2016/01/03

今週の主な材料(1月4日~8日)

今週の主な材料(1月4日~8日)

謹賀新年

今年は暖かく過ごしやすい年始となりましたが、逆に正月らしくないと感じる2016年の幕開けです。k今年のドル円相場は、昨年の狭い10円幅から抜け出し、日本発の材料で大相場になることができるのでしょうか?

為替市場は、昨年末のクリスマス休暇や年末・年始という、一年で最も閑散な時期も終わり、今週の新年からいきなりスタートダッシュでもするような、経済指標の発表が待ち構えています。

昨年末に見られた、円高傾向+豪ドル高傾向+NZドル高傾向とポンド安傾向、何とか上げ止まっているカナダドル安が、新年の相場ではどのような動きをするのでしょうか? 経済指標の発表を見ながら、その変化を考えてゆく必要がありそうです。

今週は新たな金融政策の発表はありませんが、6日(水)の米貿易収支とFOMC議事録、8日(金)の米雇用統計が、今週のメイン・イベントと考えてもいいでしょう。

今週もそれ以外でも米国発の経済指標は多く予定されています。4日(月)米ISM製造業景況指数、建設支出、6日(水)のADP雇用統計、ISM非製造業景況指数、製造業受注指数、7日(木)の新規失業保険申請件数、8日(金)の卸売在庫など、追加利上げの時期をめぐる思惑に、為替相場が動きやすく、円相場は特に株式相場と連動した値動きが続きそうです。

カナダドルは、原油価格との連動性は変わりそうにありませんが、7日(木)のボロッツ・カナダ中銀総裁講演、8日(金)のカナダ雇用統計は注目しています。

中国関連では、4日(月)の財新製造業PMI、6日(水)の財新総合PMIと、サービス業PMI、8日(金)の貿易収支、9日(土曜)の消費者物価指数と、重要な指標が続いており、豪ドルへの影響は大きいと考えられます。

ユーロ圏・独では、4日(月)の独消費者物価指数、5日(火)の独雇用統計、ユーロ圏消費者物価指数、独小売売上高、6日(水)のユーロ圏各国の総合・サービス業PMI、7日(木)のユーロ圏失業率、景況感指数・業況判断指数、消費者信頼感指数、小売売上高、8日(金)のユーロ圏・独鉱工業生産、ユーロ圏国際収支・小売売上高など、欧州発の材料も多く予定されています。

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1/4(月)          
10:45    CNY 財新製造業PM
18:00    EUR 製造業PMI・確報値
18:30    GBP 製造業PMI
22:00    GER 消費者物価指数・速報値
23:45    USD 製造業PMI・確報値
00:00    USD SM製造業景況指数
00:00    USD 1建設支出

1/5(火)        
17:55    GER 雇用統計
18:30    GBP 建設業PMI
19:00    EUR 消費者物価指数
未定    GER 小売売上高

1/6(水)          
10:45    CNY 1財新総合・サービス業PMI
18:00    EUR 総合PMI
18:30    GBP 総合PMI
22:15    USD ADP全国雇用統
22:30    USD 貿易収支
22:30    CAD 貿易収支
23:45    USD 新総合・サービス業PMI
00:00    USD ISM非製造業景況指数
00:00    USD 製造業受注指数
04:00    USD FOMC議事録(12月15-16日分)

1/7(木)         
09:30    AUD 貿易収支
16:00    GER 製造業受注
19:00    EUR 失業率
19:00    EUR 景況感指数(経済信頼感)・製造業信頼感・サービス業信頼感・業況判断指数・消費者信頼感指数
19:00    EUR 小売売上高
22:30    USD 新規失業保険申請件数

1/8(金)          
09:30    AUD 小売売上高
16:00    EUR 鉱工業生産
16:00    EUR 1国際収支
17:15    GER 鉱工業生産
18:30    GBP 貿易収支
22:30    USD 雇用統計
22:30    CAD 雇用統計
未定    CNY 貿易収支
未定    EUR 小売売上高

1/9(土)          
10:30    CNY 消費者物価指数


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