2015/12/31

2015年12月31日(木曜)昨日30日 海外市場の動き

2015年12月31日(木曜)昨日30日 海外市場の動き

いよいよ本日で2015年も幕を閉じ、明日より2016年がスタートへ。為替市場は平穏無事で動きも乏しく、流れとしてはドル高傾向を維持。今後の円相場の見通しはブル派・ベア派と主張は混在。

過去の教訓では、年末における新年の相場見通しはハズレルことが多い。この可能性は過去のデータから高いが、今年は円相場に関しては、円高予想、円安予想と混在しており、2015年と同じく10円幅の相場と動きが限定される可能性も気になる。

さて、12月30日は、DXYは98.101→98.229と上昇しドル高傾向を維持。米株は低下(NYダウ-117.11)、米10年債利回り上下するも結局は前日とほぼ変わらず(2.3050→2.2925%)、2年債利回りは1.0911→1.0752%へ低下。

WTIは37.87→36.79と低下し、CRBは177.3438→174.8947へと低下、VIXは16.08→17.29へ上昇しリスクが高まる。

米週間石油在庫統計で原油在庫が予想外の増加にも原油価格は極点に下落せず。 米NAR中古住宅販売成約は、前月比-0.9%(予想0.5%)と予想外に悪い結果となったが、相場はあまり反応できず。

USDJPYは、120円台で動けず。120.60円台へ続伸するも、買いも限定的で120.50円近辺で終了。この時期では買い戻しも鈍く、引き続き120円台の動きが続く。

EURUSDは、1.0900のボトムの壁は破れず、大枠1.0910~40の狭いレンジで推移。

GBPUSDは、欧州市場で一時1.4800を割り込み、1.4790台まで値を下げるも買いは厚く買い戻され、大枠1.4795~45のレンジで推移。

AUDUSDは、大枠0.7275~00の狭いレンジで推移。

USDCADは、弱い原油価格に1.3920台まで続伸、弱さが目立つが、終盤にかけては1.3870台へ値を戻す。

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イングベス・スウェーデン中銀総裁=クローナ高はインフレ上昇を阻害。中銀は必要に応じて為替市場に介入する用意がある。

ラガルドIMF専務理事=2016年の世界経済成長は、期待外れに、米利上げ見通しと中国経済の減速は、不確実性を高め、世界中で経済の脆弱性のリスクを拡大。

ラガルドIMF専務理事=米国とおそらく英国を除く先進国の大半は引き続き緩和的な金融政策が必要となるだろう。

プエルトリコ債務不履行=1月1日期限の3700万ドルの返済について、一部が不履行となることをプエルトリコ政府が表明。

IMFが第3四半期の外貨準備統計(COFER)=外貨準備に占める割合は、ドル、ポンドは増加、円、ユーロ、カナダドルは減少。

米週間石油在庫統計は、262.9万バレル(予想-250万バレル 前回-587.7万バレル)と、原油在庫が予想外に増加。

ナイミ・サウジ石油相=原油生産を制限する意向はない。

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