2015/12/24

2015年12月24日(木曜)アジア市場の動き

2015年12月24日(木曜)アジア市場の動き

今日は、クリスマスイブで、英国、フランス、米国では、株式・債券市場は短縮取引となり、今日のNY市場の後半は取引が閑散になる可能性が高くなる。

取引が閑散となることで、目先の材料や年末要因に動く可能性は高く、トレンドが出るには、テクニカルポイントをブレークするところまで変動することができるが重要なっている。

アジア市場は、日経平均株価は弱く0.51%下落、今日は中国株も値を下げている。WTIは37ドル台へ続伸。

為替市場はドル安の流れが続く。
USDJPYは、続落。実需の売りや株安の影響に、120.80円を割り込み22日の安値120.72円を割り込み、120.50円まで続落し、重要なポイントに差し掛かっている。

EUUSDは、1.0940台まで上昇するも上げ止まる。1.0800をベースにして下げ止まり、今度は1.0900を新たなベースに株安=安全資産のEUR買いに底堅く、1.0940台へ上昇。

AUDUSDは、続伸。0.7230台をベースに0.7260台まで続伸。


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黒田日銀総裁=物価の基調は着実に改善している。日本経済は2%の物価安定目標実現に向けた道筋をしっかりたどっている。所得増に裏打ちされた物価上昇でなければ、2%を安定的に実現することできない

黒田日銀総裁=QQEのもとで、日本経済のトレンドは明確に変化した。日本経済、レジームチェンジを実現しつつある。物価上昇の背景、企業・家計の物価観の変化がある。

黒田日銀総裁=先週の措置、資産買い入れを一層円滑に進めることを可能にする。先行き量的・質的金融緩和をしっかりと継続し、必要と判断した場合に調整することができるようになる。

安倍首相=日本経済、デフレ脱却にあと一息まできた。いい流れ加速するには3巡目の賃上げと設備投資にかかっている。

日銀金融政策決定会合議事録=必要があれば躊躇なく政策の調整を行うべきであるとの認識を共有。景気は緩やかな回復を続けているとの見方を共有。一頃の投資家のリスク回避姿勢は幾分後退しており、総じて落ち着いた動きとなっているとの見方を共有。

日銀金融政策決定会合議事録=当面物価0%程度で推移するとの見方で一致。物価の基調は着実に高まり、2%に向けて上昇率を高めていくとの見方を共有。

菅房長官=日本銀行は今後も経済情勢に応じて対応策ができるようになっている。。国債買い入れ額の膨張で限界説も出ている現在の金融緩和の持続性について悲観的にはまったく考えてない。