2015/12/12

2015年12日12日(土曜) 最新のIMMポジション(12月8日集計分)から

2015年12日12日(土曜) 最新のIMMポジション(12月8日集計分)から

IMMのデータは毎週火曜日時点のポジションを集計し、今回は12月8日となる。

前週のECB理事会の追加緩和後から始まったEURとJPYの上昇は、FOMCを前に控えて、人民元安、株安、資源価格の下落によるリスク回避の流れも要因の一つ。 結果、FOMCを待たずに膨らんだショートポジションの巻き戻しを引き起こしていた。

スポット市場では、AUD+CADの下落が目立ったが、8日のIMM集計日では、AUDは逆にネットで買いが増加し、その後のショートが激しかったことが推測できる。また、カナダドルは止まらぬ原油価格の下落と、消えない追加緩和の思惑も影響している。

7通貨(円、ユーロ、ポンド、スイスフラン、カナダドル、豪ドル、NZドル)のネット・ショートのコントラクトは、12月1日の週が-391,664、8日の週が-354,659とショートが37,005コントラクト減少していた。

通貨別でみると、
円は-74,901→-68,050(+6,851)と円買いへ
ユーロは-182,845→-172,331(+10,514)とユーロ買いへ、
ポンドは-28,258→-23,902(+4,356)とポンド買いへ
スイスは-24,789→-25,540(-751)とスイスフラン売りへ
カナダドルは-38,980→-40,138(-1,158)とカナダドル売りへ
豪ドルは-46,648→-33,579(+13,069)と豪ドル買いへ、
NZドルは4,757→8,881(+4,124)と買いへと動いへ

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