2016/06/17

2016年6月17日(金曜)アジア・欧州市場序盤の動き

2016年6月17日(金曜)アジア・欧州市場序盤の動き

FOMCと日銀の嵐も過ぎ、英国民投票を前にした悲劇も加わり、やや気勢を削がれた週末の金曜日。

日経平均株価は+165.52(+1.07%)の上昇、欧州市場の序盤も株高からスタート。ただし、日本のマザーズは-9.23(-0.96%)低下、原油価格(WTI)は46.70ドルへと上昇。

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アジア市場は出だしこそ、株高の流れにドル売り+円売りにが加速するも、相場が大幅に反応するようなフレッシュな材料を見つけることはできでいる。

結果的に終盤にかけて元の水準に逆戻りしている通貨ペアが多くなっているが、欧州市場の序盤は、株価も強く独10年債利回りもプラスへと変化し、EURUSD+GBPUSD+AUDUSD+NZDUSDは上昇。

USDJPYだけが円クロスの影響と、円独自の円ショーをヘッジする動きに104.50円以上を維持できず、上値は重くなっているが、104円台を割り込むような売りも見当たらない。

結局のところ、海外市場で最重要な指標の発表もなく、23日の国民投票の結果を分るまでは、世論調査の数字の変化で、ポンドが動き、ドル相場と円相場が動く流れが変わりそうにない。

サプライズは、ジョー・コックス氏の悲劇に、市場が期待している英国民投票の世論調査で本当に残留支持派が急増することになるのだろうか?

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