2019年10月16日（水）23:15時ごろの動き
米中通商協議はひとまず材料にされず、ブレグジットをめぐる動きが支流に。
欧州株は英FTSEの0.7％台の下落を除き、総じて大きな動きは見られず、NYダウは弱含みで推移。米債利回りは弱いがボトムから値を戻し、10年債利回りは1.755％台と前日終値1.771％から低下している。
為替相場の動きは予想外に鈍く、米中通協議も部分合意後の動きは予想外に冷静で、GBPUSDは北アイルランドのプロテスタント強硬派、民主統一党（DUP）が合意案に抵抗しており、交渉は15日夜に進展し16日に再開へ。この結果次第！
GBPUSDは「EUは英国側が動かなければ合意は不可能」との発言直後につけた2656をボトムに、米国市場の序盤では1.2850台まで上昇し高値圏で推移している。
USDJPYは特に言うことはなく、108.56～81のレンジで、積極的な動きは見られず。
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6:45 NZD 第3四半期 消費者物価指数＝前期比0.7％（予想0.6％ 前回0.6％）、前年比1.5％（予想1.4％ 前回1.7％）→ 予想を上回る
8:30 AUD 9月 ウェストパック景気先行
指数＝前月比－0.08％（ 予想 前回－0.28→－0.19％）→ 前回は上方修正され、前回よりマイナス幅が縮小へ。
17:30 GBP ９月 消費者物価指数（HICP）＝前月比0.1％（予想0.2％ 前回0.4％）、前年比1.7％（予想1.9％ 前回1.7％）、コア前年比1.7％（予想1.7％ 前回1.5％）、小売物価指数（RPI）＝前月比－0.2％（予想0.0％ 前回0.8％、前年比2.4％（予想2.7％ 前回2.6％）、RPIX（除く住宅ローン利払い）＝前年比2.4％（予想2.6％ 前回2.6％）→ 予想を下回る
17:30 GBP 9月 卸売物価指数=仕入前年比-2.8％（予想－1.8％ 前回－0.8→－0.9％）、出荷前年比1.2％（予想1.3％ 前回1.6→1.7％）、コア前年比1.7％（予想1.9％ 前回2.0％）
18:00 EUR 9月 消費者物価指数・改定値＝HICP前月比0.2％（予想0.2％ 前回0.2％）、HICP前年比0.8％（予想0.9％ 前回0.9％）、コア前年比（除くエネルギー）1.2％（予想1.2％ 前回1.2％）、コア前年比（除く食品・エネルギー・アルコール・たばこ）＝1.0％（予想 前回1.0％）
18:00 EUR 8月 貿易収
支＝季調前147億ポンド（予想175億ポンド 前回248→175億ユーロ）、季調後203億ドル（予想178億ユーロ 前回190→175億ユーロ）→ 予想を下回る
21:30 USD 9月 小売売上高＝前月比－0.3％（予想03％ 前回0.4→0.6％）、除く自動車前月比－0.1％（予想0.2％ 前回0.0→0.2％）→ 予想外のマイナスへ
21:30 CAD 9月 消費者物価指数＝前月比－0.4％（予想－0.2％ 前回－0.1％）、前年比1.9％（予想2.1％ 前回1.9％）、コア・common前年比1.9％（予想2.1％ 前回1.9→1.8）、コア・median前年比（除く食品・エネルギー）2.2％（予想2.2％ 前回1.9→2.1％）、コア・trim前年比2.1％（予想2.1％ 前回2.0→2.1％）
21:30 CAD 8月 対カナダ証券投資額＝予想前回－11.7億カナダドル
21:30 GBP カーニーBOE総裁（IMFイベントでパネルディスカッションに参加）
23:00 USD 8月 企業在庫＝前月比0％（予想0.2％ 前回0.4→0.3％）
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EU関係者（17～18日のEUサミットで英国のEU離脱成立は悲観的に）（北アイルランドのプロテスタント強硬派、民主統一党（DUP）が合意案に抵抗しており、交渉は15日夜に進展し16日に再開。
◎ＥＵは英国側が動かなければ合意は不可能
◎臨時サミットが必要になると考えている。
GBPUSD一時1.2656の安値を付ける。
FT紙
◎DUP、ジョンソン首相の譲歩を非公式に受け入れと報道◎英保守党政権を閣外協力で支えてきた北アイルランドのプロテスタント強硬派、民主統一党（ＤＵＰ）が合意案に抵抗しているためだ。
