2016/06/15

2016年6月15日(水曜)昨日14日 海外市場の動き

2016年6月15日(水曜)昨日14日 海外市場の動き

FOMCを明日未明、日銀の金融政策委員会を明日昼頃に控え、円買いも一服。

米経済市場は強弱混在で、強い米輸入物価指数+企業売上高、弱い小売売上高+企業在庫。ただし、FOMCを直前に控え動きは緩慢。

為替市場は、ドル買いの流れは変わらず、円買いも一服。英国民投票の世論調査は離脱を支持、EUR+GBPの売りプレッシャーは変わらず。AUD+NZD+CADも強さは感じられず。

原油価格(WTI)は48.39と弱く、ダウ平均は17,674.82と-57.66(-0.33%)低下、米10年債利回りは1.62%と1.565%のボトムから回復するも上昇力は鈍い。

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USDJPYは、動きは緩慢で円買いも一服。5月3日の安値105.55円を試す動きが加速し、一時105.60台まで値下げるも、安値更新に失敗。FOMCとBOJの結果を見守る動きも強まり、米株安にも積極的な円買いも見られず、大枠105.60~106.20のレンジへ。

EURUSD+GBPUSDは、英国民投票の世論調査は離脱支持が拡大、売り圧力は続くもFOMCを前に控え動きは鈍い。

EURUSDは、1.1200を割り込み1.1180台まで続落するも売り圧力は弱く、1.1200を中心にした小幅な値動きへ。

GBPUSDは、1.4100を割り込み、GBPクロスでの動きの影響も強く続落傾向は続く。上下の変動幅は相変わらず大きいが、1.4100を割り込んでからは売り圧力も弱まる。

英国民投票を来週に控えた世論調査の結果は、多くの世論調査で離脱派が残留派を上回っている。

市場参加者にリスクヘッジを続けさせるように、独10年債利回りはマイナスへ、英国や日本も過去最低を更新へ。為替市場では、GBP+EUR売りの流れが止まらず。

ただし、ブックメーカーのオッズは引き続き残留派が大勢を占めており、実際のところふたを開けるまではどちらに転ぶかは不透明。

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アトランタ連銀GDPNow=第2四半期GDP予想値は2.5%→2.8%へ上方修正。

TNS世論調査=英国のEU離脱支持47%、残留支持40%、未定13%と残留支持が拡大。

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