2015/10/08

2015年10月8日(木曜)昨日7日、海外市場の動き

2015年10月8日(木曜)昨日7日、海外市場の動き

GBPの強さが目立ち、原油価格の下げの変化にドル買い戻しが続くも、値動きは限定的。

米株は上昇、米債利回りは上昇、原油価格は下落、金価格は横ばい。

米国市場に入り、石油在庫の増加に原油価格は下落、週間MBA住宅ローン申請指数は強く、アジア・欧州市場から続いたドル売りは弱まる。しかし、GBPUSDだけは続伸し、USDCADの上昇が目立つ。

USDJPYは小動きながら、日銀の追加緩和もなく上値は重い。原油価格の下落や米株が一時弱くアジア市場の安値近くとなる119.70円台まで下落するも、米株は持ち直し米金利も上昇へと変化し、120円台を回復し小幅な動きに終始。

EURUSDは上下変動しレンジ相場。独経済指標やクロスのユーロ売りが続き、一時1.1210台まで下落するも、原油価格の下落を契機に1.1260台を回復、結局は1.1210~60台のレンジに終始。

GBPUSDは続伸。弱い英経済指標にも売りは少なく、原油価格の下げにも売りは限定的で、1.5280台を維持しながらGBPクロスの買いが続き、1.53430台まで続伸へ。

AUDUSDは続伸するも0.7230台で頭打ち。アジア・欧州市場では続伸し強さが目立ったが、米株の上昇力は弱く一時値を下げ、原油価格は弱く0.7230台を高値に、0.7200台まで値を下げるも、米株が持ち直し下げ止まり、0.7200~0.7230の狭いレンジに終始。

USDCADは売りから買いへと変化。アジア・欧州市場では続落するも、原油価格の下げに伴い、上昇へと変化し1.3070台へと続伸、カナダドルの弱さが目立つ。

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GER 8月 鉱工業生産=前月比-1.2%(予想0.2% 前回0.7%)、前年比2.3%(予想3.0% 前回0.5→0.8%)→予想外に弱い数字EURUSDの売りが強まる。

GBP 8月 鉱工業生産=前月比1.0(予想0.3% 前回-0.8→-0.7%)、前年比1.9%(予想1.2% 前回0.8%)→ 予想を大幅に上回りGBP買いが強まる。

GBP 8月 製造業生産高=前月比0.5%(予想0.3% 前回-0.8%)、前年比-0.8%(予想-0.1% 前回-0.5%)→ 予想を上回りGBP買いが強まる。

CAD 8月 住宅建設許可=前月比-3.7%(予想0.8% 前回-0.6→0.7%)→ 予想外のマイナスに直後はCAD売りが強まるが続かず。

USD 週間MBA住宅ローン申請指数=25.5%(予想 前回-6.7%)→ 予想外に強い。

OIL EIA石油在庫統計(10月2日)=307.3万バレル(予想220 前回395.5)→ 予想を上回り原油価格は下落48.50ドル台を割り込み、EUR買いが強まる。

USD 消費者信用残高=160.2億ドル(予想190億ドル 前回190.97→189.4億ドル)→ 予想外に少ないがドル相場への影響は見られず。

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米10年債利回り旺盛な需要で、利回りは4月以来の低水準。

英国立経済社会研究所(NIESR)=英第3四半期GDP0.5%と予想、第2四半期0.7%から鈍化へ。

米MBA住宅ローン申請指数(10月2日)=25.5%(予想 前回-6.7%)→ 予想外に強い。

EIA石油在庫統計(10月2日)=307.3万バレル(予想220 前回395.5)→ 予想を上回り原油価格は下落48.50ドル台を割り込み、EUR買いが強まる。

米消費者信用残高=160.2億ドル(予想190億ドル 前回190.97→189.4億ドル)→ 予想外に少ないがドル相場への影響は見られず。

IMF世界金融安定性報告=資産市場の混乱の可能性が世界的に高まっている。米利上げ開始近づき新興市場にリスクが移りつつある。米利上げ開始の前提条件がほぼ整う。

ノルウェー政府=8200億ドル規模の政府系ファンドから一部資金を初めて引き上げる見通し。景気刺激の財源で、予算の赤字穴埋めのため、37億クローネを引き上げる見込み。

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