2015/10/01

2015年9月30日(水曜)昨日29日、海外市場の動き 「送信できなかった分を再送いたします」

「送信できなかった分を再送いたします」

2015年9月30日(水曜)昨日29日、海外市場の動き

リスク回避の動きが弱まり、期末要因もあり動き難くレンジ相場へ

欧州株はグレンコア株が大幅上昇し下げ幅を縮小、NYダウは揉みあいながら小幅上昇。米10年債利回りは低下、WTIは上昇、金価格は下落。為替相場は、上下に変動しながらも、大きな動きは見られず。

為替市場は、欧州株は下落幅を縮小、米株も上昇、米金利は相変わらず低下傾向が続くも、原油価格は上昇し、リスク回避の動きが弱まり、AUDUSD+NZDUSDの買い戻しへ。

ドルは、米S&P/ケースシラー総合20は前年比5.0%と前回と変わらず、米消費者信頼感指数は103.0と8年ぶり高水準で、10月のFOMCで利上げ期待は残り、基本ドル高の流れは変わらず。

USDJPYは、リスク回避の動きが弱まり日本株安に一時円高へ動くも、119.20~30の壁は固く、JTの米レイノルズ一部買収の円売りも期待され買い戻され、米株は強く119.30~120.15円の動きを抜け出せず。

EURUSDは、ユーロ圏景況感指数は105.6と4年ぶりの水準へと改善、サービス業信頼感は12.4と大幅改善するも、独HICP消費者物価Iは前年比-0.2%と予想外に弱く8か月ぶりにマイナスへ。

欧州株はグレンコア株が大幅上昇し、下げ幅を縮小し期末要因のEUR買いも見られ、1.1190~1.1270と約100ポイント幅で上下変動するも方向感はみられず。

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メスター・クリーブランド連銀総裁=米経済は利上げを開始するのに十分力強いと確信。金融市場の混乱や金融状況にややひっ迫が見られた。9月利上げ見送りは世界経済をめぐる懸念や、金融市場の混乱によるリスク管理。

グレンコア株価急反発=16.9%の急反発。事業は営業面も財務面でも引き続き堅調で、キャッシュフローはプラスで流動性も十分あり、支払い能力に全く問題はないと表明。

バイトマン独連銀総裁=デフレの脅威は過剰、解消されつつある。ECBは金融政策を決定するにあたり、エネルギー価格の変動による影響を先まで見通す必要がある。原油安は消費者の購買力を高め、景気を押し上げる。

日本たばこ産業(JT)=米レイノルズの米国外でのたばこ事業を現金約6000億円で取得。

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GER 8月 輸入物価指数=前月比-1.5%(予想-1.5% 前回-0.7%)、前年比-3.1%(予想-3.1% 前回-1.7%)→ 予想通り

GBP 8月 BOE 住宅ローン承認件数=71,030件(予想70,000件、前回68,764→69,010件

EUR 9月 景況感指数(経済信頼感)=105.6(予想104.1 前回104.2→104.1)、製造業信頼感=-2.2(予想-3.8 前回-3→-3.7)、サービス業信頼感=12.4(予想10.0 前回10.2→10.1)、業況判断指数=0.34(予想0.22 前回0.21→0.20)、消費者信頼感指数・改定値=-7.1(予想-7.1 前回-7.1)→ 景況感指数は予想を大幅に上回り、4年ぶりの高水準を更新

GBP 9月 CBI流通取引調査(報告済売上高)=49(予想28 前回24)

GER 9月 消費者物価指数・速報値=前月比-0.2%(予想-0.1% 前回0.0%)、前年比0.0%(予想0.1% 前回0.2%)、HICP前月比-0.3%(予想-0.1% 前回0.0%)、前年比-0.2%(予想-0.1% 前回0.1%)→ 予想より低く、EUR売りが強まる

USD S&P/ケースシラー総合20=前年比5.0%(予想5.1% 前回5.0%)

USD 消費者信頼感指数=103.0(予想96.0 前回101.5)→ 予想外に大幅に拡大し8年ぶりの高水準