2015/12/09

2015年12月9日(水曜)昨日8日、海外指標の動き



2015年12月9日(水曜)昨日8日、海外指標の動き


米国市場ではドル買いも弱まる通貨間で動きは異なるが、EURUSDは上昇+AUDUSDは下落の
基調は変わらず。USDJPYは122.70円台で下げ止まる。
原油価格(WTI)は36ドル台でようやく下げ止まり37.50近辺で推移、株安の流れは止まら
ず、NYダウは-160ドル近く値を下げる。米金利は上下変動しながらも前日と変わらず。
DXYは98.655→98.40台と下落して推移、VIXは15.84→17.30近辺と変動が高まる。
米JOLT労働調査は、538.3万件と予想に届かず、米3年債入札は、最高落札利回りが1.255
%(予想1.263%)で、応札倍率は3.14倍(前回2.82倍)と弱い。



USDJPYは、株安と予想を上回るGDPにJPYショートのポジション調整が強まる。USDJPYは下
落し円高へ、クロスでも円高傾向が続き、122.70円台まで下落。午前零時のオプションカ
ットで下げ止まり、123円台を回復するも力強さは感じられず。


EURUSDは、ECBの緩和に材料出尽くし感や、追加緩和の期待感が弱まり、EURUSDは強く、
1.0800をボトムに1.0900直前まで一時上昇。欧米市場では1.09台を二度試し超えられず、
大枠1.0870~00のレンジで推移。底値では解消できないEURショートの買い戻し、上値で
はFOMCの利上げ期待を意識したEUR売りに挟まれた値動きへ。


GBPUSDは、欧州市場の1.4950台をボトムに、米金利をみながら1.5010まで値を戻すも上値
は重い。早期利上げ期待が弱まり、EURGBPの売りに再び1.50を割り込みGBPの弱さが目立
つ。
AUDUSDは、商品価格の低迷を受け、欧米市場の0.7180台をボトムに0.7230近くまで値を戻
も、上値は重い。



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米3年債入札=最高落札利回りが1.255%(予想1.263%)で、応札倍率は3.14倍(前回
2.82倍)と弱い。
ボロッツ・カナダ中銀総裁=正当化されればマイナス金利も可能。政策金利は理論的に-
0.5%まで可能。現時点で非伝統的措置は必要ない。非資源部門は盛り返している。
ISMは2016年米企業の見通しを発表=製造業の売上高、前年比4.1%、設備投資1.0%、サ
ービス業の売上高、3.2%、設備投資7.5%。
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