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今回のドラギECB総裁の記者会見は、全世界の市場参加者が見守る重要な理事会となっています。
事前に発表される、21:45時のECB理事会の結果を受けた記者会見のため、ECBの金融政策の変更の有無はすでに周知となっているはずです。
市場は、ECBは預金金利を-0.2%→-0.3%への引き下げ(少数は-0.4%)予想しています。
また、QEの期限となる2016年9月を、場合によっては6か月~1年間延長をも決定するのでしょうか?
その有無によっても市場に与えるインパクトは変わってきます。
実際はどうなるのでしょうか? 予想通り、または、予想外になった場合に、ドラギECB総裁はどのような発言をするのでしょうか?
Dailyチャートでは、123.50円超えの上値は重く上げ止まっていますが、底値は徐々に切り上がり、124円台が安定してくるようでしたら、6月の高値となります126円が目に迫ってくることでしょう。
短期的には、直近の高値123.65円台が、中期線の123.05円を安値に、123.05~65円のレンジに入っていますが、遅かれ早かれこのレンジを抜け出すことが予想されます。
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過去14回のデータでは、ドラギECB総裁の記者会見で、直後15分間の変動を見ると最大130.6pips、平均でも54.8pipsと大きなものがあります。直近の過去5回でも、平均46.7pipsの変動となっています。