2015/10/22

2015年10月22日(木曜) 昨日21日 海外市場の動き

2015年10月22日(木曜) 昨日21日 海外市場の動き

カナダドル売りがリードするドル買いへ、米金利は低下し主要国の変動率は緩慢、円はクロスを含め小幅上昇。

◎米株は弱く、ダウ平均も終盤に17150ドル台へ下落、ヘルスケア関連が弱い
◎米金利は低下、10年債は2.02%台へ低下、2年債は一時0.60台へ低下
◎原油価格は米原油在庫が予想外の増加し下落、WTIは一時45ドルを割り込む
◎金価格は下落、一時1,165ドルを割り込む
◎ドルインデックは終盤にかけて上昇、DXY95台へ
◎コモディティー価格は低下し、CRBIndex(CRY)は195.58と低下
◎VIXは終盤にかけて上昇、16台へ

USDCADは、注目のカナダ中銀は政策金利0.5%で予想通り据え置くも、成長見通しを下方修正し、カナダドル売りが加速、USDCADは米国市場では1.3010台から1.3130台へ上昇、CADJPYも92.10円台から91.10円台へ下落。

GBPUSDは、一時1.5470台へ上昇するも、カーニーBOE総裁の講演後には、サプライズの内容は感じられないが欧州クロージング時間にかけて1.5410台へ下落。

EURUSDは、1.1330台前半で動けず。今日22日のECB理事会とドラギECB総裁の記者会見待ちで、引き続き1.1300のポイントは維持。

USDJPYは、120円台の上値は重く、CADJPYの売りに影響を受け、一時119.80台まで小幅低下するも、引き続き高値圏で安定推移し、同意は乏しい。

AUDUSDは、コモディティー価格は伸び悩み、原油価格の低下+CADJPYの下落に、上値は重く売りプレッシャーは続くも、0.7200の大台を何とかサポート。

※※※※※※※※※※※※※※※


習近平中国国家主席=鉄鋼生産能力7億トン削減を表明。中国製の安価な鉄鋼製品の英国への輸出批判を弱める。

習近平中国国家主席=中国経済のハードランディングはない。

カーニーBOE総裁(EU離脱の議論で発言)=英国のEU離脱へ向けた国民投票の計画が、実体経済へ与えている影響は確認できない。現在、EU離脱の議論に対して金融政策は影響はないが、影響を監視し、必要なら金融政策を調整する。

カナダ中銀=政策金利0.5%の据え置きを決定、GDP見通しを下方修正、景気は原油安のショックかあ立ち直りつつあり、追加利下げは見送った。 2015年第3四半期GDP1.5→2.5%へ上方修正するも、第4四半期2.5→1.5%、2016年2.3→2.0%、2017年2.6→2.5%へと下方修正し、カナダ売りが強まる。

カナダ中銀=石油関連の投資は2016年20%減少、2017年には落ち着く。設備投資弱く今後数年間にわたりGDPを圧迫。

カナダ中銀=インフレ基調は1.5~1.7%の見通しで変わらず。 コアインフレが2.0%に戻る時期は、3四半期早め、2016年第3四半期へ前倒し、総合インフレの目標達成時期は2017年第1四半期。

※※※※※※※※※※※※※※※