2016/06/28

2016年6月28日(火曜)アジア・欧州市場序盤の動き

2016年6月28日(火曜)アジア・欧州市場序盤の動き

株価は何とか落ち着きを取り戻し、ドル売りの流れへ。ドル円は102円前後でこう着するも、円クロスでは円売りの動きへ。

日経平均株価は下落から値を戻し、小幅な上昇へ+13.93(+0.09%)。欧州市場に入り欧州株は強く、GBPUSD+EURUSDの買いの流れを継続し、AUDUSD+NZDUSDも買いの流れを継続。USDCADは、原油価格(WTI)は47ドル台を回復し、続落しカナダドル高が続く。

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USDJPYは、朝方の株安時につけた101.55円をボトムに、相変わらず101.50以下は底堅く、逆に、102.50円以上の上値が重い、102円を中心とした値動きとなっている。他の主要通貨では円は弱く、全体的に底堅く推移。終盤にかけては欧州株高の流れに、102円台での取引が続くも、全体的にこう着状態は変わらず。

EURUSDは、1.1000をボトムに下げ止まり、利食いの買いが先行し、欧州株高の大幅上昇流れに、英国のEU離脱によるサプライズの流れは小休止。1.1070台まで値を戻すも、動きは緩慢で、積極的なユーロ買いも見られず。

GBPUSDは、1.3200をボトムに1.3330台まで上昇、欧州市場に入り株高による安心感に1.3340台で推移するも、積極的にポンドをロングにする動きも見られず、ポジション調整や利食いが中心。

AUDUSD+NZDUSDも、買い戻しが中心の流れに、AUDUSDは0.74台へ上昇、NZDUSDも0.7080台へと上昇、円クロスでも上昇の流れへ。

USDCADは、原油価格の上昇もあり、カナダドル買いの流れが続き、1.3080→1.2970台まで続落。強さが目立っている。

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中国人民銀行=英国のEU離脱後も、人民元に対する市場の見通しは安定している。為替政策で投資家への安心感維持に努めた。

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