2015年10月12日（土曜）昨日11日、海外市場の動き
週末金曜日の海外市場は、リスク回避の動きが強まる。
人民元安は止まらず、中国・新興市場国株を含め世界的に株価は下落＋商品価格の続落傾向は止まらず。リスク回避＋円ショートカバーに、円高傾向は止まらず。
香港株（HKハンセン指数）＋新興市場国株（MSCI新興国株価指数）は過去3週間（15営業日）で13日下落。欧州株（EURUSTOXX）＋豪州株（豪S&P/ASX200）＋は過去2週間（10営業日）で8日下落、日経平均株価＋NYダウは7日下落。
米株は上昇（NYダウ－309.54ドル）と大幅下落、米金利は低下（10年＝2.2305→2.1270％）、原油価格は続落（WTI＝36.63→35.30）、DXYはEURUSDの上昇に99.795→97.624と下落、CRBは177.028→174.8561と商品価格の下落は止まらず、VIXは19.34→24.39と上昇し変動リスクが高まる。
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USDJPYは、世界的的な株安＋米金利の低下＋新興市場国へのリスクが高まり、その回避の動きと円ショートカバーに、円高傾向は止まらず。一時120.50台まで続落しようやく下げ止まる。
USDEURは、新興国売りのヘッジとして買いが続き、GBPUSDの上昇がリードするドル売りにオプションカット前に一時1.1030まで上昇、1.10台を維持できなかったが、引き続き高値圏で推移。
GBPUSDは、欧米市場ではドル売りをリード。EURGBPの売り戻しもあるのか、23:00時から買いが強まり、オプションカットでは1.5220台へ上昇。1.52台を維持し強さが目立ったが、終了間際に売りが強まる。
AUDUSDは、弱い商品価格＋原油安＋中国人民元安＋株安の影響を受け、0.7200の水準を割り込み0.7180台まで続落。
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