2015/12/04

2015年12月4日(金曜)アジア市場が終えて思うこと!

2015年12月4日(金曜)アジア市場が終えて思うこと!

ECBがこれ以上追加緩和しないと言っても、FRBが利上げを躊躇するものではない。オールキャスターは膨らみ過ぎたEURのショート・ポジションを今回のECB追加緩和=EUR売りの局面でクローズしようとしていたのでは?

それが、蓋を開けてみれば激しいEUR高へ、それも三連発に、我先に巻き戻し(利食い+損切)を強めた結果ではないだろうか?

今日は週末の金曜日で、米雇用統計の発表を控えている。本来なら16日のFOMC前は今週のメインイベントになるはずだったが!!

昨日のEURUSDが500ポイント近い急騰を見せつけられたら、EURJPYが4.4円近い上昇をみせつけられたら、また、USDJPYが1.2円近い急落を見せつけられた、どのような思考になるのだろうか?

IF、米雇用統計が悪ければ、ドル売りが強まことになることになろう。かと言って、今回の数字が悪くとも、FOMCでは歴史的な利上げ開始を躊躇することもなさそうである。

そうすれば、米雇用統計後のドル売りは来週以降のドル買の狙い目となることも考えられる。

IF、米雇用統計が強ければ、ドル買が強まることになろう。しかし、昨日のEURUSDの上昇がリードする激しいドル売りに強制的なストップを入れなかった、市場参加者は一体どうするのであろうか?

ドルが上昇したら、賺さずドルロングのポイションをクローズする動きも予想できる。

そう考えれば、為替相場はまだまだ乱高下しそうでもある。

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USDJPYは、122.00~20円は相変わらず堅固で、それをボトムに買を続けたい。

EURUSDは、1.1000のビックフィギアーはそう簡単に超えられるのか? 疑問である。1.07台がないとも思えない。

続伸を続けていた、AUDUSD+NZDUSDはややブレーキ。ただ、上昇トレンドを変えるような水準でもなく、AUDUSD0.7450、NZDUSD0.69台は夢でもなさそうな雰囲気!?

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日本株は-435.42と大幅下落し、上海総合は-1.67%下落、USDJPYの上値を重くしている。

ドイツ連銀=インフォれ率の見通しを引き下げ、成長は変わらず。インフレ率見通し、2015年0.5%→0.2%、2016年1.8%→1.1%。2017年2.0%→2.0-%。成長率見通し、2015年1.7%→1.7%、2016年1.8%→1.8%、2017年1.7%で変わらず。

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