2015/12/22

2015年12月22日(火曜)昨日21日 海外市場の動き

2015年12月22日(火曜)昨日21日 海外市場の動き

クリスマス休暇を直前に控えた、週明け月曜日の海外市場は、米経済指標は弱く、逆に、ユーロ圏経済指標は強く、ドル安へ。

JPY+EUR+AUD+NZDは上昇、逆に、GBP+CADは弱い。米金利は低下、米株も上昇幅を縮小し、WTIは一時34ドルを割り込むも前日終値近くへ値を戻す。

数少ない経済指標では、米シカゴ連銀全米活動指数(22:30)=-0.30(前回-0.04→-0.17)と弱くドル売りへ傾き、ユーロ圏消費者信頼感指数・速報値(00:00)=-5.7(予想-5.85)と予想より改善へと動き、EUR買いが強まる。

EURUSDは、1.0850台を維持し1.09台へ上昇。スペイン総選挙の結果を受け、連立協議難航濃厚に政局の不透明感が高まるがEURUSDは1.0850で下げ止まり、欧米市場では上昇し1.09台を確りと維持。弱い米シカゴ連銀全米活動指数に米い金利は低下+強いユーロ圏消費者信頼感指数に1.0900台を超えて一時1.0930台まで上昇。

USDJPYは、前週の円高の流れは止まらず。オプション市場でもクリスマス休暇を前に円コールの買いも弱まりるが、121.50円のポイントを超えられず、円買いの流れが続く。弱い米シカゴ連銀全米活動指数に121.20を割り込み、午前1時には売りが加速し一時120.80台まで値を下げる。戻りも121.10円台で上値も重い。

AUDUSDは、0.7150台をボトムに下げ止まり上昇するも、狭いレンジ内での動きにとどまる。アジア・欧州・米国市場と、0.7150をボトムに下げ止まり弱い米経済指標に0.7200近くまで上昇するも、大枠0.7150~0.7200の50ポイントのレンジで推移、動きは緩慢。

USDCADは、原油価格の動きに連動し上昇から値を上げる。1.3910台をボトムに米経済指標にもドル売りは限定的で、原油安の動きに連動し一時1.3990台まで上昇するも、原油価格が上昇すると、1.3950まで値を下げる。