2015/12/15

2015年12月15日(火曜)欧州・米国市場序盤の動き

2015年12月15日(火曜)欧州・米国市場序盤の動き

明日のFOMCを前にして、どうも積極的な動きは見られず、流れはドル買い。

米CPIは前年比は前回より上昇するも、予想通りでサプライズもなく、NY連銀製造業景気指数も予想よりマイナス幅は低下し、第一関門を突破。明日の米利上げがほぼ間違いなしとのムードは満点。

米金利の上昇に、ドルは全面高で、一人堅調だったNZDUSDも上昇から一変して低下、原油価格が上昇から低下へと変化する動きに、USDCADも低下から上昇へと変化。

WTIは一時37台まで上昇するも、米金利の上昇に36ドル台前半に低下。欧州株は強く米株先物は上昇、10年債利回りは2.29%近くへ上昇し、ドル買いの材料となっている。


USDJPYは、120.60円近辺をボトムに121円台を回復、ドル全面高の流れに底堅さが感じられる。

EURUSDは、1.1000の大台を割り込み1.0970割れまで続落。米国市場序盤の高値1.1060近辺の高値から100pips近くの下げとなる。

GBPUSDは、英CPIやPPIにも動きは鈍く、1.5130~70の40pips1の範囲で上下に変動。

AUDUSDは、米金利の上昇の影響が強く、0.7240割れ以下の買いがサポートしていたが、0.7210台まで小幅下落。


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BOEの委託調査=BOEが利上げしても消費に大きな影響与えず。

中国政府シンクタンク・エコノミスト=FRBの利上げは人民元にとってマイナス要因で、人民元の段階的な下落を容認するのが適切。

中国政府内部関係者=人民銀行は人民元の対ドル相場の急落は望んではいないが、穏やかな下落は容認している。

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