2016/06/19

今週の主な材料(6月20日~6月24日) 23日の英国民投票が全て!

今週の主な材料(6月20日~6月24日) 23日の英国民投票が全て!

相場へのインパクトは、英国民投票が99%、イエレン議長議会証言が1%?!

今週の最重要イベントは、23日の「EU離脱を問う英国民投票」で、この結果が相場を動かすといっても過言ではありません。

事前の世論調査では離脱支持派と残留派が拮抗する中で、やや離脱支持が上回る結果となっており、当然それに向けたリスクヘッジが積極的に推し進められており、ポンドのボラティリティーは先週末時点で1W=49%と激しいものがあります。

次に重要な予定は、21日(上院)、22日(下院)のイエレンFRB議長の半期に一度の議会証言です。通常ならば期待値が高く、相場変動も望めるのですが、翌23日の英国民投票の直前の開催だけに、7月29日の次回FOMCの行動を読み取ることも難しく相場を動かすことはできないでしょう!

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≪今週の注目材料≫

6/20(月)
→ 黒田日銀総裁発言ですが、先週の金融政策決定会合後の会見以外になにも期待できそうにありません。

6/21(火) 
→ 豪中銀議事録公開(6月7日分)で、政策金利1.75%を据え置き、一部追加緩和の期待があったのか、発表後にAUDが上昇していましたが、今回はどうなるのでしょうか? AUD相場の変動要因です。

→ ドラギECB総裁欧州議会で発言ですが、英国民投票を直前にしサプライズは期待できそうにありません。

→ イエレンFRB議長上院で 半期に一度の議会証言(英国民投票前で、影響度は極端に低下)

6/22(水)
→ イエレンFRB議長下院で 半期に一度の議会証言(英国民投票前で、影響度は極端に低下)

6/23(木)
→ 英国 EU離脱を問う国民投票(投票開始は、日本時間午後3時~24日午前6時に終了)余談ですが、投票用紙には「英国は欧州連合のメンバーにとどまるべきですか、それとも欧州連合を離脱するべきですか」という形式です。

マスコミは現時点で、出口調査の計画はしていません。日本時間24日午前6時から開票が始まり、10時半に大半の選挙区が集計を発表する予定です。

6/23(金)
→ 耐久財受注、英国民投票の影響で相場変動が続いていることが予想され、経済指標による変動は期待できず。

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《詳しくは別途予定表をご覧ください》