2015/12/22

【太田二郎のFXストラテジー】今日のFXストラテジーの考え方

【太田二郎のFXストラテジー】今日のFXストラテジーの考え方


12月22日 (火)22:30    米第3四半期GDP(取引通貨ペア USDJPY)

明日23日は、天皇誕生日で日本は休日となり、24日にはクリスマスイブ、25日はクリスマスと、市場参加者は急減し、大きなイベントもありません。

そのため、為替相場も大きな変動は期待できにくいのですが、本日22日と23日には、米国発の指標も控えており、ある程度の変動は見込めそうです。

USDJPYは、120.80円近辺をボトムに、121.50円を超えられず、引き続き上値の重い展開となっています。121.70~80円を上回ってくるとドル買いの流れが期待できますが、この時期では大幅な変動も期待できそうにありません。

逆に、120.50~80円の買い意欲は強く、120円割れると投機筋のストップも多くなりそうです。

さて、今日の取引ですが、、121.00~121.50円をコアにして、120.80~120.80を大きなレンジと考えます。発表直前の水準を意識しながら、これらのレンジ内での取引を考えたいと思います。


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今回の米GDPは第3四半期の確報値で、前期比年率の予想は1.9%と前回の2.1%から下方修正が見込まれています。個人消費も2.9%と前回3.0%から下方修正が見込まれていますが、PCE価格指数1.3%、コアPCE価格指数1.3%と、共に同水準が見込まれています。

過去34回のデータでは、予想と実際との差は、前期比年率で最大1.2%、平均0.4%となっており、過去26回のデータでは、USDJPYの取引で発表直後15分間の変動では、最大59pips、平均24pips、直近5回に限定すると26pipsと、大きな変化は期待できそうにありません。

そのため、直前の水準から上下のテクニカルポイントをみならが、売り買いを考えたいと思います。