2015/12/30

2015年12月30日(水曜)昨日29日 海外市場の動き

2015年12月30日(水曜)昨日29日 海外市場の動き

2015年も残りあと2日。「米金利+米株+原油=上昇へ」、「AUD+CAD=上昇へ」、「GBP+EUR=下落へ」、「JPY=優柔不断で動かず」

ダウ平均株価は192.71ドル(1.1%)上昇へ、米10年債利回りは2.3%台へ、2年債は一時1.099%と金利の上昇が目立つ。原油価格は上昇しWTIは一時37.82へ上昇。欧州株+独金利も上昇へ。

DXYは97.919→98.156とドル高へと動き、CRBは174.4632→177.3438と上昇、VIXは16.91→16.20とほぼ変わらず。

米経済指標は強く、S&P/ケース・シラー総合20は前月比0.84%(予想0.55%)、CB消費者信頼感指数は96.5(予想93.5)と、予想を大幅に上回り、米株高+米金利上昇につながる。


USDJPYは、レンジ相場を抜け出せず。米金利上昇+欧米株価上昇+原油価格の上昇にも、120.20~30円をボトムに、120.50円をトップにレンジ相場を抜け出せず。

EURUSDは、続落するも1.09~1.10のレンジを抜け出せず。欧州序盤の1.0990台を高値に1.1000またしても達成できず、強い米経済指標+原油・商品価格の上昇にEUR売りが強く、ロンドンフィキシングの1.0900を安値に、相変わらず1.09~1.10のレンジへ。

GBPUSDは、続落し一時1.48を割り込む。欧州序盤の1.4910台を高値に原油価格の上昇にも売りは止まらず。強い米経済指標に1.4800を割り込み、ロンドンフィキシング1.4780台を安値に下げ止まる。1.4800を中心に売り買いの攻防が続き、何とか下げ止まるも1.4830台まで戻らず。

AUDUSDは、続伸し一時0.73台を達成。欧州市場では0.7280で上げ止まるも、米国市場に入り商品・原油価格の上昇に0.73台を達成、0.7290をボトムに高値圏で推移。

USDCADは、続落し一時1.3210台へとカナダドル高へ。原油価格連動の相場は変わらず。原油価格の上昇に1.3940近辺から1.3810台まで続落し、資源国通貨でドル売りの流れをリード。