2015/10/01

2015年10月1日(木曜)欧州・米国市場序盤の動き

2015年10月1日(木曜)欧州・米国市場序盤の動き

欧州株も強さは見られず、米株は上昇して始まるも、弱い米経済指標にマイナス圏へ。

明日の米雇用統計を意識しているのか、動き難い展開の中で、引き続きAUD+NZD+CADが強く、EURUSD+GBPUSDは前日の安値圏をボトムに下げ止まり、上昇へ。

USDJPYは、今日の日銀短観で、日銀の追加緩和の可能性が強まり、それを意識した円相場も欧州市場まで。逆に短期筋の利食い売りに119.60円台まで続落。そして、米国発の経済指標は総じて弱く、ドル売りの流れが続き、119.50円まで一時値を下げるも、119.50円以下の買いは強い。

EURUSDは、製造業PMIは、仏が強く、独は弱く、ユーロ圏は変わらずでどっちつかずのなかで、21:30時の弱い新期失業保険申請件数を引き金に、上昇へ。米ISMが弱く1.1200台の高値まで一時上昇。

新規失業保険申請件数は27.7万件(予想27.0)、米製造業PMIは53.1(予想51.3)と強いが、米ISM製造業PMIは50.2(予想50.6)と弱く、米建設支出も前月比0.7%(予想0.5)と強いが、前月分は0.7→0.4%へ下方修正。


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BOE=リスクが高まる恐れがあるとして、銀行に損失に備えるための資本拡充を求める可能性がある。

オルセン・ノルウェー中銀総裁=非伝統的な金融政策ツールを講じることは検討しておらず、政策金利をマイナスに引き下げる可能性は非常に低い。

KOF経済研究所=スイスGDP予想を、2015年0.4%→0.9%、2016年1.3%→1.4%に引き上げた。安全資産としてのスイスフランの役割は今春より弱まった。EURCHFは1.10フラン近辺にとどまる見通し。CPIは2015年1.1%低下、2016年0.2%、2017年0.3%に上昇。

キャメロン英首相=早期退任報道を否定。

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