2016/06/12

今週の主な材料(6月13日~6月17日)

今週の主な材料(6月13日~6月17日)

今週は、日米金融政策を筆頭に、相場変動のイベントが豊富な週で、来週の英国民投票を前により波乱の相場が予想され、得にポンドの変動はより高まる可能性が高くなっていいる。


そのために、すでに相場に織り込まれているとは思われるも、リスク回避行動は今週も続く可能性が高く、それに備えたポジションメークが必要では?

=======================================
≪今週の注目材料≫

6/15(水)  
→ 英雇用統計、OIL失業率は5.1%と変わらずの予想で、失業保険申請件数と平均賃金の伸び率が注目されますが、来週の英国民投票を直前に控え、点発的な動きにとどまる可能性が高い。

6/15(水)
→ FOMC、政策金利は政策金利0.25-0.50%の据え置きを予想、同時発表の経済予想値や、イエレンFRB議長の記者会見で、今後の金融政策の流れを確認。

6/16(木)  
→ NZ、第4四半期GDPは、前期比予想0.5% 前回0.9%と、低下の予想となっているが、いつもながら予想外の数字での変動は高い。

6/16(木)
→ 豪州、雇用統計:失業率の予想は5.7%と変わらず、新規雇用者数=予想15,000 前回10,800人と増加が見込まれている。

6/16(木)
→ 日銀金融政策決定会合+黒田日銀総裁記者会見は、政策金利0.0-0.1%の据え置きを予想、日銀の当座預金は、据え置きと-0.2%へのマイナス幅拡大も予想されており、黒田総裁の記者会見と共に、波乱が予想される。

6/16(木)
→ BOE金融政では、政策金利0.5%、資産買い入れ枠3750億ポンドの据え置きを、9対0で決定を予想、議事録も同時公表されるも、英国民投票を直前にして変更は期待できず、動きも限定的と思われる。

6/16(木)
→ 米CPIは、前月比予想0.3% 前回0.4%、前年比予想1.1% 前回1.1%、コア前月比=予想0.2% 前回0.2%、コア前年比予想2.2% 前回2.1%と、大きな変化は期待できにくい。

6/17(金)
→ カナダCPIは、前月比予想0.6% 前回0.3%、前年比予想1.7% 前回1.7%、コア前月比予想0.2% 前回0.2%、コア前年比予想2.0% 前回2.2%と、前月比では上昇が期待できる。

=======================================

≪今後の注目材料≫

6/21(火)
→ イエレンFRB議長半期に一度の議会証言(日本時間23:00時)
EU国民投票の直前だけに動きにくい点は避けられないが、7月27日に利上げ期待を持つことができるのか?それとも、9月21日、11月2日、12月14日に持越しとなるのか? 重要は発言。


6/23(木)
→ EU離脱を問う英国民投票 
世論調査では離脱支持が残留支持を上回り、市場ではリスク回避行動が強まり、ポンドはユーロとともに下落基調が続いています。政府・経済界・金融界と残留支持キャンペーンが続き、残留支持を盛り返すことができるのか? ポンド相場の変動は避けられそうにありません。


※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※


その他は、経済指標の予定表をご覧ください。


※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※