2019/12/21

最新のIMMポジションから (12月21日)

最新のIMMポジションから (12月21日)

集計日が12月17日(火)の最新データのIMMポジションでは、7通貨(円、ユーロ、ポンド、スイス、カナダドル、豪ドル、NZドル)のネットポジションの合計は-196,236(12月10日)→-168,214(12月17日)と+28,022で3週連続して通貨のショートポジションが減少しています。

ネットポジションでは、引き続きカナダドルを除く通貨のショートは変わらず、総じてドル高思考にありますが、前週比では、ポンド(+16,859)とNZドル(+17,123)の増加と目立っており、逆にカナダドル(-9,550)と豪ドル(-9,770)と減少が目立つのが特徴とも言えそうです。

もっとも、FX相場で集計日の終値を比較すると、GBPUSD1.3155→1.3194と上昇していますが、集計後には逆に値を下げ先週は1.2995で終了。NZDUSDも0.6545→0.6574と上昇し先週は0.6602で終了してはいますが上昇幅は限定的でした。

そのポンドですが、総選挙で与党保守党が大勝した影響を強く受け、ネットポジションは-5,780コントラクトまで減少、歴史的なショートからロングへ変化する期待が高まっています。ポンドは4月16の週に一週間だけネットでロングになっていましたが、大勢は昨年の6月19日から長期間続いた流れが変わるのでしょうか?

円は2週連続でショートが減少していますが、トータルのショートポジションは-42,062コントラクトと大きな変化は見られません。

ユーロの2週連続でショートが減少していますが、ネットポジションは-65,694コントラクトとこちらも大きな変化は感じられません。

詳しくは別表をご覧ください。

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