2015/12/07

2015年12月7日(月曜)欧州・米国市場序盤の動き

2015年12月7日(月曜)欧州・米国市場序盤の動き

発言・発表の少ない7日の週明け月曜。為替市場はドル全面高!

欧州株は上昇、EURUSTOXX50は1.76%上昇、WTIは相変わらず軟調で一時39.20を割り込む。米株先物は軟調に推移し、米金利は前日とほぼ変わらず。

16日のFOMCで利上げを期待し、過大に積み上がったドルロングポジションは、先週のEURUSDの上昇を引き金に大幅に減少。

週が変わり冷静に考えれば、やっぱりドル買いしかないとの思いなのか、USDJPYは上昇し123.50円を試す動きへ、EURUSDは1.0800まで続落、AUDUSDは0.7270台まで続落、NZDUSDは0.6640台まで続落、USDCADは1.3480まで続伸。

特に、独鉱工業生産は予想を下回り、ユーロ圏センティックス投資家信頼感は弱く、EUR売りに拍車がかかっているが、EURUSD1.0800で下げ止まり何とか重要なポイントは維持。

NZDUSDは、10日にNZ中銀は政策金利を引き下げるとの予想が多く、弱含みで推移。

USDCADは、原油価格の下落に加え、弱い成長と低インフレが続き、弱さが目立つ。

肝心のUSDJPYだが、123.50円前にして上昇力も足踏み状態。円クロスでは円高傾向が強く、その分、USDJPYの買いの流れを弱めている。