2016/06/27

2016年6月27日(月曜)アジア・欧州市場の動き

2016年6月27日(月曜)アジア・欧州市場の動き

嵐の週末の金曜日が過ぎ、週明け月曜日は次の嵐を予期していたが、結果は薄曇りで極端な変動はなかったが、ドル買いの流れが続いている。

日経平均株価は、予想外とでもいえる+357.19(+2.33%)へ上昇、欧州株はやや値を下げてスタートしている。原油価格は47.80台と小幅上昇。

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為替相場は、嵐が過ぎ去った確たる兆候も見られず、リスク回避の流れに怯えながら、ドル円の戻り売り圧力は変わらず。

特に102.50円が大きなポイントで、102.50~103.50を超えるまでは、流れの変化は期待薄。

ドル円相場は、先週の流れを引き継ぎぐ円安期待、政府・日銀緊急会合を期待+日本株高の円安期待と、相反する思惑に101.50~102.50円の1円幅で上下変動となった。

英国のEU離脱の影響をもろに受ける、ユーロとポンドは、共に週明けオープン開始直後から売りが強く、予想外にレンジ内の動きとなったが、ボトムアウトの兆候は見られず。

ユーロドルは、先週末の終値近辺となる1.1060~70を高値に、1.0980台をボトムにした値動きとなった。

ポンドドルは、先週末の終値1.3660近辺からギャップを空け、1.3430台からスタート、一時1.3350台まで値を下げたが、再び1.3470台を回復。約100ポイントレンジで推移。

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世論調査サーベイション=スコットランド独立の是非を問う2度目の住民投票=44.7%反対、41.9%賛成。2014年の国民投票では55%対45%で残留。

政府・日銀緊急会合
安倍首相=黒田日銀総裁と話をし主要国の中央銀行の間で緊密に強調することで合意した。日銀に対しては、G7で連携し、流動性を確保するように支持。G7の結束でリスクの芽を摘む。国際協調が必要。

麻生財務相=首相からは市場の安定へいろいろ対応してほしいとの指示を受けた。

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