2019/12/25

2019年12月25日(水)昨日24日、海外市場の動き(午前5時半ごろの動き)

2019年12月25日(水)昨日24日、海外市場の動き(午前5時半ごろの動き)

世の中はクリスマス全開。経済指標の発表や発言もほぼ見られず(トランプ氏+リッチモンド連銀景況観指数を除く)。今日もクリスマスで市場はほぼ休場状態。あ

欧州各国の多くは休場、米国市場は株・債券市場は短縮取引。原油価格(WTI)はロシアがOPECとの協調減産を継続と米中通商協議の第1弾署名を直前にアジア市場の60.47→61.16。

米10年債利回りは堅調な5年債入札受け1.947→1.9%割れまで急低下。ダウは前日比-36.08(-0.13%)で下落し、短縮取引の中で終了した。

トランプ大統領は、米中は貿易合意に関して署名式を行と記者団に発言。米リッチモンド連銀製造業景況指数12月は、-6と予想1前回-1と、予想外に悪化。

海外市場の為替相場は、クリスマス休暇の中で動きは緩慢。USDJPYは米株や米債利回りの変化にも動ぜず、109.33~42の9ポイントレンジで動きは見られず。

EURUSDは、欧州時間で一時前日の安値1.1070とほぼ同水準まで値を下げるも、結局は1.1093とアジア市場の高値1.1094近くへ値を戻し、終値ベースでも前日とほぼ変わらず。

GBPUSDは、1.2922をボトムに薄商いの中で終盤には1.2970まで上昇するも、特に材料は見当たらず超閑散な中での動き。

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トランプ大統領(米中は貿易合意に関して署名式を行う)
〇中国の習近平国家主席と第1段階の米中通商合意に署名する調印式を行う
〇われわれは署名を望んでいるためより迅速に署名を行うだろう。合意は完了している。目下翻訳中。

メキシコの業界団体、USMCAの微修正による輸出鈍化を懸念
〇1994年のNAFTAに代わる新協定「米・メキシコ・カナダ協定(USMCA)」は今月、メキシコでより厳しい労働基準を確保するために行われた数カ月間にわたる協議の後、条件を改定して合意された。
〇米国は、メキシコが不当に米国の競合企業より安売りしないようにするため、メキシコの労働慣行を監視する検査官の派遣を提案していた。メキシコはこの提案に抵抗し、両国は最終的にメキシコの労働法順守を監視する委員会設置を付属文書にすることで合意した。
〇しかし、メキシコ企業は委員会を通じた紛争の解決方法が、輸出活動を妨げる可能性を懸念している。

堅調な5年債入札受け米債利回り低下
〇米債券市場ではクリスマスを控え商いが細る中、5年債入札が堅調な需要に、国債価格が上昇。
〇10年債利回りは1.947→1.9%割れまで急低下。

原油価格上昇
〇クリスマス休暇を控えた閑散相場の中で上昇した。ロシアがOPECとの協調減産を継続するとの見方を示したことを受けた。米中通商合意を巡る楽観も支援材料
〇WTIはアジア市場の60.47→61.16まで上昇。

米リッチモンド連銀製造業景況指数
〇12月は-6と予想1前回-1と、予想外に悪化。

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