2016/06/10

2016年6月10日(金曜)アジア・欧州市場序盤の動き

2016年6月10日(金曜)アジア・欧州市場序盤の動き

週末金曜日のアジア・欧州市場序盤の為替相場は、弱いリスク回避の動きに、USD+JPYが上昇、欧州勢はEURGBPの買い戻しからスタート。

原油価格(WTI)は下落し50ドルを割り込み、日経平均株価も御枠-67.05(-0.40%)下落。

中国は休日が続き、カナダの雇用統計と、米ミシガン大消費者信頼感以外は、主要な経済指標の発表もなく、原油安+株安に、AUD+NZD+CADなど、資源関連の通貨は弱い。

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週末の金曜日で、土日曜の間に、英国民投票の世論調査でサプライズはないとも限らず、積極的にGBP関連のポジションを取ることもできず、円高トレンドを狙いながら、USDJPYは戻り売りを継続するも、107円割れからのスタートはリスクが高い。」

今日動きをみると、USDJPY106.70円以下は堅く、そう簡単にこの水準以下を割り込むことも考えにくい。現状では106.70~107.20円のレンジで取引が続き、しばらくはこのレンジで推移する以外にはイメージを描くことはできず。

ポジション調整の日とトレンドを重視の日かと思いながらも、米株が強いと、円買いの巻き戻し圧力が強まりそうなので、注意している。

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13:30    JPY 4月 第3次産業活動指数=1.4%(予想0.7% 前回-0.7→-0.5%)→ 予想を大幅に上回る

15:00    GER 5月 消費者物価指数・確定値=前月比0.3%(予想0.3% 前回0.3%)、、前年比0.1%(予想0.1% 前回0.1%)、HICP前月比0.4%(予想0.4% 前回0.4%)、HIPC前年比0.0%(予想0.0% 前回0.0%)

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