2015/12/08

2015年12月8日(火曜)アジア・欧州市場序盤の動き

2015年12月8日(火曜)アジア・欧州市場序盤の動き

これからの、英鉱工業生産も注目!

日本のGDP二次速報値は強い結果となった。しかし、前日の米株低下の影響もあり、日本株は弱く、中国株+アジア株全体に弱く、USDJPYは123円近辺まで下落し、クロスでも円買いの流れが続いた。

USDCADは、WTIはやや値を戻すも37ドル台で推移し弱く、1.3500~20を超え、長期のCAD安トレンドが続き、CAD売りの流れに変化は見られず。

EURUSDは、1.0800をベースに底堅く、1.0880台まで上昇。反面、GBPUSDは、弱いハリファックス住宅価格の影響もあり、EURGBPが0.7235近くまで上昇する中で、1.5025近くまで下落。GBPJPYはついに185円を割り込み続落へ。

AUDUSDは、中国貿易収支の輸出はマイナス幅が拡大、輸入は予想よりマイナス幅が縮小へ。NAB企業景況感指数は前月と変わらず、企業信頼感指数強く、0.7260近辺で安定数位するも、株安と商品価格安。

なぜか? AUDNZDの売りが急速に強まり、0.7250を割り込み売りが加速し、0.7200台まで値を下げ、AUDJPYっも88.70台へと大きく値を下げている。


※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※

コマツ社長=米国の建機需要は歴史的に2番目の強さ。米国の住宅着工件数や個人消費は底堅く、米利上げによる建機需要への影響は軽微と予測。


※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※

6:45    NZD 第3四半期 製造業売上高=前期比3.5%(予想 前回0.0%)

8:50    JPY 第3四半期 GDP・二次速報=前期比0.3%(予想0.0% 前回-0.2%)、前期年率1.0%(予想0.2% 前回-0.8%)、名目GDP=前期比0.4%(予想0.2% 前回0.0%)、GDPデフレーター=前年比1.8%(予想2.0% 前回2.0%)→ 予想と前回を上回り円高が強まる

8:50    JPY 10月 国際収支: 経常収支=1兆4937億円(予想1兆5350円 前回1兆4684億円)、貿易収支=2002億円(2023億円、前回823億円)→ ほぼ予想通り

9:30    AUD 11月 NAB企業景況感指数=10(予想 前回9→10)、企業信頼感指数=5(予想 前回2→3)

11:00    CNY 11月 貿易収支=541.03億ドル(予想633億ドル 前回616.4億ドル)、輸出高=前年比-6.8%(予想-5.0% 前回-6.9%)、輸入高=前年比-8.7%(予想-12.6% 前回-18.8%)→ 輸出はマイナス幅が拡大、輸入は予想よりマイナス幅が縮小へ

17:00    GBP 11月 ハリファックス住宅価格=前月比-0.2%(予想0.2% 前回1.1%)、3ヵ月・3ヵ月前年比=9.0%(予想9.5% 前回9.7%)→ 予想を下回りGBP売りが強まる


※※※※※※※※※※※※※※※※