2016/6/9 アジア/欧州市場序盤
為替市場は、早朝に金利を据え置いたNZ以外は動きは緩慢。
日本株は弱く、原油価格は51ドル台半ばで確り、円相場は円高傾向を維持。
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NZの政策金利の予想は、据え置きと利下げが拮抗していたが、全体的にNZドルは上昇傾向の中での据え置き発表にも関わらず、順張り相場で、NZドルは急伸し全面高。
結果を受け、NZDUSDは0.7010→0.7150近くへ、NZDJPYも75.00→76.30円近くへと、予想外に反応は強く、資源価格の上昇＋世界的株高＋米金利の低下によるリスク許容度の高まりも要因の一つと思える。
このような値動きは、AUDUSDも同様と思われるが、今日のリスクを前にした、AUDNZDロングの巻き戻しと思われるが、AUDUSDは以外に上値は重い。
USDJPYは121.50円の壁を死守。上値は徐々に切り下がり107.20円の上値は重く遅かれ早かれこの水準を試さずに済みそうにはないが、どこまで短期間で下落できるかは疑問。
EURUSDは1.1100のボトムを維持しながら、米追加利上げ観測のの後退に1.1410台へと上昇。英国のEU離脱の可能性を意識しながらも1.1350をボトムを続けることができるか？ 少なくとも今はボトム感が強まっている。
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【経済指標の結果】
◎6:00 NZD NZ中銀金融政策発表＝2.25％の政策金利の据え置きを決定、→ 市場予想は利下げと据え置き別れており発表直後からNZドル買いが強まる
◎8:01 GBP 5月 RICS住宅価格＝前月比19（予想35 前回41→39）
◎10:30 CNH 5月 消費者物価指数＝前月比－0.5％（予想－0.2％ 前回－0.2％）、前年比2.0％（予想2.3％ 前回2.3％）→ 予想を下回る
◎10:30 CNH 5月 生産者物価指数＝前年比－2.8％（予想－3.2％ 前回－3.4％）
◎14:45 CHF 5月 失業率＝3.5％（ 予想3.5％ 前回3.5％）
◎15:00 GER 4月 貿易収支＝240億ユーロ（予想228億ユーロ 前回260→237億ユーロ）、経常収支＝288億ユーロ（予想223億ユーロ 前回304→億ユーロ、輸出＝前月比0.0％（予想－0.6％ 前回1.9％）、前年比－0.2％（予想1.2％ 前回－2.3％）→ 予想を上回るも前月は下方修正へ
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【発言・発表】
◎ウィーラーNZ中銀総裁声明＝2.25％の政策金利の据え置きを決定、→ 市場予想は利下げと据え置きに別れて、発表直後からNZドル買いが強まる。
◎ウィーラーNZ中銀総裁声明＝一段の政策緩和が必要になる可能性。為替レートは適切な水準より高い。政策は引き続き緩和的。緩和的政策でインフレ率が上向くと予想。
◎ウィーラーNZ中銀総裁声明＝一段の緩和政策が必要となるかも可能性も。中銀はインフレ率が加速すると見込んでいると。
◎日本の機械受注＝前月比－11.0％（予想－3.8％ 前回5.5％）、前年比－8.2％（予想－2.3％ 前回3.2％）。民間設備投資の先行指標となる「船舶・電力を除く民需」の受注額が前月比で11.0％減の7963億円となり、2カ月ぶりにマイナスとなった。
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