2015/12/11

2015年12月11日(金曜)アジア・欧州市場序盤の動き

2015年12月11日(金曜)アジア・欧州市場序盤の動き

週末金曜日のアジア市場の為替相場は、米金利は低下し、EURUSDは1.10を再度試す動きへ、GBPUSDも1.5150を超えて上昇、USDJPYは122.20台でようやく上げ止まり、逆に円高へと変化している。

原油価格の下落は止まらず、資源国通貨は弱く、特に昨日はZARの急落がその流れに追い打ちを与え、リスク回避へと動き、AUDUSDの下落だけが目立って見える。

日経平均株価は0.97%上昇、逆に、上海総合は0.61%低下、WTIは相変わらず弱く36ドル台で推移し、NZDUSDは上昇するも、AUDUSDの上値は重く、上昇とは程遠い値動きとなっている。

日々変わる動きも、来週のFOMCをにらみ、激しいポジション調整と、原油価格の下落が新たな不安を作り出しているように思えてならない。その中で、オプション市場では、円コールオーバーなようで、円高の動きに対応した動きが続いている。