2015/12/17

2015年12月17日(木曜)欧州・米国市場序盤の動き

2015年12月17日(木曜)欧州・米国市場序盤の動き

FOMCが利上げを決定した後の欧米市場は、材料出尽くし感が強いのか、世界的な株高の中で為替相場の動きは鈍かったが、米現物株の取引き開始前に、結局はドル高へと変化。

WTIは35ドル台で推移、欧州株は大幅上昇(EUROSTOXX50+2.78%)、米金利は低下し、米株先物は小幅上昇へ。

USDCADは、原油価格は低水準で推移し、カナダ売りの流れは止まらず1.3840台まで続伸。原油価格は下げ止まり小幅上昇するも、米株のスタート直前から1.3880まで再上昇へ。

AUDUSDは、FOMC直後の安値を割り込み売りの流れが続き、アジア市場+欧米市場でも0.71609台をボトムに何とか下げ止まっていたが、米株式市場が取引を開始する直前から底値を割り込み0.7140台へと再度下落。

USDJPYは、日本株高や貿易赤字額が減少など、強弱混在の中で、122.20~122.60台のレンジから上値を超え122.70円台へ続伸。ドル買いの流れは変わらず。

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独IFO景気動向指数は108.7(予想109.0)と若干弱い、
英小売売上高は前月比1.7%(予想0.5%)と予想外に上昇、
米第3四半期の経常収支は-1249億ドル(予想-1189億ドル)と悪化へ
米新規失業保険申請件数は27.1万件(予想27.5万件)と改善へ
米フィラデルフィア連銀景況感指数は-5.9(予想1.0)と予想外に悪化

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