2015/12/01

2015年12月1日(火)欧州・米国市場序盤の動き

2015年12月1日(火)欧州・米国市場序盤の動き

3日のECB理事会、4日の米雇用統計の2大イベントを前に、目の前の材料は気になるも、確りとしたトレンドを作ることは難しい。

その中で、カナダGDPの前月比は予想外のマイナスにUSDCADは1.3320→1.3390台へ、EURJPYは92.45→91.80台へと低下。そして、中国人民元のSDR構成通貨に決定、経済の安定がAUD+NZDの強さが目立ち、USDJPYは123円台を維持。

米金利は上昇、欧州株は上小幅低下(EURO STOXX50-0.02%)、米株先物は上昇、WTIは42ドル台から再び41.50ドル台へ低下、

EURUSDは、独・ユーロ圏の失業率は改善、1.06台を回復。最近は予想を上回る指標が多いが、3日のECB追加緩和の期待感は変わらず、戻り売りの流れはECBの結果判明まで続きそうである。

GBPUSDは、1.50台は維持できるも、GBPの買い戻しは相変わらず弱い。

USDJPYは、WSJ紙がGPIFが対ユーロの少額の為替ヘッジを始めたとの報道に、一時122.60円台まで値を下げるも、EURJPYを含め、円は他の主要通貨でも弱い。