2015/10/26

2015年10月26日(月曜)欧州・米国市場序盤の動き

2015年10月26日(月曜)欧州・米国市場序盤の動き

週明け欧米の為替市場は、米金利は低下し、ドルロングの調整売りからスタートするも、動きは緩慢で、基調としてドル高の流れは変わらず。

先週は、中国は追加緩和を実施し、ECBは12月にも追加緩和の可能性があり、日銀も追加緩和の可能性を残し、さらに、FRBは12月の利上げ観測がにわかり、ドル高の流れかを受け、週明けの取引が始まった。

先週の強いドル買いから、週明けの為替相場は、米金利は低下し、欧米株価も伸び悩み、ドルロングの売り戻しが強まるも、基調としてのドル買いの流れは変わらず、ドル売りも限定的。

EURUSDは、1.1000をボトムに欧州市場の序盤にかけ、一時1.1050台まで上昇するも、独IFOは予想を予想を上回るも、現況指数は弱く、欧州株がマイナスで推移すると、再び売りへと変化し1.10台へ逆戻り、引き続き上値は重い。

AUDUSDは、0.7200台をボトムに、0.7260台まで買い戻されるも、原油価格は弱くWTIは再び44.20台へ低下し買いも続かず、大枠0.7250~60の狭いレンジで推移。0.7200は引き続き重要なポイント。

USDJPYは、121.50円台を超えられず、取引開始から利食いのドル売りが強まり、株高の流れにも買いは弱く、浜田内閣官房参与の「日銀は追加緩和を見送る可能性」との発言もあり、欧州市場に入ると一時120.70円台まで下落。120.50円の壁を割り込むまでは、ドル買いの流れは変わらず。