2016/06/08

2016年6月8日(水曜)アジア・欧州市場序盤の動き

2016年6月8日(水曜)アジア・欧州市場序盤の動き

日経平均株価は+155.47(+0.93%)上昇、原油価格(WTI)は50ドル台半ば近辺を維持。

三菱東京UFJ銀行は、国債市場特別参加者の資格返上を検討との報道。すわ~、日銀は日本最大の金融機関から見放されたか! との思いが強まったが、日本の株価は底堅く一時下げた後に上昇し、杞憂に終わった。

USDJPYは、三菱東京UFJ銀行の報道に円買いが強まるも、日本株高=円安の方程式通りで、日本のGDP改定値が速報値を上回り、円買いが加速。USDJPYも一時108.70円台まで続落したが、106円台は相変わらず実需筋の買いは厚く、107.20円台まで値を戻すも、大きな動きとはならず。

AUDUSDは、早朝から売りが続き0.7430台まで下落、中国の貿易収支の輸入額のマイナス幅は、2014年10月にマイナスに転じて以来最小の赤字額で、大幅に縮小し一時0.7460台まで上昇し、0.7430~0.7465のレンジ相場を維持。

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日本のGDPは、前期比0.5%(予想0.5% 前回0.4%)、前年比1.9%(予想2.0% 前回1.7%)→ 前期比、前年比共に速報値から上方修正される。

昼過ぎ、中国の貿易収支は、499.8億ドル(予想558億ドル 前回455.62億ドル)、輸出=前年比-4.1%(予想-4.1% 前回-1.8%)、輸入=前年比-0.4%(予想-6.7% 前回-10.9%)→ 輸入額のマイナス幅あ2014年10月にマイナスに転じて以来最小の赤字額で、大幅に縮小し豪ドル買いが強まる。

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