2015/10/30

2015年10月30日(金曜)欧州・米国市場序盤の動き

015年10月30日(金曜)欧州・米国市場序盤の動き ドル買いの流れでも、弱い米経済指標に月末需要のドル売りが強まるが、引き続きドル高基調は変わらず。 前日の米中古住宅販売成約、今日の米ミシガン大学消費者信頼感指数と弱く米株はマイナス圏へと落ち込み、米金利は伸び悩み、ドル売りの流れが続く。 USDJPYは、アジア市場では、一部で期待された日銀の追加緩和もなく、直後は円買いが強まるり120.20円台へ。 しかし、経済・物価見通しを下方修正し、2%の物価目標の到達時期をさら後退させ、補正予算の期待も強く株高に、円売りが加速。さらに、「経済・物価情勢の展望」でも、15年、16年のGDPとCPI見通しを下方修正し、逆に円売りが加速し121.40円台へ。 今度は、121.50円をトップに週末・月末のポジション調整や、実需の売りが厚く、120.20円台へと逆戻り、ドル円らしくない上下変動の激しい展開が続いている。 EURUSDは、欧州市場の1.0960台をボトムに、先日のドイツに次、ユーロ圏のCPIも前年比0.0%とマイナスを脱した上昇、弱い米経済指標も加わり、1.1020 ~30を超えストップの買い+月末のEUR買いに1.1070台へと上昇が続いている。 GBPUSDも、1.5300台をボトムに欧米市場で続伸、弱い米経済指標に1.5390台へ上昇へ。 ※※※※※※※※※※※※※※ 日本の全国CPIは前年比0.0%と前回より低下、コアは前月と変わらず予想よりマイナス幅は減少、コアコアは前月より上昇し予想と変わらず。 黒田日銀総裁=物価2%程度に達するのは2016年度後半ごろ。15年度から16年度にかけて潜在成長率上回る成長続ける。 ドイツに次、ユーロ圏のCPIも前年比0.0%とマイナスを脱した。