急減は、当時の世論調査の結果では、離脱派が優勢になってきた時期でもあり、腑に落ちませんが、日米の金融政策の発表を前にしたポジション調整の可能性もありますが、相変わらずポンドのボラティリティーは高いものがあります。

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◎ 円、42,853→55,690
今年の1月5日以降、24週連続で円のロングを維持しながらも、4月26日~5月31日まで、6週間連続でロングの減少傾向が続いていました。6月に入りその流れも変化し、直近の2週間では円ロングが増加傾向にあり、市場参加者の円先高期待が復活しています。

スポット市場でも、その流れが顕著で、IMMの統計発表後には、ドル円相場は5月3日の安値105.50円台を割り込み、103.50円台まで急落しています。

◎ ユーロ、-67,112→-56,489
長期ユーロ安ではありませんが、2014年5月13日からショートポジションが長期間継続中で、昨年12月1日の-182,845をピークに減少傾向にあります。

今年に入ってからの最少ショートポジションは、5月10日の-21,875ですが、直近の2週間では再び増加傾向にあり、英国のEU離脱の影響をもろに受けています。

◎ ポンド、-66,299→-36,661
ユーロに続き、2015年11月10日から長期ポンド安傾向が続いています。23日の国民投票を前にしてショートポジションが増加傾向になりましたが、14日の週は不思議にも大幅に減少しています。

スポット市場ではポンド安が続いている状況であることを考えれば、集計日後の15日FOMC、16日BOJの金融政策の発表を前にした一時的なポンドのショートカバーと推測されますが、23日の結果が決まるまではボラティリティーは高い状態に変わりありません。

◎ カナダ、21,537→18,440
原油価格の下げ伴った動きなのか、過去2週間連続でロングが減少しています。引き続き原油価格との連動性から逃れそうにありません。

◎ 豪ドル、-15,808→-6,778
直近3週連続でショートポジションが続いていますが、先週と比べショートポジションは大幅に減少し、スポット市場でもAUDUSDの変動は弱まっています。

《詳しくは、別途グラフをご覧ください》

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2016/06/18

2016年6月18日(土曜)昨日17日 海外市場の動き

2016年6月18日(土曜)昨日17日 海外市場の動き

嵐の一週間が過ぎ、残すは来週の23日。英国発の不安定な状況は変わらず。

ダウ平均は-57.94(-0.33%)と上昇することなく小幅下落で推移、米10年債利回りは1.61%と上昇。原油価格は48.27ドルへと2.05ドル上昇。

為替相場は、米住宅着工(強い)・建設許可件数(弱い)とカナダCPI(弱い)を除き、重要な経済指標もなく、USDJPYは大枠104.10~35のレンジで平穏無事に推移。

米金利は上昇しているが、ブラード・セントルイス連銀総裁はFRBの総意に異を唱え、16日のFOMC金利予測分布図で長期金利予測を示さず。2年半で必要な利上げ回数は1回になる可能性と、長期見通しは予想と一致せずFRBの信頼低下へ、公表をやめるべきと主張。

英国民投票を巡る思惑が交錯するなか残留支持拡大の期待に、ポンドが買われ上昇。弱いカナダCPIにも原油価格が上昇し、カナダドルが買われる動きとなった。

GBPUSDは、1.4340台で終了するも、一時1.4380台まで上昇、前日16日の安値1.4010台から370ポイント近く値を戻したことになる。

USDCADは、1.2890台で終了するも、一時1.2830近くへと下落。前日16の高値1.3090近くから260ポイント近く低下し、カナダドル買いが強まっている。

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JPモルガン英国民投票世論調査分析=EU離脱派が残留派を3~5%ポイントリード。

シティグループ英国民投票世論調査分析=EU離脱派の勢いが増しているが、残留派が優勢。過去10件の世論調査を単純分析すれば、離脱派が2.7%ポイントリードするが、調査方法を調整するとすると0.2%ポイントへ縮小し、最近の動向を含めると残留派が優勢。

ブラード・セントルイス連銀総裁=政策金利の適正水準は0.63%で、金利はこの水準にとどまる可能性が大きい。

アトランタ連銀GDPNow=米第2四半期GDP予想値2.8%と変わらず。

NY連銀NowCast=米第2四半期GDPは年換算2.4→2.1%へ下方修正。第3四半期は2.2→2.1%へ下方修正。製造業統計が最も大きなマイナス要因。

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2016/06/17

2016年6月17日(金曜)欧州・米国市場序盤の動き

2016年6月17日(金曜)欧州・米国市場序盤の動き

週末の金曜日、日本株・アジア株の上昇、欧州株の上昇に続き、期待された米株はマイナスからスタート。原油価格(WTI)は47ドル台を回復、米金利は上下変動し小幅高。

為替相場は、今週に入り日米金融政策や、英国民投票の事前予想に翻弄され続け、疲れが感じられ、重要な経済指標の発表もなく、動きは鈍い。

USDJPYは、104円台の前半で動きは止まり、EURUSDは1.12台で上下変動するも、徐々にビットアップし、1.1280台まで上昇。GBPUSDは1.4220~1.4310の110ポイント幅で上下変動。AUDUSD+NZDUSDもアジア市場から続くレンジを抜け出せず。

そんな中で、原油価格の上昇に弱いカナダのCPIにもかかわらず、USDCADは1.2850台まで下落し、CADの買い戻しが見られた。

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USD 5月 住宅着工件数=前月比-0.3%(予想-1.9% 前回6.6→4.9%)、116.4万件(予想115万件 前回117.2→116.7万件)、建設許可件数=前月比0.7%(予想1.3% 前回3.6→4.9%)、113.8万件(予想114.5万件 前回111.6→113.0万件)→ 住宅着工件数は予想を上回るも、建設許可件数は予想を下回る

CAD 消費者物価指数=前月比0.4%(予想0.5% 前回0.3%)、前年比1.5%(予想1.6% 前回1.7%)、コア前月比0.3%(予想0.3% 前回0.2%)、コア前年比2.1%(予想2.1% 前回2.2%)→ 予想を下回る

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6月のFOMC金利予測分布図で、ブラード・セントルイス連銀総裁が長期金利予測を示さず。

ブラード・セントルイス連銀総裁=インフレ期待は低すぎ、リスクを生む。

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2016年6月17日(金曜)アジア・欧州市場序盤の動き

2016年6月17日(金曜)アジア・欧州市場序盤の動き

FOMCと日銀の嵐も過ぎ、英国民投票を前にした悲劇も加わり、やや気勢を削がれた週末の金曜日。

日経平均株価は+165.52(+1.07%)の上昇、欧州市場の序盤も株高からスタート。ただし、日本のマザーズは-9.23(-0.96%)低下、原油価格(WTI)は46.70ドルへと上昇。

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アジア市場は出だしこそ、株高の流れにドル売り+円売りにが加速するも、相場が大幅に反応するようなフレッシュな材料を見つけることはできでいる。

結果的に終盤にかけて元の水準に逆戻りしている通貨ペアが多くなっているが、欧州市場の序盤は、株価も強く独10年債利回りもプラスへと変化し、EURUSD+GBPUSD+AUDUSD+NZDUSDは上昇。

USDJPYだけが円クロスの影響と、円独自の円ショーをヘッジする動きに104.50円以上を維持できず、上値は重くなっているが、104円台を割り込むような売りも見当たらない。

結局のところ、海外市場で最重要な指標の発表もなく、23日の国民投票の結果を分るまでは、世論調査の数字の変化で、ポンドが動き、ドル相場と円相場が動く流れが変わりそうにない。

サプライズは、ジョー・コックス氏の悲劇に、市場が期待している英国民投票の世論調査で本当に残留支持派が急増することになるのだろうか?

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2016年6月17日(金曜)昨日16日 海外市場の動き

2016年6月17日(金曜)昨日16日 海外市場の動き

英国に振り回される為替相場、離脱・残留支持活動をめぐり悲劇も。

原油価格は続落、株価は持ち直し、ドルは買いから売りへと変化。残留派議員コックス氏が銃撃され死亡、ブックメーカーのオッズで残留支持が拡大、ヘッジファンド調査でも79%が残留を予想。

為替相場は、午前零時前後を境に、GBPUDが急速に買い戻され、EURUSD+AUDUSD+NZDUSDの買戻しが強まり、USDCADは原油価格の低下にも売りが続きCAD買いが強まる。USDJPYは、ドル売りの中で、クロスでは急速に円売りへと変化し一時104.60近くへ買い戻される。

原油価格(WTI)は続落し一時46ドルを割り込む。ダウ平均は下落から上昇へと変化し+92.93(+0.53%)上昇へ。米10年債利回りは1.51%台から1.57%台へと上昇し前日とほぼ変わらず。

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USDJPYは、103.50台でようやく下げ止まり、英国民投票で残留派拡大の思惑が広まり、104.60円と1.1円値を戻し、104.30前後で落ち着く。

日本株先物の上昇に円売り圧力も意識されるが、どこまで買い戻されるのだろうか? 104.50円台を維持できると更に円ショートカバーが出やすくなるので注目。

しかし、23日の結果を待たず、一朝一夕で流れが変化するのであろうか? 相場の流れを左右する円クロスの動き次第で、株価+GBP相場の動向がカギとなるが、リスク回避は終わらず円高圧力は変わらず。

EURUSD+GBPUSDは、急速に反発。英国民投票での悲劇で残留・離脱派が運動を停止。ブックメーカーのオッズで残留支持が拡大、ヘッジファンド調査でも79%が残留を予想など、やや悲観的なムードから立ち直り、GBPUSDとEURUDの買い戻しが強まるり、JPYを除き他の主要国でもドル売りの流れへと変化。

EURUSDは、1.1300の壁を超えられるか? GBPUSDは、1.4300~50の水準を超えなければ、市場のポンド安センチメントは変わらず。ただし、今後の英国民投票の世論調査で残留支持はが拡大する可能性もあり注意はしているが、23日までは本格的な相場変動は難しい。

AUDUSD+NZDUSDは、原油価格の続落にも、英国民投票のリスク回避の巻き戻しが強く、上昇へと変化。AUDUSD=0.7340~00、NZDUSD=0.7000~0.7100のレンジに入りやすくなっている。

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◎英小売売上高は予想を上回ったがポンド買いは鈍い。
◎ユーロ圏CPIは速報値と変わらず動きは見られず。
◎BOEは金融政策の据え置きを決定、EU離脱のリスクを危惧。
◎米新規失業保険申請件数は予想より悪い。
◎フィラデルフィア連銀製造業景気指数は、予想と前回を大幅に上回る。
◎米CPIは前回と予想を下回る。
◎米NAHB住宅価格指数は60と予想を上回る。

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英ブックメーカー=オッズで残留支持が60→65%まで拡大。

EU残留派の英野党・労働党の女性議員ジョー・コックス氏が、集会準備中に銃撃され死亡。離脱派と残留派の両陣営は来週の国民投票を控えた運動を停止。

英国民投票のヘッジファンド調査=79%が残留を予想。

イエレンFRB議長22日に半期に一度の議会証言。

JPモルガン=英国民投票で離脱派が拡大。

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2016/06/16

2016年6月16日(木曜)欧州・米国市場序盤の動き

2016年6月16日(木曜)欧州・米国市場序盤の動き

激しいドル高+円高の流れは変わらず。

弱い日本株に続き、欧州株も下落し、NYダウはマイナスからスタートし下げ幅を拡大。

原油価格(WTI)は一時47ドルを割り込み弱さが目立ち、米10年債利回りも低下へ。

これで、6月23日の英国民投票で残留にでもなれば、米国は7月27日に追加利上げを、日本は7月29日に追加緩和ができやすくなると思われるのだが!

最近の世論調査や英国発のニュースを見ても、どちらに転ぶか予想がつかない。結果は、今日の株安=円高の流れが明確に変わることを予想するのも難しい。

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USDJPYは、アジア+欧州市場の序盤につけた安値103.55から104.50円近くまで値を戻し、再び売りへと変化。104.50円が今後の鬼門に!

EURUSDは、1.1300→1.1140台へと続落。GBPUSDは、強い小売やBOEの金融政策の決定にも相場への動きは鈍く、1.4200→1.4060台へと続落傾向は変わらず。

AUDUSD+NZDUSDは、弱い原油や資源価格もあり弱い。AUDUSDは、朝が他のインフレ期待リスの上昇や、新規雇用者数の拡大にも、豪ドル買いは鈍く、0.7440→0.7300台まで続落。NZDUSDは、早朝の強いGDPにも買いは鈍く、0.7080→0.7000割れまで続落。

USDCADは、原油価格の下げは止まらず。カナダドル売りが加速し、USDCADは1.2890台→1.3070台へと上昇。

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◎英小売売上高は予想を上回ったがポンド買いは鈍い。
◎ユーロ圏CPIは速報値と変わらず動きは見られず。
◎BOEは金融政策の据え置きを決定、EU離脱のリスクを危惧。
◎米新規失業保険申請件数は予想より悪い。
◎フィラデルフィア連銀製造業景気指数は、予想と前回を大幅に上回る。
◎米CPIは前回と予想を下回る。

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黒田日銀総裁=円高進行は日本経済や物価に悪影響を与える可能性がある。行き過ぎた為替の動きは適当でない。

黒田日銀総裁=為替の物価に対する影響はやや時間をかけて出てくる。為替の物価への影響は長引く可能性があるので十分注視したい。

黒田日銀総裁=金融政策は為替を目標にしていないとしながら、物価目標達成に必要ならば3次元の緩和手段を活用してちゅうちょなく対応する。

BOE=政策金利0.5%、資産買い入れ枠3750億ポンドの据え置きを、9対0で決定、予想通り。

BOE=英国がEU離脱すれば、英経済が打撃を受けると重ねて警告、ポンドが下げ足を速める可能性が強い。

独IFO経済研究所=2016年GDP予想1.6→1.8%に上方修正するも、英国がEUを離脱すると失速の恐れ。

2016年6月16日(木曜)アジア・欧州市場序盤の動き

2016年6月16日(木曜)アジア・欧州市場序盤の動き

今日の円相場はなんと表現したらいいのであろうか?
「砂上の楼閣のごとし」とでも言ったらいいのであろうか?

昨日のFOMCの失望感は、それほどインパクトはないと思っていたが、日本時間に入り、株安=円高が加速。

米国に続いて日本でも金融政策は見送られ円高が加速し、黒田日銀総裁の記者会見も弱い期待に反して円買いを抑制する要因にならず。

最近の弱いインフレと成長、参議院選挙を前して、一部では追加緩和の期待感もあったことも事実で、予想通りの結果に対して、市場の反応は失望感の塊。

日米共に来週の英国民投票を直前に控えて、金融政策を変えることはできないと思って市場参加差は多かったのでは? 日米に限らず最近では、主要国の金融政策は変更がないことも事実。

今日の金融市場変動は、単発的なものなのか、それとも続くのかと言えれば、23日の結果次第ながら、それまで続く可能性が高くなっている。

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さて、アジア市場の動きだが、日経平均株価は-485.44(-3.05%)下落、中国株も弱く、欧州市場も下落が続いている。原油価格は47.30台と続落傾向は止まらず。

USDJPYは、早朝の106円台、105円台、104円台、103円台と、大台4円の変化は久しぶりの動き。売りたくても怖くて売れない恐怖感は久しぶり。相場のボトムを買おうとは思わないが、買うリスクより、戻って売るリスクの方がまだ少ないように思われるも、水準を見れば「低所恐怖症」で手が出ず。

クロスでも、EURJPYは107円でようやく下げ止まるも円発の材料で反発は難しそうで、頼みはユーロの要因だけ。GBPJPYは150円の壁は何のその、一気に146円台まで下落。最近の英国発のニュースを見るにつれポンドのボトム感は見えない。

原油やコモディティーが弱いこともあるが、円が強すぎるための結果と思われるも、AUDJPY+NZDJPY+CADJPYも続落。

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そのため、英小売、BOEの金融政策委員会、ユーロ圏CPI、米新規失業保険申請件数、米CPIなど、通常ならばそこそこ動く経済指標もそれほど重要には思えない、今日、今までの相場変動。

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日銀は政策金利の据え置きを決定、市場では緩和予想もあり、直後から円は急騰+日本株は急落。

日銀は発表文=消費者物価指数(除く生鮮食品、コアCPI)前年比の先行きは、当面小幅のマイナスないし0%程度で推移。物価の基調に悪影響が及ぶリスクには引き続き注意する必要がある


黒田日銀総裁記者会見=英EU離脱問題「海外中銀と緊密に情報交換」、円高が行き過ぎた場合の物価への影響、十分認識。ただし、影響は時間をかけて出てくる。金融政策は為替をターゲットとしていない。

黒田日銀総裁記者会見=ヘリコプターマネーは現行の法制度の下では実施できない。ファンダメンタルズ反映しない円高進行は好ましくない。

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豪インフレ期待率は、3.5%と前回3.2%から上昇。

豪雇用統計は、失業率は5.7%で変わらず、新規雇用者数が増加するも、豪ドル買いは限定的。

ケント豪中銀総裁補佐=豪ドル安はネガティブなイベントへの緩衝材。中国の高水準の債務問題はショックへの脆弱性を増大させよう。中国経済の不透明感は豪州の商品産業、輸出に対するリスク。

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2016年6月16日(木曜)昨日15日、海外市場の動き(午前5時前時点)

2016年6月16日(木曜)昨日15日、海外市場の動き(午前5時前時点)

注目のFOMCの反応は、ドル売りからドル買いへと変化。今日の日銀の動きへと関心が移る。

米株は上昇力を維持、原油価格(WTI)は48ドルを回復できず、米10年債利回りは低下し、2年債の下げ幅は大きい。EURUSDの上昇にDXYは下落幅を拡大、VIXは19近くへ低下。

FOMCは、策金利0.25~0.50%の据え置きを17名の全会一致で決定。成長は加速するも、雇用の伸びは鈍化し、経済はまだら模様。

為替相場は、金利見通しで年内2回の利上げ予測は変わらずながら、1回が大幅拡大、2018、2019年は下方修正され、ドル売りへ。イエレン議長は利上げに関してはどの会合も除外せず、7月の利上げも可能とし、ドルは買い戻しも。

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為替相場は、FOMC・経済予測値は、ほぼ予想の範囲内でサプライズはないと思われるも、イエレンFRB議長は引き続き7月のFOMCで利上げの可能性を示唆。

米金利は低下し米株は安定して推移し、ドル売りが先行するも、6月23日の英国民投票の結果次第では、7月の利上げの可能性も否定できず、ドルの買い戻しも見られる。

USDJPYは、今日昼頃に発表となる、日銀の金融政策委員会を見守る動きに、USDJPYの売りも瞬間で気で、一時5月3日の安値を割り込み105.40円台まで下落するも、再び106円台を回復。

円クロスでは、EURUSDの上昇に、EURJPYは上昇傾向を維持、AUDJPYも強含みで推移するも、GBPJPY+NZDJPYは弱く、原油価格の低下にCADJPYも売り圧力が続いている。

EURUSDは、FOMC後に1.1300まで上昇するも続かず、1.1200~1.1300のレンジ内での推移が続く。GBPUSDは、1.4150~1.4220のレンジで上下変動するも、方向性は見られず。

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FOMC=政策金利0.25~0.50%の据え置きを17名の全会一致で決定。成長は加速するも、雇用の伸びは鈍化し、経済はまだら模様。

FOMC(金利見通し・ドットチャート)=年内0.25%の2回利上げ予測は9/17人で変わらずながら、1回予測は1/17→6/17に5名増加。2017年、2018年は3月時点から下方修正。

FOMC(金利見通し・ドットチャート)昨年12月、3月、今回6月との比較。
◎FF金利値見通し中央値
2016年末=1.375→0.875→0.875%、
2017年末=2.375→1.875→1.625%、
2018年末=3.250→3.000→2.375%、

FOMC(経済予測値 3月、今回6月との比較)
GDP予想中央値 2016年2.2→2.0%、2017年2.1→2.0%、2018年2.0→2.0%
失業率中央値 2016年4.7→4.7%、2017年4.6→4.6%、2018年4.5→4.6%
コアPCE中央値 2016年1.6→1.7%、2017年1.8→1.9%、2018年2.0→2.0%

イエレンFRB議長=労働市場の改善ペースは著しく減速したものの、賃金の伸びは加速の兆候を見せており、失業率が改善の一方で、求職者が減少している。

イエレンFRB議長=強いドルは米国経済に下押し圧力。金融政策の相違が為替相場に波及。賃金の伸びは労働市場が概して健全な証拠となる。

イエレンFRB議長=インフレは予想に一致。インフレは2%に向けて上昇する証拠がある。最近1~2ヶ月の雇用統計は非常に弱い。いずれ雇用の増加ペースはおそらく鈍化するだろう。

イエレンFRB議長=利上げに関してはどの会合も除外しない、政策変更において全ての会合で可能。7月の利上げも不可能ではない。

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コンスタンシオECB副総裁=ECBスタッフ見通しの2018年インフレ率は1.6%だが、上振れの可能性がある。マイナス金利が長期にわたり維持される場合には限度がある。


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2016/06/15

2016年6月15日(水曜)欧州・米国市場序盤の動き

2016年6月15日(水曜)欧州・米国市場序盤の動き

FOMCを未明に控え、小手先のポジション調整の動きが続く。

FOMCの利上げを期待せず、ドット・チャート(経済予想値)とイエレン議長の発言待ちで、結果を見守りましょう!

欧州前半までドル売り+円売りが続くも、後半からその動きも弱まり、強いNY連銀製造業活動指数+生産者物価に、ドル買い+円買いへと流れが変化。弱い米鉱工業生産+設備稼働率にも反応は薄い。

アジア・欧州市場の株価は大幅上昇、米株も上昇からスタート。原油価格(WTI)は47ドル台後半で推移、米10年債利回りは伸びきれず、前日と変わらず。

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USDJPYは、106.40近辺を高値に、FOMC前のポジション調整による円売りも弱まり、106.00円を割り込むが、大きな動きは期待できず。

EURUSDは、大枠1.1200~40の狭いレンジで推移、FOMCを前にして動けず。

GBPUSDは、大枠1.4150~1.4215のレンジで推移。世界的なポンドショートの巻き戻しも鈍く、FOMCを前にして動けず。

AUDUSDは、続伸するも0.7400をはさみ上下10ポイントで売り買いが交錯。FOMCを前にして動けず。

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21:30    CAD 4月 製造業出荷=前月比1.0%(予想0.7% 前回-0.9%)→ 予想を上回る

21:30    USD 5月 生産者物価指数=前月比0.4%(予想0.3% 前回0.2%)、前年比-0.1%(予想 前回0.0%)、コア前月比0.3%(予想0.1%前回0.1%)、コア前年比1.2%(予想1.0% 前回0.9%)

21:30    USD 6月 NY連銀製造業景気指数=6.01(予想-5 前回-9.02)→ 予想外に強い

22:15    USD 5月 鉱工業生産=前月比-0.4%(予想-0.2% 前回0.7%)、設備稼働率=74.9%(予想75.2% 前回75.4%)→ 鉱工業生産は予想外にマイナス幅が拡大、設備稼働率も予想を下回る

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2016年6月15日(水曜)アジア・欧州市場序盤の動き

2016年6月15日(水曜)アジア・欧州市場序盤の動き

明日未明のFOMCは、恒例のことで直後の変動は大きいが継続性にとぼしいのでは? サプライズを期待できそうになく、イエレン議長の記者会見でもそれほど期待度は高くない。

まあ、ドット・チャート(経済予想値)で年内の利上げの可能性とその時期を占い、サプライズがなければ短期的な急変後は動きが弱まることになりそうで、明日昼後の日銀と黒田総裁発言が次に控えている。

もちろん、英国民投票もリスクも世論調査を通じて十分に注意しなければならない。

米日金融政策の発表というイベントリスクを直前にして、市場はポジション調整の動きが活発に見られた。

為替相場は、日経平均株価は久々に前日比でプラスで終わり、弱い原油価格にも、USDJPYは106円台を維持し、久しぶりにドル安+円全面安の展開が続いている。

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USDJPYは、原油価格が続落の中で、株価も何とか上昇で終わり、米日金融政策を直前にしたポジション調整に緩やかな上昇。この動きを予測した利食いの円売りが今日の市場をリードしている。

FOMC、日銀とサプライズがなければ、来週の英国民投票のリスクが重くのしかかり、円高相場が復活する可能性は十分あると思えてならない。

全てのリスクが現実化されたわけではなく、USDJPYの戻りも107円台までは期待できそうにない。


EURUSDは、引き続き心配でならない。米日金融政策とは別の世界で、独10年債利回りがマイナスに変化したことは、リスク資産の買いとはいえ、歴史的な動きを感じる。英国のEU離脱の可能性の高まりが根底に残り、EURの買い戻しも勢いがみられない。

欧州市場に入るとさらなる上昇となるのか? 1.1320台を超えてこないと続落リスクが心配でならない。


AUDUSDは、0.7400を超えて買い安心感を見ることができるのか? 潜在的な豪ドルの強さはさておき、0.7350~0.7400の50ポイントレンジのどちらに抜け出すのだろうか? どうも雰囲気は下落リスクが強そうに思えてならない。

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NZD 第1四半期 経常収支=13.06億NZドル(予想10.5億NZドル 前回-26.14億NZドル)→ 予想を上回るもNZ買いは限定的

AUD 6月 ウエストパック消費者信頼感指数=102.2(予想 前回103.2)

FRN 5月 消費者物価指数・改定値=前月比予想0.4% 前回0.4%、前年比予想-0.1% 前回-0.1%、HICP前月比0.5%(予想0.4% 前回0.1%)、HICP前年比0.1%(予想0.0% 前回-0.1%)

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2016年6月14日(火曜)欧州・米国市場序盤の動き

2016年6月14日(火曜)欧州・米国市場序盤の動き

アジア・欧州市場で続く株価の下落が続くも、米株のスタートは小幅な下げにとどまる。原油価格(WTI)は48ドル台後半へと強含み、米金利は弱含みで推移。

原油価格の持ち直しや、米株が小幅な下げからスタートし、AUD+NZD+CADは売りも収まり買い戻しの流れが強まる。

市場のセンチメントはやや複雑で、リスク回避の行動をとりながらも、15日FOMC、16日日銀金融政策委員会、23日の英国民投票を前にして、投機的なポジションを積み上げるにも限界があるのでは!

ドル円は、弱いアジア・欧州市場の株価に円高のが続き、105.60台をボトムに下げ止まる。原油価格+米株の動きに連動し106円台を回復。市場センチメントは円高で、106.30近辺の上値が徐々に重くなり、105.60~106.30のレンジに収斂。これらの水準を超えられるかが、目先のポイント。

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英CPIは、前年比0.3%と前回と変わらず伸び悩む。

ユーロ圏鉱工業生産は、前月比1.1%、前年比2.0%と強い数字となる。

米輸入物価指数は、前月比1.4%と2012年3月来の高水準、前年比は-5.0%と前回よりは改善するも依然としてマイナス幅は大きい。

米小売売上高は、前月比0.5%と前回1.3%から低下するも、予想0.3%を上回る。

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国際エネルギー機関(IEA)月報=石油の需給について、今年下半期に均衡するが、来年上半期には再び供給超過になる。

独10年債利回りは初のマイナス、英国債利回りは、過去最低を更新。日本の国債利回りは5、20、30年物利回りは過去最低を更新。

英国民投票世論調査=3社4つの調査で、離脱支持はが残留支持を上回る。ブックメーカーでもEU離脱派が23.7→32.6%へ拡大。

2016年6月15日(水曜)昨日14日 海外市場の動き

2016年6月15日(水曜)昨日14日 海外市場の動き

FOMCを明日未明、日銀の金融政策委員会を明日昼頃に控え、円買いも一服。

米経済市場は強弱混在で、強い米輸入物価指数+企業売上高、弱い小売売上高+企業在庫。ただし、FOMCを直前に控え動きは緩慢。

為替市場は、ドル買いの流れは変わらず、円買いも一服。英国民投票の世論調査は離脱を支持、EUR+GBPの売りプレッシャーは変わらず。AUD+NZD+CADも強さは感じられず。

原油価格(WTI)は48.39と弱く、ダウ平均は17,674.82と-57.66(-0.33%)低下、米10年債利回りは1.62%と1.565%のボトムから回復するも上昇力は鈍い。

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USDJPYは、動きは緩慢で円買いも一服。5月3日の安値105.55円を試す動きが加速し、一時105.60台まで値下げるも、安値更新に失敗。FOMCとBOJの結果を見守る動きも強まり、米株安にも積極的な円買いも見られず、大枠105.60~106.20のレンジへ。

EURUSD+GBPUSDは、英国民投票の世論調査は離脱支持が拡大、売り圧力は続くもFOMCを前に控え動きは鈍い。

EURUSDは、1.1200を割り込み1.1180台まで続落するも売り圧力は弱く、1.1200を中心にした小幅な値動きへ。

GBPUSDは、1.4100を割り込み、GBPクロスでの動きの影響も強く続落傾向は続く。上下の変動幅は相変わらず大きいが、1.4100を割り込んでからは売り圧力も弱まる。

英国民投票を来週に控えた世論調査の結果は、多くの世論調査で離脱派が残留派を上回っている。

市場参加者にリスクヘッジを続けさせるように、独10年債利回りはマイナスへ、英国や日本も過去最低を更新へ。為替市場では、GBP+EUR売りの流れが止まらず。

ただし、ブックメーカーのオッズは引き続き残留派が大勢を占めており、実際のところふたを開けるまではどちらに転ぶかは不透明。

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アトランタ連銀GDPNow=第2四半期GDP予想値は2.5%→2.8%へ上方修正。

TNS世論調査=英国のEU離脱支持47%、残留支持40%、未定13%と残留支持が拡大。

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2016/06/14

2016年6月14日(火曜)アジア・欧州市場の動き

2016年6月14日(火曜)アジア・欧州市場の動き

株安+ドル高+円高の流れが続く。

日経平均株価は4日連続の下落で、15,900を割り込み、マザーズは1000円近く10.33%と大幅な下落となった。

為替市場は、リスク回避の行動パターンにUSD高で、EUR+GBP+AUDは弱く、NZD+CADもさえない。USD以外で元気なのは株安によるJPY買いで、USDJPYは下落しJPYはクロスでも全面高。

現在のところ、重要な経済指標発表はなく、日本の鉱工業生産は上方修正されるも、設備稼働率は-1.0%と弱い。

注目は、英CPI、米輸入物価指数+米小売り売上高となるも、明日、明後日の米日金融政策の発表を前にして、経済指標での相場変動も期待薄。

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USDJPYは、日本株の続落は若干の恐怖心を覚え、株安=円高の方程式が続く。欧州勢の参入に5月3日の安値105.55円を試す動きが加速し、一時105.60台まで値下げるも、安値更新に失敗。一時106.08近辺まで値を戻すも、106.10円の上値は重く、円高圧力の終了は感じられず。

EURUSDは、1.1300を維持できず続落。1.1200を割り込むと更なる下げ余地が出てくるが、米日金融政の発表直前で相場を動かすことができるのかは疑問。直近の安値は1.1230、1.1238と、1.1200~30台では買い圧力が強まることも予想され、1.1200~1.1300のレンジか、1.1150~1.1280のレンジかのいずれかを期待。

AUDUSDは、原油価格の伸び悩みの影響もあり続落止まらず。9日の0.7500の大台から0.7340台まで続落、GBPAUDの買い戻しが要因なのか、AUDJPYの売りがリードしたのか、200時間MAの0.7370台を割りこみ売りの流れが加速。ただし、他の主要通貨と比較すると、水準的には安定しているように思えてならない。

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余談ですが!


余談ですが!

昨日、ICM世論調査で間違えた残留支持拡大との報道にポンドが一時買われ、後に発表された正しい最新のICMの世論調査の結果、離脱支持50%と残留支持を輪回りポンド安が続いている。

そんな中で、「スター・ウォーズ」に登場するジェダイマスター、「ヨーダ」を名乗る人物のツイートに離脱支持派がリードしたと予測がマスコミに流れていた。

予測値はICMの離脱支持50%のデータと一致し、ポンド相場で材料視されたという。

正に、最近の為替相場の変動の背景には、リスク回避をお題目とした思惑が渦巻いており、通貨によってはオプションのボラティリティーは歴史的な水準となっている。

そんなことは十分承知しており、当たり前のことと言われそうだが、極短期の取引は別として、明日15・16日の米日金融政策と、来週23日の英国民投票の結果を見るまでは、本当の世界が見えてこない。

ただ、これれが全て終わったからと言って、世の中がどのように変化するのだろうか? 

期待と予想は! 日銀は追加緩和の可能性は消えず、FOMCは金利据え置き、英国はEU残留! 予想通りになればポンド高と信じているのですが。

オプションでヘッジしようにも、VOLが高すぎて買いはできず、キャッシュ(Fx)で買うとするとポンド続落傾向が止まらず、難しい。

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2016年6月14日(火曜)昨日13日、海外市場の動き

2016年6月14日(火曜)昨日13日、海外市場の動き

米株が一時強くポジション調整が強まるも、終わってみれば米株も続落しリスク回避の流れは変わらず。

英ブックメーカーではEU離脱の予想オッズが上昇、世論調査は離脱・残留は引き続き拮抗するも、離脱支持の拡大へ、EURとGBPの売りは一服で利食いの買い戻しが目立つ。

NYダウは強含みでオープンするも弱さが目立ち、17,732.48(-132.86-0.74%)と続落、原油価格(WTI)は一時49ドル台を回復するも48.59(-0.48-0.98%)と弱い。米10年債利回りは1.6%台と低下傾向が続く。DXYは続落し、CRYは小幅上昇、VIXは21台へ続伸。

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為替相場のテーマは、英国民投票でEU離脱支持拡大、日銀の追加緩和の不透明感の強まり、FOMCの利上げ観測の後退、原油価格の上げ止まりなど、リスク回避の流れは変わらず。

USDJPYは、アジア・欧州と106円割れを試しながらも、105.70円台をボトムに下げ止まり、106円近辺で推移。米株が強含みで推移すると、ポジション調整の円売りが拡大し106.50台まで値を戻す。

しかし、米株は続落し値を崩し、原油価格は続落、リスク回避の流れが再開し、再び106円近くまで値を下げるも、円買いが加速する動きは弱い。

EURUSDは、続伸し一時1.13台を回復。1.12台を維持しながら、英国民投票の世論調査で上下しながらも上昇へ。引き続きEURGBPの影響もあり狭いレンジでの推移となっているが、1.13台を維持できるか? ダウンサイドリスクは変わらず。

GBPUSDは、英国民投票の世論調査でEU残留支持拡大の報道に一時上昇するも、1.4300台の上値は重く、1.4200まで一時下落し、1.42~1.43のレンジへ。EU離脱支持が逆に優勢の報道にポンドのヘッジコストは高止まり、ダウンサイドリスクは変わらないが、1.4200以下は二日連続で押し戻されており、利食いのポンド買いが強くなっている。

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ICMの新しい世論調査2つ=電話調査は、離脱支持50%、残留支持4445%、オンライン調査、離脱支持49%、残留支持44%と、今までの調査では残留支持が優勢だったが逆転している。

IMFカナダ経済年次審査報告書=原油相場急落によるマクロ経済、および金融への影響はまだすべて顕在化していない。状況が悪化するようなら追加の財政支援を検討すべき。

IMFカナダ経済年次審査報告書=成長は今年、通貨安や緩和的な金融、財政政策にで持ち直すと見込むが、原油相場をめぐる不透明感に加え、世界経済の成長の困難や国内の脆弱性が高止まりし、見通しに対するリスクは下向き。

NY連銀調査=3年後の期待インフレ率調査の中央値2.8→2.7%へ低下、1月の調査開始3年来の低水準だった2.5%からは上昇。